「割引があれば利益は出せる」という誤解(第747回)

※2021/4/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は明日のワークショップに向けて、
前乗りで福岡に来ています。

先月も来ましたし、昨日のメルマガでも
書いたように今月上旬にも来ました。

我ながら福岡好きですね。

まあでも、個人的には、日本全国で
一番バランスが良いのは福岡市だと思います。

空港から市街地へのアクセスの良さは
世界を見渡してもなかなか比肩するところは
ないんじゃないでしょうか。

なにせ空港のある地下鉄の駅から、
ものの数分で博多駅です。

以前、寝坊して、飛行機の
出発時刻1時間前に起きましたが、
博多駅近くのホテルだったこともあり、
普通に間に合ってしまいました。

博多と天神を中心として、市街地も
コンパクトにいろいろ揃ってるというか、
実際のところ結構な都会で、レジャーや
エンタメの選択肢もそれなりに多いです。

さらに、食事は安くて美味しいし、
ちょっと行けば自然もたくさんあります。

茨城県以外のほぼすべての主要都市に
行ったことがあるんですが、これだけ
すべてを兼ね備えている土地は
ちょっと他には思い当たらないですね。

さて、前回、
ショップへの割引交渉について
ちょっと書いてみました。

大事なのは、どういう文章や言い方なら、
高い確率で割引をもらえるかという、
多くの人が気にすることではなく、
「数をこなすこと」だという結論でした。

もちろん、文章や言い方も
ある程度重要ではありますが、最終的には、
ショップの方針とか、割引を求めた商品が
どんな商品なのかみたいな、その時点では
割とどうにもならないことによるところも大きいです。

心掛けたいのは、

・出来るだけ分かりやすく、具体的であること

・可能な限り相手にメリットがあること

くらいで、あとはそれを反映した文章を、
たくさんのショップに打診していくほうが大事です。

「分かりやすい」というのは、
難しい表現を避けて、短い文章にする
ということですね。

具体的というのは、自分が興味がある
ブランド、商品について、何%の割引が
ほしいのか、何件、あるいはいくら買うのか、
というようなことです。

メリットはシンプルで、

・購入金額

・商品の種類

です。

前者は分かりやすいですね。

問い合わせの時点でいくら買うのか、
あるいは、今後どのくらい買うのか。

(今後については、厳守しないといけない
ということではなく、無理のなさそうな範囲で
規模感が伝わればいいです)

後者が意外と見落とされがちですが、
ショップからすれば、絶対売れるような
定番の人気商品ばかりを買うお客さんは、
たとえ毎回何千ユーロと買っていても、
ちょっと敬遠したくなってくるものです。

同じ金額を買うのでも、様々なカテゴリの
色んな商品を買ってくれるお客さんの方が、
ショップとしては嬉しいのは想像に難くないでしょう。

こういう当たり前のことに注意して、
文章を作ればOKです。

もちろん、在庫を買う前提で交渉したほうが
割引してもらえる可能性は上がりますが、
そうじゃないケースも多いと思います。

その場合は、ショップへのメリットも減るので、
割引がもらえるケースも少なくなるでしょう。

しかしそこで無理して変な在庫持っても
本末転倒なので、「可能な限りで」というのは
そういうことです。

こういう前提で連絡をすると、意外と
まったく相手にされないわけでもないんだ
というのが分かってくると思います。

ただ、ここからが曲者で、実は、
「割引をもらっているショップが多いほど、
利益は出せるようになる」わけではありません。

これも多くの人が思い違いをしているのですが、
ただ割引をもらっているのと、それを活用して
ちゃんと利益を生み出すということの間には、
残念ながらそこそこ大きな溝があります。

いくら割引があっても、どの商品が売れるのか、
もっと言えば、いくらで、どのくらいの期間に
何個くらい売れるのかということが分からないと、
そのショップに並んでいる商品の価値が分からず、
利益に結び付きづらくなってしまいます。

ではどうしたらいいかということについて、
次回もうちょっと詳しく触れてみようと思います。

ではではー。

P.S.

