リサーチに慣れてくるとうっかり忘れるちょっとしたこと。(第331回)

※2014/12/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

まずお知らせです。

前回もちょっと書いたのですが、
本日12月20日(土)の21時頃のメルマガで、
BUYMAのメール通信講座の募集を行います。

これまで繰り返しお伝えしてきましたが、
成果を出すために重要なのは、
まず「基礎」を徹底して身に付けることです。

この通信講座は

「基礎をみっちり学んで、それを元にどう応用していくか」

という部分にフォーカスして設計してあります。

“BUYMAで利益を出す”という目標に対しては、
「これ以上のものはない」と自負しているので、
ぜひ楽しみにしていてください。

さて、今年も残すところあと10日余りですが、
BUYMAから年始セールのお知らせが届きました。

■【クーポン発行】年始は購買意欲の高い時期!新春NEW YEAR SALEイベント開催!

http://buyersinfo.buyma.com/?p=20908

元日の正午から1/5まで開催される、
BUYMAでも初の試みです。

使い勝手の良いクーポンの情報も出ているので、
ちゃんと事前にチェックして、自分の出品商品の成約に、
活かすことができないかを検討するといいですね。

ではでは、本題です。

例えば、以下の様なブランドがあります。

http://www.buyma.com/brand/MAXMARA-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9.html

ちょっと調べると分かるのですが、
このブランドの人気上位や最近売れたアイテムのほとんどが
「発送地:イタリア」となっています。

「買付地」ではなく、「発送地」です。

これは要するに、海外現地のパーソナルショッパーが
何かしら有利な条件をもって扱えるブランドである
可能性が高いということを示唆します。

もちろん「絶対にそう」というわけではなく
あくまで可能性の話ではありますが。

こういうブランドで戦える商品を探す時こそ、
「発送地:日本」になっているアイテムを探すと良いです。

どんなブランドであっても、
自分と同じ居住国が発送地の商品は参考になりますが、
特にこういうブランドの場合は、闇雲に探すよりも
参考になる商品が見つかる可能性が高いです。

基本的なことですが、作業に慣れてくると
逆にこういうちょっとしたことに気が回らなくなるので、
改めて意識してもらえるといいと思います。

なお、今回のような視点で探しても、
なかなか太刀打ち出来ないブランド、アイテムも
中には当然存在します。

それは「諦めるべき」アイテム、ブランドなわけですが、
そう判断をするために確認すべきポイントは
これまでメルマガで書いたことがあります。

ただ、そういう「基本」を体系立ててまとめているのが、
冒頭で紹介した通信講座の特徴のひとつです。

これまでお伝えしてきたノウハウが、
まだ頭の引き出しからすっと出せないのであれば、
必ず役に立つと思いますよ。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★P.S.

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日経新聞に取り上げられました!(farfetchが)(第330回)

※2014/12/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

今朝日経新聞を読んでいたら、
我らがfarfetchの記事がそこそこの大きさで取り上げられていました。

※日経新聞の記事は会員限定なので、
興味のある方は各自で検索してご覧ください。

■IVP他から総額7.2億円調達
ー年間5000万円の買い物客もいるファッションコマースFarfetch(ファーフェッチ)とは?

http://thebridge.jp/2014/12/farfetch-japan

要するに、ベンチャーキャピタルと、
farfetch本体が共同出資する形で、
farfetch japanが設立されました!
という記事です。

まあご存知のように、
すでに日本版のサイトも出来上がっていて、
今さら何をという感じではあるのですが、
いよいよ日本でのプロモーションも
本格的にがっつり始まりそうな感じですね。

こういう変化に対する見解は、
farfetchで日本円決済が導入された、
今年の4月の時点ですでに記事にしています。

■farfetchの変化に思うこと。(第174回2014年4月18日)

http://steermylife.com/761.html

こういう環境の変化というのは、
どうやっても免れることができません。

それにいかに対応し続けていけるかが
ビジネスを継続していく上では、
どんな分野であっても必要なことです。

個人的な見解としては、以前の記事では
「他のショップも日本語対応していく可能性」
について言及しましたが、farfetchが
これだけインフラを整えてくるとなると、
今後はfarfetchに出品するショップが
これまで以上に増えてくると考えるのが自然です。

farfetchが道路を舗装してくれているので、
各ショップはそこに商品を載せるだけで、
世界中に販路を持つことができるわけですね。

こうなってくると、
割と今後の攻略法というのは検討がつくので、
そこまで深刻になる必要はない印象です。

先ほどの記事で考えていたように、
「世界中のショップが日本語対応する」
という展開のほうが面倒だったと思います。

攻略法については、
これまでの記事を読んでいただけていれば
けっこう推測できるかと思いますし、
すでに実践している方もいるのではないかと思います。

(気になる方はメールででもご質問ください)

もちろん、深刻になるほどではなくても
farfetchからの買い付けによる利益や取引数が、
少しずつ落ちていくのはもう逃れられない流れです。

使えるうちは使い倒しつつ、
そこから生まれたリソースを利用して、
収益の別の源泉も確保していきたいところですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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ただ500個出品しても成果が出ない理由。(第329回)

※2014/12/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は嬉しいご連絡と、
悲しいご連絡を1つずついただきました。

嬉しい連絡は、元コンサル受講生の、
今月の利益が現時点で約20万円にまで達したとのこと。

受注後の在庫切れも起きているようですが、
それでも着実に利益を積み重ねてくれています。

悲しいご連絡は、先日もメルマガで取り上げた、
コンサル開始から3ヶ月半で、現時点で、
今月の利益が約8万円にまで到達した方です。

この方から「38度を超える熱が出た…」
という連絡が入りました…。

本業がかなりお忙しい方なので、
こうなるとちゃんと治るまで、
BUYMAにはほぼ手を付けられなくなってしまいます。

せっかくいい調子で成果が出始めていたので
本当に残念極まりないところです。

この方だけの話ではなくて、
全国的にいよいよ冬本番という感じなので、
本当に体調には気をつけていただきたいですね。

私はちょっとでも喉がおかしい気がしたら、
すぐに病院に行って強めの抗生剤をもらって、
絶対に風邪を引かないようにしています。

本格的に風邪を引いて寝込んでしまうと、
本当にもったいないので、体調管理には
お互いこれまで以上に気を使いたいところです。

さて、私は基本的に、
他のBUYMA情報発信者のメルマガなどを読んでいないのですが、
コンサル受講生や読者さんからいろいろ話を聞く機会があります。

その中でよく聞くのが、

「まず●百件出品しましょう!!」

というような話です。

この「まず出品数をこなす」という
指導の背景には、いわゆる、

「量は質に転化する」

という思想があることが多いようです。

これはある意味では実際その通りで、
以前メルマガでも書きましたが、
「1万時間の法則」というのが、
その象徴的な研究結果だと思います。

これは、物凄く簡単にいえば、
さまざまな分野の成功者に唯一共通したのが、

「成功するまでの練習時間がみんな約1万時間だった」

という話です。

つまり、これは、成功には、
生まれながらの才能とかそういう要素は無関係で、
ただただ「どれだけ練習したか」ということのみが、
成功するための唯一の法則だと言っているわけです。

これは、我々の実感からすれば受け入れがたい感じですが、
この法則を取り上げたベストセラー「天才! 成功する人々の法則」に
ちゃんとした学術論文が引用されているように、
にわかに結論付けられた適当な法則ではありません。

裏を返せば、これは、一定以上の量の練習が、
誰にとっても高い質のパフォーマンスに繋がる
ということを示唆しているわけです。

またこういう研究結果は割と最近の話ですが、
それこそ振り返れば、この言葉自体は、
マルクスの「資本論」がそもそもの起源ですし、
世界的コンサルティングファームの、
ボストン・コンサルティング・グループが、
1960年代後半に提唱した「経験曲線効果」という概念にも
同じような意味を見出すことが出来るでしょう。

そもそも、我々の実感としても、
確かにスポーツでも勉強でも、

「練習をすれば上手くなる」

というのは、おおよそ正しい気がします。

要するに「量は質は転化する」は
間違ってはいないのです。

そしてそれをBUYMAに応用して、

「出品数をこなすと高い成果に繋がる」

とするのも、あながち間違いではないのです。

ただし。

ただしです。

BUYMAにおける「練習」は、
「『ただ出品すること』ではない」
ということに気を付けないといけません。

勉強でもスポーツでもなんでもいいですが、
練習している時というのは、さまざまな
「試行錯誤」を頭や身体で繰り返しています。

その「試行錯誤」の繰り返しが、
将来的には質の高い成果に繋がるわけです。

しかし、BUYMAで「ただ出品すること」には
その「試行錯誤」するという要素が一切ありません。

もちろん、「出品の作業スピード」は
その数をこなせばどんどん早くなるはずです。

それは「出品作業について」
試行錯誤しているからにほかなりません。

しかし、
「出品スピード」が早くなることと、
「利益を出す」という成果との間には、
残念ながら、何の関係性もないのです。

もう一度繰り返しますが、

「量が質に転化する」

というのは本当です。

ただ、「量」として重要なのは
あくまで「試行錯誤した数」です。

ただの作業を何百と繰り返しても、
それは利益を出すという目的に適うものではありません。

そうでなければ、外注さんを利用して、
何百と出品すれば、その外注さんたちの
BUYMAのスキルが自然にどんどん上がっていく
という現象が起きるはずです。

現実がそうではないことは明らかでしょう。

「基本に忠実に試行錯誤を繰り返す」
それをこなした回数だけが、
自分の地力を高めるということに
改めて気付いて欲しいなと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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