買い付け先の分かりやすい探し方を期間限定で教えます(第543回)

※2016/11/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

いよいよ今週の金曜日は、
ブラックフライデーです。

ただ、最近は、昔のように
金曜になった瞬間に一斉にヨーイドン!
で始まるのではなく、フライング気味に、
タイミングもバラバラにセールが始まります。

いずれにしても、一年で一番モノが売れるのは
間違いなくこのタイミングからです。

BUYMAも、例年通りであれば、
かなり大きな割引クーポンを発行して
その勢いを後押ししてくれます。

(昨年は10万円以上の商品は、
15,000円OFFというのがありました。)

クーポン発行期間中の
在庫確認などの問い合わせには、
必ずクーポンの情報を添えて、
返信するようにしてくださいね。

意外と忘れていたり、
知らなかったりするお客さんもいます。

さて、先日募集した新規の個別コンサルが
早速始まっております。

先週末は、今回応募してくださったMさんから、

ある商品に問い合わせが来たものの、
予定していた買い付け先の在庫がすでになく、
探し出した別のショップでは当初の価格より
値段を上げざるを得ない、なんとかもっと
安い買い付け先は探せないだろうか、

という、コンサルあるあるなメッセージが
チャットワークに届いたのでちょっと探してみました。

結果、商品は今年の春夏シーズンのものでしたが、
運良く50%OFFの価格でまだ在庫が残っている
セレクトショップを発見できて、お客さんには、
値上げすることなく在庫ありでご案内することができました。

ここで重要なのは、もちろん、

「探し当てた買い付け先そのもの」

ではなくて、

「どうやってその買い付け先を探したのか」

ということです。

今回のケースだと、品番をfarfetchで拾ってきて、
その品番を後ろから何文字か削ったところで、
目当ての買い付け先が出てきました。

さらっと書きましたが、
最近メルマガを読み始めた方は、
何を言ってるか分からない気がするので、
改めて説明しておきますね。

と言っても、言葉で説明するより、
具体的に見てもらったほうが早いと思うので、
以下をご覧くださいませ。

※実際のgoogleの検索結果のURLを貼っているので、
なるべく早く確認してくださいね。

こちらは、サンローランのバッグで、
品番は「398709BOO0J1000」です。

これを使ってgoogle検索をすると、
以下のような検索結果になります。

※1:ちなみに、キーワード検索して
ショップを探す場合は、上記のように
画像一覧の検索結果を表示させたほうが
目当てのショップを探しやすいです。

※2:上記の検索キーワード内の
「-site:buyma.com」というのは、
「buyma.com」のページを表示させなくする
google検索のコマンドです。

当然のように一番最初には、
サンローランの公式ページがヒットします。

さて、肝心なのはここからです

ショップによっては、商品の品番を、
すべて載せていなかったりすることがよくあります。

たとえばこの商品の場合、

・398709BOO0J1000

ではなく、

・398709BOO0J

とか

・398709

のように記載されていたりします。

これは品番が「商品のモデル」「素材」
「カラー」などを表す、複数の文字列群で
構成されているからです。

なので、そういうショップを探すにあたっては、
「398709BOO0J1000」という品番を
そのまま利用して検索することは
むしろマイナスに作用するわけです。

ただ、じゃあ探し当てたいショップに
品番がどういう文字列で記載されているか
ということは、当然見つけてみないと分かりません。

なので、もういっそ、品番を
後ろから一文字ずつ削っていこう
というのが、先程書いた

「今回のケースだと、品番をfarfetchで拾ってきて、
その品番を後ろから何文字か削ったところで、
目当ての買い付け先が出てきました。」

の意味するところです。

今回のサンローランのバッグで
実際に品番を削っていってみると、

「saint laurent 398709BOO0J -site:buyma.com」

となった時点で、以下のようになります。

品番をすべて利用したときとは、
検索結果の表示が大きく変わっています。

もちろん、被っているサイトも多いですが、
たとえば、最初の検索結果では出てこなかった
farfetchが出てきたりしています。

メルマガでは過去何度か紹介している方法で
すでに知っている方には面白くもない話ですが、
これまで検索の際に実践してこなかった方は
ぜひ今度意識的にやってみてくださいね。

あとは、常に上手くいくわけではないので、
何度かやって求める結果が出なかったからと
すぐにやめてしまわないことも重要です。

こういうのは、毎回漏れなく
きっちりやるからこそ意味があります。

ということで、今日行ったスカイプコンサルでも、

受注した商品の在庫が完売していて、
このままだとキャンセルせざるを得ない

というところから、在庫のある買い付け先を
見つけて、しかもセールになっていたので、
4万円くらいの商品で1万円以上の利益を
生み出すことができました。

こちらも冒頭のMさんと同じく、
今回応募してくださったMさんとの
スカイプだったのですが、
早速こういう分かりやすい事例を
お見せすることが出来て良かったです。

正直、私の第一感は、

「これは見つからないかもなあ」

だったのですが笑、
とりあえずやってみたらありました。

すでにBUYMAを5年以上やっていますが、
そういう直感はあんまり当たりません^^;

根拠のない先入観に頼らず、とりあえず
毎回やってみることを習慣にしてみてください。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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成功したいなら成功確率の高い行動を取りましょう。(第541回)

※2016/11/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は東京で、本日は福岡で
BUYMAアカデミアのワークショップでした。

いきなり話が逸れるのですが、
福岡の会場として当初予約していた会議室が、
なんと先日の博多駅前で陥没した道路のすぐ近くで、
直前になって会場変更せざるをえなくなりました。

こんな事故自体珍しいのに、まさか
その余波が遠く離れた場所に住む自分に
なんて夢にも思っていませんでしたが、
人生いろいろありますね^^;

話を戻しまして、東京のワークショップで、
参加者のYさんからこんな話が出ました。

・ある商品が、最安値より高い金額で売れていた。

・最安値で出品できる買い付け先は
見つけられなかったが、その売れた金額でなら
出品できる買い付け先を見つけることができた。

・見たところ最安値で出品された商品には
アクセスも集まっていないし、多少高い金額でも
売れる可能性がありそうだが出品するのはどうか。

ここでまず論点となってくるのは、

「最安値で出品しなくても売れるのでは?」

ということです。

これはもうその通りで、実際に
BUYMAをちゃんと見ている方なら、
そういう現象は何度も見たことがあると思います。

また自分自身が、最安値じゃないのに
買ってもらったり、あるいは逆に、
最安値なのに買ってもらえなかったり、
という経験をしたこともあるかもしれません。

特定の条件を揃える必要はありますが、
私も過去に何度か書いているように、
カラーやサイズなどもまったく同じ商品を
最安値より20%以上高い価格で、
狙って販売したことは何度もあります。

ということで、

「最安値で出品しなくても売れる」

という命題は間違いなく「真」です。

しかし、

「出品価格にこだわらなくても、長期的に
安定して利益を出し続けることが出来るのでは?」

という話になってくると、
ちょっと様子が変わってきます。

確かに最安値、あるいは、
それに近い価格でなくても、
売れることはあります。

ですが、仮に同じ商品を、同じタイミングで、
同じような評価のショッパーが、
同じような商品ページを作成して、
価格にだけ差をつけて出品したら、
どうなるでしょうか。

実は、これ、以前にほぼ同じ条件で
実際に実験したことがあります。

もの凄くバカ売れした商品で、
おそらく私ともう一人のショッパーの2名で、
合計150個くらいは売ったのですが、
その際に、私はあえて、ライバルよりも
5%ほど高い価格で出品しました。

その結果、どうなったかというと、
だいたいお客さんの70~80%が
安いライバルの方を選びました。

私がBUYMAを始めた年の話なので、
今のお客さんの傾向は、
多少変わっているかもしれません。

販売価格は4万前後の商品なので、
もっと安い商品や高い商品の場合も、
ちょっと違った傾向になる可能性はある思います。

ただ、価格以外の条件が
ほぼ一緒という条件下で、
より多くのお客さん(少なくとも
半数以上の)に選ばれるのは、
価格が安い方だということに
異論がある人はいないでしょう。

重要なのは、

「価格を重視するお客さんが“多数派”である」

ということです。

確かに、価格が相当高くても
買ってくれるお客さんはいますが、
それは少数派、つまり例外です。

高い方を買ってくれたのは、
潜在的にいたお客さんのうち、
たまたまそのひとり目が、少数派の、
金額にこだわりすぎない人だった
というだけの話です。

成果を上げたいなら、
その確率の高い選択肢を
常に取り続けるのが重要です。

例外のお客さんを狙っていくということは、
あえて困難を選ぶ!と言えば
聞こえはいいですが、要するに、
確率の低い方を狙う大変な道です。

先程書いたように、最安値じゃなくても
狙って販売することは可能ですが、
それは、その例外的なお客さんを
あえて狙ったほうがいい条件、状況下での話です。

(人気順はかなり上位であるのが前提で、
たとえば、在庫を持っているとかですね。)

もちろんBUYMAでは価格以外にも、
ショッパーの評価・印象や配送期間、
あるいは、微々たるものながら、
商品の写真やコメントなどなど、
お客さんの購入の決め手に
影響を与える要素はたくさんあります。

なので、必ずしも
「一番安い価格」にする必要はない
というのは、私もこれまで
何度も書いている通りです。

最安値“付近”の価格に設定することで、
お客さんの多数派に、まず選択の
“土俵”には上げてもらえます。

ただ価格以外の要素を強烈に意識するのは、
そこまで出来てからで十分と言ってもいいでしょう。

(最低限のお客さん対応などは出来ている前提です。)

価格にこだわらないで出品することは、

「買い付け先を探すことにこだわらない」

と言い換えることも出来ます。

結局、ライバルの価格に勝てないのは、
「買い付け力」が弱いからです。

ここを伸ばすのは一朝一夕で
出来る話ではないので、
これはこれで大変です。

ただ、そこを最初から放棄していては、
長期的に利益を伸ばし続けるのは、
根本的に不可能です。

ということで、結論としては、

効率よく安定して利益を出したいなら、
最安値で出品できる買い付け先を、
頑張って探し続けましょう。

といういつもの結論に落ち着きます。

それこそが、成功確率の高い行動です。

最安値で出品できる買い付け先を見つけたら、
実際に本当に一番安く出品しなければいけない
ということではないです。

また、最安値より高く売ることも十分可能です。

ですがそれは、一番基礎の部分を
踏まえた上での話というわけです。

どっちの道を行っても大変なら、
積み上げていけば楽になる道を行くのがいいですね。

ではではー。

P.S.

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逃げるのは役に立つし、恥じゃない。(第538回)

※2016/11/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は関東では、今年最初の
木枯らしが吹き荒れる凄い天候でしたね。

BUYMAで売れた商品を
集荷に来た佐川のお兄さんに渡すとき、
玄関のドアがちょっと開けただけで、
強風で一気に全開になってしまいました。

寒さも一気に増して体調を崩す人が、
私のコンサル生でも多発しています。

安定した成果は、安定した
活動体制から生まれますので、
健康第一で頑張りましょう。

そんな大荒れの日本の天気を知ってか知らずか、
アメリカの大統領選では、大方の予想に反し、
ドナルド・トランプが当選してしまいました。

我々にとって、為替や株式の
市場動向は気になるところですが、
それ以上に、もっと大きな世界の枠組み、
構造が変わる、ひとつの節目でしょう。

普通に生きている中で、
「もの凄く変わった!」という実感は
なかなか得難いと思いますが、
そういう潮流を機敏に感じて捉え、
適切に前向きに対応していきたいですね。

ところで、今回の結果が、
事前の予想と大きく乖離した理由は、
結局のところ、メディアの報道が、
「ヒラリー推しだった」ことにあります。

アメリカの主要なメディアは、
基本的にヒラリーを応援していて、
それを元にニュースを作った
日本のメディアも、基本的には
ヒラリー寄りの報道をしていたわけです。

そして我々は、それらメディアに、
“なんとなく”ヒラリー優勢と思い込まされていました。

結論としては、「思い込み」は怖い
という、いつものやつなんですが、
自分でソースを確認していない情報から
何かを判断しようとするのは、
やはり気を付けなければいけません。

さて突然ですが、今クール、
TBS系で火曜22時から放送している
「逃げるは恥だが役に立つ」
というドラマをご存知でしょうか。

「契約結婚」という視点から、現代社会の
仕事に対する考え方、あるいは恋愛観・結婚観の
多様性を取り上げつつ、主演である星野源の
地味なオシャレ加減と、新垣結衣の相変わらずの
抜群の可愛さ、そして、星野源が歌う主題歌にあわせ、
エンディングでキャストがコミカルなダンスを披露するのが
SNSで話題になり、TBS系の火曜ドラマ枠では、
過去最高の視聴率を毎週更新している人気番組です。

私も、このドラマの第1話冒頭を
たまたま観てしまって以来、面白くて、
毎週欠かさず観ているひとりです。

ドラマを欠かさず観るのなんて本当に久しぶりで、
なぜなら、そもそも私はドラマ、アニメ、映画という
ものが結構苦手だからです。

漫画は好きで、読まない日はないくらい読むのですが、
(比喩ではなくて本当に読まない日はないです)
自分のペースで読み進められる漫画と違い、
ドラマ、アニメ、映画は、完全に向こうに主導権があり、
自分のペースでは物語の流れをコントロールできません。

ただ、物語の流れを、
視聴者がコントロール出来ないからこそ
また観たいを思わせることも出来るんだな
ということは、先日「君の名は。」を観て
最近気付いたことなのですが、いずれにせよ
そういう理由でドラマとかは苦手なのです。

そんな私がハマるくらいなので、
その面白さは推して知るべしなのですが、
このドラマのタイトルを見たときに、
「このタイミングでこのタイトルか…」
と思ったのは、その当時、世間を、
あるニュースが賑わせたからでした。

電通の女性新入社員の
過労自殺のニュースのことです。

(正確には、自殺したのは昨年末で、
今年になって今一度話題になったのは
先日労災認定されたからですが。)

ご存じの方も多いと思うので詳細は割愛しますが、
この事件を知ったときに「なぜ逃げなかったのか」
と思った方は少なくないと思います。

いろいろ理由はあると思うのですが、
結局のところ、一番根っこにあるのは

「逃げるのは恥だという“常識”」

だったのではないかと思います。

新卒で入社した会社、それも
人が羨み、両親も喜ぶような、
日本を代表する大企業を、いくら
仕事が大変で上司が厳しいからと言って、
1年目で辞めるなんてありえない。

大変なのはみんな一緒なんだから、
自分だけ投げ出すなんてありえない。

そういう常識に縛られすぎて、
いつしか周りが見えなくなるほど憔悴し、
そして悲劇は起こったのだと思います。

アインシュタインが、

「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。」

と言ったように、常識とは一種の
「思い込み」に違いありません。

「逃げることは恥」だと頭から思い込まずに、
その常識を一度フラットな目線で捉え直して、
本当に今の自分に必要なことなのか考えるのは
とても重要なことです。

もちろん、逃げることが、
いつも活路を開くことになるかと言えば、
そんなことはありません。

極端な例ですが、BUYMAで
それなりの成果を出したいと思っている人が、
リサーチや出品を1日1件続けることからも
逃げていては、その目的が達成できないのは
火を見るより明らかです。

大事なのは、常識という思い込みを
一度疑ってみるということですね。

その結果、本当に必要なら続行すればいいし、
冷静になってみたら必要なかった、というのであれば、
すっぱり切り替えてしまえばいいわけです。

ところで、このニュースで、
自殺した女性の月の残業時間が
約100時間だったという話を聞いたときに、
私はまず一番最初に、

「本当はいったい何時間残業していたんだろう」

と思いました。

このあと少し考えて、あることに気付き、
もの凄く怖くなったのですが
それはなぜだか分かりますか?

「本当は何時間残業していたんだろう」

と何の違和感もなく思ったということは、

「人間は残業を100時間程度したくらいでは自殺しない」

という考えがその背景にあるということです。

私が会社員として働いていた頃は、
月の残業時間が、最大でおそらく
200時間は優に超えていました。

始発終電、土日出勤を繰り返すと
もれなくそうなれてしまいます。

私は、自分の体験を元にした、

「人間は残業を100時間程度したくらいでは自殺しない」

という「思い込み」に完全に囚われていました。

だから、発表された残業時間を、
頭から信じていませんでした。

これに気付いたときには、
本当に背筋が凍りつく思いでした。

これだけ気を付けていても、無自覚に
「思い込み」や「偏見」を持ってしまう。

恐ろしいことです。

もはや話がとっ散らかりすぎて、
どこに着地させればいいのか
自分でも見失いかけていますので、
今週の「逃げ恥」で、新垣結衣演じる
主人公森山みくりの伯母を演じる
石田ゆり子がドラマの中で持っていた
バッグを紹介して、筆を置きたいと思います。

■みくりの伯母のバッグ

買い付け先を探して出品してみてもいいですし、
すでに出品中の方は、ドラマやキャストの名前を、
商品ページに追加するといいですね^^

ではではー。

P.S.

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