「効果的な定石」をさらに強化する発想のヒント(第777回)

※2022/1/20の記事です。

こんばんは、エスノです。

先日から、個別コンサルティングの
新規募集を行っています。

現在の応募状況から、
締め切りを本日3月3日(木)21時に
繰り上げさせていただきます。

次回の募集時期は未定ですので、
興味ある方はお見逃しなく。

■個別コンサルティング詳細

http://

※メルマガでのみ募集しました。

さて、本題です。

今回は、買い付け先を探すときの
ちょっとしたテクニック的な話。

あるコンサル生が、BUYMA内で
人気がある商品を見つけて、
その買い付け先を探そうと思ったけど、
実際調べてみるとなかなか出てこない。

まあこの現象自体は「BUYMAあるある」
と呼べる、よくあることだと思います。

その話を日報で書いていただいたので、
私も同じ商品の買い付け先を探してみたところ、
「あること」をした結果、すぐに買い付け先を
見つけることが出来ました。

コンサル生が探し出せなかった買い付け先を、
私がすぐに見つけ出せた「あること」とは何か。

ヒントは、「品番を利用したgoogle検索」です。

もったいぶっても仕方ないので、
結論を言いましょう。

それは、

「同じ商品を出品するショッパーの
商品ページに記載されていた品番に、

『自分でその商品のカラー番号を調べて』

それを付け加えて検索した」

ということでした。

商品の買い付け先を探すときに、

・同じ商品を出品するライバルのページから
何らかの情報を拾って検索する

・探そうとしている商品の品番を使って検索する

というのは、どちらもとても一般的、かつ
有効な方法で、多くの人が実践しているでしょう。

実際、今回相談してくださったコンサル生の方も、
定石通りに実践してくださっていました。

ただ、ライバルのページに記載された品番は、
カラー番号が抜け落ちていたりするなど、
一部分が欠けていたりすることも結構多いです。

その商品のブランドのことを
ある程度把握していれば、

「このライバルのページの品番の書き方だと、
情報が一部抜け落ちているな」

ということが分かります。

さらに言えば、その抜け落ちている情報を
自分で追加して検索に利用することで、
また新しいショップが見つかったりする
ということも出てくるわけです。

カラー番号は、たとえば「ブラック=1000」
のように、ブランドで共通して設定されている
というケースが多いです。

なので、探したい商品と同じブランド、
同じカラーの別の商品を調べることで、
ライバルのページに欠けている情報を
補完することができ、その結果、
商品ページの情報をそのまま使って
検索したのでは出てこないショップに
出くわせたりすることがあるわけです。

ほんのちょっとのことですが、
こういうひと工夫があるかないかで、
生み出せる利益が変わってきます。

今回も、私が見つけたショップに対して、
割引交渉をした結果、それなりに
良い条件での仕入れをすることが出来て、
1点で15,000円ちょっとの利益を、
5点ほど販売することが出来ました。

一つのエピソードとして頭に入れておいて、
同じような場面でぜひ活用してみてください。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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「情報は大事じゃない」を体現して月利100万円超えた人の話。(第776回)

※2022/2/27の記事です。

こんばんは、エスノです。

きな臭い感じはありましたが、
本当にロシアのウクライナへの
侵略が始まってしまいました。

まさか2022年の現代において、
歴史の教科書でしか見ないような
「ロシアが隣接する主権国家に対して
地上戦を仕掛けるなんてこと」が起こるものか?
と考えていましたが、現実はいつも
残酷なほどに現実でしかありませんでした。

何より無力感に苛まれるのは、
ウクライナ現地の無辜の民が
戦火に巻き込まれることはもちろん、
プーチンをはじめとしたロシア上層部が
自国の兵士も含めて、それをただの
戦略上の一つの材料としか捉えていない
ということが透けて見えることです。

今回の開戦は、プーチンが急に
頭がおかしくなったからされたものでは
もちろんなく、それゆえに、彼らには、
ある程度こういう状況が落とし所
という条件があるわけです。

彼らはその作戦上の純粋な駒としてしか
扱われていません。

太古の昔から、戦争とはそういうものです。

そういうものだと頭では知っていますが、
それぞれがかけがえのない物語を持つ
ひとりの人間であり、その彼らの未来を
勝手にベットしながら、いざ目の前で
「停戦交渉の用意」などと、自分たちに
都合の良い未来のための話を
いけしゃあしゃあと繰り出されると、
私が生きてきた中で大事にしてきた価値観と
相違が大きすぎて目眩がします。

ただ、だからと言って、やったもん勝ちの
世界観を素直に受け入れられるほど
厭世的なわけでもありません。

私は私ができる僅かなことの中で、
そういう破滅的な悲劇に抗うための
考え、価値観を広げていきたいと
ずっと考えながらこれまでもメルマガを
書いてきました。

私の書いた何かを読んで、少しでも、
人生が楽しく、豊かになるきっかけを
掴んでもらうこと、一人でも多くの人が
そういう状態になることが、ひいては
世界中の不幸を少しでも減らすことに
繋がると考えています。

