2ヶ月で最高益を4倍にしたコンサル生の話(第719回)

※2020/8/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

あれよあれよと9月になったかと思ったら、
今年ももうあと100日を切ってしまったそうです。

あれもしたいこれもしたい、
あれもしなきゃこれもしなきゃと
思っていることのどのくらいが
実現、実行できているか考えると、
なかなか進捗は芳しくなかったりもしますが、
とは言え、まだ今年は3ヶ月以上あります。

3ヶ月もあれば、人間、けっこう
いろんなことができたりするものです。

それを体現してくれたのが、
個別コンサル受講後も、
BUYMAアカデミアに継続して
参加し続けてくださっているAさんです。

一昨年の春に、BUYMAアカデミアに
参加してくださったのが最初だったのですが、
残念ながら、その際はなかなか成果が出ず。

ご家庭の事情やご本人体調などもあり、
その年の年末、一度アカデミアを退会します。

しかし、どうしてもBUYMAで、
一定以上の成果を出せるようになりたいと、
昨年の秋に、今度は個別コンサルに
申し込んでくださいました。

今度こそという気持ちで、
日々の日報のやりとりや、毎週の
スカイプに取り組んでくださったことは
言うまでもないでしょう。

その結果、それまでの過去最高益を
超えることはできました。

ただ、月利20万円を超えることが、
何度か惜しいところまでいきつつ、
なかなか達成できない。

そんなことが続いた今年の7月。

月半ばまでの進捗はそれまでと同じか、
あるいは若干悪いくらいで、今月も
なんとか20万円超えを目指していこう、
そんな雰囲気だったのですが、
突如として変革期が訪れます。

ヒット商品に恵まれ、
そこから売上と利益は急上昇。

結局7月は月利20万どころか、40万円を超え、
過去最高益を大幅に更新してしまいました。

その勢いは翌月も留まることを知らず、
あと1件売れば月利80万円超え
というところまでいってしまいました。

その売れている商品の在庫が、
いつまでも続くものでもないので、
今月はさすがに先月ほどの成果は
見通せていない状況でしたが、それでも
月利20万円、つまり、数ヶ月前までは
1ヶ月間で目標としていた数字に、
まだ月の1/3が経過した時点で到達しています。

3ヶ月どころか、2ヶ月の間にでも、
こんな大きな変化が起こったりするのが
人間というものです。

ただ、当たり前ですが、
ただ座して時間が経つのを待っても、
そういう変化は起こりません。

必要なことは2つあります。

ひとつは単純で、
その変化に見合うだけの、
地力、実力をつけること。

これは分かりやすいと思います。

ただ、もうひとつを多くの人が
意外と分かっていなくて、それは、

その変化が起こるまで続ける

ということです。

「ビジネスの成果」は、お客さんなどの
他者からもたらされるものであって、
それはどこまで行っても、究極的には

「運(=自分の力以外の要因)」

が作用します。

自分が頑張っただけそのまま結果になる、
ダイエットとか勉強とかとは本質的に異なるわけです。

なので、一定の成果を出すのに
相応しい実力が仮にあったとしても、
ちょっとした運が無いせいで、実際に
成果に繋がらなかったりすることは
往々にしてあります。

たとえば、あるショップに
リサーチして辿り着くのが1日違うだけで、
人気商品が入荷していたりしていなかったりします。

たとえば、あるブランドの最近売れたアイテムを
チェックする日が一日違うだけで、人気もあって
競合も少ない商品に出会えたり出会えなかったりします。

たとえば、ある人気商品の出品のタイミングが
たった数時間違っただけで、出品直後の
お客さんの反応が全然違ったりします。

もちろん、実力と経験を積むことで、
こういう「運」が作用する部分を
どんどん減らしていくことは可能です。

このショップには、このタイミングで
良い商品が入荷しそうだなとか、
この出品者を見ていたら良い商品に
いち早く気付けそうとか、あるいは、
前回のメルマガで書いたように、
23回出品し直せばお客さんの反応が
ちゃんと出るようになったりとか。

