武井壮とベストセラーの本の話。(第295回)

※2014/10/24の記事です。

こんにちは、エスノです。

コンサル期間が終わっても、
毎日チャットワークで報告をしてくれる、
Kさんという方がいます。

私からの返信があろうとなかろうと(笑)、
日々の成果や活動内容、あるいは、
これからどんなことをやっていこうかなど、
本当にちょっとしたことであっても、
ずっと書き続けてくれています。

Kさんの今月の現時点での成果は、
売上約160万円、利益約27万円で、
月利30万円の大台が見えてきています。

ちなみにKさんは本業があるので、
日中は普通に働いているのですが、
すべてご自身で作業してこの実績です。

成約回数が29回と控えめなのが、
そういう環境でも対応しきれている要因の一つでしょう。

もっとも途中でいろいろトラブルが起きて、
ちょっとバタバタして疲れていたようですが^^;

9月に月利20万円にギリギリ届かず、
悔しい思いをしていたのを知っているだけに、
セールのないこの時期にこの成果が出ているのは、
私としても嬉しいことこの上ないです。

さて、
こういうちょっと派手な報告をメルマガで書くのは、
実は少しためらいもあったりします。

というのも、今まさにKさんと同じように
BUYMAに一生懸命取り組んでいるのに、
満足いく成果を出せていない方がいるのも、
十分承知しているからです。

そういう方は、現在私のコンサルを
受けてくださっている方にもいらっしゃいます。

そういう方からすれば、

「なんで自分は上手く出来ないんだろう…」

というマイナスの感情を煽ることになりかねず、
それを私は懸念しているわけです。

それでもあえてこういう話をするのは、
やはりこういう事例を、多くの方の
励みにしてほしいからです。

私もそうですが、Kさんも、
ブランドやファッションに
最初から物凄く詳しかったわけではありませんし、
Kさんも最初から順風満帆だったわけではなく、
今年1月に始めた時から試行錯誤を続けたことで、
こういう結果があるわけです。

先日タレントの武井壮さんが、
ツイッターでこんなことを言っていました。

「百獣の王」として、
イロモノ扱いでメディアに登場した彼ですが、
元を正せば陸上十種競技の日本チャンピオンであったり、
プロの野球選手やゴルファーの個人トレーナーを勤めたり、
昨年40歳時点で100mを11秒15で走ったりするような、
アスリートとして傑出した才能の持ち主です。

その彼いわく、

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データは大事だけど、自分以外の人間100人のデータを参考にするより
自分自身のデータを毎日取る方が大事。。

自分のデータ、自分の傾向が分からなきゃ
他人のデータなんてなんの役にも立たねえからな。。

だって自分と同じ環境で育った人間は他にいねえし
同じ筋力、体格、思考の人間はいねえんだから。

======================================

このコメントは、
いろんな角度から眺めることが出来ますが、
そのひとつとして

「他者との比較ではなく、自分自身の日々の変化を把握すること」

の重要性を示唆していると思います。

私のメルマガでもたまに書くことですが、
まさに十人十色という言葉の通りで、
すべての人はその前提条件がみな異なります。

BUYMAで言うならば、始めた時点での
ファッションやブランド、あるいは、
パソコンやインターネットの知識やスキルが違います。

そして始めたあともどんな環境で実践するのか、
あるいはどんなことが起きて、そのたびに
どんな選択をして、そしてそこから、
どんなことを吸収できるのかというのは、
誰一人として同じようにはなりません。

なぜならそれは受け取る側の人が、
誰一人として同じ人生を生きてきていないからです。

そんな前提がある以上、
他人と自分の「今」を単純に比較することに
なにひとつ意味はありません。

ただ、その「今」に辿り着くまでに、
どんな場所からスタートして、
どんな過程を歩んできたかということは、
多くの方の参考になり、励みにもなると思います。

もちろん、それは人によって
心理的に難しいことだということも理解しているので、
ためらいつつ紹介しているのですが。

最近ベストセラーになった、
『嫌われる勇気』という本があります。

この本のベースになっているのが、
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、
アルフレッド・アドラーの思想です。

(日本ではアドラー心理学という名前で呼ばれます。)

この本の中で、人生を変えるために必要なことは、
他者との比較から生じる劣等感に苛まれることではなく、
自分の「いま、ここ」をしっかり見つめて「理想の自分」に向かい
ひたすら前に進むことだという一節があります。

今回の話も、稼げる人と自分を比較して
必要以上に自分を貶めたりするのではなく、
その姿を「理想の自分」の参考にしていただいて、
ひたすら今自分がすべきことに注力して欲しい、
そういう気持ちで取り上げた次第です。

そういう道のりが平坦ではなく、
人によって仕事や家事が忙しいために、
なかなか思うようにやることが出来ない
という現実があることも十分理解しています。

さらに言えば、
こんなお坊さんみたいな説教はいいから、
もっとBUYMAに直結した情報を出せ!
という声があることも重々承知しています^^;

ですが、コンサルを受けていただく人の数が増え、
実践している様々な過程を目の当たりにするにつれ、
成果を出すためには、ノウハウや情報以上に、
「どんな取り組み方をするか」ということが、
とても重要だということに気付かされています。

ひとつ言えるのは、私が発していることはすべて
このメルマガを読んでくださっている方が、
BUYMAで成果を出し、それをきっかけに、
人生をよくするためのものだということです。

長くなりましたが、結局言いたいのは、
いつも通り「諦めずに頑張り続けましょう」ですね笑

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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偽物ショップかどうかチェックするときのポイント(第294回)

※2014/10/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

コンサル生からよく質問されることに、

「このショップは買い付け先として問題ないか?」

というものがあります。

買い付け先をgoogle検索で探すと、
予想以上に多くの偽物ショップに出くわします。

こういったショップからの買い付けは、
BUYMAから規約違反でもありますし、
そもそも輸入時点で没収されたり、
最悪の場合、お金だけ支払って音沙汰なし
という詐欺被害も被りかねません。

というわけで、当たり前ですが、
正規品を扱っているショップかという判断は、
慎重に行わなければいけません。

その際にチェックすべきポイントとして、
以前以下のような内容をお伝えしました。

http://steermylife.com/786.html

改めて書くと、

・新作やスーパーハイブランドの価格が安すぎる(セール時期でもないのに50%以上割引など)

・連絡先がフリーメール、もしくは問い合わせフォームだけしかない

・オフィスの住所の記載がない

まずこのへんに引っかかってくる場合は、
基本的に怪しいと思ったほうがいいです。

さらに突っ込んで気にする内容としては、
以下のようなことがあります。

例えば、価格が安いだけではなく、
靴などのサイズがある商品であれば、
どのサイズもまだ在庫が残っている場合怪しい感じが出てきます。

人気のあるブランドであれば、
本当に入荷直後でない限りは、
ある程度は売り切れている方が逆に自然です。

そうではない場合、偽物を製造しているために、
絶えず在庫があるのではないかと推測されます。

また、住所があったとしても
googleマップ、ストリートビューで確認したときに、
周辺に全くお店がないような場所を指し示していると、
これもちょっと怪しいと思ったほうがいいです。

もちろん、ストリートビューの写真は
リアルタイムで更新されているわけではないので、
少し柔軟に考える必要がありますが、
ひとつ判断する材料にはなり得ますね。

また、ショップのfacebookがあれば、
実際にそのショップにチェックインしている人が多いと、
安全なショップだという一つの根拠になります。

あとは、ショップの評判を、
googleで調べるという方法もあります。

「ショップの名前 reveiw」と検索すると、
そのショップの評判を確認することが出来たりします。

こんな感じで信用できるかをチェックして、
最終的に判断していくわけですね。

ただ、ちゃんと正規品を扱っていても、
ショップの顧客対応がいいかどうかは、
また別の話になってきます。

レスポンスや商品発送の早さなどは、
やはり実際にそこから購入してみないと、
なかなか分からないことです。

そういう経験から来る知識というのは、
パーソナルショッパーにとって大きな財産なので、
ぜひ少しずつ蓄積していってほしいと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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「たまたま」で済ませてもいいですが。(第293回)

※2014/10/21の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は午後からスカイプでコンサルでした。

一緒にリサーチする中で、
ちょっと面白そうなショップを見つけました。

ただ、そのショップを見つけた検索方法は、
これまでメルマガで書いたり、もちろん、
コンサルしている方にも伝えてきたことそのままです。

その探し方がについては、
以下の記事に詳しいです。

http://steermylife.com/955.html

本当にちょっとしたなんですが、
こういうことを毎回着実にやるかどうかが、
最終的に大きな成果の差になって現れてきます。

ノウハウなんてもう十分出ているので、
あとはそれを、その本質まで理解して、
ちゃんと使いこなすことが一番重要ですね。

こんな感じで、ライバルをよくよく観察すると、
いろいろヒントが転がっていることはよくあります。

例えば他にも今日のスカイプで、
自分より10%以上値段が高いのに、
ライバルから同じ商品が売れてしまった
という現象について相談されました。

この原因としてよくあるのが、
ライバルと自分が比較されにくい状況にある
ということです。

例えば、カテゴリが違っていたり、
あるいはライバルには入っているなんらかのワードが
自分の商品ページにはなかったために見つけてもらえなかったり。

もしくは、パーソナルショッパー(PS)の評価や
配送期間(手元に在庫があるかどうか含む)なども、
値段が高くても買われる要因になり得ます。

しかし確認したところ、
どうやら今回はそのいずれでもないようです。

もちろん、おっちょこちょいなお客さんが
たまたま最初に見つけたライバルの商品ページから
衝動的に購入した可能性もゼロではないので、
今回もそうなのかもとこの時点でちょっと思いました。

そういうイレギュラーはゼロではないので、
トータルで自分のほうがちゃんと売れているなら
それは特に問題ない話だということになります。

ただ、最後の可能性として、なにか
この案件だけの「特殊なやりとり」を
お客さんとしている可能性が残されていました。

これについてはお問い合せや、
商品到着後のお客さんからの評価コメントに
反映されている可能性があります。

ということで実際に確認してみたところ、
どうやらこのお客さんはこのPSさんから、
他の商品も一緒に購入していて、その際に
複数購入割引を受けていたのでは?という可能性が浮上しました。

これが理由であれば、
ライバルにお客さんが流れてしまったのも納得です。

先程も書いたように、
こういう理由だろうがなんだろうが、
ちゃんと自分から売れ続けていたので、
実際のところ大勢に影響はありません。

ただ、こういう理由が明確になると、
このあとも自信を持って活動できますし、
同時にこのことから以下の様な仮説も成り立ちます。

・たくさん出品しているとまとめ買いの需要が発生して、
 ひとつだけのときよりも高く売れる可能性がある。

ちょっと飛躍しすぎている感じはありますが、
確かにお客さんの本命以外を「ついで買い」をさせて、
さも本命の商品を割り引きしたように見せるのは、
世間的にもけっこう見かける手法には違いありません。

似たような手法として、ユニクロが
パンツ2点まとめ買い割引とかよくやってますよね。

それとまったく同じようには考えられませんが、
ひとつのアイディアとしては十分やってみる価値があると思います。

と言っても実際にやることといえば、

・比較的安価なブランドのアイテムを

・数多く出品する

ことくらいしか出来ないので、
そもそも私のような低燃費主義者には
いまいちマッチしないわけですが。

もし現在こういうスタンスで出品している方は、
出品者からのお知らせに複数購入割引について書いて、
お客さんにお知らせするようにするといいでしょう。

ひとつそれなりの人気の商品があって、
それのついで買いで安い価格のものを
他のPSさんよりも高い価格で買ってもらうイメージですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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