初心者向きのブランド・カテゴリとその注意点。(第348回)

※2015/1/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は朝からスカイプで1件、
昼過ぎから上野で対面コンサルが1件ありました。

スカイプした長崎の方は、
私も知らないようなさまざまな買い付け先を見つけ出し、
それらを精査して作り出したショップリストを持っているのですが、
それを上手く活用できずにちょっともどかしい感じです。

とりあえず出品していかないといけないので、
まずはそこをもっと強く意識していただきたいと
最近は繰り返しお伝えしています。

上野でお会いした方は2ヶ月目ですが、
今月はこれまでより利幅の大きいものが売れていて、
すでに月利で10万円を超えています。

在庫を持った商品がちゃんと売れて、
それで利益も3万円以上出たりしているので、
今月の残りの期間も楽しみです。

全然関係ないのですが、
その上野駅で偶然高校の同級生と遭遇して、
コンサル後に2時間くらいお茶をしました。

彼はつい最近、一部上場の某ネット証券から、
外資系保険会社の営業マンに転職したのですが、
前職ではなぜか経理をやらされていたので、
性格的に向いている営業に転身できて楽しそうでした。

私の加入している保険のことや、
業界の裏話的なことも聞けて面白かったです。

ところで、昨日のメルマガで東大を連呼しましたが、
別に「そこを目指すべき」という話ではなく、
あくまで受験勉強における分かりやすい成果例として
名前を出しただけです。

実際に東大に進学した友人が何十名といる中で、
高校卒業から12年経ち、社会的に大成功
と言える位置にいる人と、そうでない人とに
当然分かれてきています。

なぜそういう風に分岐していくのかを
考えるためのサンプルが身近に豊富なのは
なかなか面白いですね。

それぞれに共通する傾向は、
けっこうはっきり分かります。

さて、BUYMAを始めてまず考えることは

「とりあえず実績作りをしよう」

ということだと思います。

確かにパーソナルショッパーを「信用」してもらうために、
「販売実績」があるというのは重要な要素のひとつです。

実際は、販売実績が0でも20万円以上の高額商品が売れた
という事例は枚挙に暇がないわけですが、
やはり少ないよりは多いほうが、特に0よりは、
いくつかあったほうが見栄えはいいわけです。

また他にも、「実際に売れるんだ」という実感を得ることと、
「売れた後の商品の手配」を経験するという意味でも、
まずは利益をそこまで求めずに、販売実績を積むことは
重要な意味があるでしょう。

このときにオススメなのが、
ASOSなどの低価格帯のファッションブランド、
あるいはスマホケースなどのモバイルアクセサリーです。

いずれも価格帯が安いため販売数が多いのが特徴で、
人気商品を狙って出せば割と簡単に受注することが出来ます。

実際に今月から個別コンサルを始めた方は、
出品の翌日には初受注をしてしまいました。

しかしながら、これらには売れやすい一方で
いくつかのデメリットもあります。

まずASOS系のブランドは、
買い付けできるショップが非常に限られています。

要するに、せっかく受注してもASOSで完売だと、
もう基本的にはキャンセルするしか選択肢がありません。

(たまに在庫は復活しますので、少し待ったほうがいいですが。)

一方でスマホケースは、
あちこちで買い付けができることが多いので、
想定していたショップで完売していても、
他で見つけて買い付けることが出来る可能性があります。

しかし、こちらはスマホケースのくせに
送料が高いことが多く、下手をすると、
本体価格より送料が高いなんてことになりかねません。

ショップの送料無料期間などに上手く買えればいいですが、
そうでなければ、ある程度はまとめて購入して送料を抑えて
在庫を持ちながら売ったほうがいいことも多いです。

逆にASOS系のブランドは、
送料が掛からないケースが多いので、
その点は気軽に1点ずつ購入できます。

また、そもそもですが、あまりの売れやすさに
こういう商品ばかり販売していると、
いわゆる薄利多売状態になってしまいます。

薄利多売の恐ろしいところは、
取引件数の増加にともない、
作業量が指数関数的に増加してしまうことです。

要するに、取引件数が10件のときと20件のときでは、
それを処理するために掛かる時間や手間は
ただ2倍になるだけではすまないということです。

取引ごとに手配の進捗はバラバラなので
いちいち確認する必要がありますし、
また件数が増えればトラブルの発生数も増えて、
どんどん時間がなくなっていきます。

結果、利幅の大きい商品を探すための時間を
確保することが難しくなり、そのループから
抜け出すことが難しくなるというわけです。

これの恐ろしいところは、
一回ハマると抜け出せなくなってしまうところなので、
以前も書いたことがあるのですが、どこかで思い切って、
意識的に薄利多売とは決別するのが大事です。