ただ、突き詰めれば、我々の成果には、
他者の動きに左右される部分がある
というのは、紛れもない事実なわけです。

その前提に立って考えると、あとはもう
自分の実力が生み出せるだけの成果が
実際に出るようになるまで続けるしか、
その成果を出せるようにはならない
ということが分かります。

何回読んでみてもらってもいいのですが、
これは当たり前のことしか言っていないです。

残念ながら、多くの人は、そこまで
続けることができないのが現実です。

自分の実力はどのくらいなのか、
そして、その実力に見合う成果が出るのは
いつになるのか、という2つの点で見通しが
立ちづらい状況がそうさせてしまいます。

しかし、よくよく考えてみれば、
未だ発揮されていない自分の力を
あらかじめ見積もる能力なんて、
普通は持っているわけがありません。

また、それがいつになるのかなんて、
それこそ占いの世界の話になってきます。

つまり、それらについて、
考えるだけ無駄なわけです。

Aさんが2ヶ月で大きな変化を生み出せたのは、
そうなるまで2年以上に渡って、地力をつけるための
活動を継続できたこと、そしてその付けた地力が
発揮されるまで続けられたこと、この2つによります。

いろんな葛藤と戦いながら、
見通しが立たない中で続けるのは
なかなかしんどいことです。

しんどいですが、日々実践していることが、
本質の芯を食ったものであれば、
必ず何かしらの形になって返ってきます。

そういうものだと理解して、
あとはとにかくやるべきことに
どれだけ集中していけるかが
何よりも大事ですね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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出品し直しは何回すればいいのか?(第718回)

※2020/8/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

毎度のことですが、前回から
だいぶ間が空いてしまいました…。

それはさておき、
最初にちょっと宣伝です。

現在、アメリカで、
カリフォルニア大学バークレー校の
准教授やっている高校の同級生が、
先日著作を上梓しました。

■16歳からのはじめてのゲーム理論 “世の中の意思決定”を解き明かす6.5個

https://amzn.to/2QjXQvD

これは2作目で、処女作は
実は昨年出版されたんですが、
私がちゃんと全部読み切ってから紹介しよう
と思っているうちに一年経ってしまったので、
今回はまだ読み切らないうちにもう紹介します。

彼の専門であるゲーム理論について、
物語調で分かりやすく書かれていますので、
興味がある方はぜひどうぞ。

さて、久しぶりのメルマガなので、
最近著しい成果を出したコンサル生の
取り組みから、何かを学べないかと
ちょっと書いてみたいと思います。

昨年2月に個別コンサルを受講してから
現在に至るまで、BUYMAアカデミアに
参加してくださっているSさんは、7月に
過去最高益となる月利70万円超えを果たしました。

※Sさんについて以前書いた記事はこちら。

■沖縄でワークショップしました。(第706回)

http://steermylife.com/2306.html

例によって作業の外注はありませんが、
その販売件数は58件とそこまで多くないので、
一人でも余裕を持って業務を回すことが出来ています。

今月も引き続きここまで調子よく推移していて、
すでに月利50万円は超えています。

このままいけば過去最高益更新ですが、
無理して良い在庫を売ってしまうこともないので、
利益の最大化を目指しつつ、秋冬の仕込みにも
勤しんでもらえたら十分ですね。

そのSさんの体験したことで、
他のコンサル生にもよく使わせて
いただいている興味深いエピソードがあります。

それは、

「ある商品を売るまでに、
出品し直しを『23回』した」

という経験談です。

その商品は元々、
それなりに継続的に売れていて、
それゆえ先に在庫を買ってから
販売したのですが、これがまあ
ビックリするほど反応がない。

最安値で出品し、ライバルと比較して、
キーワードなどの漏れも修正して、
商品画像もけして何かがおかしい
というわけではなく、さらに言えば、
手元に在庫があるので、むしろ
アドバンテージさえある状況なのに、
それでも全然反応が出ない。

