エスノが最近ハマっている買い付け先の探し方(第508回)

※2016/6/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は名古屋で
BUYMAアカデミアのワークショップ、
今日は大阪で個別コンサルでした。

このメルマガは帰りの新幹線で書いてます。

最近は長距離を移動しているときが
貴重なメルマガ執筆タイムです^^;

大阪のコンサル生Tさんは、
私の個別コンサルの受講が三度目という
なかなか珍しい方です。

1回目の受講は一昨年の夏で、
その年の秋に初めて月利30万を超えました。

そこでさらに、
他のプラットフォームでの物販にも手を広げ、
そちらでも実績を出せるようになったあと、
再びBUYMAに復帰したのですが、
ちょっと感覚が戻らずもどかしい状況だったので、
2回目の受講を申し込んでくださったのが昨年の夏。

元々ベースはできていたので、
すぐに月利30万円まで復調し、
2015年8月は約38万円、9月約44万円、
10月約55万円、11月約67万円、12月約74万、
そして2016年1月には、ついに月利100万円を達成しました。

しかしながら、
2月以降は月利70~80万円が続き、
安定して月利100万円という目標に届かず、
また先月前半の進捗がいまいちだったために
5月後半から三度目のコンサルを受講してくださっています。

先月は、コンサル開始時点では
70万もいかないかもという状況でしたが、
コンサル受講後に急に加速し、
月利約93万円まで巻き返しました。

要因としては、もともとTさんが
頑張って出品していたことが大きいのですが、
新しい有望な買い付け先の開拓や、
1点で約8万円の利益が出た商品の買い付け
というところで、早速力になれたのはよかったです。

そんなTさん、
つい先程時点での今月の実績は
販売件数46件で月利約74万円。

売れ行きや利益単価の良さもさることながら、
販売した商品の内訳を見ても、
狙って販売した商品や新しい買い付け先を
利用した商品などの割合が増えて、
先月より良い感じになってきています。

これからセールの時期なので、
もう売れ行き自体はそこまで悪くは
ならないと思いますから、
今後のビジネスの展開も含めて、
どういうスタイルで利益を出していくのか
というのが重要になってきます。

これまで以上に難易度の高いミッションですが、
私自身も貴重な経験をさせてもらえるので、
一緒に頑張っていきましょう。

という長い前置きはここまでにして、
今日の本題は私が最近ハマっている
買い付け先の探し方についてです。

私はよく商品の品番を利用して、
買い付け先を探します。

探し方はとてもシンプルで、
「ブランド名 品番」で
google検索するだけです。

たとえば以下のバッグなら、
「BALENCIAGA 115748D94JG」とかです。

※バレンシアガの公式ショップでの
品番の確認の仕方は以下を参照してください。

■参考:品番が書かれていないサイトで品番を確認する方法。

http://steermylife.com/1175.html

※バレンシアが公式ショップのリニューアルに伴い、
確認方法が若干変わっています。

ちなみに検索するときに、
海外のgoogleにわざわざ変えたりはしません。

ものすごく探したいときは、
たとえばイタリアのgoogleに飛んで、
「ブランド名 borse」みたいに、
現地の言語で探したりしますが、
それは本当によほどのときだけです。

(borseというのはイタリア語でバッグのことです)

ちょっと話がそれましたが、
そうやって品番で検索したときに、
googleの検索結果を文字で表示して確認せず、
画像で表示してチェックしていきます。

たとえばこんな風にです。

※このとき検索結果に、
BUYMAのページが出て来たりするので、
以下の方法でbuyma.comのサイトを
検索結果から除外すると便利です。

■参考:Google画像検索の効率を上げる方法

http://steermylife.com/1313.html

なぜなら、このほうが
目的の商品が見つけやすいからです。

で、ここまでは今までずっと
紹介してきたし、やってきた探し方なんですが、
最近ハマっている方法というのはここからです。

検索結果を画像一覧で見たときに、
そのうちのひとつをクリックすると、
その画像の右側に、以下のように
小さい画像がさらに8つ表示されます。

この8つの画像は左の大きな画像に似た画像を
勝手にいくつか表示しているわけですが、
最近この小さい画像の中から、
思わぬ掘り出し物ショップが見つかる機会が
ちょこちょこ続きました。

たとえば、コンサル生高野さんは、
先日の東京ワークショップ中に受注した商品が、
元々予定していた買い付け先では完売でした。

そこで他の買い付け先を探したところ、
なんとセールになっているショップを見つけて、
結果的に当初予定していた以上の利益を
取れるはずでした。

しかしながら、ちょっと目を離した隙に
これも完売になってしまっており、万事休す。

かと思いきや、私も一緒に
改めて買い付け先を探したところ、
先ほど書いた「小さい画像」から
新しい買い付け先を見つけることができて、
なんとか約3万円の利益を確保することができたのでした。

みなさんも
この小さい画像にちょっと注意してもらえると
思わぬ発見があるかもしれません。

また、それ以上に意識して欲しいのは、
「どうせ見つからない…」というようなスタンスで
探そうとしてはいけないということです。

私もそうですが、検索上手な人は、
作業に変な感情を入れず、必要な手順を
抜け漏れなく淡々とこなします。

もちろん状況次第では、

「探す手間をかけないほうがいい」

ということもあるので、
そういう見極めは重要です。

しかし、特に見極められる根拠が無いのに、
たとえば買い付け先を探そうとしているライバルが
プレミアムショッパーだから、みたいな理由で
怖気づく必要は一切ありません。

このへんもぜひ意識してみていただければ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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買わないお客さんを味方につけよう!(第507回)

※2016/6/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

いきなりですが、BUYMAで出品するときに

「売れる可能性を最大に高めるために」

最も重要な要素ってなんだと思いますか?

商品のタイトルや説明、商品画像、
価格、配送期間、ショッパーの評価などなど、
まあいろいろ挙げていくとキリがありません。

ただ、最も重要な要素と言われれば、
間違いなく「価格」です。

お客さんは商品の価格を、
本当によく見ています。

実際、以前BUYMAが実施したアンケートでも、
お客さんの購入の決め手No.1は「価格が安かった」でした。

その割合は、実に70%以上です。

改めて言うことではないと思いますが、
BUYMAで商売をするということが、

・他の出品者と同じ商品を販売すること

・他の出品者と容易に比較されやすい
プラットフォーム上で販売すること

を前提にしていることを考えれば、
原理的にもこれは当然のことです。

メーカーとして独自の商品を生産していれば、
あるいは、自分だけのオンラインショップで
販売しているのならば、価格以外の部分での
差別化というのがもっと大きな効果を産みますが、
残念ながらそうではないわけです。

だからこそ、私は以前から常々、
「買い付けの力」が重要だということを
繰り返して書いてきました。

「買い付けの力」というのは、簡単に言えば、

・出来るだけ安く買い付けられる

・様々な買い付け先を把握している

ということを意味します。

安く買い付けられれば、
それだけで差別化になりますし、
様々な買い付け先を把握していれば、
他のショッパーを出し抜いて、
人気商品を出品したり買い付けたり
することが可能だからです。

しかし、多くの方は「価格が重要」というのを
結構誤解してしまい、ともすれば行き過ぎて
「最安値じゃなきゃ売れない」というような
強迫観念じみた考えに至ることもままあります。

これも今まで何度も伝えてきたことですが、

「『価格』は重要だが、『最安値』だからといって、
必ずしも売れるわけではない」

というのは頭に刷り込んでおく必要があります。

それは、お客さんの最終的な判断基準が、
人によって、

・配送期間が短い(手元に在庫がある)こと

・ショッパーの評価が高いこと

・これまでのお客さんのやり取りの印象が良いこと

などなど、まったく異なるからです。

あるいは、
BUYMAで、自分が求めている商品を、
すべて検索し尽くしてから、どの出品者から買うかを
検討するというお客さんがすべてではないですから、
人気順で上位の何人かをピックアップした中で、
上記のような判断基準で選んだりもするでしょう。

