最近よく思う私がメルマガを書く理由。(第597回)

※2017/8/24の記事です。

こんにちは、エスノです。

もう1週間前ですが、
先週木曜は東京でBUYMAアカデミアの
ワークショップコンサルでした。

今年の5月から参加してくださっているHさんが、
7月は途中までの進捗ならほぼ間違いなかった
月利100万円にあと一歩届かず。

過去最高益ではあったものの、
喜びよりもすっきりしない悔しさのほうが
勝った月になってしまったようです。

逆に以前メルマガでちょっと触れた
福岡でアカデミア参加中のYさんは、
初めて月利30万円をギリギリ
超えたのですが、これはこれで
ご本人はスッキリしておらず^^;

お二人ともこの経験を活かして、
今度は冬のセールまでに、節目を
余裕を持って突破したいですね。

さて、娘が生まれて3週間ほど経ちまして、
気付けば8月がもう残りわずかです。

溢れかえる可愛さに
日々胸が一杯になっております。

その中でちょっと思うのは、

生まれさせてしまって申し訳ないなあ

ということです。

娘の寝顔を見ていると、徳川家康の
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」
という遺訓を思い起こさずにはいられません。

母親のお腹に中にいるときまでは、
人はきっと一切の不自由がありません。

なぜなら望むものがないからです。

お腹も空かないし寝たいだけ寝れるし、
それ以上のことは知らないので望みようがない。

それが、一度この世に生まれたが最後、
お腹は空くし、排泄したらおむつが気持ち悪いし、
部屋が明るすぎたら眩しいし、音が大きいと
うるさいし、それ以外にも、これから先の人生、
自分の思い通りにならない嫌なことが
無限に現れてきます。

仏教の四苦八苦を持ち出すまでもなく、
我々は生きている限り、常に
「思い通りにならないこと」や「満たされないこと」
と隣り合わせです。

これは、生まれてこなければ
知らなくて済んだことです。

ただその一方で、
たまに「満たされること」や
「大きな喜びを得ること」もあります。

せっかく生まれてきてくれたので、
私自身がそうであるように、彼女が
「人生楽しいことがたくさんだなあ」
と毎日思いながら過ごせるように
成長の手助けをしてあげたいところです。

ちなみにこれは別に娘に対してだけ
考えていることではなく、このメルマガの
読者の皆さんに対しても同じだったりします。

こうやってメルマガを書いている理由は
いろいろあるんですが、最も根源的なところを
深掘りして探ると、結局のところ、私は
世の中の人がもっと愉快な気持ちで
生きられればいいのにな、と思っていて、
その実現のために書いているようです。

それは実は過去の自分に対して
してあげられなかった、あのとき、
こうすれば、こう考えていればという
後悔も背景にあったりするんですが、
それはまた別の機会に。

メルマガを書く理由として、
ビジネス的な側面ももちろんあります。

あるんですが、これは実際に
メルマガ書いてみると分かるんですけど、
なかなか利益が出るという理由だけで、
記事を500件も600件も書き続けられません。

(少なくとも私はお金よりも面倒くさいが
勝ってしまいやすい残念な人なので無理です…。)

話を戻すと、もっと愉快な気持ちで
生きるためには、他人に振り回される
部分をできるだけ小さくする必要があります。

そのために「自分でお金を稼ぐ」
ということについて書いているわけです。

そういう背景の中で、最近青木さんと、

「どうしたらもっと多くの人に
大きく稼げるようになってもらえるか」

というテーマでよく会って話しています。

(その際にまた対談音声を録ったので、
近日配布しますね。)

議論する中でいろんな発見があるのですが、
やはりまだまだいろんなことを、伝わるように
伝えきれていないなあということを強く思います。

そのひとつの打開策として、最近、
情報を伝える「形式」をとにかく増やしてみる
ということを試してみています。

これまでは、個別コンサルや、
BUYMAアカデミアのワークショップでの
コンサルなど「個別に伝える」ということに
かなりこだわってきました。

それは今も変わらないのですが、
「それしかやらない」という必要もない
ということに今更気付いてきたわけです。

最近では青木さんと音声を取って
このメルマガで5回くらい配信したり、
BUYMAアカデミアでノウハウを動画で
撮影して配信したり、あとは7月に
セミナーもやりましたが、そのへんが
気付くきっかけになりました。

気付いたというか、そういうのも
手間をかけるだけの意味がある
ということが分かったということですが。

(面倒くさがりなので、コスパが
分からないとやりたがらないわけです)

こういう音声や動画などの
情報コンテンツのいいところは、
「気軽に繰り返し情報に触れられる」
ということです。

情報を受け取る側にとって、
そのときの個別具体的な問題に
ドンピシャの解決策が含まれるかどうか
というのは分からないわけですが、
その解決策が必要になったときに
いつでもそこにアクセスすることが出来ます。

アクセスできるんですが、今度は
「いつそれを使えばいいのか」
という問題が出てくるので、
それはより個別に指摘できる
コンサルやワークショップの場で
使いこなせるように伝えればいいわけです。

ちょっと話が逸れますが、一度
ある程度成果を出したにも関わらず、
それを維持、あるいは伸長していけない
という場合は、やはりここに問題がある
ことが多い気がします。

生み出せる利益のステージによって、
それまでのステージとは問題解決の方法も
同じように使えるものと、そうではないもの
があります。

たとえば、「コスパを考える」とか
「施策のメリット・デメリットを考える」とか、
「優先順位を明確にする」とか、
「自分の資源(リソース)を余らそうとする」とか、
「環境は常に変化していく可能性がある」とかは
どんなステージでもマストな考え方です。

ですが、たとえば、
どこで買い付けしているか判明している
ライバルの販売履歴の商品を出品する
みたいな施策は、ステージが上がるごとに
その効果が薄くなっていく方法です。

BUYMAを始めて、最初に
月利30万円を目指すときや、あるいは、
初めて扱うブランドに取り組むときなどは
その方法は利益以外にも、新しい視点を
自分にもたくさんたらしてくれるでしょう。

しかしこれをある程度利益が出ても
ずっと続けているのは、結局のところ、
ライバルと同じ商品を、同じ買い付け価格で
ひたすら出品し合うことになるわけですから、
価格競争になってしまうことは明白です。

価格競争になるくらいならまだいいですが、
あるときからそのライバルが何らかの
進化を遂げた瞬間に、自分は一切
太刀打ちができなくなってしまいます。

なので、「環境は常に変化していく可能性がある」
ことを大前提に、いつも何かしら新しい取り組みが
できるように、「自分の資源(リソース)を
余らそうとする」必要があるわけです。

この場合なら、たとえば、在庫販売や、
他の人があまり把握していないような
ショップを探すことに時間を割くことが必要
というのは、私も以前からメルマガで
書いているのでピンとくる人も多いと思います。

こういうことをし続ける必要があるので、
利益に直接結びつかない「コスパ」の悪い作業で
常にパツパツになりがちな薄利多売を
私はオススメしていません。

基本的には、

・利益を生み出す活動

・それに付随する事務的な作業

に加えて、

・それらの活動を振り返る時間

・新しいことに取り組む時間

これらを確保できていることが重要です。

もし確保できていない日々が
1ヶ月も続くのであれば、そのまま進み続けても、
いずれどこかで乗り越えられない壁にぶつかり、
破綻するのが目に見えています。

(もちろんこれらの時間を等しく取る必要はありません。)

話を戻すと、その時々で、
必要な解決策を適切に処方するのが
大事であり、そのために、とにかく、
様々な形式で情報を伝える必要が
これまで以上にあると感じているわけです。

なので、音声や動画という形式はもちろん、
セミナーという形式でも、今後継続して、
情報を伝えていくことを決めました。

具体的には、BUYMAアカデミアの
ひとつの新しいコンテンツとして、
BUYMA攻略セミナーを開催していきます。

したがって、BUYMAアカデミアは、

・ワークショップでのコンサル

・グループチャット(+個別チャット)

・ノウハウ動画配信

・セミナー(録画も後日配信)

という主に4つの形式で情報のシャワーを
浴びまくってもらう環境だということです。

ただ浴びるだけではなく、ワークショップなどで
個別の課題に対して、その浴びたものを、
どう活かせばいいのか実践の中で体感できる、
というのが重要なポイントですね。

とりあえず、もっとBUYMAで利益を出して、
そこから先に進む力を手にする人を増やすべく、
引き続きいろいろ頑張っていこうと思います。

ではではー。

P.S.

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子供が生まれました。(第596回)

※2017/8/7の記事です。

こんにちは、エスノです。

突然ですが8月2日に長女が誕生しました。

前回の個別コンサルのときに、
諸事情でしばらく新規で募集はできない
とお伝えしていた理由はこれでした。

こう見(?)えて割りと子供は好きなので、
昨年末に奥さんの妊娠が分かって以降、
時間の融通が利く今の環境を存分に使い
ほぼすべての妊婦健診に一緒に行ったりして、
生まれくる我が子のことを楽しみにしていました。

そんなわけで出産も立ち会う予定だったのですが、
想定外のスピード出産で立ち会いに間に合わず、
病院に着いたときにすでに生まれておりました…。

今回の出産は、「痛いのは嫌」ということで、
奥さんが自分で調べてきた「無痛(和痛)分娩」
を行える、自宅から少し離れた病院で行いました。

「無痛(和痛)分娩」というのは、
陣痛を麻酔で押さえてしまう方法で、
出産のタイミングも陣痛促進剤でコントロールします。

(すべての病院で同じかどうかは知りません)

2日の朝から促進剤の投与が始まり、
通常であれば、初産なので、2日の夕方、
遅くなると翌日、なんて言われていたのですが、
蓋を開けてみれば昼前には分娩室に入り、
14時過ぎにはあっという間に誕生してしまいました。

13時過ぎに妻から「そろそろ生まれる」という
LINEが一言だけ来て、ギョッとして慌てて家を出て、
電車だとちょっと乗り継ぎが上手くなかったので、
ええいもうタクシーだと乗り込んだのが運の尽き。

道路の混雑状況を、少なくとも、
Googleマップよりは把握していない
残念な運転手さんに当たってしまい、
電車で向かうより時間は掛かるは、
タクシー料金は5,000円以上の掛かるはで
「The 踏んだり蹴ったり」という感じだったんですが、
その無念さを「電車で向かっていれば出産には間に合った」
というあとから確認した事実が増幅してくれました…。

ただ、奥さん曰く

「一人で集中できたからむしろよかった」

とのことです。

ということで、昨日日曜日に無事退院し、
家族三人で自宅で過ごす初めての夜を迎えております。

生まれたては3時間起きにミルクを飲ませるそうで、
夜中の授乳は私がやって奥さんには寝てもらってます。

自分に子供が生まれるという体験自体には、
これまで聞き及んでいたほどの
極限の感動は別にありませんでした。

(立ち会ったらまた違ったかもですが…)

ただ、ベッドの上で一生懸命動く、
この小さな生き物をじっと見ていると感じる愛おしさは、
ちょっと他に比肩するものがない別次元のものですね。

おむつ替えてる最中に盛大に放尿されたり、
ぐっすり眠りながら何の前触れもなく吐き戻したり、
話には聞いたことのある赤ちゃんあるあるを
すでにいくつか体験しつつ、慣れるまでしばらくは
いろいろありそうですが、こういうときのために
常に余裕を持たせながら利益を生み出す体制を
構築し続けてきたと言っても過言ではありません。

すでに日を追うごとに、着実に変化、
成長しているのが少し寂しくもあるので、
今しか味わえない我が子の可愛さを
存分に堪能したいと思います。

BUYMAにはまったく関係ないですが、
ちょっとしたご報告でした。

ではではー。

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「運」を味方につける唯一の方法(第595回)

※2017/8/1の記事です。

こんにちは、エスノです。

前回のメルマガで、読者さんからの

「人気順を上げるにはどうしたらええねん」

という質問に回答しました。

人気順を上げる要素と、そのために
どういう施策を打つべきかについて、
今までの復習がてら書いたわけですが、
そこまではかなり基礎的な内容です。

本題はここから。

昨日書いたような施策を、
自分とライバルの商品ページを
ちゃんと比較しながら打ったとします。

しかし、

「これだけやることをやっても人気順が上がらない!」

ということは、残念ながら普通にあります。

そういうときのために行うこととして、
以前から何度か触れているのが、

「新しく出品し直す」

ということです。

「人気順が上がらない」というのは、要するに、
多くの商品に埋もれてしまい、お客さんから
見てもらいづらい(=アクセスが増えない)状況
だということです。

多くの人が、うっかり
思い込んでしまっているのが、

「前回伝えたような施策を打つ」

「人気順が上がる」

という構図です。

ですが、これは大きな間違いです。

あくまで、

「アクセスが集まる」

(そのために先ほどのような施策を打つ)

「人気順が上がる」

ということだと肝に銘じないといけません。

「何か策を打てば人気順が上がる」
ということではなく、
「人気順を上げるために何か策を打つ」
ということです。

これはただ言葉遊びのようで、
非常に重要な違いです。

なぜ「新規で出品し直す」かというと、

「新着順で改めて上位に表示させたほうが、
そのまま人気順で埋もれているよりは“マシ”」

だからです。

繰り返しますが、「新規で出品し直す」のが、
何か特効薬的な働きをするわけではありません。

そのままほっとくより「マシ」なだけです。

今回問い合わせしてくれた方も
いただいた質問の中で以下のように言っていました。

===========================

(前略)

バイマにアクセスした人の10割が新着順から調べるわけでもないし

(後略)

===========================

これは仰るとおりで、新着順で
商品一覧をチェックする人なんて、
かなり少数でしょう。

しかし、少数でも「いるならやる」のです。

これも多くの人が勘違いしているのですが、

「この方法を実践すれば、確実に“成功する”」

なんてことは有り得ません。

「この方法を実践すれば、確実に“成功確率は高まる”」
が真です。

「人気順を上げる」つまり「アクセスを集める」
という行為は、最終的には、出品者自身ではなく、
「アクセスしてくれる人」が「そうしてくれるかどうか」です。

つまり、極端な表現をすれば、
自分ではコントロールできない
「運」によるものです。

前回お伝えしたような施策を
たとえ漏れなく実行したとしても、
それが出品後のアクセスを
必ず保証するわけではありません。

私達がやっているのは、その
「確率を上げるための行為」です。

インプレッション(=検索結果にちゃんと表示されること)
を上げればアクセスが増えるとか

他のライバルより安い価格にしたら
アクセスが増えるということではなく

アクセスが来る確率を高めるために
インプレッションを上げたり、価格を
他のライバルより安くするということです。

これは「アクセスを上げる施策」に限らず、
すべてにおいて言えることで「受注」も同じです。

だからこそ、自分でコントロールできることである
「新規で出品し直す」という行為は、
その効果がやったほうがマシ程度のものでも
やる意味があるわけです。

(実際やってみると、「マシ」という表現よりは
意外と効果があるなという感じですが。)

「運」を多少でも味方につけて、
コントロールしたかのようにするには、
とにかくトライしまくることです。

この場合で言えば、一回出し直して
上手くいかなくても、何度も出し直せば、
それがちゃんと人気商品で、施策にも
漏れがなければ、いつかはアクセスが集まります。

そのいつかは、次かもしれませんし、
5回目かもしれませんし、あるいは、
10回以上やらないといけないかもしれません。

いずれにしても大事なのは、
結果というのはそういうものだと腹を括って、
まずはそれ以外の、自分で操縦できる箇所が
おかしくなってないかにフォーカスすること。

そして、自分が操縦できる箇所に
ついてベストを尽くしているなら、
試行回数をとにかく増やすことです。

成果とのこういう向き合い方のことを、昔の人が

「人事を尽くして天命を待つ」

という諺でちゃんとまとめてくれているのが面白いですね。

なお、「やったほうがマシ」なことを
すべての商品に対して適切に行うのは、
現実的には不可能なので、その優先順位は
意識していかないといけません。

限られた時間の中で何に注力すれば、
一番成功確率が上がるのかという視点も
常に持ちながら活動していきたいですね。

ではではー。

P.S.

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