こんな人気商品はちょっと売りにくいです。(第102回)

※2014/1/31の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日と明後日は、
楽しみにしていたセミナーです。

お値段お高い万円ですが、
同じ方の去年のセミナーがとてもよかったので、
今年も参加しようと思ったわけです。

ちなみに直接的にお金になることは
まったく教えてもらえません笑

ただ、人としてよりよく生きたい
という根源的な欲求を満たしてくれます。

ある意味では、もう半分
趣味みたいなものかもしれないですね。

さて今日もBUYMAのお話です。

BUYMAでは基本的に
人気商品をリサーチするわけですが、
その方法は大きく分けて2つあります。

1つは、タレントさんの
愛用品をチェックする方法。

この方法で探したアイテムは、
タレントさんのネームバリューにあやかって
人気が出る可能性の高いものが多いです。

特に梨花さんの愛用品が
ものすごく人気になるのは
今さら改めて言うまでもないことです。

もうひとつは、BUYMA内で
すでに人気のアイテムを探す方法です。

要するに、
他のバイヤーの出品商品をチェックして
そのアイテムをパクっていくわけです。

その際に「人気」の判断材料として、
アクセス数、ほしいもの登録数、
そして販売数をチェックしていきます。

このときに、
特にバイヤー初心者の方が陥りがちなのが
「ものすごく目立つ人気商品」ばかりに
目がいってしまうということです。

具体的な数値で言えば、
アクセス数が数千あるような商品です。

アクセスがそれだけ多いこと自体は
まったく悪いことではありません。

しかし、こういう商品は
もちろん紛れもなく人気商品ですが、
その反面、ちょっとした扱いにくさも
持ち合わせていたりします。

まず、アクセスがそれだけ多いアイテムは
2つのパターンに分かれます。

それは、

・ワンシーズンだけなのに大人気のアイテム

・毎年(もしくは通年)販売されている定番アイテム

このいずれかだということです。

前者は、ある年の春夏、
もしくは秋冬だけのアイテムなのに、
ものすごく人気があるということですね。

今回特に取り上げたいのは、後者です。

人気のブランドには、だいたい例外なく
それぞれの定番人気ラインというものがあります。

分かりやすいのはクロエ、バレンシアガ、
サンローラン、ヴィトン、セリーヌなどでしょうか。

こういう定番ラインがあるブランドは
BUYMAでも出品時にライン名(モデル名)を
選択して設定することが可能ですね。

こういう人気定番アイテムというのは、
ずっと出品されて販売されているために、
当然アクセスやほしいもの登録は
どんどんどんどん増えていきます。

そしてずっと扱っているバイヤーは
長く扱っていることで、そのアイテムの
買い付け先にも精通していきます。

どのカラーをいくらくらいの価格でなら
在庫持っていいかというのも感覚的に分かってきます。

要するに、
定番の人気アイテムを扱っているバイヤーは、
かなりの強敵であるケースが多いということです。

いきなり諦める必要はないのですが、
リサーチでこういうアイテムに出くわしたら
あまりそこにこだわりすぎずに
すぐ他に切り替えるのも重要です。

なかなか人気商品が見つからず、
特に今回のようなアイテムで苦戦していた
という場合は、もう少し人気の落ち着いていて
ライバルも多すぎないところを探すことをオススメします。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

過去のシーズンのアイテムの買い付け方法(第94回)

※2014/1/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日の夜、
一度買い付け完了の連絡が来た品物が、
実は在庫がなかったのでキャンセルします
という連絡が来ました。

それも別々のショップから1件ずつ、
合計2件もです笑

たまに起きることではあるのですが、
一度に2件起きたのは初めてで、
さすがにちょっと笑ってしまいました^^;

まあ長くバイヤーをやっていると
いろんなことが起こりますよね。

肝心なのは、こういう経験をもとに
このあとどう行動していくかということです。

まず、すぐお客さんに連絡して
新しい買い付け先を全力で探すのは当然です。

さらに、どうしたら同じような
事故に遭いにくくなるかまで考えれば
完璧な対応といえます。

オンラインで買い付けるため、
このような「実は在庫切れ」を
100%防ぐことは出来ないのですが、
その可能性を少しでも下げるにはどうするか
ということは考える価値のあることです。

さて、最近ちょっとずつ
お問い合わせが増えています。

メルマガ発行者としては
本当に嬉しい限りです。

私が一方的に有益な発信をする
というスタイルでもいいと思うのですが、
それだけだと情報の価値を活かしきれない
のではないかと考えています。

人間が一番自身の価値を高められる、
言い換えれば「成長できる」のは、
なにかに「当事者として関わったとき」
だと思います。

このメルマガの情報も、読んで
「ふーん、なるほどなー」で終わらせるより、
その内容を受けて、自分はどう考えるか、
自分の場合ならどう行動しているかなど、
当事者として接した方が、その情報の価値は
自身にとって圧倒的に高まると思います。

私が目指しているのは、
私が発信した内容に対してメールが来て、
その返信を受けてさらに発信をしていく、
そんな感じのスタイルです。

もちろん強制はしないですし、
そもそも強制しようもないわけですが、
よかったらそういうやり取りの流れを
いっしょに作っていけたらいいなと思っています。

では、今日の本題です。

今回もいただいたメールからなのですが、
どんな内容なのかというと、

「過去のシーズンのアイテムの買い付け先の探し方」

を教えて欲しいという内容でした。

結論としては、極めてシンプルで、
以下の買い付け先くらいしか
可能性はありません。

・アウトレットを扱っているオンラインショップ

・eBayなどの個人セラー

要するに、
ほとんどのオンラインショップが、
最新シーズンのアイテムしか扱っていない
ということですね。

大きな流行の波があるファッションの世界では
普通は新しいものの方が好まれます。

古いシーズンのものを
いつまでも作り続けるブランドも、
販売し続けるショップも基本的にはないのです。

そのなかで、
たまにものすごく人気が出て、
昨年のシーズンのものだけどどうしても欲しい
と多くの人が思うアイテムも登場しますが、
そういう品は毎年作られる定番アイテムになっていきます。