しかも、人気順上位の
他の出品者のページには、
Sさんが出品したあとも、
引き続きそれなりに反応がある。

つまり、商品の人気はあるけど、
Sさんの出品商品だけ全然見られない
という状況です。

ただ、この状況自体は、
BUYMAでは極めてよくあることで、
その対策として「新しく出品し直す」
ということをするわけです。

アクセスなどが集まらなければ、
当然人気順では埋もれっぱなしで、
そのまま放っておいても、状況が
良くなる見込みはほぼありません。

そして出品して時間が経てば経つほど、
「新着順」での表示順位も下がり、
お客さんからはますますもって
見てもらいづらくなります。

なので、せめて「新着順」では
見てもらいやすくなるように、
新しく出品し直すということをします。

もちろん
「新着順」で見ているお客さんの数は、
けして多くはありません。

多くはありませんが、やらないで
埋もれっぱなしにしておくよりは、
やったほうがマシなわけです。

こういった背景のもと、Sさんは、
価格やキーワードの調整、それ以外の
すぐにできることはすべてやった上で、
出品し直しを繰り返していきました。

「新着順」で埋もれる前に、
ほしいもの登録が付けば、
人気順はかなり上がります。

それを目指して何度も出品し直します。

出品し直しの作業自体は、
過去の出品情報をコピーすれば、
画像をアップするだけなので、
一瞬でできることではあります。

しかし、何度やっても反応がない。

同じような状況でも、数回程度なら、
反応が出ないことはありますが、
さすがに10回近くなってくると、
私も出会ったことがない領域に入ってきます。

ただ、もうどう考えても、

「最初に埋もれてしまう」

ということ以外、自分の出品に
至らない点はないとなれば、
もう出品し直ししまくるしかありません。

新着順での表示順位は、
自分のあとに他の出品者が
どれだけ出品するかで決まります。

この商品は比較的出品者の多い
人気のブランドだったため、
1日のうちに複数出品し直したことも
あったと思います。

そんなことを繰り返した23回目の
出品し直しのあと。

それまでの22回が、
まるで嘘だったかのように、
出品したあと順調に反応が出て、
手元にあった在庫はポンポンと
売れてしまいました。

結論としては、22回目までは
「運が悪かった」としか言い様がありません。

商品に人気もあり、出品条件も
悪くなく、なにより、それまでと
ほとんど同じ条件で出品した23回目は、
それまでと明らかに異なる反応でした。

これはもう、出品直後からの、
アクセスの集まり方の巡り合わせ以外、
ちょっと考えられないわけです。

だからこそ23回も出品し直したわけですが、
さすがに私もここまで運が悪いケースには
お目にかかったことがなく、それから
しばらく時間が経った今でもありません。

ここまで運が悪いと、
普通は途中で心が折れて、
赤字になるレベルで価格を下げたり、
あるいはもう手をかけるのを止めてしまったり、
そういう方向に行きがちです。

しかしSさんは、原因はこれだと
論理的に、そしてシンプルに捉えて、
上手くいくまで愚直に同じ作業を繰り返しました。

タイトルに書きましたが、
よく出品し直しは何回すればいいのか、
という質問を受けることもよくあります。

こういった質問は、今回のエピソードを知れば、
無意味なものだということが分かるでしょう。

上手くいくはずのものは、
上手くいくまでやればいいだけです。

BUYMAに限らないですが、
現状がなかなかうまく行かないと、
ついシンプルな本質から目を背けて、
ちょっと変わった方向とか、あるいは、
ありもしない分かりやすい回答を模索して
みたくなったりします。

それは残念ながら、
成果を出すことから遠ざかることです。

自分の考え方や作業の内容などが、
「利益を出す」というシンプルな目的の
本質を捉えているのかどうか、
常に意識しながら日々活動したいですね。

ではではー。

P.S.

