汎用性の高い考え方を身に付けよう。(第477回)

※2015/12/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

先週の水曜以来のメルマガでございます。

先週の木金は今年最後の出張で
名古屋でコンサルをしてきました。

振り返ると今年は昨年以上に
本当にあちこち行きました。

よく行っている大阪、名古屋をはじめ、
国内で宿泊したところだと、札幌、函館、
仙台、箱根、金沢、京都、鳥取、松山、
徳島、広島、博多、小倉、長崎、那覇
というところでしょうか。

海外はフィレンツェとラスベガスと
グランドキャニオン周辺ですね。

もちろん国内はコンサル以外の
ただの旅行も含まれていますが、
改めていろいろ行ったもんだなあと。

今年は割と関西に偏っていたので
来年は東北とかもっと行きたいですね。

あと北海道で牧場巡りをします。

車の免許がないのでタクシー移動ですが…。

さて、そんな感じでうっかりすると
一年を色んな角度から振り返りがちな
年の瀬の今日この頃ですが、
BUYMAからこんなお知らせが来ていました。

■【要注目】2016年幕開けイベント!NEW YEAR SALE開催のお知らせ

http://buyersinfo.buyma.com/?p=32081

注目したいのは昨年末の、
年末年始の売上推移のグラフですね。

http://buyersinfo.buyma.com/eg-content/themes/buyersinfo/images/upload_img/2015/12/%E5%B9%B4%E5%A7%8B.png

クリスマス直前から大晦日にかけて
徐々に落ち着くものの、年明けから
上向くのは意外な感じがするかもしれません。

まあ24日以前が出ていないので、
年明けの復調具合というのが、
どこまでクリスマス前の水準に戻っているか
というのはまったく分かりませんが…。

ただ、年末の静かな感じは、
年明けもずっと続くものではない
ということは読み取れると思います。

またそれを後押ししてくれるクーポン
の発行も告知されています。

かなり汎用性の高いクーポンなので、
ぜひ受注に繋げられるように、
「年末の受注が少なくなるうちに」
出品に力を入れたいところですね。

以前何度か書いたことですが、

「受注がない時期」

というのは逆にお客さん対応以外の
作業に時間を使うことが出来るとき
でもあります。

受注がないとやる気が出なくて、
いまいち作業をする気になれなかったり
あるいは、変に焦ってしまって、
何も考えず数を出品しまくるだけ
になってしまったりする人も多いのですが、
いずれも極めて成果につながりづらい姿勢です。

受注があろうがなかろうが、
必要な作業を淡々と同じクオリティで
こなせるかどうかというのが大事ですね。

ところで「よし、じゃあ出品するぞ」
と思ったところで気を付けていただきたいことが一つ。

先ほどのリンク先の真ん中辺りに、
「2016年NEW YEAR SALE出品時のお願い」
という項目があります。

曰く、商品価格の値下げをお願いします、と。

事務局の意図は分かります。

ただ、盲目的に従う必要は
もちろん一切ありません。

商品ごとの最適な販売価格というのは
間違いなく事務局より我々のほうが
正確に把握しているはずです。

(というかしていて然るべき。)

また、以下の様なコメントを
商品ページに書くと成約の可能性が高まる
ということですが、これも無闇に従う必要はありません。

========================
12/20 値下げしました。
16,000円 ⇒ 13,000円

1/1 NEW YEAR SALE!限定値下げ中!
13,000円 ⇒ 11,000円
========================

なぜなら、どの程度
可能性が高まるのか分からないからです。

結局、このコメントを書く手間の分、
リターンがあるかどうかは分かりません。

個人的には、値下げしたそばから
商品ページにこういうコメントを入れる
くらいなら、新しい出品を1件でも
増やしたほうがいいんじゃないかと思います。

もちろん、感覚的には
受注率が下がることはなく、
多少は上がりそうですから、
やってもいいとは思います。

ただ、このコメントを入れるのに掛かる手間と
そのリターンをまったく想像せずに、
「事務局が言うから」という理由だけで
判断するのは良くないです。

細々したことを書きましたが、

・どんな時でも必要なことを同じクオリティで
淡々と継続すること

・手間とリターンを常に考えること

というのは、効率よく成果を出すために
絶対に欠かせない考え方です。

買い付け先を探したりする際の
ちょっとした小ワザみたいなものも重要ですが、
より汎用性の高い思考力を身に付けて、
色んな場面で応用できるようになると
そういう小ワザももっと活かせるようになります。

ではではー。

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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BUYMAが売られまくりました。(第476回)

※2015/12/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日BUYMAを運営するエニグモの
2016年1月期・第3四半期の決算が
発表されましたね。

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/12/IR_20151215.pdf

今回の決算は、
2015年8~10月の3ヶ月間の
業績発表ということです。

要するに6月から打ち始めた
テレビCMの効果が見え始める
初めての決算発表ということで、
けっこう注目していました。

果たしてその結果はというと、
もちろん会員数や取扱高は
しっかり増加はしているものの、
期待されていた程ではなかった
というのが正直なところです。

実際、決算と同時に、
今期の業績予想の下方修正も発表されて、
今日のエニグモ株はストップ安でございます笑

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/12/IR_20151215_3.pdf

昨年度の決算発表で、今期は
プロモーションに10億円近い投資をして、
一気に拡大していくと打ち出した、
初めての明確な結果がこの程度では
まあ仕方ないかなというところですね。

ただこういう“分かりやすい結果”に
付和雷同していては、ちゃんとした
判断なんて出来っこないというのは
これまで何度もお伝えしてきた通り。

そもそも株価がどうこうというのは
我々の活動にはまったくと言っていいほど
関係がありません。

売り浴びせられているのも、
「予想より」下回るというのが
投資判断の材料のひとつとして
嫌われているだけで、実態として
市場規模は着実に拡大しています。

問題があるとすれば、
そのスピードが当然想定以下だったこと、
そのためにけっこうお金を掛けたので、
しばらく新しい大きな仕掛けはしづらい
可能性があることくらいでしょう。

これらは、今すぐに我々の活動範囲に
大きな影響が出る話ではないですね。

もちろん長期的に見たら、
このレベルの経営判断を、成功とは
言い難い結果しか出せなかったのは
あまりいい材料ではありません。

ただ、その点に関しては、
経営者を変えるという選択肢も
不可能ではないわけです。

エニグモは、発行済株式の
23.5%を所有する筆頭株主が
創業社長ではなくソニーだったり、
他にも信託銀行などの金融機関が
けっこう入ったりしているので、
本気でやろうと思えば出来そうです。

まあこれはちょっと話が大げさですが。

とりあえず財政状況もかなり健全ですから、
いずれにしても直近で売れ行きが
急に失速するということはちょっと考えづらいです。

結論としては、お金掛けた割には
肩透かし感があったけど、引き続き
伸びてはいるということですね。

なんだかんだ言って、私自身、
BUYMAのおかげで今の生活が
あるようなものですから、
心から応援はしているんです。

とりあえず第4四半期、つまり
現在の冬のセールでしっかり盛り返して、
来年度また仕切り直して頑張って欲しい
と切に願っております。

ではではー。

P.S.

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BUYMAのアクセス数が戻って思ったこと。(第475回)

※2015/12/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は、Buyer’s Drive主宰者である
BUYMAの名人イチローさんの運営する
BUYMAコミュニティ「インサイト!」の
パネルディスカッションと懇親会に
参加するため博多に向かっています。

ということで、例によって、
このメルマガは福岡空港に向かう
飛行機の中で書いております。

機上だとネットに繋がらないので、
逆にメルマガ書くには最適なんですよね。

強制的に書くことに集中させられます^^;

ところでようやくBUYMAの
アクセスカウントが元に戻りましたね。

聞いたところによると、なんでも
先々週末のブラックフライデーの際に、
改めてCMを何度も流したために、
それによるアクセス急増の負荷を
軽減するために、アクセスカウントを
一時的に機能しないようにしたそうです。

というわけで、ここ最近と比べて、
一昨日くらいからアクセスがいきなり
倍くらいに増えていると思いますが、
それがちゃんとした数値なのでご安心ください笑

さて、これを聞いて皆さんは何を思うでしょうか。

私は、

やっぱりBUYMA事務局は
我々パーソナルショッパーのことを
何ひとつ分かっていないんだなあ

と改めて思いました。

出品したあと、ちゃんと
アクセスが来ているかどうか
というのは、商品の出品状況を
見直す優先順位を付ける際に、
とても重要なポイントです。

また、自分が出品したあと、
ちゃんとアクセスが来ているか、
つまりお客さんに見てもらえているか
というのを、参考にしたライバルと
比較することで、改善する箇所が
分かったりもするわけです。

というか、別にBUYMAに限らず、
オンラインでのビジネスであれば、
アクセスを日々気にすることは、
ごくごく当たり前のことです。

それを、1日、2日ならともかく、
約2週間そのままにしていたわけですから、
やはり販売者の心理を理解しているとは
到底言い難いと思います。

そして、ここから見えてくるのは、

事務局に何かを伝えるときは、
「相手は何も知らない」
という前提で話したほうがいい

という残念な結論です。

たとえば事務局から出品商品について、
買い付け先の情報の提示を要求されたとします

このイベントは実際に、
抜き打ちで起きるわけですが
このとき買い付け予定のショップが、
アメリカの有名なデパートや
Farfetchのような、我々にとっては
メジャーな存在だったとしても、
その名前だけ伝えるというのは
あんまりよくないということです。

簡単でいいので、まともなショップだ
というのが分かる補足を付け加えるべき
というのが、私が今回の件から感じたことです。

もちろん実際のところは、
上記のような情報くらいは流石に
分かってはいるとは思います。

ただ、もっと複雑なやり取りの場面で、
「この程度のことは理解しているだろう」
という姿勢で話をしようとすると、
びっくりするような肩透かしを
食らう可能性はあると思います。

と、ちょっと事務局にとって
いじわるな書き方をしてしまいましたが、
そもそも立場も業務内容も
我々と彼らとでは違いすぎますから、
ある意味ではこれは自然な現象です。

そういう観点で考えれば、

相手に理解を期待しすぎるのではなく、
自分から間違いなく理解してもらえるように
ちゃんと対応する

というのが大事なわけですね。

なんか当たり前のことばかり
書いてしまいましたが、ご参考まで。

ではではー。

P.S.

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