そんなわけで、繰り返しですが、
過去のシーズンのアイテムを探すというのは、
だいたい絶望的な作業だと思ってもらって大丈夫です。

ですが、せっかくなので、
多少可能性のある買い付け先について
もうちょっと詳しく触れましょう。

・アウトレットを扱っているオンラインショップ

こちらは、次のショップが
そこそこ有名ではないでしょうか

http://www.theoutnet.com/

多くのバイヤーが愛用している、
NET-A-PORTERの系列のサイトで、
アウトレットアイテムのみを扱っています。

アウトレットなので、人気ブランドでも
年がら年中セール最終時期のような
かなりの安価で購入できます。

ただ、安価なため在庫の回転が早いので、
受注していざ買い付けようと思ったら
もう在庫が完売していたという可能性は、
他のショップよりも高いでしょう。

・eBayなどの個人セラー

こちらはBUYMAの規約違反の買い付け先なので、
参考程度に考えてくださいね。

私としては、
買い付けがかなり難しいジャンルなので、
そういう案件に力を割くよりは、
新しいシーズンのアイテムの人気商品を
どんどん売っていく方が効率がいいと考えています。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

BUYMAで国内価格よりも高く売る。(第89回)

※2014/1/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

なんだか送信時間が安定しないので、
これからはこのくらいの時間に送るように
努力していきたいと思います。

ちょっと遅い時間ですが、
寝る前の頭の体操代わりにぜひ^^

さて今日、久々に本屋の
ビジネス書コーナーに行ってみました。

漫画大好きマンな私ですが、
一応たまには真面目な本も読みます笑

ただ最近は、iPadで、電子書籍で
購入してしまうことがほとんどだったので、
本屋のビジネス書コーナーは久々だったのです。

自分で物販をやっているせいか、
起業とか副業とか、あるいは
マーケティングとかセールスとか
そういうのを自然と見てしまうのですが、
今日はちょっとした変化を感じました。

私が会社を辞めた2年半前からしばらくは、
どちらかというと「副業」的な内容の本が
書棚の割合の多くを占めていた気がします。

しかし今日見た限りだと「副業」ではなく
「起業」系の本の割合がかなり増えていました。

昨年の、株式市場への
新規公開銘柄の増加を引き合いに出すまでもなく、
こういったことからも世相の変化は見て取れますね。

まあそこそこの大きさとは言え、
近所の本屋をひとつ見ただけなので、
全部が全部そういう傾向になっているか
というと確かに怪しいです。

ただ、こういう感じで、
何かを見たときに、自分の中の
ほかの知識と結び付けて考える
というのはユニークな発想には
欠かせない姿勢だと思います。

今回で言えば、

「副業」が減って「起業」が増えている?

確かに規模は違えど株式市場もそういう流れだなあ

?????

ということですね。

もちろん、この仮説を検証し、
さらに面白いアイディアに磨き上げるには、
もうちょっとタフで複雑なプロセスを
丁寧に踏んでいく必要がありますが、
思考をどんどん繋げて止めないというのは
あらゆることにおいてとても重要なことです。

今日は私のバイヤー史上、
最高単価となるバッグが売れました。

その額なんと約33万円笑

実は、なんとこれ、
国内価格より高いのです。

そしてまだ国内でも購入可能です…。

残念ながら国内買い付けだと
利益はほぼ出ないのですが…^^;

なんでそんなバッグが売れたか
ちょっと検証してみたのですが、
たぶんそのブランドの国内の
オンラインショップの存在を知らなかった
という結論に達しました笑

「BUYMAなら国内価格より安いだろう」
という思い込みの勝利ではないでしょうか。

せっかくなのでちゃんと海外で買い付けて、
利益をより多くいただくつもりです。

ちなみに、
国内価格よりも高く売れるというケースは、
実はけっこうよくあることです。

もちろん、普通に
店舗やオンラインで買える物は
基本的には売れません。

その点で、この例は
ちょっとイレギュラーですね。

ですが、国内で完売のアイテムだったり、
あるいはオンラインがないブランドで、
店舗にまで買いに行けないという方は、
国内価格より高くても買ってしまいます。

要するに、供給が不足している状況です。

こういう状況になりやすいのではと、
最近アンテナを立ててチェックしているのが、
実はメンズのアイテムだったりします。

特に、レディースがメインで
最近メンズに力を入れ始めたブランドは、
まだまだ国内の在庫の数が多くありません。

なので、
人気商品はあっという間に完売し、
国内価格より高くてもいいから欲しい
というユーザーがけっこういるのです。

男性のユーザー構成比は、
おそらく3割くらいのものだと思いますが、
それでも人数自体が増えてきているので、
狙いとしては面白い市場になってきていると思います。

おまけに、一部のブランドを除き、
まだまだメンズに強烈な強みを持つバイヤーは
それほど多くない印象です。

レディースで成果が出ている方は、
ちょっと目先を変えてみるのもいいかもしれませんね。

ただ、まだほとんど実績がなければ
大人しくレディースから始めるのが無難だとは思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから