月利100万円達成者がまた誕生しました。(第627回)

※2018/1/1の記事です。

こんにちは、エスノです。

2017年のまとめみたいな内容を送ろうと思いつつ、
気付いたら年が明けてしまいました。

それはそれでまた後日書こうと思います。

とりあえず今年もよろしくお願いいたします。

今年はもうちょっとメルマガ書きます。

さて、昨年のコンサル納めは
29日の夜に実施したスカイプでした。

去年はスカイプと対面あわせて、
何件のコンサルを実際に行ったのか
Googleカレンダーに設定した予定の数で
数えてみようとしたのですが、
1月の途中で20件を超えたあたりで、
数えるのがめんどくさくなったので止めました…。

その昨年最後のスカイプの相手は
メルマガにも何度も出ていただいている、
11月に念願の月利100万円超えを果たした
ノリコさんでした。

12月はクリスマスなどの年末らしい
行事はもちろん、ご家族、ご親戚の
お祝い事も多かったそうで、かなり
忙しかったようですが、それでも最後の最後に
月利100万円を再び達成してくださいました。

ただ、これだけ聞くと順調そうですが、
ノリコさんはノリコさんで、これから
主力になってくれそうな良い商品に
なかなか巡り会えないという悩みを
抱えていたりします。

新しい売れ筋に出会うには、
まずBUYMAの中をたくさん見る必要があります。

もちろんそうしたからと言って、
作業した日に確実にそういう商品に
出会えるというわけでもないので、
それを継続的に行っていく必要があります。

またその際にちょっと考えすぎている部分があったので、
まずはリサーチの基本に戻って、時間も区切って、
煮詰まったりしないようにすること、つまり、
自分で自分が比較的快適に作業できるように、
コントロールすることも重要です。

またいくら売れ筋商品に出会っても、
それが買い付けられないと仕方がありません。

ノリコさんの場合は少し、現時点で
自分がある程度得意なブランドの商品や、
優位な条件で買い付けが出来るショップの在庫に
引き摺られてしまっているところもありました。

そのため、ライバルが割引ありだ
というのが分かったりすると、

「それをどうにかして同じような条件で買い付けしよう」

という発想にはならず、他の商品に
すぐ行ってしまったりしていました。

こういう見切りは、経験が浅いうちや、
実績がそこまで大きくないうちは重要です。

難敵の攻略に力を入れすぎるのではなく、
比較的与しやすい場所を見つけて、そこで
経験と地力を蓄えるということです。

しかし、もはや月利100万円を超えていて、
さらにプラスで利益を乗せるとなってくると、
強い敵がいる場所で販売していくことは不可欠なわけです。

なので、強いライバル、つまり、
買い付け先がすぐにオンラインでは
見つからなかったり、買い付け価格も
割引があるライバルの商品であっても、

「それをどうにかして同じような条件で買い付けしよう」

という発想で探していくことが必要だ
ということを改めてお伝えしました。

具体的には、オンラインで見つからなければ、
オンラインショップがないセレクトショップに
直接問い合わせしたり、割引が必要であれば、
その交渉を在庫があるショップにすればいいだけです。

コツはすぐに上手くいくと思わないで、
とにかく漏れなく続けていくことが大事ですね。

というような話をしているスカイプの最中、
高野さんから、今月70万円を超えた
という嬉しい連絡をいただきました。

高野さんは、前回のメルマガでお伝えした、
「ご自身が集中して作業できる環境」を
ひとひねりして整えたことで、11月後半から
それまでとは見違えるような成果が出ています。

もっと早くやっておけば、とは
ご本人も思っていることだと思いますが、
そこにたどり着くまでにいろいろ
考えた経緯があったからこそ生まれた
ひとひねりだとも思います。

今年も引き続き継続して、
さらに成果を伸ばしていただきたいところです。

そして、タイトルの通り、
新しい月利100万円達成者が
またひとり生まれました。

9月から個別コンサルを
受講してくださっているNさんです。

Nさんは今年のはじめにBUYMAを開始し、
コンサル開始時点で、さまざまな作業を
すでに複数のパートナーさんに外注していました。

出品も、当然その外注化した作業のうちの
一つだったのですが、ただ出品するだけでなく、
需要と供給のバランスが崩れている場所を
上手くリサーチできていて、9月は結果的に
月利で68万円を生み出しました。

