BUYMA中級者が陥る「売れるけど作業に追われて時間がない」対策。(第35回)

※2013/9/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

BUYMAである程度稼げるようになってくると、
多くの人が抱え出す問題があります。

それは、

「バイヤー活動に時間を取られ過ぎる」

ということです。

ちゃんと人気商品を出品できるようになり、
かつそれなりの出品数を維持していると、
まずお客さんからの問い合わせが増えます。

在庫はあるか、サイズのアドバイスが欲しい、
こういった定番の質問もひとつひとつは大したことはないですが、
数が増えてくるとなかなかに骨が折れます。

もちろん受注したあとは、ざっくりですが、

買い付け→荷物の進捗管理→その進捗報告→検品・再梱包・発送

というような作業が発生しますので、
これも単純に数が増えてくると骨です。

また、数が増えれば増えるほど、
配送中のトラブルとかの発生件数は当然増えますので、
その対応とか進捗を見守ったり報告したりすることが、
けっこう心の負担になったりします 笑

こうなってくると、売れなかった頃は
「たくさん売れて欲しい!」と願ってやまなかったはずなのに、
売れたら売れたで、「こんなに大変なんて(涙」
と涙で枕をぬらす羽目になりかねません。

実際にこういう人はけっこういて、
僕が今年の夏、全国ツアーの合間を縫って行った、
BUYMAの相談会の中でも何度も悩みとして出た話です。

その中で、みなさん共通してまずかったのが、

「作業やお客さん対応に追われていて、
 そもそもの原因の分析や対策に手が回っていない」

ということです。

昨日の内容とも少しかぶりますが、
同じことを続けている限り、
同じような結果しかえることは出来ません。

「時間に追われている今」に何か手を施さない限り、
「時間にゆとりのある未来」は絶対に訪れません。

ということで、1日2時間程度で、
超効率的に月30万円の利益を出す僕の考え方を
明日はちょっと紹介していきたいと思います^^

ではではー。

エスノ

p.s.
記事タイトルをクリックすると、コメントを残すことが可能です。
メッセージを送ることもできるので、BUYMAに関する質問をはじめ、
ご意見・ご感想など送っていただけると嬉しいです^^

「売れない理由」を考えるのは大事。(第32回)

※2013/9/7の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日初めてヤフオクに出品してみました。

これまで、なんか出品作業が面倒くさそう
という思い込みで敬遠していたのですが、
実際やってみるとそうでもありませんでした 笑

初めてなので、とりあえず1円で出品して、
どこまで上がるかという感じで見ていたわけですが、
残念ながら想定をちょっと下回るところで落札されそうになったので、
最後に525円払って出品を取り下げするという結果に^^;

当たり前ですが、商品の属性によって、
1円出品が向くものと向かないものがありますね。

ただ3日間だけの出品にもかかわらず、
アクセスはかなりの数が集まりました。

このへんは、オークションサイト国内最大手の
面目躍如という感じでしたね。

がっつりやるつもりはないですが、
やっぱり新しく何かをやってみるというのは、
いろいろ発見もあったりして楽しいものです^^

さて、今日は、
「問い合わせが来たのに売れない!問題」
について書いていきます。

BUYMAで出品していると、お客さんから
「在庫はありますか」という問い合わせが来ます。

このとき、「在庫がある」「在庫がない」
の2パターンがありえるわけですが、
「在庫がない」パターンで受注が出来ないというケースは
今回はいったん置いておきます。

今回考えたいのは「在庫がある」のに、
結果的には受注しないケースです。

この場合、購入しなかったお客さんの行動は、

・別のところで同じ商品を買った
・同じ商品は結局買わなかった

当たり前ですが、このいずれかになるはずです。

後者の場合は、はっきり言って、
もうどうしようもありません。

お客さんのお財布の状況が変わったり、
あるいは別にほしいものが出来てそっちを買ったり、
なんとなく熱が冷めてしまったり、
こちらではコントロールできない要因で買ってもらえないことは、
どうやっても起こり得ることだからです。

しかしながら、前者の

・別のところで同じ商品を買った

というのであれば話は別です。

そこには、確実に

「自分のところ以外で買う理由」

があったはずなので、それを突き止めて対策をしないと、
そのあとも何度もお客さんを逃すことになってしまいます。

そのために、別のバイヤーさんが出品している同じ商品に、
自分のところで問い合わせをしたお客さんが
同じような質問をしていないかチェックしたり、
BUYMA以外のネットショップでさらに安く買えるんじゃないか調べたり、
考えられる理由を挙げて、検証していく必要があります。