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割引交渉で最も大切なこととは?(第746回)

※2021/4/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日からBUYMAアカデミアの
新しいメンバーの方とのコンサルが
どんどん始まっています。

実は、アカデミア募集中に、
前週の那須に続いて、また家族で
福岡に旅行に行ったりしていたので、
その舞台裏はけっこう慌ただしかったです。

Twitterで写真とかも上げているので、
よかったらどうぞ。

久留米近くの温泉宿良かったです。

https://twitter.com/esno_biz/status/1379340201378504704?s=20

旅行の翌週月曜からは娘の幼稚園が始まり、
私はその2日前の土曜にスーツを買って、
日曜日に裾を直したのを無事受け取り、
なんとかそれっぽい格好で入園式に
出席できたのでした。

そしてそれと同時に、アカデミアの
新しいコンテンツをいくつか解き放ち、
慣らしで午前中にさっさと帰ってくる娘に
夫婦で振り回されつつ、週中には東京で、
週末は名古屋と大阪でワークショップを実施。

名古屋大阪への出張では、
パソコンのACアダプタを忘れるという
まさかのドジを踏んでだいぶ困りました。

日曜の朝のスカイプのために
電池の残量を残しておく必要があり、
土曜の夜はほぼ何も出来ず

(それでもスカイプは最後のほうで電池切れして、
最終的にスマホの小さい画面で頑張りました…)

私のパソコンが5年前くらいのやつなので、
互換性のある別メーカーのアダプタも、
もう量販店には置いておらず、最終的には
土曜の夜にamazonに発注して、日曜の
夕方にホテルのスタッフに受け取ってもらい、
帰りの新幹線で充電しながら仕事するという
なんかもうよく分からないことをしていました。

amazonの発注をもうちょっと早くしておけば、
日曜の午前中に受け取れたっぽいので、
量販店に行けばなんとかなるだろと
甘読みしたのが悔やまれますが、
まあもはや過ぎたことです。

という感じで、なんかもう
久々にバタバタしてました。

娘の預かり保育も始まり、ようやく
落ち着きを取り戻しつつある今日この頃です。

さて、新しくコンサルを受け始めた方は、
基本的にはまずリサーチについて、
みっちりお伝えしていきます。

その中で、ライバルの価格に勝てないという
壁が立ち塞がるのは、もう過去に何度取り上げたか
分からないくらいのBUYMAあるあるなわけです。

その対処として、まずは、
商品の現地定価を確認してみて、
ライバルの価格が、何かしらの割引が
必要な価格なのかそうでないのかを
ちゃんと判断するのが大事です。

ライバルが何かしらの割引がないと
そもそも勝てない価格なのに、そうとは知らず、
いくら買い付け先を探したって、そんなショップは
見つかるわけがありません。

そういうケースは、商品の人気次第で、

・諦めて次の商品のリサーチをする

・在庫があるけど価格が高いショップに割引交渉をする

を選択すればいいわけです。

で、後者の交渉ですが、
ここで一番大事なのは「数をこなす」ことです。

多くの人は、どういう文章や伝え方なら
高い確率で割引がもらえるかを求めがちです。

もちろんそれもある程度大事なのですが、
最終的には、ショップの方針とか、割引を
求めた商品がどんな商品なのかみたいな、
その時点では割とどうにもならないことに
よるところも大きいわけです。

そもそもある程度購入実績がないと
割引をしてくれないショップだったり、
あるいは、セリーヌの定番のバッグを
いきなり割引してくれといくら上手いこと言っても、
なかなか上手くはいきません。

(セリーヌは絶対割引されないわけではないですが、
分かりやすい代表的な例として挙げました)

なので、最終的にはたくさんリサーチして、
たくさんのショップに巡り合って、様々な
商品をもとに交渉しまくった人が一番強いです。

実際、アカデミアの新メンバーでも
どんどん交渉している人とそうではない人で
すでに結構差がついています。

その必要がある、つまり、現地定価から
割引がないと戦えないと分かっていて、
かつ、やる価値がある、つまり、商品の
リターンが自分にとって一定以上より
大きい可能性が高いならば、積極的に
交渉しまくっていきましょう。