この状況だけ傍から聞いていると、
さぞ手間が掛からず成果を出している
と思われるかもしれませんが、実際は
まったくそうではありませんでした。

68万円の販売数は100件以上とかなり多く、
かつ、そのほとんどが無在庫販売で、
さらに配送のトラブルやパートナーさんの
作業の質の問題、あるいは、Nさん本人の
作業の優先順位の付け方などが原因となり
少しずつNさん自身の負担を増えてしまい、
ついには10月に入って体調を崩してしまいました。

コンサル開始時から、
作業を外注しているにも関わらず、
ご自身の負担が多いことは伺っていたので、
まずはリソースを余らすことにフォーカスしましょう
という話は当然しています。

ただ、これがきっかけとなって、
よりその方向に大きく舵を取ることになりました。

その結果、10月は体調不良の影響もあり
月利40万までに落ち込むものの、その中で、
作業や判断の優先順位を明確にしていくことで、
状況が次第に改善され、11月は月利60万円
まで回復し、先月は12月のいい波に乗って、
月利100万円を達成するまでに至ったわけです。

何より良かったのが、12月も
比較的販売数は多かったにも関わらず、
以前よりご自身の負担が減っている
ということです。

手間がかかる割に利益が薄いものは
思い切って切り捨てたことで、
外注さんの活用の仕方やご自身の
作業状況を見直す余裕ができたことが
その一因になったと思います。

ただ、まだまだ販売数が多く、
ご本人の負担も理想には遠いですし、
利益単価もまだ伸ばせる余地がかなりあるので、
今年はそこに注力していくのが課題です。

利益の金額だけ聞くと、みんな順風満帆に
成果を出しているように思うかもしれませんが、
けしてそういうわけではありません。

成果を出すに至るまでに間に、あるいは、
一度満足いく成果を出せるようになってからも、
全ての人が何らかの課題に向き合って、
けっこう悩んだり苦しんだりしています。

ですが、それはその人自身が、
進化している証でもあったりします。

しんどいな、きついなと思ったら、
これをちゃんと乗り越えられたら
新しい世界が見えるようになるかも
という前向きなメンタルで、今年も
引き続き地道に頑張っていきましょう。

ではではー。

P.S.

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ちょっと面白いコンサル生の施策の話(第626回)

※2017/12/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

今年も残りあと3日とちょっとになって、
もういくつ寝るとお正月という感じですね。

さて今日は、今月過去最高益を達成した、
コンサル生の実績をいくつかご紹介ししつつ、
そこからぜひ学んでいただきたいことについて、
書いてみたいと思います。

4人のお子さんがいるNさんは、
一昨日月利40万円を達成しました。

これまで月利20万円台が最高で、
なかなかそこを超えることが出来ず、
ヤキモキしていたわけですが、
12月の波に乗って、ずっと目標としていた
月利30万円どころか、一気に40万円まで
超えてしまいました。

そのひとつのきっかけになったのが、
12月頭に敢行した「海外買い付け」です。

そう、2泊4日という強行軍で、
初めてのイタリア現地買い付けに
行ってしまわれたのです。

すべてスムーズには行かなかったようですが、
それでも約200万円分の買い付けをして、
それらが良いペースで売れてくれました。

もちろん買い付けたうち、
1ヶ月以内で売れてくれるようなものは
比較的人気の高いものが多いです。

なので、なかなか売れてくれない在庫を
これからどれだけ利益に変えていけるか
というのも大事なポイントなのですが、
とにもかくにも、イタリアで買ったものたちが
かなり貢献してくれたのは紛れもない事実でした。

と、これだけ読むと、

「私は海外買い付けなんて行けないから、
なにも参考にならないなあ…」

「海外行けて羨ましい…」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、もしこう思ったとしたら、
その「思考のクセ」はかなり危ないので、
ぜひ以下を読んで気を付けてください。

何が危ないのか。

ひとつは、利益が伸びた要因を
ちゃんと分析しきれていない
という点です。

確かに海外買い付けは利益を伸ばした、
直接的な要因ではありますが、じゃあ、
誰も彼も海外に行けばすぐに利益が出るか
というと、それはちょっと違います。

結局、どこで買い付けるにしても、

・人気商品をきちんと把握している

・それらの売れる価格を把握している

・ライバルの状況をきちんと把握している

(・クレジットカードの枠(あるいは資金)がある)