引き続き、世界中のクソくらえなことを
ほんの僅かずつでも浄化できるように、
少なくともこのメルマガの読者さんの中では
そうなっていくように頑張って書いていきます。

さて、先日ツイッター上で、
こんなツイートをしました。

https://abfll.biz/brd/archives/irbuxq.html?s=5&u=2796

もちろん、これはツイッター用に
だいぶ端的に表現しているので、
文字通りの意味で情報は大事じゃない
ということではありません。

長らく読んでくださっている方には耳タコですが、
要するに、「情報」とはあくまで「道具」であって、
それをちゃんと使いこなす土台がなければ
情報だけ抱え込んでいても、実際の成果には
あんまり結びつかないよ、というのが
このツイートの真意です。

その土台として、「本当に大事なのは」、
と4つの要素を書いたのでした。

これを良くも悪くも実際に体現してくれたのが、
昨年11月に念願の月利100万円超えを果たした
高野さんです。

高野さんは、過去何度もメルマガでも
取り上げさせていただいたり、あるいは、
青木さんとインタビューさせていただいたり、
いろんな形で登場してくださってますが、
そのご縁の始まりは、個別コンサルに
申し込んでくださった約7年前まで遡ります。

私の力不足もあって、月利10万円を
達成するのにも1年近くかかり、その後も
前回取り上げたAさん同様に、けして
順風満帆なBUYMA活動というわけでは
ありませんでした。

それでも、やるべきことに
淡々と取り組み続けたことが、
昨年大きく花開いたわけです。

実はそれまでの過去最高益は、2019年12月の
月利90万円で、そこから昨年12月までは
最高益どころか、それまで出せていた水準の
利益を維持するのも難しいくらいの不振に
陥ってしまっていました。

さすがに専業でやっていてこの成果はまずい
と昨年春頃から改めてネックになっていることを
洗い出して、そこに対する施策を重点的に
行っていきました。

具体的には、ご自身の活動内容を、
「質と量の両面から客観的に把握する管理表」を
突貫工事で作成して、それに基づいて今一度、
毎日きっちり日報を書くことを続けていく。

その結果、少しずつ復調していって、
11月は一つ目標としていた月利100万超え、
月利120万円という成果を出すまでに至りました。

(この管理表は改良して、先日すでに、
他のコンサル生にも配布済みです。)

その不振に喘ぐ間、高野さんは、
収益に結びつくなにか耳寄りな情報を
手に入れたのでしょうか?

最高益を更新したのはそのおかげでしょうか?

そう、否です。

結局、復調してから最高益を
生み出すまでに取り組んだことは、
それまでと大筋は変わりません。

ただ、活動を続けていく中で、
その質と量が、目指す成果に対して、
少しずつ不足してきていました。

BUYMAには、利益への貢献度が
高い作業と低い作業があります。

前者は、リサーチや仕入れやメンテで、
後者は、受注後のお客さんとのやり取りや
検品・梱包などです。

年末に公開した青木さんとの対談でも
触れましたが、利益がある程度
出せるようになると、特に前者が
どんどん疎かになっていきます。

なので、その質と量について、
先述の管理表を元に、改めて
細かくやり取りをする中で
修正していっただけです。

もちろん、その中で、たとえば、
先日のAさんのように、現在の
収益を支える良い買い付け先に出会う
というような「情報」を得ることはあります。

しかし、それをどう利益に換えるのか
という観点から考えれば、出会うだけ、
つまり知るだけではまったく無意味だと分かるでしょう。

ただの「情報」を、どうやって
自分の利益に換えるかということは、
日々のリサーチやメンテナンスの精度を
高めることや、あるいは、それらに
自分の限られた時間をどう割り振っていくか
というところから向上させていかないと
上手くなっていくことはありません。

逆にそこを鍛えていけば、
多くの人が「知っているよ」という
レベルの情報しか持っていなくても
傑出した成果を出すことは可能です。

高野さんも私のコンサル経験者の
例にもれず、外注パートナーは持たず、
出品数は100件もなく、月利120万円も
52件の受注で達成しているので、
割と効率よく成果を出せていると思います。

BUYMA全体で見たら少数派ですが、
こういう実例があるということを
ぜひ多くの人の日々の活動の
ヒントにしてもらえると良いかと思います。

ちなみに、高野さんをして
「良くも悪くも体現」と最初に書いたのは、
12月頭から予期せぬ体調不良に見舞われ、
今月に至るまで、あまりBUYMA自体に
取り組めない状況になっていたからでした。

何はともあれ「継続できる」ということが
すべての前提になるのは間違いありません。

今回はタイミングが悪すぎましたが、
基本的に生み出した利益については、
さらに自分が手を動かさなくても良いような
体制の構築に投資するということも重要です。

流行りに乗るわけではないですが、
SDGs的な考え方を常に意識しながら
事業を改善・強化していかないといけないですね。

P.S.

