売上が少ない人ほどBUYMAを頑張るべき理由(第711回)

※2020/4/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

すでに青木さんのメルマガで流れていますが、
先日青木さんと対談音声を録ってきたので、
そちらのお知らせです。

■エスノx青木対談音声
「コロナウイルスの影響でBUYMAは売れなくなっているのか?」

※再生速度を1.25倍にしてどうぞ。

流行りに乗ったテーマですが、
まあ現在の世の情勢を考えて
あえて触れないのも逆におかしいですし、
自然とそういう話になりました。

この音声でも、すでに配信したメルマガでも
繰り返しお伝えしていますが、現時点では、
BUYMAというプラットフォームで商売をする
ことについては、大きな問題はないと
判断しています。

これは、この音声収録後の、
コンサル生やBUYMAの状況を見ても、
特に変わっていません。

先週末だけで複数の商品を販売して、
10万以上の利益が出たという人も
普通に存在しています。

もちろん、これは現時点での話で、
今後どうなるかは分かりません。

音声内でもお伝えしているように、
基本的に「BUYMA全体の取扱高」には
今後悪い影響が出てくるのは明らかですし、
その規模が私の想像するよりも大きい
という可能性はなくはないです。

ただ、その影響が「自分にとって」
どの程度のものなのかも考えず、
そもそもそれが起きる前から恐れて、
日々の作業の質が落ちてしまって、
それが原因で成果が出なくなっては
元も子もありません。

これも音声内でお伝えしていますが、
まだBUYMAでの伸びしろが十分ある人たちこそ、
(ざっくり言えば、年商が5,000万円以下の人です)
今の状況の中で集中して取り組めるかどうかが大事です。

(逆に、すでに億単位で売上があるような、
BUYMAで上位の層の人たちは、
他の収益源を生み出すための行動を、
丁度いい機会なのでやっていくべきですね。)

また今回の音声は上記のような話は前置きで、
他にも、こういう状況下に限らず、どういう
スタンスで情報に接していくべきなのかという
かなり重要な話もしています。

何回か自分でも聴き直したんですが、
割と良いこと言ってると思うのでぜひどうぞ。

■エスノx青木対談音声
「コロナウイルスの影響でBUYMAは売れなくなっているのか?」

※再生速度を1.25倍にしてどうぞ。

ではではー。

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今後のBUYMAのコロナ不安要素をちょっと考えてみる。(第710回)

※2020/4/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

前回のメルマガで、目下のところ、
BUYMAで活動するにあたっては、
利益を出すのに十分な素地が
変わらず維持されているし、今後も
物凄く大きな影響は出ないだろう
という話をお伝えしました。

しかし、懸念がまったくないかというと
当然この不確定要素の多い状況では、
そんなことはないわけです。

前回は主に、お客さんの購買意識については
問題ない可能性も高いということをお伝えしました。

もちろん、緊急事態宣言を受けて、
今後のお客さんの購入意欲がどうなるかは
初めてのことなので絶対大丈夫とは言い切れませんが、
今すぐにBUYMAの総取扱高が大きく減るということは
基本的にはないと思います。

というか、仮にそこそこ減ったとしても、
十分なマーケットの大きさがあるのがBUYMAですが。

その一方で、供給はどうなんだというのが、
正直なかなか見通しの立たないところです。

ヨーロッパ各国の「ブランド直営店」については、
先日から順次実施されている各国の商業制限で、
基本的には営業できていません。

現地の「セレクトショップ」については、
直近のイタリアはじめ、各国の状況を見る限りでは、
実店舗はもちろん営業していないのですが、
オンラインはいつものように動かそうと
頑張ってやっているところが多い印象です。

ただ、これももしスタッフに感染者が出たりすれば、
そのショップは営業取り止めになるでしょうし、
今後もっと厳しい制限措置が出ないとも限りません。

また一番厳しい状況のイタリアが
頑張っているからと言って、他の国が、
先んじてより厳しい制限を取らないとも限りません。

現に、大手オンラインセレクトショップの
net-a-porterは、しばらくの営業停止を
早々に決めてしまいました。

(アジア圏向けの倉庫にある商品は配送できるので、
日本向けとか香港向けは通常営業しています)

さらに言えば、直近で販売できる分の
商品の在庫についてはまだストックされていても、
今後納品されてくる分については、その時点の
納品元や配送業者の状況によってなんとも言えません。

まして、来シーズン以降の商品、つまり、
本来であれば、今まさに製造されている
はずだった商品については、しばらくは
工場の生産能力が大幅に落ちる以上、
本当にどうなるのか見通しが立っていないはずです。

もちろん、いろいろな手は打っている
(想像ですが、たとえば、すでに
正常化しつつある中国の工場に
生産を一時的に委託できないか模索するなど)
とは思いますが、このあたりは、
今後様々なビジネスニュースなどで
状況をチェックしていくしかありません。

また、物流を担う各配送事業者の動きも、
今後どうなっていくかははっきりとは分かりません。

ただ、いずれにしても私たちの意識として重要なのは、
考えても仕方がないことで悩まない、ということです。

逆に、今は利益をちゃんと出せる方法があるのだから、
そこで得られる利益を取り逃がさないようにする
というスタンスを冷静に保てるかが大事です。

たとえば、すでにお気付きの方も多いと思いますが、
今回の制限で実店舗での営業が出来なくなった結果、
ヨーロッパ各国の様々なセレクトショップで、
急にセールが行われたりしています。

ショップ側も売上が減れば資金繰りが悪くなり、
今後の見通しも不透明ともなれば、まずは、
手元の商品をある程度売って現金化しておきたい
と考えるのはごく自然な発想です。

彼らは、BUYMAのショッパーが在庫を持って
販売するのとはわけが違う規模の在庫を抱えて
商売をしているわけですから、多少安売りになっても
どんどん売っていこうという発想になっているわけです。

それがそういったセールに表れていますし、
また、それまでは割引交渉の連絡しても、
全然返信がなかったようなショップと連絡が
つきやすくなったり、あるいは、割引の交渉自体も
今までよりしやすくなったりしています。

日頃から安定して大きな成果を出している人は、
こういう機会を生かしてさらに成果を出していますね。

ピンチは見方を変えればチャンスになる
というのは、あまりに使い古された標語ですが、
いざそうなったときに、本当にそれを
実践できる人はやはり多くはありません。

それでも、今回のことをモデルケースに
また別の機会に活かそうとすることは出来ます。

思考を止めず、一面的な捉え方をせず
なにか出来ることはないのか、
常に考えられるかどうかが大事ですね。

ではではー。

P.S.

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直近のBUYMAの情勢とトップの年間売上(第709回)

※2020/3/31の記事です。

こんにちは、エスノです。

先月の今頃は沖縄でワークショップを
開催していたのですが、それから1ヶ月、
あれよあれよと大変な状況になってきました。

ただこういう非常時こそ、
これまでの平時に培ってきたものが
本物だったかどうか試されるものだと思い、
私自身はいつも通り淡々とやっております。

しかしそうは言っても、
先日のメルマガの話ではないですが、
「外的な要因」に振り回されることは
どうしても起こり得てしまいます。

そういう意味で、直近で
ヨーロッパ各国、特に、イタリアが
22日にさらに厳しい商業制限を掛けたときは、
今後どうなっていくのかというのを、
かなり注意深く見守っていました。

結果としては、それまでと変わらず、
インターネット通販に該当する仕事は、
変わらず営業できるということで、
オンラインさえ営業停止にしたショップは
全体のうちの一部に留まったのは幸いでした。

・3月22日首相令(抄訳)
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00084.html
・3月11日首相令(概要)
https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/20200311_dpcm.pdf

もちろん状況が状況ですから、
現地の人手不足による配送遅延などは
当然起こってきています。

ただ、この状況下で営業してくれるだけでも
相当ありがたいことであるというのは、
改めて言うまでもないことです。

なにか問い合わせしたりするときも、
まず自分である程度調べたり、あるいは、
一回の返信で不明点がなくなるように
質問の内容、文章を改めて吟味して、
無駄な負担をかけないように、
いつも以上に配慮するべきではありますね。