という、BUYMAにおいて、
“常に重要な要素”を持ち合わせているかどうか。

これらが一定以上のレベルで出来ていなければ、
ただ海外に行っても、大した成果は出せません。

Nさんはこれまでの経験から、
これらが一定以上のレベルになっていたからこそ、
初めての、しかも弾丸で行ったイタリアで、
それなりの利益を持ち帰ることが出来たわけです。

もうひとつの危ない思考のクセは、
「イタリアに行けない」というのが
前提になってしまっているということです。

基本的に、イタリアには、
15万円くらいのクレジットの枠と少しの現金、
4日間のフリーな時間があれば誰でも行けます。

なんなら3日でも行こうと思えば行けるでしょう。

というか、私は一昨年、寝坊して
予定していた飛行機に乗り損ねたせいで、
実際にそんな感じの日程で行きました…。

行けないことが前提になっていると、
そもそも行く方法を調べようとすら思いません。

おそらくイタリア往復の飛行機のチケット代すら
知らない人も多いと思います。

(ちなみに安いのを探すと10万くらいのもあります)

一方で今回のNさんのように、
「行く!」と決めたら、

「どうやって上手く乗り継いだり、
安くていいホテルを見つけたり、
買い付け先をスムーズに回ったりしようか…」

「子供は誰に預けよう、どうやって
世話をしてもらえばいいだろう…」

「奥さんの機嫌をとるには何をしよう…」

という思考に変わっていきます。

この思考のクセの差は、海外に行くかどうか、
という枠を越えて、もの凄く大きいです。

たとえば、BUYMAにおいても

「プレミアムショッパーだから勝てない…」

という思考の人と、

「このプレミアムショッパーは、
価格は安いけどサイズは揃っていないから、
おそらく買い付け先はここで、自分は、
それ以外のサイズで勝負しよう」

という思考の人とでは、どちらが
将来的に利益を増やせるかというのは
明白だと思います。

話を戻すと、利益を出すにあたって、
海外買い付けに行くことが絶対に良い
という話ではありません。

それ自体は別にどうでもいいのです。

実際に、利益は出せますが、
結構めんどくさいことも多いので、
私は個人的には、めっちゃ行きたい
という感じではないです。

ただ、

・日頃のリサーチを継続して地力をつけること

・あらゆることに「出来る」という前提で向き合ってみること

というのは、どんなやり方にせよ、
成果を伸ばすために
とても重要なポイントだと思います。

なので、その点はぜひNさんより
利益が出せていない人はもちろんのこと、
出せている人も取り入れて欲しいところです。

長くなりましたが二人目もいきます。

二人目の最高益更新者は、
何度もメルマガに出ていただいている
コンサル生の高野さんです。

高野さんは、昨年12月に
月利50万円を超えたあと、
なかなかそれを更新できませんでした。

もちろん、継続して、
ある程度利益は出ていましたし、また、
勤務日数も減らし、海外買い付けにも
行ったりして、新しい試みも行っていました。

しかし、夏のセールのときも、
最高益更新はならず。

しかもそれどころか、秋口には、
若干「燃え尽き症候群」みたいな
状況に悩まされて、そもそも
BUYMAの活動自体に集中できない
みたいな感じになってしまいました。

資金的にも時間的にも
それなりに余裕が生まれたのに、
そのリソースの投下先が、
いまいち定まらない状態になって
しまったわけです。

10月頃からそんな悩みを相談され、
いろいろ考える中で、まず最初に
実行したのは、「作業するときは
場所を変える」というものでした。

結局自宅だといろいろ誘惑が多いので、
たとえばカフェなどに行って、
気分を変えてやってみようという、
比較的よくある方法です。

ただ、これも最初はよかったものの、
結局うまくいかなかったそうで、
それじゃあということで次に考えたのが、
「オフィスを借りて、アルバイトを雇う」
というものでした。

