サイズに関する質問の回答の仕方。(第276回)

※2014/9/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日明後日で大阪に行ってきます。

すっかりお馴染みのコンサル大阪出張は、
もう今年何回目か分からないくらいです笑

(たぶん7、8回くらい…。)

さて、現在BUYMAでは、
10万円以上の商品を対象として、
6,000円OFFのクーポンを発行しています。

冬物はアウターを中心にけっこう値が張る物が多いので、
これはかなりインパクトのあるキャンペーンですね。

もちろん、各ブランド定番のバッグなどの
高額商品についても使ってもらいたいところですが。

10万以上の人気商品を出品している方は、
ぜひ「出品者からのお知らせ」や
「パーソナルショッパー(PS)ポスト」を利用して、
少しでも多くのお客さんにアプローチしましょう。

劇的な効果は見込めませんが、
やらないよりは絶対にマシです^^

さてさて、ここからが本題です。

意外なことに、これまでメルマガで
ちゃんと取り上げてなかった基礎的な話題をひとつ。

最近コンサル生や読者さんからのメールで

「サイズについての質問をされたときはどうすれば…」

という質問を立て続けにいただきました。

確かに、洋服や靴などサイズがある商品は、
手元に在庫がない限りは、サイズについて
詳しく説明してあげられないような気がします。

ただ、実際手元に在庫があったところで、
お客さんに履いてもらえないことには変わりないので、
「自分の手元にあるかどうか」というのは、
実はさほど重要なポイントではありません。

(もちろん、あらかじめ在庫にしているものは、
一度履いてもらってサイズが合わなければ返品
という選択をしやすいということはあるでしょうが、
それも本質的にはあまり意味のない仮定です。)

結局、お客さんには、
言葉でサイズ感を説明するしかないわけです。

その際にまず参考になるのは、
他のPSさんの商品ページでしょう。

自分が質問されたものをまったく同じ商品ではなくても、
同じブランドの同じカテゴリ(パンプス、サンダルなど)であれば、
おおよそそのサイズ感というのは変わらないはずです。

そういう近しい商品も含めて、
他のPSさんの「お問い合わせ」や、
あるいは「着レポ」をチェックすると、
回答すべき内容が見えてくることが多いです。

あと参考になるのは、
在庫を持って販売しているショップを参考にする、
もしくはそこに質問をするという方法です。

これは在庫を持っているなら、BUYMAのPSでもいいですし、
楽天ショップや、そのブランドの国内店舗でもいいでしょう。

もちろん、買い付け先に問い合わせするのも、
選択肢のうちの一つです。

探したり確認したりするのに
ちょっと手間は掛かりますが、
参考になる情報が得られる可能性は高いです。

他にもケースバイケースで
調べる方法はいろいろありますが、
調べつくしてどうしても分からないというときに、
「分かりません」と言って、
受注しない勇気を持つのも重要だと思います。

特に、神経質そうなお客さんの場合は、
その選択も視野に入れながらやりとりをしたほうがいいですね。

無理矢理納得してもらって、
いざ商品が届いてからトラブルになるのは、
あまりいい成果とはいえないでしょう。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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ちゃんとした買い付け先だと、こう説明する。(第275回)

※2014/9/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

朝から慌てて歯医者に行ったら、
「予約は昨日ですね…^^;」と言われ、
自分の間抜けぶりに打ちひしがれました。

時間は確認したんですが、
まさか日付をまるっと間違えるとは…!

さて、昨日は、
「レシートを付けて欲しい」とお客さんに言われたとき、
ただ値段を塗りつぶした明細のコピーを付けるのではなく、

「そのショップはちゃんとしたところだ」という、
お客さんが本当に求めていることをちゃんと考えて、

そのショップの説明も添えましょうという話をしました。

そうは言っても、
どう説明していいか悩ましいかもしれないので、
今日はそのちょっとしたヒントになる話を。

例えば、アメリカの大手デパート、
NordstromやNeiman Marcusくらいの有名店なら、
Wikipediaのリンクでも貼れば問題ないでしょう。

実際に検索していただきたいのですが、
日本語のwikiでもけっこう詳しく書かれています。

では他の納得してもらうための材料としては
どんなものが考えられるでしょうか?

