shopstyle以外のファッションポータルサイト(第418回)

※2015/6/8の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は大阪でコンサルを行い、
今さっき関東に戻ってきました。

昨日お会いしたのは、
昨年の秋に1ヶ月の受講経験のある方。

そのときは基礎が身に付いたかどうか
くらいのときで期間が終わってしまい、
残念ながら、殻を破るというところまでは
少し間に合いませんでした。

今回改めて3ヶ月間で申し込まれたのですが、
コンサル開始から約2週間が経過して
問い合わせや受注は増え始めているものの、
受注後に買い付け先の在庫切れが少し多く、
あと一息波に乗り切れていない感じです。

ただちゃんとお客さんの反応が
増えてきているのは間違いないので、
あとはそれが噛み合うまで続けるだけですね。

さて、最近shopstyleの性能が
ちょっとイマイチだなあと思うことが多いです。

検索していて、
出て来るはずの買い付け先が出て来ないということが
けっこう頻発している印象があります。

あくまで印象なので
実際はそうでもないのかもしれないですが…。

ただ、shopstyleがイマイチな気がする以上に
shopstyleと同じような機能を持つ以下のサイトが
以前より使えるようになってきている印象があります。

■polyvore

http://www.polyvore.com/

■lyst

http://www.lyst.com/

ライバルの画像を使って、
Google画像検索をしていると
これらのサイトに出くわすことも多いので、
ご存じの方は多いかと思います。

かなり昔の話ですが、以前は、
特にpolyvoreなんて酷いもので
偽物を売っているショップが
普通に出てきたりしていました。

(もう4年くらい前のことですが…。)

そういう経緯もあって、
割と長いことこれらのサイトは敬遠していました。

敬遠というか、被っている部分も多いし
shopstyleで十分だろうと。

しかし今はそんなこともなさそうで、
使い勝手もそれなりに良い感じです。

また、lystやpolyvoreでは出てくるのに、
shopstyleでは出て来ないショップも
いくつか存在するので、そういう意味でも
使う価値のあるサイトになっています。

(よく探されている方は、いくつか
そういうショップの名前が思い浮かぶと思います。)

ということで、
時間を掛けても買い付け先を探したい
という熱い商品に関しては、
shopstyleだけでなくこれら2つもチェックしてみると、
思わぬ発見があるかもしれません。

ではではー。

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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為替レートで誤魔化してはいけない。(第417回)

※2015/6/6の記事です。

こんにちは、エスノです。

またまた少し間が空いてしまいました。

ちょっとバタバタしていたのですが、
ようやく落ち着いてきたので、
もう少し頻繁に配信できると思います^^;

さてさて、今日はリハビリ代わりに
定番のネタです。

最近、為替がまた
大きく円安に振れていますね。

1ドル=125円台

1ユーロ=139円台

1ポンド=191円台

いつものことですが、円安にしろ円高にしろ
為替が「急に大きく」動いたときは、
早めに価格調整しておきましょう。

ちなみに、こういうときのために
あらかじめある程度余裕を持たせて
価格設定をしている方も多いと思います。

ただそのときに、
全ての通貨に対して同じ額を上乗せしても
あまり意味がありません。

例えば、ドルとポンドの両方共に
同じように3円足して余裕を持たせても
あまり意味がないということです。

そもそもクレジットで決済するときの為替レートは、
カード会社の手数料分が上乗せされた料率です。

カード会社によって異なりますが、
それはだいたい2%くらいなので、
公表されている為替レートに、
その手数料分を常に足して考える必要があります。

また、基本的には
ドルとポンドでは価格の動き方がまったく違います。

ドルで2円動くことと、ポンドで2円動くことは
その意味がまったく違うわけです。

現在で言えば、ドルの2円は
125円というレートに対して約1.6%分ですが、
ポンドの2円は約1%分ですから当たり前の話です。

ということで、私は
価格設定に使う為替レートを設定するとき、
まず公表されている為替レートにその3%分を
上乗せします。

これは、上で説明した、カードの為替手数料と
急激な変動に対する余裕分をあわせたものです。

そこにさらに念のための余裕として
2円くらいをさらに足しておきます。

つまり今で言えば、

1ドル=131円

1ユーロ=145円

1ポンド=199円

で価格を設定するということです。

ちょっと余裕がありすぎるのでは?
と思うかもしれません。

このレートで計算した結果、
ライバルの価格と競いづらくなるかもしれません。

ただ、このくらいのレートの違いで
利益が取れなくなるようであれば
それはそもそも選んだ商品が悪いか、
買い付け先が探し切れていないかのどちらか
ということがほとんどです。