以前最安値より30%高くても売れた
という記事を書きましたが、あれはまさに、
この考え方に基づいて実践すると生まれる
かなり再現性の高い成果です。

もちろん、中には

・価格が最も安いこと

を求めるお客さんもいると思います。

しかし、例えば、同じ商品を評価0の人と
評価500の人が販売していた場合に、
評価0の人が5万円で、評価500の人は
51,000円だった場合、後者が選ばれるケースは
けして少なくはないわけです。

何百円でも価格が安いということを最後の最後に求める、
本当の意味で価格を最重要視するお客さんの割合は、
配送が早いとかショッパーの評価が良いとか、
価格以外の要素で最終的に判断するお客さんの割合と
そこまで変わらないと思います。

だから、数百円単位で最安値を競う意味
なんてほとんどありません。

「最安値付近」であれば、十分有効です。

何がどう有効かというと、

「お客さんの選択肢の土俵に上げてもらえる」

というのが一番大きいです。

同じ商品が人気順で上位から
以下のような価格だったとすると、

68,000円

65,000円

64,000円

76,000円

82,000円

63,000円

おそらく、76,000円と82,000円は
なかなか見てももらえないと思います。

まずはお客さんに商品ページを開いて
見てもらうこと、つまりアクセスしてもらうこと。

これはもちろん、価格以外の要素でも
後押しすることが可能です。

たとえば、商品画像や商品のタイトルが
それに該当します。

(タイトルはスマホ版だと
商品一覧では見れないですが。)

しかし、いくら画像やタイトルが素晴らしくても、
価格が話にならないくらい高ければ
「土俵に上げてもらえない」わけです。

見てもらえなければ、
アクセス数は集まらず、
当然ほしいもの登録も集まらず、
次第に人気順では完全に埋もれてしまい
再浮上の余地はありません。

逆に言えば、見てもらえれば、
アクセス数は集まり、ほしいもの登録も
増えていき、人気順が上がっていきます。

そうすれば、もっと見てもらいやすくなり、
さらに人気順が上がる好循環に入ります。

人気順でブランドの中でも
上位に入るほどになれば、
BUYMA全体を徹底して
探すことまでしないお客さんにも
多少価格を高くしたとしても
見てもらうことができるようになります。

その結果として、最安値から
30%以上価格が高くても売れたりする
という状況が生まれるわけです。

人気順が上がってくる過程では
必ずしも売れる必要はありません。

もちろん、
売れたほうが人気順は上がるので、
売れるに越したことはないのですが、
重要なのはあくまで人気順を上げることです。

最安値付近で出品する最大のメリットは、

「その価格だと売れやすい」ことではなく、

「その価格のほうがより多くの人に見てもらえる
(=その結果、人気順が上がりやすい)」

ということです。

これを私は

「買わないお客さんを味方につける」

と呼んでいます。

実際は買わないお客さんも、
価格が安ければアクセスしてくれて、
人気順を押し上げてくれます。

その結果、上手くいけば、
「高い価格でも売れる」という
環境を作り出すことが出来たりします。

「価格が重要」だと思っている人は多いですが、
ぜひその価格で売ることがすべてだと思わず、
今回書いたような内容も意識してみてください。

ではではー。

P.S.

「買わないお客さんを味方につける」
という意味では、「価格の絶対値を下げる」
というのもとても重要な発想です。

P.P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

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セールの時期に気を付けたいいつものやつ。(第505回)

※2016/6/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

気付けば6月になってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は今日も今日とて、
どうしたらもっとスムーズに成果を
出してもらえるようになるのかと、
コンサルをしながら
ぐるぐる考え続ける日々でございます。

さて、そんな季節の移ろいの中、
もうすでにセールが始まったりしていて
驚いていた方も多いかもしれません。

そこで、
毎シーズン書いていることではあるんですが、
特に初心者の方は気を付けるべき、
「セールシーズンの落とし穴」についてです。

この時期、というか少し前からですが、
あちこちのショップから「SALE」という文字が
タイトルに入ったメールがたくさん届きます。

SALEと書いてあったら見てしまうのが
人の性というものだと思いますが、
ここで気を付けたいのが、

「安い」という理由だけで
出品する商品を選んではいけない

ということです。

すでにお分かりのように、
基本的には

1.人気商品を選ぶ

2.その商品を出品している
他のライバルの状況をチェックする

3.その買い付け先探す

4.出品する

という流れで作業をするのが
効率よく成果を出す秘訣です。

「人気商品の選び方」

「買い付け先の探し方」

「適切な出品の仕方」

などなど、
各論はもちろんあるのですが、
今回は割愛します。

しかし、この流れを

「ショップでの価格が安い」

という商品選びから始めると、
結局効率が悪いです。

例えば、

1.人気商品を選ぶ

2.その商品を出品している
他のライバルの状況をチェックする

3.その買い付け先探す

4.出品する

この流れなら、
実は最初の人気商品を選ぶのは
自分で基準を決めてしまえば、
まず間違いなくスタートさせることが出来ます。

しかし「安いから」という理由で
商品を選ぶところから始めると、

自分で決めた人気商品の基準に
当てはまるものに出会うまでに手間がかかり、

あるいは、その都度あやふやな基準で選んだりして、

結局スムーズに、その次の
「買い付け先を探す」までいけません。

そして、「安い」と思っていた価格も
実は他のライバルと比較すると安くない
ということがあって、振り出しに戻ったりします。

時間が有り余ってるいるなら、
このように攻めるのもナシではありません。

しかし多くの方は、
けしてそうではないはずです。

また、この出品までの一連の流れには、
出品したものを「販売する」以外に
その流れの中で、

「人気商品」

「ライバル」

「買い付け先」

について“詳しくなっていく”

という重要な目的もあります。

BUYMAの中をたくさん見て、
人気商品を把握していって、
またそれらを扱っているライバルたちの
価格の付け方、出品方法、あるいは
買い付け先がどこなのかということまで
少しずつ把握していくことで、
パーソナルショッパーとしての優位性が磨かれます。

その習熟度合いが高い人たちは、
セールのお知らせが届いた段階で、
ショップの中をざっと見ただけで、
どの商品がどのくらいの期間で、
いくらくらいで売れるかが分かっているので
躊躇なく在庫を持ってしまいます。

あるいは、ざっと商品見るまでもなく、

「このショップには、確かあの人気商品があった、
それがいくら以下になっていれば買い付けてしまおう」

ということさえ想定しながらメールを開くような
達人レベルの人間すら存在します。

(ここまで出来ている方はごく少数ですが。)

もちろんこの結果、大きな利益を
効率良く生み出せるのは言うまでもないでしょう。

こういった知識と経験を伴う能力は
先程の流れでの作業を
どれだけ丁寧に回数を重ねられたか
ということでしか磨かれません。

しかし、この作業を
「ショップでの価格が安い」ところから始めると、
どうしても時間あたりの、この作業の
トライの回数が減ってしまい、
成長の度合いが遅くなってしまうわけです。

効率も悪いし幅も広がらないので、
よほど暇な人か、あるいは、外注さんの手が
かなり余ってる方以外はやらないのが無難だと思います。

目の前を流れる大きなセールの波に、
自分だけ乗り切れず取り残されるような気がして
焦るかもしれませんが、結局セールというのは
半年に一回あります。

もし現時点で、売れ行きを把握している
人気商品がないという場合は、
今回の波には乗れなくても、
次回上手く乗りこなせるように
牙を研ぐことに集中しておきましょう。

あ、自分が出品している商品の
価格を調整するくらいのことは
もちろんやっておいたほうがいいですよ。

ではではー。

P.S.

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