自分の商品の「世話をする」感覚。(第422回)

※2015/6/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はBUYMAの名人イチローさんが主宰する
「Buyer’s Gate」のセミナーに参加するため、
日帰りで名古屋遠征でございます。

先々週末も名古屋に行ったのですが、
そのときは小笠原沖で発生した地震のため、
帰りの新幹線が遅れて散々な目に遭ったので、
今日は何事もないことを願うばかりです。

さて、先日お伝えした
30万以上の商品を売ったコンサル生から
昨晩驚きのお知らせがきました。

なんと、その商品が
またしても売れたそうです!

1つ目が売れてから数日しか経っておらず、
しかも今度はなんと8万円近く値上げしていて、
40万円くらいの価格になったにも関わらず、です。

実は1つ目が売れたあと、
この商品は買い付け先で在庫切れになったので、
出品を取り下げていたのでした。

なぜなら、この商品の買い付け先は
「Buyer’s Drive」というVIP価格での
買い付けが可能になるサービスの
提携ショップだったからです。

この提携ショップでの買い付け価格は
とても安いため、ここで在庫がなくなったら
仮に他のショップで在庫が見つかったとしても、
かなり値段を上げないと出品できません。

そのため
「そんなに値上げしたら売れないだろう」と
1つ売れて在庫切れになったあとは、
他の買い付け先は特に探さずに、
そのまま出品停止になっていたのです。

しかし、1つ売れたということは
その商品の「人気順」が一気に上昇して、
お客さんの目に留まりやすくなっている、
つまり2つ3つと続けて売れやすくなっている
ということでもあります。

おまけにこの商品に関しては、
ライバルの出品者たちがすべて、
同じ買い付け先から出品していそうでした。

つまり、1つ売れて人気順が上がり、かつ
買い付けすることができるライバルは
もういない可能性が高いという、
出品停止にしておいてはもったいない状況です。

金曜に実施したスカイプコンサルで
そのことに気付いた私は、多少高くてもいいので
在庫のあるショップがないかを一緒に探すことに。

その結果、ちょっと苦戦しましたが
なんとか在庫のあるショップを見つけることができ、
そしてそれが昨日土曜日に、8万円値上げしても受注という
あまりにも出来過ぎた結果に繋がりました。

ひとつ覚えておいていただきたいのは、
「1つ売って終わり」ではないということです。

それは、人気商品を探すために、
BUYMAの中をたくさんチェックすること、
あるいはそれらの買い付け先を探すことで
いろんなショップに精通していくこと。

こういう「経験値を積む」という
意味でもありますが、今回のように文字通り

「1つ売ったら、2つ、3つ売れるように最善を尽くす」

ということも表しています。

以前書いたことがあるのですが、
イメージとしては

「出品商品の世話をする」

という感じです。

頑張って買い付け先を探し出し
手間を掛けて出品することで、
ようやく世に送り出せた自分の商品のことを
出品したあとも、売れたあとも、
もっと気にかけてあげましょう。

出品したあとの、
アクセスやほしいもの登録の付き方は?

参考にしたライバルの状況は?

買い付け先はセールになっていないか?

他に新しいライバルが参入していないか?

ほしいもの登録は付いてきているのに
売れないのはなぜか?

出品して早めに1つ売れたから
もっと買い付け先をたくさん把握しておこう。

反応がいいからどこかのタイミングで
在庫を持ったほうがいいかもしれない…。

などなど…。

こういうチェックや思考を巡らすことは、
毎日行ってもいいくらいです。

もちろん出品商品全てに対して
それを行うのは現実的に不可能ですから、
特に期待の高いものから順に行います。

今までこういう意識がなかったという方は、
ぜひ自分の出品した可愛いわが子のことを
もっと気にかけてみてくださいね。

ではではー。

P.S.

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セールの時期だからこそ気を付けたいこと。(第421回)

※2015/6/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はBUYMAの今期第1四半期の
決算発表の日でした。

ざっと資料に目を通していたんですが、
BUYMAはコールセンターの開設を準備しているようです。

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/06/ir_20150612.pdf

※4ページ目中段

どこまで対応するのか不明なので
まだなんとも言えないですが、
新規のお客さんの増加に向けて
いろいろ準備しているということですね。

さてさて、いろんなショップから
夏のセール開始のお知らせが届く今日この頃。

メールボックスに届く件名が、
英語ばかりになっているかもしれません。

ただ、

それらが届いてざっと目を通し、
あれもこれも安くなっていることに喜び勇むも、

一体どれが売れるものかいまいちピンと来ずに、

ショップとBUYMAを往復するだけで目を回してしまい

結局買い付けはおろか出品もできず、

この状況を生かし切れないと頭を抱えていたりしませんか?

基本的にセールのお知らせが来てから
ショップの在庫を見て、その人気をBUYMAで確認して、
という流れで作業するのは、とてもとても効率が悪いので、
あまりオススメはしません。

逆に普段よくリサーチしている方は、
セールのお知らせが来た時に、

「このショップなら、
あの商品は安くなっていないかな?」

ということがパッと思いつくので、
効率的に出品、あるいは買い付けができます。

そうは言っても、
やっぱり目の前で何十%も安くなっていると
ついつい目がいってしまう…。

もしかしたらそう思うかもしれませんが、
よくよく考えていただきたい。

仮に、人気商品の知識があまりない方が
セールのショップでひとつ商品を選び、
その人気をBUYMAでチェックするとします。

買い付けに掛かる費用を計算しておいて
改めてBUYMAを確認してみると、まず
だいたいは人気が微妙だったりします。

もしほしいもの登録があっても、
実際に売れたかを確認するのにまた一手間かかり、
あるいはせっかく人気がありそうだと分かっても、
実はもっと安い出品者がいて、そもそも
今の買い付け先では価格で全く歯が立たなかったりで、
けっきょく“暖簾に腕押し”的な
手応えのないチェックに終始してしまい、
かなり時間を食ってしまうことが多いと思います。

売れる商品の知識がないと、
本当に1時間に1つでも見つかればいいほう
というようなのが普通ではないでしょうか。

ところがセールだからと言って、
ショップの在庫からリサーチを始めるのではなく、
まず確実に一つは受注のある、
「最近売れたアイテム」や「販売履歴」
の商品からリサーチを始めれば、
1時間で1つしか見つからないということは
まずありません。

リサーチするブランドや手順を
思いっきりハズしていなければ、
3,4件くらいは見つけられると思います。

それは、たまたま1つ売れたのでは?
というような商品も対象にするので、
もちろんすべてが売れるわけではありません。

ただ、1時間で1つ人気商品を見つけられるかどうか
というのと、最低でも1つは売れた商品を、
1時間で複数個見つけられるのとでは、
最終的にどちらが成果を出せるかは言うまでもないでしょう。

また、そうやって
出品にまで至るリサーチをこなすことによって、
BUYMAの中で売れる商品の知識や、
さまざまな買い付け先に当たった経験を得ることができます。

そうなってくると、今度は、
セールのお知らせが届いたとき、
ショップの在庫を確認すれば、
どれが売れる商品なのかというのが
少しずつ分かってくるようになります。

最初はこれまで自分が力を入れて
リサーチしたことのあるブランドの
特定のカテゴリくらいのものですが、
その範囲はBUYMAの中を見続ければ見続けるほど
どんどん広がっていき、やがて、
ショップの中を眺めるだけで、
売れると分かる商品の数が増えていきます。

このくらいの段階になると、
ショップからリサーチを始めても、
効率よく出品、買い付けすることが可能です。

目の前のものがすごく安くなっていて
そのチャンスを逃したくないあまりに、
そちらにばかり気を取られてしまうと、
逆に効率が悪くなってしまいます。

「どの商品がいくらでどのくらいの期間で売れるか」
ということをそれほど把握していないうちは、
地道にBUYMAで人気商品を選びリサーチをしていくのが、
最終的には良い成果につながっていきますね。

ではではー。

P.S.

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ちょっとしたことが利益につながることもある。(第419回)

※2015/6/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

さっきまでガイアの夜明けで
経営危機に陥っているシャープの特集を観ていました。

私が社会人になったほんの7年前、
誰がシャープのこんな苦境を想像したでしょう。

特集の内容自体は
明るい未来をイメージさせるものでしたが
これから3,000名規模のリストラの実施
などを控えており、現時点では、けして
何かが良くなったわけではありません。

友人も何人か勤めているので
ぜひ頑張って欲しいのですが、正直
なかなか厳しい戦いだろうなと思っています。

こういう先行き不透明な時代だからこそ、
収入源は複数持っておくべきだと
改めて思うのでした。

さて、先日のメルマガで紹介した
大阪在住のコンサル生の方から
昨日30万円を超える受注をいただいたと
嬉しい報告が届きました。

しかしながら、直近の急激な円安で
設定していた価格では利益が取れるかどうかギリギリ
という状況になってしまっていたそうです。

そこでショップに、

「円安のせいで値段が上がり過ぎなので、
 キャンセルしようかどうか迷っている」

と伝えたところ、なんと
約6%分の値引きをしてくれたそうです。

今回のケースは、別件で発生した問題で、
注文確定前にショップとやりとりしていたために
上手いタイミングで交渉できたちょっと特殊な例ではあります。

ただ、このように、ちょっとしたことで
お得な待遇を受けられることは意外とあります。

私も先日とあるショップで
確実に売れる人気商品を2つ注文したあと、
そのショップから

「確認したらちょっとした傷があった。

 5%分返金してそのまま送るか、

 あるいはキャンセルにするかどうする?」

という連絡が来ました。

写真も添付されていたのですが、
そんなに気にならない程度の傷だったので、
5%返金してもらうのはもちろんのこと、
その商品を私が注文した後に、
送料無料のキャンペーンを始めていたので、

「5%OFFに加えて送料無料もやってくれたらそのまま買います」

と伝えたところ、それも承諾してもらうことが出来ました。

送料は30ユーロだったので、
それだけで4000円以上利益が増えたわけですから
遠慮せずに伝えてよかったです。

前者のケースも後者のケースも
ショップの「多少利益が減ってもとりあえず売りたい」
というメリットと、こちらの「出来るだけ安く
買い付けたい」というメリットがマッチしたので、
結局どちらにとっても有益な取引になったわけです。

似たような場面に出くわしたら、
ぜひ真似してみてくださいね。

ではではー。

P.S.

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