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「まずは300件出品」と言われました。(第717回)

※2020/7/5の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日募集した個別コンサルは、
事前面談もすべて終わり、
さっそくチャットワーク上で
やり取りをし始めています。

(初回のスカイプはこれから)

ところで事前面談で複数の方から、
まずは300件(あるいは600件!)出品する
必要はありますか?みたいなことを
聞かれたんですが、いまだに
そういう発信している人がいるんでしょうか。

過去に書いた内容ではありますが、
ただ出品数だけ追い掛けても、
本当になにも意味がありません。

「量が質に転化する」のは本当ですが、
こなすべき量に「中身」が伴っていないと
それはただの暇つぶし以下です。

もう少し噛み砕いて端的に言えば、
まずこなさないといけないのは、
「出品」ではなく「リサーチ」の数です。

BUYMAでとりあえず大事なのは、

・商品の情報

・買い付け先の情報

・ライバルの情報

です。

(出品後のメンテナンスについては、
今回はとりあえず置いておきます)

どんな商品が人気なのか、それは、
いくらで、どのくらいの期間に、何個くらい
売れるのか。

そして、それを買い付けできるショップはどこなのか、
そのショップはDDP、なのかDDUなのか、VATは
免税してくれるのか、してくれないのか。

あるいは、それを出品している
他のライバルは誰なのか、彼らの価格は、
割引がなくても対抗できるのか、また、
彼らはそもそもどこから買い付けていそうなのか。

こういった情報を少しずつ積み上げていくことで、
ショッパーとしての地力が身に付いていくわけです。

これらは、リサーチを通して、
BUYMAの中を見ること、あるいは、
買い付け先を探すことを、丁寧に
繰り返していかないと高まっていきません。

この前提がなく、
ただひたすら出品数だけ増やしても、
結局何も得られず、ザルで水を掬う
羽目になります。

もちろん、たくさん出品して、それをもとに
成果を出すために何が必要なのか
仮説を立てながら検証し、地力を高めていく
という道もナシではないです。

ただ、BUYMAには他の出品者、
つまりライバルショッパーという
最高のヒントがそこら中にいるわけですから、
自分でわざわざそんな効率の悪いことを
積極的にしなくてもいいわけです。

出品数を増やしていくことで得られる、
唯一にして強力なメリットとしては、
自分はおろか、誰も事前に想定できないような
まぐれ当たりの極みみたいな受注が入る
ということがあります。

私が聞いたことがある限りで、
最大の利益単価を獲得した事例としては、
1件で約50万円というのが2件ありますが、
これはまさに数多く出品していた結果、
たまたま出品していた商品がライバル不在で、
しかも売れてみたら買い付け先がセールだった
というものでした。

状況としてはまさに、
宝くじ的、例外的な現象です。

ただ、先述のように、
この結果をもとに仮説を立てて
検証を繰り返せば、宝くじを
多少効率よく当てることも可能ではあります。

このブランドのこういうカテゴリの、
こういう属性の商品は、ごく僅かながらも、
確実に欲しい人がいて、一方で
ライバルはほぼいないみたいな場所は
間違いなく存在するわけです。

しかし、そうは言っても、
それはどこまでも宝くじ的ではあり、
それを頼りに自分の商売の
持続可能性を考えるのは、
いかにも不安定で心許ない。

そして、こういう宝くじ的な実践と、
着実に地力をつけていくための
BUYMAの活動の仕方とは、けして
二律背反の関係にあるものではなく、
共存可能なものです

その上で、時間などのリソースが、
誰しも有限であることを考慮したら、
私の考えとしては、まず着実に
地力を高める道を進んでいって、
余裕ができたら宝くじもやれば
いいのでは、と素直に思います。

とにかく、あるいは、そうは言っても
出品数を増やさないとダメだという
先入観が強い人はかなり多いので、
ぜひ「本質的に大事なこと」は何かを
改めて考えてみてくださいませ。

ではではー。

P.S.

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