例えば、net-a-porterなどの、
大手のオンラインショップの場合は、
それについて書かれた、
有名なファッション誌の記事なども使えます。

例えば、VOGUEやELLEなどの、
世界的に有名なファッション誌の記事のリンクを貼り、
「このショップはVOGUEでも取り上げられている」と伝えれば、
納得してもらえる可能性は高いです。

「虎の威を借る狐」ではないですが、
信用のある権威(有名ファッション誌)を利用して、
対象のショップも信用できるよと言うわけです。

もっと小規模で実店舗も持ちながら運営している、
世界各国のセレクトショップの場合は、
そのショップが実店舗を構えていることを伝えたり、
なんならストリートビューで外観が確認できれば、
その画像のキャプチャを送ってもいいかもしれません。

このへんは、我々が
信用できるショップかを確認するときに
チェックするポイントと同じですね。

ちょっと面倒臭いですが、
こういう心配をするお客さんは、
全体の割合から考えれば多くはありません。

こういうお客さんばかりだと、
ここまで手をかけるのはしんどいですが、
そうでないならばこのくらい説明してあげたほうが親切ですし
トラブルも起きにくいのでお互いにメリットがありますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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「レシートを付けて」と言われたら。(第274回)

※2014/9/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

今週はなんだかバタバタしてしまって、
気付いたらメルマガをだいぶサボってしまいました…。

「めちゃくちゃ忙しい」というわけじゃないのですが、
ちょっとイレギュラーなことでリズムが崩れると、
とりわけ毎日継続していることが疎かになりがちです。

反省反省。

さて、結局ドルに続いて、
ユーロもポンドもかなり高くなってしまいましたね。

(ポンドはスコットランドの件があるので、
明日以降またどうなるか分かりませんが)

とは言え、もうすぐセールシーズンですし、
そのあとは来年の国内定価の値上げの時期なので、
その頃には変動も落ち着いて、気付いてみたら、
あんまり関係なかったなとなりそうな気もします。

いずれにせよ、予測しても仕方ないですし、
まして我々の力が及ぶことなど何もありませんから、
今の状況で戦える場所を見つけて売っていくだけですね。

さて、先日コンサル生が、お客さんから

「商品と一緒にレシートを付けて欲しい」

という要望をいただいたそうです。

しょっちゅう、というほどではないにせよ、
「正規品の証明」として、たまに
レシートを求めるお客さんはいらっしゃいますね。

まず、こういう場合、
私は価格の部分を塗りつぶしたコピーを、
商品と一緒に入れてお送りします。

もちろん、海外のオンラインで購入した場合、
感熱紙に印字された、いわゆる「レシート」は
付いていないことがほとんどなので、
A4の紙とかに印刷されている購入明細みたいなやつを
コピーして送っているわけです。

このとき、価格を隠したところで、
当然購入したショップは分かってしまうので、
お客さんがあとから価格を調べようと思えば、
その商品が売り切れていない限り分かってしまいます。

ただ購入先すら隠してしまっては、
何も意味がなくなってしまうので、
そのへんはあまり気にせず送ってしまっています。

ちなみに、過去に何十件か
購入明細のコピーを同封して送っていますが、
あとから文句を言われたことは一度もないです。

ところで、そもそもの部分を考えたいのですが、
お客さんは別に「レシートそのもの」が欲しくて、
そんな要望を出してくるわけではありません。

お客さんが求めているのは、
「正規品であることの証明」です。

「ちゃんとしたところから買ったのか」
ということを知りたいわけですね。

そういう本質的なことを考えれば、

「購入明細」のコピーを同封するだけでは不完全

だということに気付くでしょう。

いまやネット通販は完全に市民権を得て、
海外から買物をする人も少しずつ増えているとはいえ、
購入明細に書かれた海外のショップが
どんなショップなのか知らないお客さんのほうが
圧倒的に多いことは間違いありません。

我々からすれば常識とすら言える、
アメリカの大手デパート、サクスとかニーマンですら、
知らない人が大半を占めると思います。

ということは、その購入したショップは
「ちゃんとしたショップだよ」ということも
あわせて伝えてあげるのが親切ですし、
余計なトラブルを割けるという意味でも重要です。

明日はちょっと具体的な事例を上げて、
この話の続きをしたいと思います

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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