少なくとも今までの私の場合はそうでした。

ちゃんと探せば、こういう状況下でも
利益の取れる商品はいくつもあります。

まずは適切なレートの設定を理解し、
環境が急に変わった時にはすぐに対応しましょう。

そしてその中でも利益の取れる買い付け先を
探す力を身に付けていきましょう

ではではー。

P.S.

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入り口は少し広めに構えておくくらいでいい。(第416回)

※2015/5/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

また少し間が空いてしまいました…。

先週末くらいから、いろんなショップの
プライベートセールのお知らせが来ていますね。

プライベートセールとかプレセールとか
名称はショップによってまちまちだったりしますが、
これは要するに本セール開始前の、
購入経験者のみを対象としたセールのことです。

私のメールボックスには、
先週の金曜~日曜の間だけで、
7件のショップからそのお知らせが来ていました。

プライベートセールを行う代表的なショップのひとつ
farfetchでは、そのプレセールも昨日で終わって、
今日からセール開始のお知らせが来てますね。

ちょっと早すぎやしないかと思いますが、
始まってしまったものは仕方ないですね^^;

さて、このメルマガサボり期間中は、
バイヤーズドライブの懇親会に参加したりしていました。

いち参加者ながら、
こんなメルマガをやってるせいか
気付けばいろいろ質問を受ける側に
なっていることが多いです笑

そうやっていろんな方とお話させていただいて
ちょっと気付いたことがひとつ。

それは、

「出品時点で大きな利益を望み過ぎて、手が止まっている方が多い」

ということです。

どういうことかというと、
せっかく利益が取れる買い付け先がすぐ見つかっても、
それが自分の望む金額からちょっと遠いというだけで、
出すかどうか迷った末に結局出さない、みたいな
もったいないことをしている方が多いということです。

例えば、最安値のライバルの価格が10万円以上の商品で
その価格に合わせると利益が5,000円くらいだとすると、
売れる可能性があっても、迷って出品しないわけです。

これはとてももったいないです。

まず、それでも売れれば5,000円なわけです。

次に、別にライバルと同じ、あるいは
安い価格に設定する必要はありません。

多少高かったとしても、
私の経験上、5%くらいまでの範囲なら
お客さんはちゃんと検討の土俵に乗せてくれます。

ハイブランドであればあるほどそうです。

そして最後に、それを出せば、
新しい経験を積める可能性が生まれます。

例えば冒頭でお伝えしたプライベートセールの案内。

多少利益が望むものではなかったとしても、
一度買い付けしたという経験を得られれば、
その後そういう有利な案内を受け取れるかもしれません。

あるいは、受注したけど在庫切れで、
でも別の買い付けを一生懸命探したら、
新しく有力な買い付け先を見つけられたり。

あるいは、受注したときに限って、
特にこれからの季節はたまたまセールになっていて
予想外の利益がとれたりすることもあります。

販売価格が大きい割に利益が小さい、
つまり利益率が小さいと、確かにあんまり嬉しくはないです。

ただ、そこで迷う時間も無駄ですし、
結局出品しないのはもっと時間の無駄です。

自分で「この利益額なら出品する」という基準を設けて、
そのルールに従ってどんどん判断していくのが重要ですね。

※販売価格が大きいと
買い付け費用も大きいことが多いので、
あまりにも利益率が小さいと、
急な為替変動によって利益が吹き飛ぶ可能性は
考慮しておく必要はあります。

買い付け先の状況もライバルの状況も、
どんどん変わっていくわけで、
それがすべて自分の悪いようになるとも限りません。

もちろんライバルの価格と比較して、
あまりにも差が出来てしまうようなら
無理に出品する必要はないです。

ただ、基準さえクリアしているなら、
まずは入り口を少し広めに構えておいて、
どんどん出品するようにしたほうがいいですね。

ではではー。

P.S.

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