自分の正しさに自信を持つことの重要性。(第349回)

※2015/1/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

1月も15日となって、嫌な言い方をすれば、
これを24回繰り返すともう来年になってしまいます。

さらに嫌な言い方をすれば、
1年を1日24時間に換算し直したときに、
もう1時間分が経過したということですね笑

自分で言っててぞっとしてしまいますが
改めて時間を大切に活動していきたいところです。

ところで、つい最近、
BUYMAがこんな取り組みを始めました。

■韓国人気アーティスト愛用で話題「JUSTO(ジュスト)」~BUYMAが日本唯一の公式販売を開始~

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/01/press_20150114.pdf

これは要するに、BUYMAが
このブランドの日本での正規販売代理店のような
立ち位置になっているということです。

こういう表に出てきた新しい動きと、
これまで、そして現在のBUYMAの状況とを組み合わせ、
総合的に未来を推測していくと、これからなにをすべきか
というのがおのずと分かってきます。

珍しくこういう含みをもたせた言い方をしているのは、
残念ながら表に出せない情報もその背景にあったりするからです。

事務局は一部のショッパーだけに、
「口外してはいけない」情報を出したりしています。

それは、それだけ知っていれば
労せず売上や利益が爆発的に増えるようなものではないのですが、
そういう情報を今回のような取り組みとあわせて考えれば、
今後の大きな流れというのが推察しやすいのは確かです。

とは言え、それは別に物凄く斬新な方向性ではなく、
物販を頑張ると決めたのなら必然的に辿り着く結論でもあるので、
要するに、ちゃんと考えながら地道に取り組めば、
自然と意識してしまうであろう話です。

そして、いつもお伝えしているように、
大前提としてリサーチや買い付けの力がないと、
そもそも大きな流れが分かったところで
効率よく安定的に利益を出し続けるのは不可能です。

それは地道な活動によってしか身に付きませんので、
基礎をいきなり飛び越えようとはせずに、
まずはじっくり腰を据えてやっていきましょう。

さて、先日、元コンサル生のMさんから

自分の出品した商品が、ライバルに比べて
ほしいもの登録がつかないので、
その原因について意見を聞かせて欲しい

という連絡をいただきました。

ざっくりお伝えすると、

ライバル 730:14

Mさん 100:4

(アクセス数:ほしいもの登録数)

というような数値になっています。

確かに、一見、Mさんのほうが
ほしいもの登録の付き方が良くないように見えますが、
アクセス数に対する割合で考えると、

ライバル:約2%

Mさん:約4%

となっていて、Mさんのほうが、
ほしいもの登録された率は高いことが分かります。

もちろん数値が小さいので
誤差の可能性も考えながらの話ですが、
それでもMさんが全然ダメというわけではない
ということは言えるのではないでしょうか。

そう考えたとき、どちらかと言うと問題は、
アクセス数のほうではないかという話になります。

出品してからの日数とアクセス数の関係は、

ライバル 20日間で730アクセス=約36アクセス/日

Mさん 7日間で100アクセス=約14アクセス/日

となっていて、ここではライバルに
軍配が上がっていることが分かります。

そこでアクセス数の差を生みそうな要素をチェックしましたが、

・ライバルがプレミアムパーソナルショッパーであること

・すでに人気順でカテゴリ内1位なのでアクセスが集まりやすいこと

くらいしか考えられることはなく、
これについてはすぐに何か対策が取れるわけではありません。

結論としては、価格をライバルより安くしたり、
検索されそうなキーワードを入れたりは出来ているため
とりあえずもっと人気順が上がるのを待つしかない
という話に落ち着きました。

唯一気になったことがあるとすれば、
ちょっと画像1枚目の商品が小さいので、
今後は気にした方がいいかもしれないということくらいです。

このように、
なにか大きな問題がありそうな場合でも、
実はやれることはやっていて、しかも売れてはいなくても、
お客さんの反応は出ているというケースも多いので、
それをちゃんと確認できた場合は、すぐに切り替えて、
他の商品をどんどん出品したほうがいいですね。

やっていることが正しいことを
自分が自信を持って確認できないと、

・画像が悪いから売れないのでは?

・商品コメントが悪いから売れないのでは?

・今やっているリサーチが間違っているのでは?

・そもそもBUYMAでは稼げないのでは?