ちなみに、私は、出品数の多い少ないは、
売上利益には無関係とよく言っているので、
もしかしたら、割引交渉においては
「数をこなすのが大事」と書いていることに
違和感を覚える人もいるかも知れません。

しかし、もしそう感じるのなら、
残念ながら、私が伝えていることが
半分以上伝わっていないです。

ただ出品数を追い求めても意味がない
と言っているのは、そこに受注の前提となる
「他者との優位性や差別化」が考慮されないからです。

分かりやすく言えば、いくら何千何万と出品しても、
他のライバルより価格が高いものばかりでは、
まぐれで売れるものしか売れない。

だから、ただ出品数を増やしても意味がない。

「優位性や差別化」を生み出すためには、
リサーチの数は必要なので、そこはちゃんと
丁寧に数を積み重ねていくことを私はずっと
伝え続けています。

今やっていることが、本来の目的に
本質的に沿ったものになっているかを
常に意識して、そういうものの数を
しっかり積み重ねていきましょう。

ではではー。

P.S.

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未来の自分を楽にしてくれる心構え。(第745回)

※2021/4/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

先週末から、BUYMAアカデミアの
新規会員募集を3年ぶりに行っています。

■BUYMAアカデミア詳細

https://

※メルマガでのみ募集しました。

※参加していただいた方で、各種登録、
グループチャットへの申請がまだの方が
ちょこちょこいらっしゃいますので、
お早めにご確認くださいませ。

今回の募集人数はコース毎に異なるので、
詳しくは上記ページをご覧ください。

募集期間は、4月11日(日)24時までです。

ただ、応募多数につき早めに締め切った
パーソナルコースのように、締め切り前に
受付を停止させていただくコースもあるので、
その点はあらかじめご了承くださいませ。

なお、グループ、オンラインはまだ空きがあります。

グループがあと3名、オンラインがあと10名ほどです。

この感じだと、月額プランでの募集はなしで、
今回の定員は埋まってしまうような気がするので、
検討している方はお早めにどうぞ。

また、いつものように、
BUYMAで効率よく利益を出すために
必要な視点を盛り込んだ募集ページになっています。

ぜひ一度読んで日々の活動に活かしてください。

今回のリニューアルにあたってかなり
ボリューム盛り盛りになっていますので、
募集ページを読んでなにか不明な点があれば、
遠慮なくお問い合わせくださいませ。

さて、今日もちょっとした、
だけど重要な心構えの話です。

先週末、欧米各国では、
イースターに関連する祝日がありました。

イースターといえば、
日本ではディズニーのイベントの
テレビCMくらいでしか馴染みがない
わけですが、キリスト教圏の各国では
かなり重要な祝日とされています。

こういう文化の違いからくる祝日
というのは、他にも年に何回かあります。

当然、その日、現地は休業なので、
何かしら連絡しても返っては来ませんし、
商品の発送だって基本的にはされません。

なので、それを把握していないと、
何かしら買い付け先とやり取りが
発生した場合に、なんで今日に限って
返信来ないんじゃと困ってしまうわけです。

最初はもう、しょうがないです。

ただ、連絡が取れなかった理由が、
「文化の違いによる祝日によるものだ」
と認識したら、「次」からは対策が打てます。

一番良い対策の仕方としては、
たとえば、自分が日頃使っている
カレンダーアプリ的なものに、
すぐに全部入力してしまう。

もちろん、国によって若干違うので、
まずは自分がよくやり取りする国の、
日本とは異なる祝日だけでいいです。

次からは気を付けよう、とか、
当分そういう祝日はないし、
そのときに買い付け先との
やり取りで困ることが起こるなんて
そうないだろう、みたいなスタンスが
一番良くないです。

ちょっと面倒かもしれませんが、
最初ちょっと手間をかけるだけで、
確実に効果があって、かつ、今後も
しばらく効果が発揮されるものは
着実に実行していくことで、
未来の自分がどんどん楽になります。

その場のちょっとした面倒を避け、
一時的に楽をするために、将来の
自分に負担を押し付けるようなことは
なるべくしないような考え方、心構え。

それが備わっていると、
今回のことだけでなく、様々な場面で
効率よく活動していけるようになりますね。

ではではー。

P.S.

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