※2022/10/29の記事です。
こんばんは、エスノです。
前回は今月半ばで、
初めて月利100万を超えた
Kさんについて書きましたが、
昨日時点で150万円を超えた
という嬉しい報告をいただきました。
それまでの最高益が90万円に
届かないくらいだったので、
今月一気に突き抜けたわけですね。
BUYMAに限らずですが、
ビジネスではこういう経過で
大きな成果を出すケースが多いです。
いつ突き抜けるかというのは
なかなかコントロールできること
ではないので、その点から考えても、
突き抜けるまで続けられるかどうか
というのがやはり大事になってきますね。
ちなみに、この成果の
大きな要因のひとつに、
2つの優良な仕入先を
確保したことがあります。
どちらも少しずつ購入実績を積み、
その上で他のお客さんよりも
大きな割引などをもらえるように
なったために、この優位性は
そう簡単には崩されません。
初めのうちは、利益率が
けっこう低い(10%以下)仕入れも
それなりにありましたが、
・自分が最低許せる利益額であること
を基準に取引を続けていき、
今では利益率20%前後の受注が
ほとんど、30%近いことも珍しくは
なくなってきました。
利益率は、「1桁が常態化」
みたいな状況が良くないのは
当然ですが、逆に言えば、
・個別の取引において、
・何かしらの意図、原因が明確にあって
低くなってしまうこと自体は
さほど問題ではありません。
「利益率が低いのは絶対ダメ」
みたいな思考停止にならないように
気を付けていきましょう。
さて、そのKさんに続いて、
今月の粗利が100万円を超えた方の話です。
Mさんは、Kさんとは異なり、
過去に何度も月利100万円を
超えたことがある、キャリアも
結構長いショッパーさんです。
それこそ、BUYMA全体として
かなり調子の良かった2020年には
当時の過去最高益を達成しつつ、
その前後でも同じような良い利益を
何度も出していました。
しかし、その後、2021年前半から、
それまでのやり方では、なかなか
上手くいかなくなってしまいます。
その状況をなんとか打開すべく、
昨年9月にBUYMAアカデミアに
参加してくださってから約1年後の今月、
再び100万円の大台に返り咲くことが
出来たというわけです。
Mさんの「それまでのやり方」には、
いくつかのパターンがあるのですが、
実績悪化の主な要因となったのは、
特定のショップでの買い付けに
依存しすぎていたことでした。
その特定のショップたちは、
割引条件や品揃えなどが良く、
そもそもショップ自体の優位性が
他のショップに比べると高かったので、
ヘビーユーズすること自体が
大きな間違いだったわけではありません。
しかしながら、それらに対して、
依存と言っていいほど、出品も
仕入れも偏ってしまったことに加え、
次第にライバルの参入が増え、
リサーチやメンテナンスもおざなりに
なっていくに伴って、どんどん
コスパの悪い環境に陥ってしまいます。
同じショップから同じ割引で
出品するショッパーが増えれば
価格競争は当然加速します。
その状況で、
問い合わせや受注が来て
在庫がなくなっていると、
他の在庫があるショップを探しても、
まず価格は上げざる得ず、
それで提案しても受注には
なかなか繋がりづらいです。
じゃあ在庫を先に確保して
しまおうとなったときに、今度は
リサーチ不足でその判断基準が
緩くなってしまい、結局赤字で
売り捌かないといけない。
こういう悪循環にどんどんと
嵌っていってしまいました。
これはもう、私がこれまで
BUYMAのコンサルを何年も
やっていく中で繰り返し見てきた、
典型的な症例のひとつです。
処方箋はシンプルで、
・現在の微妙な在庫を現金化すること
・今後の利益を生み出す商品を探すために
リサーチをすること
これにつきます。
ただ、成功体験があるほど、
こういう「それまでの過程の否定」や
「しばらくやっていない地道な作業」を、
日常の活動の中になかなか取り込めず
苦労するのもよくあることです。
Mさんはそれに打ち勝ち、一時は
かなりのどん底も味わいましたが、
そこから大きくカムバックを果たしたわけです。
先述した2つの取り組みと、新しく
優位性がある仕入れができるよう
欲しい商品があるショップに対して、
必要な交渉を継続していったことが
この結果に大きく寄与しました。
もし、ご自身が、
今思ったような成果が出ておらず、
不振に陥ったときのMさんと
共通するような点があれば、
ぜひ参考にしてみてください。
ではではー。
P.S.
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