カフェは行かないとお金がかからないので、
強制力が若干弱いわけです。

なので、まず格安でいいので、
ワンルームのマンションとかを借りて、
そこを作業のための場所にする。

これによって「お金を払ってるから
なんとか使わないともったいない」
という意識が生まれます。

しかし、これでもちょっと弱いと考え、
さらにアルバイトを雇うことも考えました。

このアルバイトさんは、なにか作業を
お願いするための存在ではなく、ただ
オフィスに「指定した時間に来てもらう」
ことが仕事です。

人は、他人に悪く思われたくないものです。

それこそ「格安オフィスの月額賃料」より、
「アルバイトさんが来る時間にオフィスを
開けておかないと白い目で見られる!」
という気持ちのほうが嫌なものです。

嫌なことを避けるためなら、
人は動くという性質を
自分に適用したわけですね。

ただ、我ながらアイディアとしては
面白いと思ったのですが、さすがに
いきなりこれはやりすぎかなということで
折衷案として、別の方法を考えました。

それは、高野さんが都内の
レンタル会議室を定期的に時間借りし、
その上で、私の主宰する
BUYMAアカデミア内のメンバーに、
その場所と時間を伝えて、
「いつでも参加していいですよ!」
と伝える方法でした。

こうすれば、アカデミアメンバーが
いつやって来るか分からないので、
時間通りに会議室に行かざるを得ません。

ということで、この施策を
11月半ば頃から実行したところ、
11月後半から順調に売上が回復し、
12月は現時点で月利60万円を超え、
無事過去最高益を更新しました。

これも、多くの人にとっては、
そのままでは参考にならない施策です。

ただ、
何が自分の活動を阻害する要因なのか?
というのを分解して考え、その上で、
その要因に対して今の自分が出来ることはなにか?
というのを考えることで、何かしらの
手を打つことは出来るはずです。

それをまずは実行してみて、
良かったこと、悪かったことを振り返り、
改善していくことで、もっと良い環境を
創り出していくことが出来ます。

ぜひご自身が集中して活動できる環境づくり
にも、日々思いを巡らせてみてください。

ではではー。

P.S.

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売れたあとは価格をどうするといいのか?(第625回)

※2017/12/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

先週土曜はBUYMAアカデミア
年内最後のワークショップでした。

ワークショップを始めて
もうすぐ丸2年になりますが、
今年は個別コンサルを受講したことのない
アカデミアのみの受講者の成果にも
昨年以上に貢献できたかなと思います。

先月初めて月利100万円を達成したHさんも、
アカデミアのみ受講されている方の一人です。

Hさんはなんと、年末に向けて
しっかり在庫を確保していたこともあって、
今月は12日の時点で早々と
再び月利100万円を達成してしまい、
現在、過去最高益を大幅に更新中です。

アカデミアで公開している私のセミナー動画を
すでに何回も(先日伺った時点で6回笑)
繰り返し見ていただいているそうで、
その中でも特に「繰り返し同じ商品を販売する」
ということの効率性、重要性について、
意識が強くなったと仰っていました。

たとえば、11月中に売れて、1件で
10万円以上の利益が取れた商品があったのですが、
売れたあとにHさんは、あえて値下げをしました。

せっかく1件で10万円の利益になるのになぜ?
と思うかもしれませんが、結局値下げしたことによって、
2件、3件と売ることが出来て、この商品トータルで
20万円以上の利益を生み出すことが出来たそうです。

これは、売れるかどうか微妙な
「絵に描いたモチ」の10万円より、
1件あたりの利益は下がったとしても、
1つの商品から得られる利益を
最大化することを狙ったわけですね。

新しくちゃんとリサーチして、
新規の出品を継続していくことも
とても重要な行動ではあります。

しかし、今回のように、

売れたあとに価格を変化させただけで、
利益が10万円から20万円に増えた

という現象のコスパの良さも、
出来る限り日々の活動の中に
取り入れていきたい考え方です。

気を付けたいのは、
売れたら下げればいいとか、
そう単純な話ではないということです。

場合によっては、というか、基本的には、
売れたあとは価格を上げていくことのほうが
利益の最大化には貢献することが多いです。

それは売れて人気順が上がることで、
見てくれるお客さんの数が増えるため、
その中に含まれる、価格をそこまで気にしない人、
安い商品を探し切れない人の数も増えるからです。

ただ商品の性質や状況によっては、
今回のように価格を下げて、さらに
何件か販売することが有効な時もあります。

いずれにしても、
同じ商品を繰り返し売るために、
臨機応変に価格を上げ下げすることが、
効率よく利益を出すためには重要ですね。

ではではー。

P.S.

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