(これは、自分の負担を減らす意味でも、
普段から心がけないといけないことではあります。

メールのラリーほど無駄で消耗することもないので。)

イタリアに続いて、ヨーロッパ各国が
同じように実店舗の営業を停止していて、
中にはオンラインの販売を休止するところも
今後出てくる可能性は十分にあります。

特に、国内在住、海外在住問わず、
現地の各ブランドの直営店からの
買い付けを主力としていた人にとっては、
売上に大きな影響があることは間違いありません。

そういう意味で、特定のなにかに
依存することの怖さが一気に可視化されて、
さすがにちょっと同情せざるを得ないくらいです。

一方で、少しずつでも常に変化しようとしていた人、
リスクヘッジを考えて行動してきた人にとっては、
現時点ではBUYMAでの売れ行きというのは、
さほど変わっていません。

実際に、コンサル受講者や、
アカデミア参加者の状況を見ていると、
先月、今月が過去最高益という方も普通にいます。

当然ですが、世の中の多くの人は、
感染症が流行っても、それによって
株価が大きく動いても、いきなり収入が
激減するわけではありません。

この影響が分かりやすく見えてくるのは、
さしあたって夏のボーナスの時期とか、
もうちょっと先だと思います。

ただ私の考えでは、現時点での
BUYMAの市場規模、そして、これまでの
市場の成長率を鑑みるに、影響があったところで、
そこで活動するには十分な大きさが維持されると思います。

また、影響があるにしても、
ごく一部のトップショッパーでない限りは、
どっちにしてもその影響はかなり限定的です。

BUYMAの売上ランキングで
今でもトップ常連の方が、数年前に
月間だいたい3000万円くらいで1位でした。

ということは、季節による変動など考慮しても、
トップのトップで、年間の売上規模は、
せいぜい5億くらいだと思います。

一方で先日発表された、
昨年度のBUYMAの総取扱高は、
約533億円です。

https://enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2020/03/ir_20200316_2.pdf

ということは、繰り返しますが、
トップのトップで全体の1%くらいしかないわけです。

もちろんそれなりに活動している出品者数千人の中で、
1%のシェアを持っていること自体はすごいんです。

※数値参考:

■月に1件以上売れているショッパーは何人?(第701回)

http://steermylife.com/2290.html

すごいんですが、じゃあ、そのレベルに
現時点で達していない売上規模の出品者は、
BUYMA全体にある程度影響が出たとして、
その余波をどこまで受けるのでしょうか。

たとえば2月と8月は売れなくなるみたいな言い訳を、
自分の売上不振の原因にして、その本質に
ちゃんと向き合おうとしない思考停止状態と
とても似通ったメンタリティがそこにはあると思います。

※参考

■「2月は売上が落ちる」というもっともらしいウソ(第682回)

http://steermylife.com/2233.html

基本的に、自分がトップのトップでない限り
(たとえそうであっても)私たちの成果の不振は、
自分の施策次第で吸収できる程度の
規模感であることがほとんどです。

問題なのは、そういう状態に陥りかけたときに、
冷静に現状を見れなくなり、適切な分析、判断、
行動を取れずに右往左往してしまうことですね。

ここが本当になかなか難しいところだと思うのですが、
それが出来なければ、他の誰でもない、
自分の身を滅ぼしてしまうだけです。

そうなったときは、せめて、
自分だけで何とかしようとせず、
誰かに相談してみたりするのも手ですね。

人と対話する中で新しいアイディアが生まれるのは
人間に普通に備わった素晴らしい機能ですから、
それを生かさない手はないです。

追い詰められている(と感じている)ときは、
それすらハードルが高かったりもしますが、
ひとつ頭に入れておいてみてください。

ではではー。

p.s.

今月中に個別コンサルを新規募集する
とお伝えしていましたが、ちょっと様子を見ながら
来月以降に変更したいと思います。

待っていてくださった方は申し訳ないのですが、
今しばらくお待ち下さい。

P.S.

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