(もしくは、利益が出せるならば、人を雇って
代わりに作業してもらうという選択肢もありますが。)

どんなものにもメリット・デメリットがあるので、
常にそれを意識しながら、最良だと思われる選択を
し続けていく必要がありますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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同じ商品を出品するライバルが多くても問題はない。(第346回)

※2015/1/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日コンサル受講生から、

「出品しようとしている商品を扱うライバルが
10人以上いるような、かなり多い場合、
それを出品するべきかどうか迷うがどうすべきか」

という質問をいただきました。

当たり前ですが、
同じ商品を扱うライバルは
少なければ少ないほどいいです。

しかし人気商品であれば、
ある程度複数のライバルがいることが前提で、
しかもその数が目に見えて多い場合は、
「今から参入しても意味が無いのでは?」
と思うかもしれません。

こういうときは、もっと細かく、
具体的にライバルの状況を観察する必要があります。

価格、サイズの在庫状況、配送までの期間など、
確認すべきポイントがいくつかありますが、
そうやって見ていくと、同じ商品の出品者は多くても、
実は「強いライバル」というのはそれほど多くはない
ということはよくあります。

「強いライバル」というのは、価格が抜けて安かったり、
手元に在庫があるので配送期間が短かったり、
ずっと出品し続けていて人気順で上位に君臨していたり、
あるいは、サイズの品揃えがしっかりしていたり、
そういう強みを持っている出品者が該当することが多いですね。

こういう「強いライバル」が多く、
あとから参入しても勝てる要素がどこにもない場合は、
出品を見送ってしまうのもひとつの手です。

しかし、そこまで確認せず、
ただ商品一覧でざっと見たときに、
「同じ商品の出品者がよく目につく」
くらいのことで判断してしまうと、
勝てる勝負をみすみす見過ごしてしまいます。

「諦めも肝心」とはよく言われますが、
それはやれることをやってからでないと
ただ面倒を回避するための隠れミノになりかねないので、
ぜひ気を付けてみてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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買い付け先を探すときの効率的な手順。(第345回)

※2015/1/8の記事です。

こんにちは、エスノです。

買い付け先を探すときの方法としては、
主にshopstyleとgoogle検索があります。

他にもshopstyleに似たようなサイトとして、
polyvoreとかlistというのもよく出てきますが、
現時点で私は積極的には使っていません。

google検索で出てくることがあるので、
そのときはチェックする程度の使い方です。

さて、効率のよい検索の順序ですが、
一番最初はGoogle画像検索がいいと思います。

もちろん、ライバルの画像が実物の写真ではなく、
どこかのオンラインショップの画像を使っている
というのが前提です。

画像検索で一発で買い付け先が見つかれば、
かなり検索時間を短縮することができます。

その次にshopstyleで検索します。

最初は、キーワードを複数入れて検索し、
それでも見つからない場合は、
少しずつキーワードを減らしていきます。

もちろん、検索対象国を変更するのを忘れずに。

ただ、基本的にはアメリカとイギリス、
せいぜいドイツ、フランスくらいを調べればOKです。

ブランドによっては
オーストラリアは見たほうがいいですが、
だいたい上記4カ国を見れば問題ない印象です。

これで見つからなければ、
最後は普通にgoogleで検索をしていきます。

基本は「ブランド名+商品に関するキーワード」ですが、
この商品に関するキーワードをちゃんと選べるかが、
商品を見つけられるかどうかの差を生み出します。

以前も書きましたが、意識すべきは、

「その商品特有のキーワード」

を入力して検索することです。

商品名、カラー名、品番など、
さまざまな要素が考えられるので、
考えられる限りのことを検索しつくします。

検索結果を確認するときは、
「ウェブ」で文字列で見るのではなく、
「画像」で画像を一覧に表示させると
見やすくていいと思います。

このとき、商品の一部しか写っていないなど、
どんなに変な画像であっても
ちゃんとチェックするのが重要ですね。

慣れてくると、必ずしもこの順番ではなく、
画像検索しながらキーワード検索もしたりもできます。

あるいは、ライバルが、画像検索からでは
買い付け先が分からない人だと分かっていれば、
まずは、farfetchや公式サイト、あるいは
楽天ショップを検索して品番を確認して、
それから買い付け先を探すという流れになることもあります。

ただ、慣れないうちは
最初にお伝えした手順で丁寧に検索していくほうが、
時間が掛かることもありますが、見つかる可能性は
高まっていくと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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