10万円の利益が5万円になった話。(第545回)

※2016/12/7の記事です。

こんにちは、エスノです。

気付けば12月!早いですねえ…。

先月末は名古屋、大阪で
ワークショップしたり個別コンサルしたり、
今日は個別コンサルで山形にいたり、
早くも師走っぽい様相を呈しています。

(別に年末関係なくあちこち行ってますが^^;)

新幹線でトンネル抜けたら、
なんか普通に雪降ってました笑

さてちょっと遅れましたが、
月初なので先月のコンサル生の
実績を紹介しつつ、その上手くいった
要因を共有できればと思います。

まずはちょっと前のメルマガでも紹介した、
先月からコンサル開始のMさんの事例です。

その後、お伝えした方法でリサーチした商品に、
出品してから1週間と経たずに問い合わせが入り、
そのまま受注、しかもその間に買い付け先が
セールになっていて、1点で約3万円の利益を
得ることが出来ました。

この商品は別にもの凄く売れていたわけでも、
最初から大きな利益を想定していたわけでもありません。

ただ、商品選びに一定の基準を設けて、
それに従って日々出品していった結果、
こういう嬉しい成果に繋がったわけです。

多くの方が犯しがちなミスとして、

「リサーチする商品を“選びすぎる”」

というのがあります。

アクセスも、ほしいもの登録も、
問い合わせの数も、そしてもちろん、
売れた数も、多ければ多いほうがいいです。

しかし、それを選びすぎると、
時間という貴重な資源を
どんどん失っていきます。

そして、商品選びと同じか、
あるいはそれ以上に重要な、

・買い付け先を探すこと

・ライバルをチェックすること

がどんどん疎かになっていきます。

そもそも「どの商品が良いか」を
選ぶときに、多くの方は、ほぼ
根拠のない主観を混ぜてしまっています。

サイズのある商品はお客さん対応が
面倒くさそうだから洋服や靴はパスとか、

アクセスが100件に対して、
ほしいもの登録がこれだけあるとか、

これは高額すぎるからもう少し安いのとか。

明確に意識はしていなくても、
うっすらそんな感触を携えながら、
最近売れたアイテムをみたり、
人気順の上位を見たり、あるいは、
パーソナルショッパーの販売履歴を
見たりしています。

そして選び抜かれた、

「何の根拠もないけどなんとなく良さそうな商品」

の買い付け先を探そうとして、見つからず。

いや、探す作業を実行できればまだ良い方で、

「今日はリサーチに値するいい商品がなかった…」

と、結局何もせずに一日が終わったりします。

人間は無駄なことをしたくないので、
どうしても「より売れそうな商品」を
必要以上に選びたがるのですが、
それは今すぐやめましょう。

それをやっていいのは、
すでに月利で数十万以上稼げていて、
かつ、様々な買い付け先やライバルの
特徴に精通している人たちだけです。

買い付け先を探すことや、
ライバルの特徴を把握することは、
実践した回数に応じて上手くなり、
よく分かってくるものです。

商品を選びすぎて、その作業が出来ないと、
いつまで経っても本質的な力が付いてきません。

逆に、今回のように、大して
人気がありそうに見えなくても、
ちゃんと買い付け先を探せて、
他のライバルより優位な条件で
出品できれば、その中のいくつかは
反応があり、そしてちゃんと売れます。

それどころか、この時期ならではの
セールというラッキーもあったりします。

実は先ほどの商品が売れたあと、Mさんから、

「問い合わせが来た別の商品が在庫切れで、
他の安い買い付け先が見つからなかった。

でも本当にないか、念のため確認してほしい。」

という連絡がありました。

そこで、先日のメルマガでも書いた、
品番での検索をちょっと応用した方法で、
探したところ、お客さんの希望のサイズが
残っているショップを発見。

しかも、出品価格30万以上に対して、
セールになっていたため買い付け価格は、
関税・消費税を入れても20万円以下と、
受注すればかなりの高利益!

それを、そこに辿り着く過程と合わせて
Mさんにお伝えして、「いい仕事した」
と思っていた翌日に無事受注しました。

(しかしなぜかMさんが購入したときには
商品がセールになっていなかったという
謎の現象が起きていて、結局5万円
くらい利益が目減りしてしまうという
残念なオチが付いたんですが…)

Mさんは、そのあとも、上記のような
私からのフィードバックを踏まえて、
これまではキャンセルになっていたであろう
在庫切れの受注を、他にもどんどん
自力で利益に繋げています。

「何も考えずにただ数を出品」もよくないですが、
「選びすぎて結局何も行動できない」のも、
成果には繋がってくれないので気をつけよう
という、ものすごく当たり前の話でした。

もっとさらっと終わらせるつもりが、
なんだか長くなってしまいましたので、
他の方の事例は次回以降に…。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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買い付け先の分かりやすい探し方を期間限定で教えます(第543回)

