やってはいけない「リサーチあるある」とは?(第859回)

※2024/5/6の記事です。

こんばんは、エスノです。

あっという間に今年の1/3が
終わってしまい、気付けば
GWすら終わりそうな今日。

今年の連休は、コロナ以前
にだいぶ戻ってきた感触で、
正直あまり売れ行きは良くない印象です。

(4/30とか5/1はよく売れた人が多かったですが)

それに加えて、直近の
為替変動の激しさには、
なかなか振り回された人も
多かったと思います。

一時はドル円160円、
ユーロ円では170円まで
駆け上がったと思ったら、
そこからあっという間に、
1ヶ月前くらいの水準まで
急落してしまいました。

どこかで為替介入する
ということは分かっても、
そのタイミングが正確に
読めなければ、それは
考えるだけ無駄です。

大きく円安に触れたなら、
そのときに無在庫出品の
商品価格は変更する。

在庫として買うかどうかは、
その時点での為替レートで、
利益が出るかどうかで判断する。

それで十分です。

自分でコントロール不可能
なことについて悩み、徒に
時間を浪費するのではなく、
自分がその時にできること
にしっかり注力することが
どんなときでも大事ですね。

そうすれば、
「まぐれのホームラン」
は難しくても、「必然のヒット」
を積み重ねていくことができます。

そのほうが、事業としては、
健全に運営できますね。

さて、例によってすでに、
今年の夏のプレセールが
徐々に始まってきています。

VIP割引などで受けられる
割引以上の割引率が、実は
プレセールで提示されていた
ということがあったりするので、
ちょっと気を付けてみてください。

ただ、「やった、30%OFFだ!」
と思って、実際に買い付けようと
カートに入れたら、その商品は
割引適用外でした、ということも
よくあるので、そこも注意です。

先月から個別コンサルを
新たに受講してくださっている
人たちとの関わりの中でも、
この「カートに入れて確認する」
というような「基本」の重要性を
最近改めて感じています。

他にもリサーチのときに、
慣れていない方がよく陥る
「やってはいけないあるある」
にも、最近よく遭遇します。

今回はそのうちの
1つを紹介しますが、それは

・同じ商品を出品する他の出品者(ライバル)を確認せず買い付け先を探すこと

です。

ライバルを確認しないで、
買い付け先を探しに行くのは、
本当の優位性や差別化要素が
何か分からないままリサーチ
することになるので、結果的に
効率が悪いです。

分かりやすい例で言えば、
最初に選んだ出品者が、
必ずしも一番安い価格で
出品しているわけではありません。

その最初に選んだライバルに
勝てる仕入先をやっと見つけた
と思ったら、実際はもっと安い
他のライバルがいたということは
誰もが経験のあることでしょう。

出品する際に、絶対に
最安値にしないといけない
という話ではなく、現実として、
「自分が探し当てた仕入先より、
もっと安い仕入先がある」ということが問題なのです。

仮に、あるライバルを、
直近で売れた実績がある
という理由で選んだとしましょう。

そして、自分が探した仕入先なら、
その実際に売れた価格よりも安く出品できる。

それなら、売れる可能性はあり、
出品する意味はあるのでは?
という気持ちも分かります。

そして、単に「可能性」という
意味ならそれは確かにそうです。

しかしそれは「0ではない」
というくらいの話でしかありません。

その可能性が、ある程度
高いところで勝負できない
ということであれば、それは
現実的には可能性がないというのと同義です。

少なくとも、そういう前提、
マインドで活動していかないと、
いつまでも、ちゃんと利益が
出せるようにはならないです。

実際のところ、出品したあと、
受注以前に、まずアクセスを
集めるという過程を考慮すると、
少なくとも最安値付近での価格で
出品できなければ、やはり、
その「売れる可能性」は絵に描いた餅ですらありません。

あるいは、ライバルを
しっかり確認しておかないと、
価格では勝てずとも、サイズで
差別化して出品できるという
ケースを見過ごしてしまうこと
にもつながってしまいます。

お客さんからすれば、靴や
洋服などサイズがある商品は
サイズが違えば別商品です。

最初に選んだライバルの
表示価格が安いことだけに
フォーカスした結果、その
ライバルが全然サイズを
出品できていなければ、
付け入ることができる隙は
かなり大きいです。

そういう意味でも、
ちゃんとライバルを比較してから
仕入先を探しに行かないと、
機会損失になる可能性があります。

こういう基本を疎かにして、
良いことは一切ないので、
ぜひ改めて気を付けてみてくださいね。

ではではー。

P.S.

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