実に地道な作業ですが、
こうやって「売れない理由」をひとつひとつ潰していけば、
どんどん効率よく売れるようになっていく
わけです。

もちろん、問い合わせが来た商品すべてに対してやると、
時間が掛かりすぎて大変ですので、そこまでする必要はありません。

ですが、ひとつふたつであれば、
10~15分で検証することは十分可能です。

こういう地道な作業を元に積み上げられた経験が、
最終的にバイヤーとしての大きな力の差になりますので、
面倒くさがらずにたまにはトライしてみるといいと思います^^

ではではー。

エスノ

p.s.
記事タイトルをクリックすると、コメントを残すことが可能です。
メッセージを送ることも可能ですので、BUYMAに関する質問をはじめ、
ご意見・ご感想など送っていただけると嬉しいです^^

バイヤー初心者の戦い方。(第17回)

※2013/6/21の記事です。

こんばんは、エスノです。

今日はPRADAのバッグとルブタンのサンダルが売れました。

売り上げはあわせて約14万くらいですが、
このくらいの金額になるとBUYMAに支払う
販売手数料が鬱陶しいですねえ・・・。

ということで、独自のネットショップを現在構築中です。

最近は無料で簡単にネットショップが作れるサービスも多いですから、
そのうちのひとつで作り始めています。

ちなみに、有名な「カラーミーショップ」ではなくて、
商品登録数もそれほど多くせず上手いことできないか検討中です。

これの話もちょっとずつ出していきますね。

さて、今日は、バイヤー初心者が、
まずどういう方針を立ててやっていけばいいか
という話です。

結論から言うと、意識すべきなのは、

・利益はひとまず忘れて「評価」を稼ぐこと。
・価格帯の高すぎるアイテムを避けること
・バイヤー活動の一連の流れに慣れること

この3点だと思います。

バイヤーには、ヤフオクの出品者のように、
過去の取引の「評価」というものが付きます。

hyoka「評価」は、主に、
「満足」「どちらでもない」「不満」の3段階と、
5点満点の数値の2通りで表されます。

この「評価」を参考に、新しいお客さんは、
「どのバイヤーから購入しよう」という意思決定をするわけです。

当たり前ですが、「評価」は良いにこしたことはないです。

ただ、これも当然ですが、バイヤーを始めたばかりの頃は、
そもそも「評価」がありません。

そこで、まず最初に取り組むべきは、利益を追うことではなく、
取引回数を増やして「評価」を稼ぐことになります。

急がば回れとはいつの時代も概ね正しいことが多いわけですが、
これもそのうちのひとつということですね。

利益を追うなと言っても、もちろん、
赤字で販売しろとまで極端なことは言いません。

しかしながら、「評価」がまったくない、
もしくは極端に少ないバイヤーが他のバイヤーと勝負できるのは、
「価格」か「他のバイヤーが出していない商品を出品すること」
この2つしかありません。

後者の「他のバイヤーが出していない商品を出品すること」でもいいのですが、
他のバイヤーが出品していない商品というのは、逆に言えば、
BUYMAでは人気がない可能性がそれなりに高いということです。

手堅いのは、やはり以前お伝えした「人気商品」を出品し、
しかもその価格を極めて安くすることでしょう。

ここで、「価格勝負」をするという方針は決まったものの、
単価が高すぎるアイテムでそれをやるのはあまり意味がありません。

やはり高価格帯のアイテムは、
低価格帯のアイテムに比べて数は売れていきません。

まずは「評価」の数を稼ぐ必要があるわけですから、
数十万のアイテムではなく、数万円レベルのアイテムを
メインにするべきでしょう。

また、高すぎるアイテムの多いスーパーハイブランドは、
海のものとも山のものとも知れない新人バイヤーの信用力では、
よりいっそう買ってもらいにくいため、そのあたりのブランドには
最初は手を出さない方が無難でしょう。
(シャネルとかエルメスとかそういうブランドです。)

ちなみに、ざっくり感覚をお伝えするならば、
5,6万円以下をひとつの基準として、1~3万円程度のアイテムを
たくさん出品するのがいいと思います。

ただ、これはブランドにもよるので一概には言えません。

平均単価が10万円するようなブランドであれば、
8万円でも十分安いと感じてもらえるので、
そのあたりは柔軟に考えるとよいです。

そして、こういった数をこなすという方針を踏まえて、
一日も早くバイヤー活動に慣れていくことがとても重要です。

慣れていないことをするのは、例えどんなジャンルのことでも、
何かしら予期せぬことが起きたりミスをしたりして大変なものです。

BUYMAは極めてシンプルなモデルではあるので、
個人がすぐに始められるビジネスの中ではかなり簡単な方です。

しかしそれでも、慣れないうちは大変なんです。

ひとつひとつのことは難しくないのですが、
初めてやることが次々を起きるわけなので、
やっぱりわけが分からなくなったりします。

なので、まず「評価」の数を稼ぐことを意識しつつ、
少しでも早くバイヤーの仕事に慣れることが大事ですね。

ちなみに、評価稼ぎのステージは、
とりあえず5~10くらいまでいけば大丈夫です。

ではではー。

エスノ