「情報は大事じゃない」を体現して月利100万円超えた人の話。(第776回)

※2022/2/27の記事です。

こんばんは、エスノです。

きな臭い感じはありましたが、
本当にロシアのウクライナへの
侵略が始まってしまいました。

まさか2022年の現代において、
歴史の教科書でしか見ないような
「ロシアが隣接する主権国家に対して
地上戦を仕掛けるなんてこと」が起こるものか?
と考えていましたが、現実はいつも
残酷なほどに現実でしかありませんでした。

何より無力感に苛まれるのは、
ウクライナ現地の無辜の民が
戦火に巻き込まれることはもちろん、
プーチンをはじめとしたロシア上層部が
自国の兵士も含めて、それをただの
戦略上の一つの材料としか捉えていない
ということが透けて見えることです。

今回の開戦は、プーチンが急に
頭がおかしくなったからされたものでは
もちろんなく、それゆえに、彼らには、
ある程度こういう状況が落とし所
という条件があるわけです。

彼らはその作戦上の純粋な駒としてしか
扱われていません。

太古の昔から、戦争とはそういうものです。

そういうものだと頭では知っていますが、
それぞれがかけがえのない物語を持つ
ひとりの人間であり、その彼らの未来を
勝手にベットしながら、いざ目の前で
「停戦交渉の用意」などと、自分たちに
都合の良い未来のための話を
いけしゃあしゃあと繰り出されると、
私が生きてきた中で大事にしてきた価値観と
相違が大きすぎて目眩がします。

ただ、だからと言って、やったもん勝ちの
世界観を素直に受け入れられるほど
厭世的なわけでもありません。

私は私ができる僅かなことの中で、
そういう破滅的な悲劇に抗うための
考え、価値観を広げていきたいと
ずっと考えながらこれまでもメルマガを
書いてきました。

私の書いた何かを読んで、少しでも、
人生が楽しく、豊かになるきっかけを
掴んでもらうこと、一人でも多くの人が
そういう状態になることが、ひいては
世界中の不幸を少しでも減らすことに
繋がると考えています。

引き続き、世界中のクソくらえなことを
ほんの僅かずつでも浄化できるように、
少なくともこのメルマガの読者さんの中では
そうなっていくように頑張って書いていきます。

さて、先日ツイッター上で、
こんなツイートをしました。

https://abfll.biz/brd/archives/irbuxq.html?s=5&u=2796

もちろん、これはツイッター用に
だいぶ端的に表現しているので、
文字通りの意味で情報は大事じゃない
ということではありません。

長らく読んでくださっている方には耳タコですが、
要するに、「情報」とはあくまで「道具」であって、
それをちゃんと使いこなす土台がなければ
情報だけ抱え込んでいても、実際の成果には
あんまり結びつかないよ、というのが
このツイートの真意です。

その土台として、「本当に大事なのは」、
と4つの要素を書いたのでした。

これを良くも悪くも実際に体現してくれたのが、
昨年11月に念願の月利100万円超えを果たした
高野さんです。

高野さんは、過去何度もメルマガでも
取り上げさせていただいたり、あるいは、
青木さんとインタビューさせていただいたり、
いろんな形で登場してくださってますが、
そのご縁の始まりは、個別コンサルに
申し込んでくださった約7年前まで遡ります。

私の力不足もあって、月利10万円を
達成するのにも1年近くかかり、その後も
前回取り上げたAさん同様に、けして
順風満帆なBUYMA活動というわけでは
ありませんでした。

それでも、やるべきことに
淡々と取り組み続けたことが、
昨年大きく花開いたわけです。

実はそれまでの過去最高益は、2019年12月の
月利90万円で、そこから昨年12月までは
最高益どころか、それまで出せていた水準の
利益を維持するのも難しいくらいの不振に
陥ってしまっていました。

さすがに専業でやっていてこの成果はまずい
と昨年春頃から改めてネックになっていることを
洗い出して、そこに対する施策を重点的に
行っていきました。

具体的には、ご自身の活動内容を、
「質と量の両面から客観的に把握する管理表」を
突貫工事で作成して、それに基づいて今一度、
毎日きっちり日報を書くことを続けていく。

その結果、少しずつ復調していって、
11月は一つ目標としていた月利100万超え、
月利120万円という成果を出すまでに至りました。

(この管理表は改良して、先日すでに、
他のコンサル生にも配布済みです。)

その不振に喘ぐ間、高野さんは、
収益に結びつくなにか耳寄りな情報を
手に入れたのでしょうか?

最高益を更新したのはそのおかげでしょうか?

そう、否です。

結局、復調してから最高益を
生み出すまでに取り組んだことは、
それまでと大筋は変わりません。

ただ、活動を続けていく中で、
その質と量が、目指す成果に対して、
少しずつ不足してきていました。

BUYMAには、利益への貢献度が
高い作業と低い作業があります。

前者は、リサーチや仕入れやメンテで、
後者は、受注後のお客さんとのやり取りや
検品・梱包などです。

年末に公開した青木さんとの対談でも
触れましたが、利益がある程度
出せるようになると、特に前者が
どんどん疎かになっていきます。

なので、その質と量について、
先述の管理表を元に、改めて
細かくやり取りをする中で
修正していっただけです。

もちろん、その中で、たとえば、
先日のAさんのように、現在の
収益を支える良い買い付け先に出会う
というような「情報」を得ることはあります。

しかし、それをどう利益に換えるのか
という観点から考えれば、出会うだけ、
つまり知るだけではまったく無意味だと分かるでしょう。

ただの「情報」を、どうやって
自分の利益に換えるかということは、
日々のリサーチやメンテナンスの精度を
高めることや、あるいは、それらに
自分の限られた時間をどう割り振っていくか
というところから向上させていかないと
上手くなっていくことはありません。

逆にそこを鍛えていけば、
多くの人が「知っているよ」という
レベルの情報しか持っていなくても
傑出した成果を出すことは可能です。

高野さんも私のコンサル経験者の
例にもれず、外注パートナーは持たず、
出品数は100件もなく、月利120万円も
52件の受注で達成しているので、
割と効率よく成果を出せていると思います。

BUYMA全体で見たら少数派ですが、
こういう実例があるということを
ぜひ多くの人の日々の活動の
ヒントにしてもらえると良いかと思います。

ちなみに、高野さんをして
「良くも悪くも体現」と最初に書いたのは、
12月頭から予期せぬ体調不良に見舞われ、
今月に至るまで、あまりBUYMA自体に
取り組めない状況になっていたからでした。

何はともあれ「継続できる」ということが
すべての前提になるのは間違いありません。

今回はタイミングが悪すぎましたが、
基本的に生み出した利益については、
さらに自分が手を動かさなくても良いような
体制の構築に投資するということも重要です。

流行りに乗るわけではないですが、
SDGs的な考え方を常に意識しながら
事業を改善・強化していかないといけないですね。

P.S.

前回もお伝えしましたが、
個別コンサルの新規募集を、
明日2月28日(月)21時頃のメルマガで
約半年ぶりに行います。

今回も少人数の募集ですが、
興味ある方はぜひチェックしてくださいませ。

ではではー。

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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