ホントっぽい根拠の無い話に気を付けて。(第453回)

※2015/9/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日からBUYMA個別コンサルの
新規募集を久々に行いましたが、
すでに事前面談の応募を、
多数いただきましたので、
このメルマガの配信をもって、
今回は締め切らせていただきます。

申し込みそびれてしまった方は、
特に予定はしていないのですが、
次回の募集をお待ちくださいませ。

今回応募していただいた方は、
年末商戦前のちょうど良い時機なので、
ぜひ一緒に頑張って、これまでとは
ひと味違う成果を出していきましょう!

ところで、
先日フィレンツェに行ってきたのですが、
その際にこちらのショップの
外観を見ることが出来て
なんだかちょっと感動しました笑

http://www.luisaviaroma.com/home.aspx

ショップの開店時間内に行くことが出来ず、
中を見ることはかなわなかったのですが、
長年オンラインでお世話になってきたショップの
実店舗を見ることが出来てよかったです^^

ちなみに、LUISAVIA“ROMA”なので
ずっとローマにあるお店だと思ってたんですが、
フィレンツェの「VIA ROMA(ローマ通り)」にある、
「LUISA」というお店なので、LUISAVIAROMA
というんですね。

勉強になりました笑

そのフィレンツェでの写真などを
私のtwitterにアップしています。

これからもちょこちょこアップするので、
アカウント持っている方は、
よかったらフォローして下さいませ。

https://twitter.com/esno_biz

さて本題です。

たまにBUYMAを始めたばかり
という方からいただく質問に

「評価が少ないと高額商品は
売れないのでしょうか?」

というものがあります。

確かに高いものは、信用のある
評価の高いショッパーさんのほうが
売れそうですし、むしろ、
そうではないと売れないような気がします。

しかし結論から言えば、これは
明確に「NO」です。

私がこれまでコンサルした方で
コンサル受講開始時に評価0、
つまり1件も売ったことがなく、
完全に始めたばかりという方が
4名いるのですが、実は、
そのうち2名の初受注商品が
ハイブランドの10万円以上する商品です。

うち1名は20万円を超えていました。

この端的な例からも分かるように

「評価が少ないからと言って、
高額商品が売れないということはない」

ということが分かります。

じゃあ何でもかんでも出品すれば、
高い商品でもハイブランドでも売れるか
というと、もちろんそうではありません。

前述した2つの10万円以上の商品も
ちゃんと「売れる理由」がありました。

それはおおまかに言えば、
20万円以上の商品については、

・他に同じ商品を出品している人がいなかった

10万円以上の商品については、

・他に同じ商品を出品している人が少なく、
 かつコンサル生しか買い付けできなかった

・価格が高すぎなかった。

こういう理由によるものでした。

これだけ?と思うかもしれませんが、
その商品を欲しがっている人にとって
これらは購入するための重要なポイントです。

ショッパーの「評価が良い」というのは
お客さんにとって判断材料のひとつに過ぎません。

価格が安いことを重視する方もいれば、
配送期間が短いことを重視する人もいて、
その中にショッパーの評価を重視する人もいます。

もちろん、評価が良いに越したことはないです。

しかし、それがないことを言い訳に、
「なんとなく売れにくそうな気がする」
という逃げ道を作ってしまっては、
自分で可能性のある選択肢を
ばっさり切り捨てているようなものです。

大事なのは、売れる可能性の高い
商品をちゃんと見極めて、それを、
売れる理由がいくつかある状態で、
お客さんの目に留まるように出品することです。

評価が低いときには低価格商品、
それで評価を溜めてから高額商品と決め付けずに、
いつもお伝えしているように、最初から幅広く
妙な先入観を持たずにいることが大事です。

よくよく考えたら、私も初めて
売った商品は1万円台でしたが、
初めて10万円以上の商品が
売れたのはまだ評価が0のときでしたから、
自分でも体現してましたね。

こういう
「ホントっぽい根拠の無い話」
というのは、世の中にたくさん
溢れているので気を付けてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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イタリアから帰ってきました。(第451回)

※2015/9/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日イタリアから帰ってきました。

火曜日のメルマガでも書きましたが、
本来乗るべき飛行機に乗り遅れてしまった結果、
当日夜発の別の航空会社の便で向かったのですが、
飛行機代は上がるわ、乗り継ぎ回数が増えるわ、
帰りの便の時間も早まるわで、泣きっ面に蜂とは
まさにこのことという感じでした^^;

結局、人生初のイタリアだったのに、
現地滞在時間はわずか40時間弱、
むしろ移動時間のほうが長かったという
もはや笑い話にしていただかないと、
なんともやるせない旅となった次第でございます笑

ただ、普通では絶対に行けない場所に
案内していただけて、これだけの弾丸でも
行った価値は十分ありました。

主催者のイチローさんに、どこまで
書いていいのかは確認していないので
詳細はとりあえず現時点では差し控えます。

個人的に感じたことは、
私がこれまでお伝えしてきた活動スタイル、
その上で実践すべき内容というのは、
理に適っているというか、我ながら、
かなり適切なものだというのを再確認できたので、
そういう意味で収穫が大きかったですね。

あとご飯が美味しかったです笑

さて本題です。

ちょっと次の画像を見てください。

celine_caution

この画像は少し前の、
CELINEのブランドページの
「最近売れたアイテム」を
キャプチャしたものです。

これを見るとすぐに気付くことがあると思います。

それは、「左側4つがすべて同じ商品」
ということです。

左から2番目だけちょっと色違いに見えますが、
それでも同じ商品が3つあります。

「最近売れたアイテム」に表示されるのは、
だいたい直近1日以内に注文が入った商品で
基本的に毎日更新されるものです。

(仮受注も含みます。)

つまりセリーヌのように
販売数が多いブランドであれば、
この4つのうちのいくつかが、数日前に売れて、
掲載されっ放しになっているわけではなく、
極めて短い期間のうちに4つ(あるいは3つ)も
受注が入ったということが分かるわけです。

これだけ見ると、
「これはものすごい人気商品なのでは?」
と思うかもしれません。

ただここで早とちりしては、
思わぬ落とし穴にハマってしまいます。

実はこれらの商品ページの
「お問い合わせ」の欄をチェックすると、
なんと同じ方が在庫確認の問合せをしていたのです。

しかも、中には、在庫確認の返信がないものや、
すでに出品停止になっているものもありました。

これは要するに、

「同じお客さんが在庫確認をしないまま注文して
キャンセルというのを3回(あるいは4回)繰り返した」

という可能性がかなり高いわけです。

つまり何が言いたいかというと、
表面だけ見て人気を判断しようとすると、
こういうときにハズレを掴まされる可能性が
出てきてしまうということです。

他にも同じようなパターンで、
ハイブランドの人気順上位によく見られるのが、

「アクセス数やほしいもの登録数はすごく多いけど
実際に売れた数は極めて少ない」

というパターンです。

アクセス数は1000件以上、
ほしいもの登録数も数百件あれば、
ぱっと見はもの凄く売れていそうに見えます。

しかし、販売履歴などをちゃんと確認すると、
実際にはあまり売れていない「見せ掛けの人気商品」
というのは、特にハイブランドでよく見かけます。

特に、在庫を持とうとするときには
見せ掛けの人気に惑わされないようにしないと、
大きな損失につながりかねませんので、
ぜひ気を付けてくださいね。

P.S.

14日(月)よりBUYMAの個別コンサルを
久々に新規で募集します。

最近お問い合わせが多いのですが、
興味のある方はしばしお待ちくださいませ。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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farfetchの送料から学ぶこと。(第443回)

※2015/8/21の記事です。

こんにちは、エスノです。

お盆が明けたら、
急に秋っぽくなってしまいましたね。

今日なんて関東はほぼ秋です。

ツクツクボウシが鳴き始めた時は
さすがにちょっと焦りました。

さて本題です。

お気付きの方も多いかもしれませんが、
みんな大好きfarfetchの配送料が安くなっています。

http://www.farfetch.com/jp/pag1985.aspx#OrdersShipping

以前は4,200円だったのが、今は1,500円です。

急な変更で、運営からのお知らせなども
特になかったように思います。

本当は7月半ばくらいから気付いていたのですが、
一時的なものかもしれないと思っていたこと、
また、farfetchからの買い付けで、
利益を出しているコンサル生が複数いるので、
メルマガでお伝えするのはちょっと控えておりました^^;

farfetchから出品していて
この変更に気付いていなかったという方は、
たかだか2,700円の違いではありますが
ちょっと価格を見直してみてもいいかもしれません。

さて、これで話が終わっては
あまり意味がありません。

この変化に気付けなかった人は、

「なぜ気付かなかったのか」

「また同じようなことを繰り返すのではないか、
 どうしたら同じようなことを繰り返さないのか」

ということまで考えておかないと、
いつまでたっても進歩がないわけです。

まず、気付けなかった人にも2通りあります。

・買い付け先としてfarfetchをよく選んでいる人

・買い付け先としてfarfetchをほとんど選んでいない人

このうち後者は、まあ仕方がないでしょう。

関わらなければ気付けないのが当然ですから、
これはそれほど問題ではありません。

問題は、前者のように、
farfetchからよく出品しているのに、
気付けていなかった場合です。

気付くためには、

・配送に関するページを確認する

・カートに商品を入れる

このいずれかで気付けるはずです。

ただ、初めてfarfetchを使う方ならともかく
特に過去何度か利用したことがある方は、
改めて配送のページを確認することは
あまりしないでしょう。

ということで、基本的には、

「カートに商品を入れる」

ことが、この変化に気付けるかどうか
の分かれ道ということになります。

で、カートに商品を入れるのにも

・出品価格を計算するため

・在庫の数を確認するため

・実際に買い付けするため

など何パターンかあるわけです。

まとめると、気付けなかったのは

・出品時点で価格計算や在庫数確認のために、
 カートに商品を入れなかった

・実際に買い付けを最近する機会がなかった

という2つのパターンの
いずれかである可能性が高そうです。

これはさらに突っ込めば、

・「現状は変化しない」という思い込みがあった

・ちょっとした手間を惜しんでしまっていた

・売れるような商品を出品できていない
 というそもそもの実力不足

というところまで考えられます。

(最後のはもはや話が広がり過ぎますが…。)

「単にfarfetchの送料変更に気付けなかっただけ」
としか捉えないと大したことなさそうですが、
その背景を考えていくと、より大きな問題が
見え隠れしてくるということです。

もちろん今回のような変更は
けっこうレアな現象です。

実際のところ、新しいショップに出会ったときや、
価格計算がもう少し複雑なショップのときは
毎回カートに入れているという方は多いと思いますし、
それであればそんなに問題はないと思います。

ただ、深く考えていけば、
今回気付けなかったことの原因というのは、
別の場面で不利益をもたらす可能性がある
ということが分かると思います。

「現状は変化しない」という思い込みから、
慣れ親しんだショップに、人気ブランドが
新しく取り扱われたことに気付けずに、
利益を取り逃したり。

「ちょっとした手間」を惜しんで、
ライバルのチェックをしなかったために
受注を取り逃したり。

これらが要因となって、他にも何か
もったいないことが起きる可能性は
十分あるでしょう。

もし思い当たることがあったら、
ちょっと意識してみてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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