※2020/6/19の記事です。
こんにちは、エスノです。
前回の配信からまた随分時間が経ってしまい、
気付けば緊急事態宣言もだいぶ過去のものに
なってしまいました。
結局のところ、新型コロナウイルスは
(これまでのPCR検査などの結果から予想された通り)
どういうわけか日本では「蔓延」というほどには
広がっていないということが分かってきています。
ちなみに16日付で厚労省が発表した
抗体検査の結果では、たとえば、
東京での抗体保有率は0.1%と報道されています。
これは、
「アボット社とロシュ社の検査キットの
両方で陽性になった人の割合」
なので、実際の感染者の割合は
さすがにもうちょっと高いと思います。
(0.3~1%くらい?)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000640184.pdf
なお完全に余談ですが、
今回使われた3社のキット以外を利用した抗体検査も
以前から国内外問わず実施されていますが、
それらの性能評価は基本的に全然ダメです。
以下は4/17の発表資料ですが、
サンプル数が少ないことには留意すべきものの、
これ本当に販売していいのか?というレベルです。
(日本で早くから抗体検査を実施していたクリニックは
だいたいこの程度の性能のものを使っています。)
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kensakit_0423.pdf
ただ、いずれにしてもやはり1%も感染しておらず、
逆に言えばそんなものでも一時期は医療現場の
リソースは食いつぶされてしまったということなので、
やりすぎない範囲での感染予防は
継続していったほうがいいですね。
さて、先週の金曜日にエニグモの
2021年1月期第1四半期決算が出ました。
すでにtwitterでは簡単に書いたんですが、
もうご覧になりましたでしょうか。
https://twitter.com/esno_biz/status/1271337173824880640?s=20
実際の資料は以下です。
■2021年1月期第1四半期 決算補足説明資料
https://enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/ir_20200612_2.pdf
この環境下ですので、
通常では出さないタイミングで、
決算の補足説明資料も出ました。
この資料の中で、ここ数ヶ月における
総取扱高の対前年同月比が開示されています。
それによると、結局今年4月の総取扱高は、
対前年比で20%減ということでした。
さらに、そのあとの5月と6月の
実績についても触れられていて、
5月の対前年比はほぼ同じくらい、
6月に至っては(10日までの数字ですが)
対前年比30%増で推移しています。
これは4月に買い控えがあった分が、
反動として上乗せされているのもあると思うので、
このあとも同じようなペースでの増加が続く
というわけではないと思います。
ただ、少なくとも今の時点では、
もうコロナの影響は、BUYMAにおいてはほぼなく、
昨年と同じ時期の状況を変わりがないということは
言っていいでしょう。
もちろん、今後の景気悪化の程度によっては、
やはり昨年度まで続いてきたような成長を、
今年度も期待するのは難しいかもしれません。
夏のボーナスを出すところは思ったより多そうですが、
そのあとのことはまだまだ分からないからです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60456260X10C20A6EE8000/
しかし、仮にそうなったとしても、
あれだけ外出できる見込みも立たず、
ヨーロッパ各国では、ロックダウンで
買い付けが不自由だった3~5月を超えて、
BUYMA内の取引が冷え込むというのは、
少なくとも新型コロナ関連の影響では
考えづらいという印象です。
ということで、結論としては
いつもと同じでつまらないのですが、
BUYMAで利益を出すために必要な、
本質的に大事なこと、原理原則を
ちゃんと実践できていれば何も問題ありません。
外部環境に左右されずに、
自分がやるべきことに
しっかり向き合っていきましょう。
ではではー。
P.S.
ということで、個別コンサルの新規募集も
久々に行おうかと思います。
6月25日(木)21時頃配信のメルマガで行います。
いつものように少人数の募集ですので、
気になっている方はチェックしてくださいませ。
P.S.
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^