「受注したけど在庫なしキャンセル」の対策とか(第724回)

※2020/11/29の記事です。

こんにちは、エスノです。

最初にお知らせです。

先日もお伝えしましたが、
個別コンサルの新規募集を
12月2日(火)21時頃のメルマガで行います。

いつも通り募集人数は僅かですので、
興味がある方はチェックしてくださいませ。

さて、BUYMAでもブラックフライデーが始まり、
問い合わせや注文が増えている人も
多いのではないかと思います。

こういう時期にこそ気を付けたいのが、
「攻め」ではなく「守り」の面です。

もちろん日頃から気を付けておくべきですが、
様々な綻びがこういう時期は表面化しやすいです。

たとえば、BUYMAの特徴である
無在庫販売とは切り離せない、
「受注したけど在庫なくなってて
泣く泣くキャンセル」。

普段はなんとか問題なくやれていても、
今のようなお客さん側も買い付け先側も
流動性の高い時期に、これが立て続けに
起こってしまうというのはよくあることです。

このときにまずしてはいけないのは、
買い付け成功率が下がるのを恐れて、
「不適切なキャンセル理由」を選択すること。

具体的に言えば、「買い付けできなかった」
ではなく、あくまでお客さんがキャンセルを
希望している風にやり取りした上で、
「お客様都合」の選択肢を選んだりすることです。

これは下手をすると、1ヶ月、あるいは、
無期限で人気順が上がらなくなる
ペナルティを受けてしまいます。

事務局側もキャンセルが多いショッパーを
ある程度機械的にピックアップしているようで、
その上で詳細を精査して連絡が来ます。

1ヶ月のペナルティの連絡が来ればまだ良い方で、
おそらく永久に人気順が上がらなくなるペナルティを、
「なんの告知もなく」受けているショッパーも
過去に何人も見てきました。

(コンサル生でも受講時点でそうなっていた方が
過去に何名かいて、彼らは結局、アカウントを
新規で作り直しました)

なので、当たり前ですが、
こういう自分勝手な都合の良い解釈を挟まず、
まずはちゃんと規約に則って活動するのが
特にこの時期は重要です。

その上で、本質的な対策としては、

・在庫チェックする頻度を高める

・在庫チェックする優先順位を決める

・在庫がなくなった場合に、在庫がある
他のショップを探し出せるリサーチ力を磨く

・在庫販売の割合を増やしていく

というのが考えられます。

なんとなく、上から下に向かって、
少し難易度が上る感じに並べてみました。

在庫チェックの頻度を高めるというのは、
誰でも思いつくことだと思うので割愛します。

ただ、買い付け先の情報をどう管理するかで、
素早く効率よく出来るかどうかは変わってきますね。

作業を外注するにしても、これは重要な視点です。

次がかなりコスパの良い施策で、
結局お客さんの反応が来やすいものと
そうでないものというのは、事前に
ある程度把握できるので、来やすいものを
特に高い頻度でチェックしておこうということです。

当然ですが『BUYMA内で人気がある』商品は、
自分が出品したその商品のページのアクセスや
ほしいもの登録が少なかったとしても、
そうでない商品より突然受注は入りやすいです。

なので、自分の商品ページへの
アクセスやほしいもの登録の多さではなく、
「BUYMA内で人気があるかどうか」という
のを判断基準として商品を絞っておいて、
それらについてはこまめに在庫チェックし、
それ以外はそこそこにすれば、
コスパの良い活動ができます。

これには出品商品の人気の把握、
つまり、BUYMA内での販売実績
をちゃんと把握しておくことが大事ですね。

また、買い付け先の在庫の数が
出品時点で少ない商品も、他の商品より
こまめに在庫チェックしたほうがいいのは、
言うまでもないでしょう。

そして、その次の項目とも重なりますが、
そこまで人気がない商品であれば、
買い付け先を探し出す力がそこそこあると、
予定していた買い付け先で在庫切れでも
他でなんとか見つけ出せたりすることも多いです。

反応が来やすいものはしっかり見ておいて、
それ以外の商品は仮にチェックが漏れても
自分の地力の高さでカバーしていけば、
キャンセルの発生は減らせると思います。

その上で、そもそもキャンセルが発生しやすい
無在庫販売による利益の割合を減らしていく
というのも本質的な解決策としては有効です。

デメリットやリスクもある方法なので、
「買い付け先から在庫がなくなるのが怖い」
というのが最大の理由で在庫を持つのは
愚の骨頂ですが、先述の、「在庫チェックする
優先順を明確にするために販売履歴を
ちゃんと見る」ということがしっかり出来ていれば、
そんなに怖い手法ではありません。

だーっと書いていきましたが、
こういう時期に問題点が炙り出されるのは、
長期的に考えれば、活動の質を高める
チャンスでもあります。

一番良くないのは、問題の
根本的な原因を抱えたままなのに、
それがセールが終わって表出しなくなったから
まあいいやと放置して、次のハイシーズンに
また同じ苦しみを味わうことです。

喉元過ぎて熱さ忘れるようなことは
お互い気を付けていきましょう。

ではではー。

P.S.

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