昨日のコンサルで話した内容を今日体験しました。(第305回)

※2014/11/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日BUYMAから面白いお知らせがありましたね。

■11月中旬 BUYMAの補償制度に 「返品補償制度」が追加されます。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=19638

掻い摘んで説明すると、
プレミアムパーソナルショッパー(PS)の商品を、
「あんしんプラス」に加入して購入した場合、
お客さんはPSにではなくBUYMA事務局に返品できて、
PS側も商品代金を事務局から受け取ることが出来るという制度です。

これだけ聞くとすごそうですが、
お客さんへの返金は商品代金相当額のポイントでされますし、
対象商品のカテゴリもちょっと限定的です。

「・特定条件の取引において事務局への返品を受け付けます。」
と明記されているように、当然なんでもかんでも返品できる
ということにもならないとは思います。

ただ、お客さんとプレミアムPSにとっては、
基本的には歓迎される制度でしょう。

詳しくは上のリンクを確認して下さい。

サイズ違いによる返品のリスクというのは、
ちゃんと人気商品を出品することで、
かなり下げることができます。

返品されても、人気商品なら、
そのうち売れる可能性が高いからです。

だからその点は別にいいんですが、
返品されても商品代金をBUYMAが支払ってくれるのは、
かなり魅力的です。

今まではプレミアムになる必要性を
そこまで感じていなかったのですが、
こういう優遇措置が出てくるとなると、
ちょっと話が違ってくるかもしれませんね。

さて、昨日のスカイプコンサルでも
ちょっと話題に出た話なのですが、
今日になって私自身も体験したことを。

結論からお伝えすると、
同じ買い付け先でもあっても、
配送国を変えることによって、
品揃えや価格が変わることがある
という話です。

この話題の象徴的な事例として、例えば、
mytheresaというドイツのオンラインショップがあります。

http://www.mytheresa.com/

ご存じの方も多いと思いますが、
ここは品揃えも豊富で、日本に直送してくれますし
おまけに表示価格には関税と消費税が含まれていて、
価格計算もしやすい素敵ショップです。

ただ、このショップでは、
クリスチャンルブタンの取り扱いがあるのですが、
配送先を日本にするとルブタンは表示されなくなります。

(ちなみに以前は日本に直送してくれていました。
 ショップ側も少しずつ変化していっています。)

このmytheresaのように、
配送先を変えるだけで品揃えが変わったり、
あるいは商品の価格が変わったりすることは
実はけっこうよくあることだったりします。

なお、先ほど書いた私自身の今日の体験というのは、
みんな大好きfarfetchでのことでした。

BUYMAで人気の商品の在庫を
farfetchでチェックしていたのですが、
配送先を日本ではなくアメリカにしただけで、
在庫切れのはずのサイズが出現したので、
あわてて買い付けしたというわけです。

もちろん配送先をアメリカにしているので、
アメリカの転送業者を経由して日本に送るため、
少し時間は余計に掛かってしまいます。

ただ、それでもちゃんと利益が出るなら問題ありません。

こんな感じで、ショップごとの
ちょっとした特徴を押さえるだけで、
他のPSさんと差をつけることが可能です。

以前「買い付け先を使い倒す」というテーマで
何度か記事を書いたのですが、今回の話も同じですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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「価格設定」に正解はないです。(第304回)

※2014/11/6の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は商品を出品するかどうかを
判断するときに考えることです。

極端なことを言えば、
どんな商品を出しても問題はありませんし、
その数が多ければ多いほどいいのは
これまでも何度か書いてきた通りです。

ただ、実際の作業にかかる手間を考えると、
出品数は500とか1000とかではなく、
人気がある売れやすい商品を選んでいって、
もっと抑えながらやりたいよねというのが、
私がこれまでお伝えしてきたことでした。

そういう前提のもと、
BUYMAで人気商品を探していく場合、
価格について以下のことを考えます。

・ライバルの価格

・自分が納得できる利益を取れるかどうか

要するに、ライバルと同じ水準で価格を設定したときに、
いくら利益が出るのかということを考えるわけです。

この2つの要素が噛み合ったとき、
始めて「出品する」と判断をします。

ただ、このとき注意しなければいけないのが、
「自分の納得できる利益」をいくらに設定するのか
ということです。

この金額を大きくすればするほど、
当然、条件に見合う商品の数は減っていきます。

そうなると、なかなか出品できず、
出品できなければ売れず、売れないどころか、
お客さんからの反応も増えず、そうなれば、
やはり精神的にもBUYMAを続けることが
なかなか難しくなるでしょう。

というわけで、「自分の納得できる利益」は、
「ほどほど」の金額を設定しておいて、
それに見合うならば、まずは出品してみる
という姿勢が大事です。

「ほどほど」のさじ加減は、
人によって違っていいのですが、
例えば、1点あたりの利益率が30%とか、
利益額であれば1万円以上とか、
そういう風に硬直した基準ではなく、
もう少し柔軟に考えた方がいいということです。

物によっては10万円を超えるような商品でも、
ライバルと比較して5,000円くらい利益が取れれば、
とりあえずその時点で出品してしまうというのは全然アリです。

もちろん直近は為替が動きやすいので、
販売価格が高いものに関しては、
もう少し余裕をもって設定した方がいいですが、
発想としては全然アリだと思います。

こういう風に書くと、

「なんだよ、BUYMAって全然利益取れないじゃん!」

と思うかもしれませんが、それも思考が硬直しています。

BUYMAにおける商品の販売価格は、
需要と供給の状況次第で変えることができます。

最初は3,000円の利益しか取れなかったとしても、
それがいくつか売れてくれば、
当初予定していた買い付け先以外に
新しいショップを頑張って探すはずです。

というか探すべきです笑

その結果見つけたショップが、
他の買い付け先よりも安く購入できたりすれば、
ライバルよりも多く利益を確保できます。

最近の私の事例だと、
「最初の買い物は10%OFF」というショップにて、
自分の売れ筋商品の在庫を見つけたので、
そこで買い付けることで、当初設定していたよりも
かなり利益を上乗せできた取引がありました。

この需要と供給については、
もう商品ごとに常に状況が動いているので、
そのすべてのパターンに言及することは難しいです。

ただ、言いたいことは、

「最初に設定した価格で売り続けなければいけないわけでも、
 その価格でしか売れないわけでもない」

ということです。

出品の段階では「ほどほどの利益」を設定していても、
ちゃんと人気が出てたくさん売れるようになり、
自分がその商品に対してなにか優位性を持てれば、
数万円くらいの商品なら5000円とか1万円くらい値上げしても
お客さんは普通に欲しがってくれます。

そうすれば、当初5000円だった利益が、
1万円、15,000円とかになったりするわけです。

まずは、自分が最低このくらいなら
取引をしてもいいという金額を考えて、
それに見合う商品を見つけたらどんどん出品しましょう。

「利益が1万円とれる商品しか出品しない!」
というような発想だと、チャンスロスが大きいです。

とは言え、1つあたりの利益を、
1,000~2,000円で設定して出品数は増やせても、
よほどたくさん売れる商品で、かつ、
BUYMAに一日中時間を使えるような環境でない限り、
どこかで限界が来てしまうのは自明の理です。

そういう条件が揃っていたとしても、
ちょっとしんどいので私は嫌なんですが…。

評価稼ぎが目的ならいいと思うんですけどね。

価格設定に「これが正解」というのはないので、
ご自分の活動可能時間の中でちょうどいい塩梅を
常に模索してみてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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セールシーズンは価格を2つ設定して人気順アップ。(第303回)

※2014/11/5の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はコンサルで長崎に来ております。

長崎空港のスタバで3時間弱、
みっちりお話させていただきました。

さすがに空港で実施したのは初でしたが、
まったく問題なかったですね笑

さて、今日は復習がてら、
以下を見ていただきたいと思います。

■人気順が上がり手間が減るちょっとした小ワザ。

http://steermylife.com/763.html

これも、これからのセールの時期を見据えて、
改めて取り上げたほうがいいかなと思いました。

ざっくり要約すると、BUYMAではひとつの商品ページに
配送プランA、Bと2つの価格を入力することが出来ますが、
これを配送プランで分けるのではなく、サイズによって
分けてしまいましょうという話です。

これのメリットについては、
上記の過去記事をご参照ください。

この記事を書いた当時はそんなに見かけなかったのですが、
今はけっこう見かけますので意外と私のブログも
読まれてるのかもしれませんねえ笑

特にこれからのセールシーズンは、
需要の多い小さめのサイズが、
セールになったショップですぐなくなり、
価格の高い買い付け先にしかない
という状況が生まれがちなので、
この手法はいつも以上に有効だと思います。

ただ、たまに価格Bのサイズを、
間違えて価格Aで購入してしまう方がいます。

そういう方には、正しい価格で注文し直してもらって、
それから最初の取引をキャンセルするか、あるいは
差額決済用の商品ページを作成して注文してもらうか、
いずれかの方法で対処するのがいいでしょう。

ちょっとしたことですが、
人気順も上がりやすくなりますし、
お客さん対応の手間も減りますので、
個人的にはかなり良い手法だと思っています。

もちろんサイズではなく、
カラーで価格を変えたいときにも使えるので、
やったことない方はぜひ実践してみてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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