バイマの大きな変化について。(第181回)

※2014/4/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日今日と大阪でコンサルをし、
今は京都に来ています。

目的は、明日京都競馬場に行くことです。

実は競走馬の権利を一口だけ持っているのですが、
その馬が明日半年ぶりに復帰するので、
せっかくだから現地で応援しようという魂胆です。

初めて出資した馬なのに、
デビュー戦でいきなりレース中に骨折してしまい
それから半年以上の休養していました^^;

とは言え初勝利までは高望みしないので、
今度は無事に走り終えて欲しいですね。

さて、すでにお気付きかもしれませんが、
一昨日くらいからBUYMAに大きな変化が起きています。

何かというと、バイヤーの販売履歴の
「売上金額」が表示されなくなったのです。

これまで販売履歴には、
「商品が売れた時点での」商品金額が
成約日とともに表示されていました。

しかし一昨日のコンサル中に
「あれ?なくなってる!」と気付いたわけです。

例えば、過去に50,000円で販売したものを、
何らかの事情で55,000円に値上げしたとすると、
お客さんからすれば、ちょっと嫌な感じです。

もちろんそこまで気付かない方も多いでしょうが、
「なんで今は高くなってしまったんだろう?」
という気持ちが購入意欲を削ぐ可能性はゼロではありません。

その点を考えれば、今回の変更は
購入率アップに貢献するとも考えられます。

ただ、バイヤー側からすれば、
「いくらで売れたのか」というデータが
どこからも取得できなくなることを意味します。

これは商品リサーチという観点から考えれば、
けっこうな痛手です。

ライバルが安い価格で商品を販売していたとき、
ずっとその価格で販売していたのか、
それとも一時的に下げているだけなのかは、
その買い付け先を探すときに重要なポイントです。

しかし今表示されている価格が、
ずっと設定されているものなのかそうでないのか
もうこれからは分かりません。

もちろん、ないと死ぬほど困る
とまではいかないですが、それでも
様々な面で効率が悪くなってしまうでしょう。

とは言え、こういう環境の変化は
自分の力ではどうすることも出来ません。

肝心なのは、自分でどうにかできることと
そうではないことを、まずは区別して考えることです。

自分でどうにもできないことに
あれこれ悩んで時間を使ってしまうのは
まさに時間の無駄以外の何物でもないので、
今自分ができることに注力することを忘れないで下さいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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バイヤーポストの使い方とその可能性(第176回)

※2014/4/21の記事です。

こんにちは、エスノです。

実は今日から3泊4日で沖縄に来ております。

海辺のリゾートホテルで、
トロピカルジュース片手にのんびりリフレッシュ…。

なんて出来たら最高なのですが、
そういうわけでは全然なくて、
なんととあるセミナーに参加するために
わざわざ沖縄くんだりまでやってまいりました。

そして、今日、明日、明後日と、
13時半から4時間くらい毎日セミナーなので、
沖縄らしいことが出来る時間は
はっきり言ってまったくありません。

そもそも私は車の免許を持っていないので、
那覇近辺に宿泊してしまうと、
沖縄らしいところにはすごく行きづらいです。

というわけで、沖縄には来ていますが、
ホテルとセミナー会場の往復しかしないと思います^^;

まあ沖縄には何度か来ていて、
美ら海水族館もおきなわワールドも行きましたし、
海で泳いだこともあるので、特にこれといって、
何かをしたいということも実はそんなになかったり。

ちょうどいい機会なので、
ビジネスの方でいろいろやりたかったことを
ホテルでカンヅメになって進めていこうと思っています。

自分のBUYMAの出品もしていかないといけませんしね。

ちなみに沖縄で開催されている理由は、
主宰者がひどい花粉症のため、
3,4月は花粉の飛んでいない沖縄がいいから
というなかなかユニークなものです笑

さて、今日はBUYMAから
なかなか有意義なお知らせが更新されていました。

■【誰もが気になる!】商品購入の際に購入者様が心配なこととは!?

http://buyersinfo.buyma.com/?p=15657

先日はバイヤーポストを利用した、

「梱包についての不安を解消する」

というテーマで、お客さんの購入率を
より高める施策を紹介していましたが、今回は

「正規品を扱っているのかという不安を解消する」

というテーマで、同じくバイヤーポストを使う方法の
特集が組まれています。

今回取り上げられていたバイヤーさんの例のように、
「実際にちゃんとしたお店で買っている」というのが、
写真付きで掲載されていれば、確かに不安は減るでしょう。

海外在住、あるいは、海外で
買い付けを手伝ってくれる方がいるバイヤーさんは、
すぐに真似できると思います。

ただ、多くの日本在住のバイヤーは
オンラインで買い付けをすることが多いので、
これをそのまま真似するのではなく、
ひと工夫する必要がありますね。

また、もうひとつ例として挙がっているポストも、
なかなか参考になります。

アメリカ在住のプレミアムバイヤーさんが
コーチの新作をブティックに実際に見に行って
そのアイテムの展示の写真から、商品としての良さを説明した上で、
自分が出品しているページの紹介という流れになっています。

バイヤーポストの新規投稿の案内メールは、
そもそもこのバイヤーさんの商品を見たことがあり、
かつ一定以上それを気に入った「ファン」の人たちに送られます。

このバイヤーさんであれば、
コーチを好きなユーザーが「ファン」登録している可能性が
かなり高いわけですね。

そこに、コーチの新作を一緒に楽しむようなポストが来れば、
購入までいかなくても、商品ページをクリックする可能性は
ただの売り込みのポストが来るよりはるかに高いでしょう。

