出品数75%減でも成果が伸びた事例とその要因(第800回)

※2023/6/20の記事です。

こんばんは、エスノです。

前回のメルマガの冒頭で、
誰も覚えていない一ヶ月前の
メルマガの話を、あたかも
昨日送った内容かのように
し始めて驚いた方、正常です。

時系列的には、

5/14:冒頭で本人確認の話を書いたメルマガを配信
5/19:次のメルマガを書き始める

~なかなか書き上がらず時は進む~

6/15:ようやく書き上がって配信

という流れだったので、
そんな感じになってしまいました。

そして本日、商品ページ上の
ショッパーのプロフィール部分に、
「本人確認済」と表示されている
ということに気付きました。

前回もお伝えしましたが、
まだの方は早めに対応しておきましょう。

さて、約1ヶ月のメルマガ空白期間、
何をしていたかと言えば、いつも通り
個別コンサルに勤しんでおりました。

ちょうど、3月頭から、
3ヶ月コースで申し込まれた方が、
今月上旬で期間終了となっていますが、
ありがたいことに、現時点で
皆さんBUYMAアカデミアにも
そのまま継続して参加したいと
仰ってくださっています。

期間内に明確な成果があった方も、
残念ながらそれが叶わなかった方もです。

これは特に不思議なことではなくて、
これまでも同様のことはたくさんあり、
実際にそのまま継続される中で、
大きな成果を出していった方は数知れません。

個人的に嬉しいのは、今はまだ
目の前で実を結んでいなくても、
これを続ければちゃんと成果は出る
ということが伝わったということです。

よく「エスノさんのやり方」みたいな
表現をしてもらうこともあるのですが、
私は自分では「私のやり方」みたいな
ウルトラC的なものはそんなにないと思っています。

ただただ、他の出品者より、
BUYMA内や仕入先をよく観察すること、
そしてその事実を元に、効率よく成果を
出していくにはどうしたらいいかを、
論理が破綻しないよう突き詰めたら、
誰でもこういう手段を取るし、こういう
道筋を歩むことになるよね、ということを
お伝えすることに注力しています。

その中に、もし何かしら、
私しか出せていないものがあるとすれば、

・その手段や道筋が整理されていること

・その手段の運用方法や道筋の歩き方の
適切なリソースの割り振り方まで伝えられること

・私自身の経験だけではなく、
それらを過去実践してくださった、
コンサル生やアカデミア参加者の、
大量のサンプルやフィードバックが、
伝える内容の背景にあること

・その実践結果として、実際に
大きな成果が出ている事例が、
継続してたくさんあること

とかじゃないかなと思います。

たとえば、先日、コンサル期間が
終了したうちのひとりであるSさんは、
出品数は常に1000件近くありながら、
売上は40~70万、利益は4~8万
という状況がなかなか打破できない
という課題を抱えていました。

その課題から脱却して、まずは、
月利20万円くらいを安定して
出せるようになりたいということで、
先日の募集で申し込んでくださったわけです。

結果的に、5月は月利13万円、
今月は10日の時点ですでに
10万円を超えており、当初の
月利20万円の目標に向かって、
着実に成果を伸ばしています。

ただ、利益の額以上に特筆すべきは、
出品数が当初の1000件近いところから、
現時点で200件台まで減っている中で、
このような成果が出ているということ。

これまで何度も書いてきたことですし、
多くの方が実際に証明してきたことですが、
出品数は、ただ多ければ良いわけではなく、
むしろ害にすらなりかねないものです。

多すぎる出品数は、
限られた自分のリソースを、
利益への貢献度が低い作業にばかり
割くように仕向けてしまったり、あるいは、
どこに注力すればもっと効果的、
効率的なのかということがぼやけてしまう
というマイナスの影響を誘発してしまいます。

もちろん、それらを「外注化」することで、
何とかする道もありますが、

「効率よく成果を生むことが出来る外注化」

というのは、多くの人が考えるより
相当ハードルが高いです。

実際は、外注パートナーさんとの
やりとりにも手間がかかってしまい、
現状を改善するための活動が、
さらにできなくなるというのが現実だったりします。

なので、それらの根源である
大量の出品をまずは止めて、
リソースを確保しつつ、

・利益への貢献度が高い作業(=リサーチやメンテ)に注力する

・その中でも、特にリターンが大きい場所に、
よりリソースを割り振る

ということが必要になってきます。

Sさんで言えば、先月と今月は、
すでに利益が出ていた少数の商品の
メンテと仕入れに注力したのが、
成果にかなり貢献しました。

しかし、頭ではそれを理解できても、
いざ本当に出品数を大胆に減らすとなると、
本当に大丈夫なのか?という不安が
変化する決断を妨げてしまう。

Sさんはその葛藤に打ち勝って、
ご自身で変化を決断し、さらに、
変化した結果が出るまで行動を継続した
というのが、今の成果に繋がりました。

変化を決断することは出来ても、
その変化が起きるまで続けることは、
なかなか難しいものです。

個別コンサルという、かなり近い距離感で
私が関わることが出来たのが、その変化に
少しでも役立っていたら嬉しく思います。

もちろん、ここからさらに
成果を伸ばしていくには
まだまだ課題があります。

たとえば、受注件数は
先月24件、今月も10日時点で14件で、
それぞれ利益単価が、約5,400円、
約7,100円とそこまで高くはありません。

(先月と今月ではだいぶ上がっていますが)

また、10日までに良い商品を売った結果、
それ以降の売れ行きはやや下降気味です。

ここからも効率よく利益を生むには、
リサーチを継続する中で、これまでは
やや低価格帯に偏りがちだった目先を
意図的に高価格帯にも向けること。

そして、良い出品や在庫が
早い段階で枯渇しないように、
商品自体のバリエーションや、
その仕入先の拡充・開拓に、
今以上に注力していく必要があります。

ただ、これは、
今回のコンサル期間中に
出品数や外注の面において、
すでに大胆な改革を経て築かれた
現在の体制下で実行すればいいことで、
一番大変な時期は、もう乗り越えた
と言っても過言ではありません。

ここからの夏の最盛期、
そして、今年の年末頃には、
どこまで成果が伸ばせているか楽しみです。

Sさんと同じように、出品数は多いのに、
同じレベルの成果から突き抜けることが、
なかなかできないという方は、
ぜひ参考にしてみてください。

ではではー。

P.S.

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