商品タイトルの付け方(第29回)

※2013/7/3の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は、商品のタイトルの付け方です。

先日も書きましたが、現在BUYMAでは
アイテム一覧表示画面において、「LOOK」という
商品の情報がダイジェスト版で確認できる機能がつきました。

これにより、お客さんに商品ページの詳細まで見てもらうため、
引いては、商品を購入していただくためには、

・商品タイトル
・商品画像の1枚目
・価格

が、これまで以上に重要になってきます。

この3つでお客さんの気を引けると、さらに

・2枚目以降の画像
・配送期間
・バイヤーの評価

が「LOOK」で確認できるので、ここも重要です。

商品タイトルの重要性が、まずお客さんの目を引く
ということにあるならば、彼らの目に留まりやすい
引っ掛かりのある単語を入れるのがいいでしょうね。

よく見るのは「セール」とかですが、
悪くはないですが、これは多くのバイヤーがやっているので、
それほど差別化にはつながりません。

自分がお客さんになったつもりで一覧を眺めて、
目を留めざるを得なかった単語をメモしてストックしていくと、
一番効果があると思います。

さて、このように重要な商品タイトルですが、
この一覧画面でお客さんの目を引くようにする以外には
どんな役割が考えられるでしょうか。

結論から言えば、それは

検索エンジンからのアクセスを呼び込むためのキーワードである

ということが挙げられます。

BUYMA自体がSEO的に強いサイトなので、
ものすごく検索エンジンの検索に引っ掛かりやすいのですが、
いくら検索に引っ掛かりやすくても狙ったアクセスが呼べなければ
あまり意味がありません。

例えば、モデル・タレントの愛用品を出品した場合は、
タイトルにその名前を入れておけば、BUYMA内で検索した人だけでなく、
googleなどで検索した人にも見てもらえるというわけです。

逆にその名前を入れないときのことを考えると、
どれだけもったいないことをしているかは
おのずと分かっていただけると思います。

このように、タイトルに入れたほうがよいワード
というのは、何となく想像がつくかと思います。

それはそれで、30字という制限内で
工夫していただければいいのですが、
タイトルに入れる必要のないワードについてはどうでしょう。

これの代表格は「商品番号」です。

確かにタイトルに商品番号を入れておくと、
検索エンジンで「ブランド名 商品番号」という検索をしたアクセスを
おそらくはかなりの確率で呼ぶことが出来ると思います。

しかしながら、商品番号でブランド品を検索する人は
それほど多くはありません。

また、検索エンジンからBUYMAに探しに来る人は、
当然BUYMA以外のほかのオンラインショップも調べているはずです。

国内のオンラインショップでは自分しか扱っていなかったり、
あるいは、自分が最も安い商品であればよいですが、そうでなければ、
そのアクセスは、結局他のサイトに流れてしまうのであまり意味がありません。

それどころか、そんなに目立つところに商品番号を入れておくと、
BUYMAでしか探してなかったお客さんに、外のショップで探すための
便利なアイテムを授けたことにもなりかねません。

さらに、ライバルバイヤーにも仕入先を真似されたりしかねないので、
タイトルに限らず、商品を探しやすくしすぎる情報というのは、
商品ページには入れないほうが無難だったりもします。

まとめると、タイトルは

「ブランド名 アイテム名 +α(愛用者名や引きつける単語など)」

くらいでよいかと思います。

もちろん、最初に言ったように
いろいろ工夫するのはいいことなので、
知恵を絞ろうとすることは忘れないでくださいね。

ではではー。

エスノ