そうすればBUYMAの中で人気順が上がり、
自然と売れやすくなっていくという好循環が生まれます。

このようにバイヤーポストを活用するのは、
正直、かなり難易度が高いです。

ただ、以前少し触れたように、
エニグモがBUYMAを「ソーシャルショッピングサイト」
と定義している以上、このバイヤーポストを軸に、
今後ますますバイヤーとお客さんが、
SNS的にやりとりが出来るようにしていくと思います。

実際それは今回の特集の最後に、

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なお、今後は評価欄や商品詳細、バイヤーからのお知らせ欄にも
バイヤーポストの記事をリンクできるような改修を行っております。

======================================================

と書かれていることからも間違いないでしょう。

まずはバイヤーポストにアクセスしやすい環境を整え、
次はバイヤーポストにコメントなど出来るようにしていくわけです。

そうすることで、購入前から
お客さんとより近い距離でやりとりをして、
信用を高めて購入に結びつけることも可能ですし、
また一度購入した人がコメントをしてくれれば、
新規のお客さんも買いやすく、またリピート購入の確率も上がるでしょう。

その際に、いわゆる「炎上」に対する対策をどうするのか
というのがひとつポイントになりそうですね。

私はエニグモの企画担当ではないので
そのへんを考えるのはあちらにお任せしますが、
こうやって書きながらイメージしていても、
来年くらいにはそういう仕組が導入されていても
不思議はない感じがしてきます。

ただ、ひとつ間違えてほしくないのは、

バイヤーポストを最大限に活用するには、
価格やバイヤー評価の面において、
ある一定のレベル以上で勝負できる必要がある

ということです。

いくらバイヤーポストでいい記事を書いても、
他のバイヤーより10%以上高い値段だとそうそう売れないですし、
また当然バイヤー評価が悪すぎても、売れにくいです。

今の時点で焦って

「これからはバイヤーポストだ!」

と飛び乗らずに、やはりまずは、

ちゃんと人気商品をリサーチして、
その買い付け先もちゃんと見つけられて、
出品したあとも放ったらかしにせず、
ライバルに勝てるようにメンテナンスしていく

という地道な作業を身につけるのが重要です。

話が最初と最後でかなり散らかりましたが、

・BUYMAの今後とバイヤーポストの可能性

については、ちゃんと頭に入れておきつつ、

・基本がちゃんと出来ていないとそれらも意味がない

ということも、改めて忘れないようにしてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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丁寧な梱包でお客さんにアピール?(第169回)

※2014/4/11の記事です。

こんにちは、エスノです

東京に戻る新幹線の中で
メルマガを書いております。

先日、「バイヤーへのお知らせ」に
けっこう参考になる記事がアップされていました。

■【購入の決め手!】全バイヤー必見!! 購入者様があなたから買いたくなる方法☆

http://buyersinfo.buyma.com/?p=15521

読むと「早速自分も同じように梱包してみよう」
もしくは「私はここまでで出来ない、どうしよう」
と思ってしまいそうな記事ですが、これを受けて
きちんと自分の頭で考えることが重要です。

何を考えるかというと、

「この梱包は本当にお客さんを自分から買いたくさせるのか」

ということです。

結論から言えば、おそらく
多少はそうさせると思います。

記事にもある通り、梱包に不安があって
購入に踏み切れないお客さんがいる
というのは事実でしょう。

しかし、この記事に掲載されているバイヤーさんほど
丁寧かつ厳重に、しかもラッピングまで対応しないと
お客さんの購入のひと押しにならないかというと
そんなことはありません。

「梱包に不安がある」というのは、
要するに「どんな梱包なのか『分からない』」
ということが問題なわけです。

どんな梱包かを事前に明らかにすることが肝心で、
ここまで丁寧に梱包すること自体は、
最も重要な話題ではありません。

この事例のバイヤーさんよりは丁寧でなくても、
事前に「こうやって梱包します」と掲載し、
ちゃんとその通り梱包して送れば何も問題はないわけです。

もちろん、丁寧にやるのが悪いわけでもないですし
やればやるほど、お客さんの購入率は
少しずつ高まってはいくでしょう。

特に、かなり競合の多いアイテムで
厳しい価格競争を戦っているバイヤーさんは、
それが差別化要因となって、価格で少し勝てなくても
選んでもらえるようになるかもしれません。

しかし、ここまでやる手間とコストは
バイヤーにはかなりの負担になるはずです。

私は個人的に、そういうアイテムで勝負することも、
手間とコストをかけ過ぎることもオススメしません。

結局この記事のBUYMA事務局の最大の目的は、

「バイヤー活動を支援すること」というよりは

「多くのバイヤーに梱包について危機感を持たせること」

だと考えられます。

BUYMAからすれば、
全バイヤーの梱包レベルが向上し、
少しでも取引案件が増えてさえくれれば、
バイヤーの手間やコストが多少増えようが
まったく関係ないわけです。

勘違いしないで欲しいのですが、
もちろん「梱包を丁寧にする必要はない」
と言っているわけではありませんし、
「この記事が参考にならない」
と言っているわけでもありません。

ただ、時間も資金も限られた中で
バイヤーを活動をしている方が多いと思いますので、
そのBUYMA事務局の思惑に乗せられないように、
本質をちゃんと捉えるようにすべきです。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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