前回もお伝えしましたが、
個別コンサルの新規募集を、
明日2月28日(月)21時頃のメルマガで
約半年ぶりに行います。

今回も少人数の募集ですが、
興味ある方はぜひチェックしてくださいませ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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2月に過去最高益を生むには何をすべきか。(第775回)

※2022/2/24の記事です。

こんばんは、エスノです。

2月も終盤戦ですが、特に今月は、
その人の実力と実績が乖離しやすい
そんな月だと思います。

以前から繰り返し述べているように、
「2月と8月は売上が落ちる」みたいな通説は、
少なくともBUYMAでは全体の傾向でしかなく、
私たち個々人の出品者においては、
本質的に全く関係ない話ではあります。

ただ、その通説の背景にあるものも
あわせてちゃんと理解していないと、
その傾向に引き摺られて、個人も
売上が落ちやすいというのも事実です。

それは、年末年始にかけて高まった
お客さんの購入意欲が落ち着くことや、
季節の変わり目で旧シーズン商品の
在庫がなくなったり、セール期間が
終わることだったり、単純に季節商品が
要らなくなることだったり。

あるいは、新シーズン商品の需要がまだ
低いことや、入荷したばかりでまだ
価格が高いことなどが挙げられるでしょう。

こういった要因に左右されないように、
それ以前からこの時期に売る商品を
出品したり在庫を確保しておけば、
それなりの成果、もちろん人によっては
過去最高益も得ることが可能です。

一方で、全くの無防備でいてしまうと、
その人が生み出せる平均的な成果にも
まったく届かないような状況になってしまい
かねないのですが。

アカデミアに長く参加してくださっている
元コンサル生のAさんは、昨日時点で
月利約92万円と、昨年12月に記録した
単月の過去最高益をすでに超えていて、
月利100万を超えそうな勢いです。

日数が少ない2月にも関わらず、
こういう成果が出せるということが、
全体の傾向と個人の実績は、
本質的に無関係であることの
分かりやすい証左になりますね。

実はこれにはちょっとカラクリがあって、
直近でかなり良い商品をかなり良い価格で
仕入れられたので、ある意味では今月が
特に良い数字になってしまったというところはあります。

なにせ、受注件数は32件で、
利益単価は約28,000円、粗利率は
冬物の微妙な在庫を赤字で売りながら
約23%と、利益額だけではなく、
その中身もなかなか悪くない水準です。

商品の受け取りや検品や発送などを
手伝ってくれる方が一人だけいますが、
あとは一人で活動されているので、
時間がない中にあっても、かなり効率よく
成果を上げられていると言っていいと思います。

ただ、それを可能にしたのは、結局、
以前から地道に継続していた活動が
あってこそだというのは言うまでもありません。

昨年秋に開拓した新しいショップから
ブランドのアイコンになるような定番品や、
シーズンモノの人気商品を良い条件で
買い付けられるようになったことが、
この躍進を支えています。

そういう裏付けがあれば、さらに言えば、
裏付けを作るための行動をすること、
そのための時間を継続して自分に
与えてあげることが、一人ひとりの
成果に直接結びつくわけです。

Aさんとは2018年の春頃に、BUYMAアカデミアに
参加してくださって以来の付き合いですが、
ここに至るまでの道のりはけして緩やかな
ものではありませんでした。

最初はなかなか思ったように成果が出ず、
ご自身の事情もあって、一度はアカデミアを
辞めたこともあります。

その翌年の2019年秋に、なんとか
BUYMAで成果を出したいと、改めて
個別コンサルを申し込んでくださったのですが、
それでもすぐに成果が伸びたわけではなく。

2020年8月に初めて月利80万円を
達成して以降は、調子の悪いときも
ありつつも、出せる利益の水準が
それまでより上がっていきました。

そういうのを踏まえての今があるので、
ずっと伴走している私としては感慨深いです。

ご本人としてはこれを続けられないと
意味がないというところだと思いますが、
多少の浮き沈みはありつつ、これまで通り
頑張っていけば、そう悪い結果には
ならないんじゃないかなと思います。

Aさんに限らず、BUYMA開始当初は
本人も想像しなかったような大きな
成果を出す方というのを、私はこれまで
何人も見てきました。

Aさんのように良いときも悪いときも
ありながら、一歩ずつ進んできた方が
こういう分かりやすい成果を得られたのを
嬉しく思いますし、これからもそういう方の
一助になれるように、私も頑張らないとなと
改めて思ったりするのでした。

ではではー。

P.S.

個別コンサルの新規募集を、
2月28日(月)21時頃のメルマガで
約半年ぶりに行います。

合間にちょこちょこお問い合わせは
いただていたのですが、例によって
受講者が定員に達していてお断り
させていただいていたので、お待ち
いただいて方々はお待たせしました。

これも例によって少人数の募集ですが、
まだご興味ある方はぜひチェックしてくださいませ。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから