私のリサーチスピードが早い理由。(第341回)

※2015/1/2の記事です。

あけましておめでとうございます、エスノです。

2015年ですね、キリがいいですね。

不思議なもので、年が変わってから
私にしては珍しくやる気に満ち溢れています。

今年もまずは役に立って面白いメルマガを心がけますので、
引き続きお付き合いいただければ幸いです。

さて個別コンサルで、受講者の方と一緒に
人気商品のリサーチをしていると、

「展開が早すぎてついていけません!」

「なんでさっきの一瞬でそんなことまで覚えているんですか?」

というようなことを、
これまでに何度か言われたことがあります。

リサーチしているときに、
アクセス数やほしいもの登録数「だけ」しか見ずに
すぐに買い付け先を探しに行ってしまって、
あとから問い合わせの数や販売数を
もう一度確認するために元のページに戻ってきたり、

あるいは、そういう数値はちゃんと見ていても、
目的のものと思しき商品の買い付け先を見つけてから、
商品のサイズが実は2パターンあることに気付いて
それをもう一度確認するために元のページに戻ってきたり、

こういう「行ったり来たり」を
何度も繰り返してしまうのを
これまでけっこう見てきました。

私はこういう「行ったり来たり」がかなり少ないので、
さっき書いたような「リサーチが早すぎてついていけない」とか
「なんで一瞬で全部確認してしまえるのか」ということを
突っ込まれるというわけです。

なんでそんなことが出来るかというと、
これは極めて単純な原理で、

「過去に同じような失敗をしてきたから」

に他なりません。

当たり前ですが、私も最初は、
同じように「行ったり来たり」をしていました。

その「行ったり来たり」で無駄な作業を繰り返すたびに、

「商品のリサーチをするときに、何をチェックしておくのが、
そのあとの作業を進めるにあたって効率がいいのか」

ということをいつも考えて、改善してきたわけです。

そのため、どこに関心を向けて
商品ページをチェックすべきかが
今の私は非常に明確になっています。

だから、今では「行ったり来たり」が少なくなり
すごく早くリサーチできるというわけです。

逆にこれが明確ではないと、
「行ったり来たり」はどうしても発生して、
必要以上に時間と手間がかかったりします。

これは要するに、

「私しか見ることができない世界」

なんてものがあるわけではなく、

「私もみんなも同じ世界を見ているけど、
みんなと私では目に留まるものが違う」

ということです。

こういう話は枚挙に暇がなくて、例えば、
ある程度パーソナルショッパーの経験がある方は、
おそらく自分のメールボックスに、いろんな
海外のショップからのニュースレターが届いているでしょう。

特にこの時期であれば、セールの情報なんかが
どんどん届いているはずです。

先月末頃から、セールも終盤に入り、
更なる値引きが展開されてたりしますよね。

こういう情報はかなり多くの方が
知っていることだと思います。

ただ「これを半年後や一年後に応用しよう」
という意識を持っている方はあまり多くはないでしょう。

ショップ、あるいはショップの所在地によって、
セールの開始時期や値引き率にはけっこう特徴があります。

例えばヨーロッパのショップなら、
購入者限定の「プライベートセール」を行って、
そのあとに普通のセールが始まって、さらにそのあと
セール品が期間限定でさらに値引きされたりすることが多いです。

その間に、その前シーズンのアイテムの売れ残りも、
さらに値引きされたりもします。

このような特徴を大雑把に把握しているだけでも、例えば、

「この商品は今は高いけどもうすぐセールになるはずだから
そのタイミングで在庫を持てば、他の出品者より優位に立てるぞ」

みたいな作戦がひとつ立てられるわけです。

ある人はメールボックスに流れてくる
英語のメルマガをなんとなく眺めるだけで終わり、
ある人はその情報をなんとか活かすことが出来ないか
ちょっと工夫して考えてみたりします。

さっきのリサーチの話でも、この話でも
みんなけっこう同じ情報を見てはいるのです。

あとは、それをどうやって料理するかですね。

それが差がつく一つの要因として
挙げられることだと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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日経新聞に取り上げられました!(farfetchが)(第330回)

※2014/12/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

今朝日経新聞を読んでいたら、
我らがfarfetchの記事がそこそこの大きさで取り上げられていました。

※日経新聞の記事は会員限定なので、
興味のある方は各自で検索してご覧ください。

■IVP他から総額7.2億円調達
ー年間5000万円の買い物客もいるファッションコマースFarfetch(ファーフェッチ)とは?

http://thebridge.jp/2014/12/farfetch-japan

要するに、ベンチャーキャピタルと、
farfetch本体が共同出資する形で、
farfetch japanが設立されました!
という記事です。

まあご存知のように、
すでに日本版のサイトも出来上がっていて、
今さら何をという感じではあるのですが、
いよいよ日本でのプロモーションも
本格的にがっつり始まりそうな感じですね。

こういう変化に対する見解は、
farfetchで日本円決済が導入された、
今年の4月の時点ですでに記事にしています。

■farfetchの変化に思うこと。(第174回2014年4月18日)

http://steermylife.com/761.html

こういう環境の変化というのは、
どうやっても免れることができません。

それにいかに対応し続けていけるかが
ビジネスを継続していく上では、
どんな分野であっても必要なことです。

個人的な見解としては、以前の記事では
「他のショップも日本語対応していく可能性」
について言及しましたが、farfetchが
これだけインフラを整えてくるとなると、
今後はfarfetchに出品するショップが
これまで以上に増えてくると考えるのが自然です。

farfetchが道路を舗装してくれているので、
各ショップはそこに商品を載せるだけで、
世界中に販路を持つことができるわけですね。

こうなってくると、
割と今後の攻略法というのは検討がつくので、
そこまで深刻になる必要はない印象です。

先ほどの記事で考えていたように、
「世界中のショップが日本語対応する」
という展開のほうが面倒だったと思います。

攻略法については、
これまでの記事を読んでいただけていれば
けっこう推測できるかと思いますし、
すでに実践している方もいるのではないかと思います。

(気になる方はメールででもご質問ください)

もちろん、深刻になるほどではなくても
farfetchからの買い付けによる利益や取引数が、
少しずつ落ちていくのはもう逃れられない流れです。

使えるうちは使い倒しつつ、
そこから生まれたリソースを利用して、
収益の別の源泉も確保していきたいところですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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在庫を見つけやすくするために検索で意識すること(第326回)

※2014/12/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

最近「地道にやること」の重要性ばかりで、
そろそろ飽きられてきている頃だと思いますので、
今日はBUYMAの具体的な話をします笑

先日、コンサル受講生から、

「せっかく受注したのに、
買い付け先の在庫を確認したら
すでに完売していた…!」

というBUYMAあるあるなご相談をいただきました。

そんなまさかと思い、
ショップ内でキーワード検索をするも、
残念ながらまったく見つからない…。

その商品はセール価格になっていたため、
おそらくは完売してしまったようだ…。

しかしながら、気持ちを切り替えて、
shopstyleで検索したところ、なんと
買い付けたい商品の、先ほどのショップ内のページに
直接アクセスすることに成功。

しかもまだセール価格かつ在庫もある!

というわけで、無事買い付けも出来て
一件落着となったわけです。

無事買い付けが出来たのは、
まさに基本に忠実にshopstyleで検索したからです。

もし

「きっともうshopstyleでは見つからないに違いない」

なんて思い込んでしまっていたとしたら、
取引を1件キャンセルすることになっていたかもしれません。

ただ、それはそれとして、
今回ぜひ頭に入れて欲しいのは、
以前メルマガで書いた以下の内容です。

■有名ショップの見逃しやすい特徴。

http://steermylife.com/933.html

要するに、セール価格になった商品ページは、
サイト内で通常の商品とはまったく別のところにいってしまい、
普通に探していると出てこなくなってしまうということです。

今回も結局、レディースカテゴリから探しても
やはり見つけることは出来なかったのですが、
初めから「セール」というカテゴリで探すと
すぐに見つかることが分かりました。

さらに今回のケースで覚えておいて欲しいのは、

「サイト内をキーワード検索したにもかかわらず、
 目的の商品は検索に引っ掛からなかった」

という現象です。

日本人の感覚からすると
「そんなバカな」という感じですが、
海外のサイトだとこういう残念な現象は
けっこう普通によく見かけます…。

shopstyleの使い方でもそうですが、
検索のヌケモレを限りなくゼロにしたければ、
最終的には「すべて目視で確認」というのが、
一番よい方法です。

ただそれを最初からやっていては効率が悪いので、
最初はキーワード検索したり、カテゴリで絞ったりします。

ただ、キーワード検索を掛けたり、
カテゴリで絞り込んだりして探すのは、あくまでも

「それで見つかれば時間短縮できてラッキー」

という話でしかないわけです。

こういうところでも疑り深く、
注意深く作業できるかどうかで、
ちょっとした違いにつながっていきますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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