※2015/4/28の記事です。
こんにちは、エスノです。
昨日のコンサルの場で、
改めて気付いたことをお伝えします。
昨日コンサルした方から、
ここ最近、問い合わせが来たにもかかわらず
受注しないということが多発している
という悩みを相談されました。
その内の1件をよくよく調べてみると、
結局のところ他の価格の安いライバルに
同じく在庫確認の問い合わせが来ており
最終的にはそちらから売れてしまっていたようです。
(「最近売れたアイテム」に掲載されていました。)
このライバルにも問い合わせが来たことを
「調べる」ところまでは、この方もちゃんとやっていました。
しかし、調べた結果、
この出品者の商品ページを「見逃して」しまい、
チャンスを逃してしまったというわけです。
もし自分のところに問い合わせが来た時点で
他にも質問していることに気付けたのなら、
利幅に余裕があるなら一時的に価格を下げたり、
あるいは、到着までの日数などについて、
ライバル出品者と比較では自分のほうが良いですよ
という内容の提案をすることが出来たわけです。
しかし、そもそも見逃してしまっては、
何をどう比較して伝えればいいのか分かりません。
今回なぜそれを見逃してしまったかというと、
ライバルとなる他の出品者を探すときに、
「カラー」で絞り込んで検索したことが原因でした。
自分とライバルのカラー設定が違っていたために、
他の出品者の中で、問い合わせが来ている、
本当に意識すべきライバルを見落としてしまっていた
ということです。
ただこういう見落としは、
今回のようなケースだけではなく
ありとあらゆる場面に潜む大きなリスクです。
例えば、買い付け先を探すときに
SHOPSTYLEで検索して、カテゴリを
変に絞りこみすぎてしまって、
目的の買い付け先を見落とすとか。
あるいは、買い付け先で商品を探すときに
ショップ内のキーワード検索だけで探してしまい、
それでは表示されない商品を見落とすとか。
これまでメルマガで書いてきたことですが、
本当にちょっとしたことによって、
大きな機会損失を被ることになります。
確かに、絞り込んだりキーワードで検索するのは
「それで見つかれば」早く済むので効率的です。
しかし、今回のように、残念ながら
「それでは見つからない、見落としやすいケース」
というのが存在しています。
まずは、効率のよい方法を試すのは大事ですが、
それで見つからなかったあとは、
最終的にはしらみつぶしにやるくらい、
地道に漏れがないように作業をするのも大事ですね。
もちろん、しらみつぶしに調べると言っても
その際に時間をどのくらい使うべきなのかについては、
常に考えながらやらなければいけないので、
その点にも注意してください。
ではではー。