みたいに、些末な部分が気になりだし、
どんどん疑心暗鬼になっていって、
結果的に作業が滞ってしまいがちなので、
ぜひ気を付けてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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初心者向きのブランド・カテゴリとその注意点。(第348回)

※2015/1/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は朝からスカイプで1件、
昼過ぎから上野で対面コンサルが1件ありました。

スカイプした長崎の方は、
私も知らないようなさまざまな買い付け先を見つけ出し、
それらを精査して作り出したショップリストを持っているのですが、
それを上手く活用できずにちょっともどかしい感じです。

とりあえず出品していかないといけないので、
まずはそこをもっと強く意識していただきたいと
最近は繰り返しお伝えしています。

上野でお会いした方は2ヶ月目ですが、
今月はこれまでより利幅の大きいものが売れていて、
すでに月利で10万円を超えています。

在庫を持った商品がちゃんと売れて、
それで利益も3万円以上出たりしているので、
今月の残りの期間も楽しみです。

全然関係ないのですが、
その上野駅で偶然高校の同級生と遭遇して、
コンサル後に2時間くらいお茶をしました。

彼はつい最近、一部上場の某ネット証券から、
外資系保険会社の営業マンに転職したのですが、
前職ではなぜか経理をやらされていたので、
性格的に向いている営業に転身できて楽しそうでした。

私の加入している保険のことや、
業界の裏話的なことも聞けて面白かったです。

ところで、昨日のメルマガで東大を連呼しましたが、
別に「そこを目指すべき」という話ではなく、
あくまで受験勉強における分かりやすい成果例として
名前を出しただけです。

実際に東大に進学した友人が何十名といる中で、
高校卒業から12年経ち、社会的に大成功
と言える位置にいる人と、そうでない人とに
当然分かれてきています。

なぜそういう風に分岐していくのかを
考えるためのサンプルが身近に豊富なのは
なかなか面白いですね。

それぞれに共通する傾向は、
けっこうはっきり分かります。

さて、BUYMAを始めてまず考えることは

「とりあえず実績作りをしよう」

ということだと思います。

確かにパーソナルショッパーを「信用」してもらうために、
「販売実績」があるというのは重要な要素のひとつです。

実際は、販売実績が0でも20万円以上の高額商品が売れた
という事例は枚挙に暇がないわけですが、
やはり少ないよりは多いほうが、特に0よりは、
いくつかあったほうが見栄えはいいわけです。

また他にも、「実際に売れるんだ」という実感を得ることと、
「売れた後の商品の手配」を経験するという意味でも、
まずは利益をそこまで求めずに、販売実績を積むことは
重要な意味があるでしょう。

このときにオススメなのが、
ASOSなどの低価格帯のファッションブランド、
あるいはスマホケースなどのモバイルアクセサリーです。

いずれも価格帯が安いため販売数が多いのが特徴で、
人気商品を狙って出せば割と簡単に受注することが出来ます。

実際に今月から個別コンサルを始めた方は、
出品の翌日には初受注をしてしまいました。

しかしながら、これらには売れやすい一方で
いくつかのデメリットもあります。

まずASOS系のブランドは、
買い付けできるショップが非常に限られています。

要するに、せっかく受注してもASOSで完売だと、
もう基本的にはキャンセルするしか選択肢がありません。

(たまに在庫は復活しますので、少し待ったほうがいいですが。)

一方でスマホケースは、
あちこちで買い付けができることが多いので、
想定していたショップで完売していても、
他で見つけて買い付けることが出来る可能性があります。

しかし、こちらはスマホケースのくせに
送料が高いことが多く、下手をすると、
本体価格より送料が高いなんてことになりかねません。

ショップの送料無料期間などに上手く買えればいいですが、
そうでなければ、ある程度はまとめて購入して送料を抑えて
在庫を持ちながら売ったほうがいいことも多いです。

逆にASOS系のブランドは、
送料が掛からないケースが多いので、
その点は気軽に1点ずつ購入できます。

また、そもそもですが、あまりの売れやすさに
こういう商品ばかり販売していると、
いわゆる薄利多売状態になってしまいます。

薄利多売の恐ろしいところは、
取引件数の増加にともない、
作業量が指数関数的に増加してしまうことです。

要するに、取引件数が10件のときと20件のときでは、
それを処理するために掛かる時間や手間は
ただ2倍になるだけではすまないということです。

取引ごとに手配の進捗はバラバラなので
いちいち確認する必要がありますし、
また件数が増えればトラブルの発生数も増えて、
どんどん時間がなくなっていきます。

結果、利幅の大きい商品を探すための時間を
確保することが難しくなり、そのループから
抜け出すことが難しくなるというわけです。

これの恐ろしいところは、
一回ハマると抜け出せなくなってしまうところなので、
以前も書いたことがあるのですが、どこかで思い切って、
意識的に薄利多売とは決別するのが大事です。

(もしくは、利益が出せるならば、人を雇って
代わりに作業してもらうという選択肢もありますが。)

どんなものにもメリット・デメリットがあるので、
常にそれを意識しながら、最良だと思われる選択を
し続けていく必要がありますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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エスノの同級生の半数が東大に受かる2つの理由。(第347回)

※2015/1/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日、BUYMAから
最終セールのお知らせがありました。

■【出品募集】冬のSALEも大詰め!FINAL SALE特集がスタートします!!

http://buyersinfo.buyma.com/?p=21201

クーポンが発行されるので、
キャンペーンの時期はチェックしておきましょう。

ちなみに、例年通りであれば、
このあと在庫処分セールが開催されて、
今期の冬のセールは終了です。

さて、3連休はいろいろバタバタしてしまい
結局一度もメルマガを書けませんでした…。

そんな連休最終日の昨日は、
高校3年のときのクラスの同窓会がありました。

高校3年のクラスは2年からの持ち上がりだったので
彼らは大学受験直前の丸2年間という、
なかなか濃い時代をともに過ごした友人です。

そもそも中高一貫校なので、中学から、
下手をすると小学校のとき通っていた塾が一緒だった
という長い付き合いのやつもいたりします。

かなり久しぶりに会うのも何人かいましたが、
気の置けない仲というのを実感する、
楽しい時間を過ごすことが出来ました。

私が通っていた学校は、
学年の4割~半分くらいが東大に進学する
ちょっと特殊な高校です。

ごくごく一般的な感覚からすれば、
にわかには信じがたい合格率だと思いますが、
なぜそんなことになっているのでしょうか?

ぱっと思いつくのは、おそらく、

「そもそも受験勉強が得意な人間が集まっているから」

という要因だと思いますが、これは概ね正しいと思います。

そもそも東大の入試向きの人間を、
入学試験で上手く選べているというわけです。

それは一般的に「頭の良さ」と言われがちな、
論理的思考力の高さという点もそうですが、
そもそも暗記すべき膨大な内容を、
効率よく頭に入れていく術を経験的に知っているとか、
複数の現象の共通項を取り出して抽象化するのが上手かったりとか
そういうちょっとしたスキルがあるかどうかという部分も、
結果的に選別の基準になってくると思います。

あとよく言われるのが、
学校の授業の内容・指導方法が優れている、
もしくは、すごく厳しくて、
成績が上がらざるを得ないからというものですが、
残念ながら(?)これはまったく当てはまりません。

1クラス50名の中で授業をまともに聞いているのは
だいたい5~7名くらいのもので、あとは机の下で
塾の宿題をやっていたり、それであればまだいいほうで、
ほとんどは漫画を読んでいるか寝ているかです。

その証拠に、定期テストの時期になると、
その真面目に授業を受けている生徒のノートをコピーすべく、
学校付近のコンビニのコピー機に長蛇の列が出来あがります。

ということで、そもそも聞かれていない授業が
学力の向上に貢献しているわけがないのです。

ちなみに、教師の板書の内容が素晴らしく、
定期テストのときだけそのコピーをもとに勉強しさえすれば
どんどん成績が上がっていくという可能性もありそうですが、
それも残念ながら違います。

3年生時の6月くらいまで、
学年で常に下位20%くらいにいた生徒でも、
そこから巻き返して東大に受かってしまうことは
けして珍しいことではありません。

それは単純に彼らがそこから本腰を入れて
自分ですべて勉強し直しただけのことで、
授業がどうこうということではないわけです。

では、ほかに何があるかというと、

「東大を受験するのが“普通”という環境」

これが私は個人的に一番大きいと思っています。

高校を卒業してから気付いたのですが、
多くの人は、どうやら「東大」に触れるとき、
そのネームバリューの高さからなのか、
とても身構えてしまうようなのです。

それはあたかも著名人に突然出くわした人が
わたわたと慌ててしまうようなもので
おそらく「東大」が「特別なもの」の
代名詞という感じなんでしょう。

こういう感覚がないどころか、
我々にとっての東大というのは、
「家から一番近所の学校」というくらいの感覚です。

実際、卒業生はほとんどそこに行くわけですから、
「物理的な距離」ではなく「心理的な距離」が近いわけですね。

こういう環境にいるからこそ、
高校3年生の模試でE判定だろうが何だろうが、
とりあえず東大を受験すること前提に勉強します。

普通はそんな状況であれば、
周りも止めると思うのですが、
そういうこともありません。

教師や保護者も「そういうものだ」
という前提を共有しているので、
そのまま何事も無くやらせてしまいます。

そして秋を過ぎて冬頃の模試では、
それなりの生徒が合格の可能性を見出して、
そのまま受かってしまうということが起こるわけです。

なんでこんな話を長々としてきたかというと、
BUYMAでこういう環境を作ることが出来ないか
というのを以前から考えていて、ちょうど
今回の同窓会で改めてその重要性に気付いたからです。

結局、成果を出すためには、
正しい方法で継続し続けさえすればいいわけです。

しかし、
いくら「これの道で大丈夫です」と言われても、
それに確信が持てないと歩き続けることができません。

もちろん、これまでコンサル生をはじめ、
多くの読者さんの成果、実績などを紹介したりして、
可能な限り「今進んでいる道で大丈夫です」
ということは伝えてきたつもりです。

つもりですが、

「BUYMAで成果が出せるのは“普通”」

ということがもっとはっきりと分かる環境があったほうが
よりよいだろうと考えるに至ったということです。

具体的な内容については、
これからまた詰めていって、
メルマガでお伝えしていこうと思います。

もし「こういうのがあると嬉しい」
というアイディアがあればぜひ教えてくださいね。

上手く取り入れられそうであれば、
積極的に採用させていただこうと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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