※2016/11/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

いよいよ今週の金曜日は、
ブラックフライデーです。

ただ、最近は、昔のように
金曜になった瞬間に一斉にヨーイドン!
で始まるのではなく、フライング気味に、
タイミングもバラバラにセールが始まります。

いずれにしても、一年で一番モノが売れるのは
間違いなくこのタイミングからです。

BUYMAも、例年通りであれば、
かなり大きな割引クーポンを発行して
その勢いを後押ししてくれます。

(昨年は10万円以上の商品は、
15,000円OFFというのがありました。)

クーポン発行期間中の
在庫確認などの問い合わせには、
必ずクーポンの情報を添えて、
返信するようにしてくださいね。

意外と忘れていたり、
知らなかったりするお客さんもいます。

さて、先日募集した新規の個別コンサルが
早速始まっております。

先週末は、今回応募してくださったMさんから、

ある商品に問い合わせが来たものの、
予定していた買い付け先の在庫がすでになく、
探し出した別のショップでは当初の価格より
値段を上げざるを得ない、なんとかもっと
安い買い付け先は探せないだろうか、

という、コンサルあるあるなメッセージが
チャットワークに届いたのでちょっと探してみました。

結果、商品は今年の春夏シーズンのものでしたが、
運良く50%OFFの価格でまだ在庫が残っている
セレクトショップを発見できて、お客さんには、
値上げすることなく在庫ありでご案内することができました。

ここで重要なのは、もちろん、

「探し当てた買い付け先そのもの」

ではなくて、

「どうやってその買い付け先を探したのか」

ということです。

今回のケースだと、品番をfarfetchで拾ってきて、
その品番を後ろから何文字か削ったところで、
目当ての買い付け先が出てきました。

さらっと書きましたが、
最近メルマガを読み始めた方は、
何を言ってるか分からない気がするので、
改めて説明しておきますね。

と言っても、言葉で説明するより、
具体的に見てもらったほうが早いと思うので、
以下をご覧くださいませ。

※実際のgoogleの検索結果のURLを貼っているので、
なるべく早く確認してくださいね。

こちらは、サンローランのバッグで、
品番は「398709BOO0J1000」です。

これを使ってgoogle検索をすると、
以下のような検索結果になります。

※1:ちなみに、キーワード検索して
ショップを探す場合は、上記のように
画像一覧の検索結果を表示させたほうが
目当てのショップを探しやすいです。

※2:上記の検索キーワード内の
「-site:buyma.com」というのは、
「buyma.com」のページを表示させなくする
google検索のコマンドです。

当然のように一番最初には、
サンローランの公式ページがヒットします。

さて、肝心なのはここからです

ショップによっては、商品の品番を、
すべて載せていなかったりすることがよくあります。

たとえばこの商品の場合、

・398709BOO0J1000

ではなく、

・398709BOO0J

とか

・398709

のように記載されていたりします。

これは品番が「商品のモデル」「素材」
「カラー」などを表す、複数の文字列群で
構成されているからです。

なので、そういうショップを探すにあたっては、
「398709BOO0J1000」という品番を
そのまま利用して検索することは
むしろマイナスに作用するわけです。

ただ、じゃあ探し当てたいショップに
品番がどういう文字列で記載されているか
ということは、当然見つけてみないと分かりません。

なので、もういっそ、品番を
後ろから一文字ずつ削っていこう
というのが、先程書いた

「今回のケースだと、品番をfarfetchで拾ってきて、
その品番を後ろから何文字か削ったところで、
目当ての買い付け先が出てきました。」

の意味するところです。

今回のサンローランのバッグで
実際に品番を削っていってみると、

「saint laurent 398709BOO0J -site:buyma.com」

となった時点で、以下のようになります。

品番をすべて利用したときとは、
検索結果の表示が大きく変わっています。

もちろん、被っているサイトも多いですが、
たとえば、最初の検索結果では出てこなかった
farfetchが出てきたりしています。

メルマガでは過去何度か紹介している方法で
すでに知っている方には面白くもない話ですが、
これまで検索の際に実践してこなかった方は
ぜひ今度意識的にやってみてくださいね。

あとは、常に上手くいくわけではないので、
何度かやって求める結果が出なかったからと
すぐにやめてしまわないことも重要です。

こういうのは、毎回漏れなく
きっちりやるからこそ意味があります。

ということで、今日行ったスカイプコンサルでも、

受注した商品の在庫が完売していて、
このままだとキャンセルせざるを得ない

というところから、在庫のある買い付け先を
見つけて、しかもセールになっていたので、
4万円くらいの商品で1万円以上の利益を
生み出すことができました。

こちらも冒頭のMさんと同じく、
今回応募してくださったMさんとの
スカイプだったのですが、
早速こういう分かりやすい事例を
お見せすることが出来て良かったです。

正直、私の第一感は、

「これは見つからないかもなあ」

だったのですが笑、
とりあえずやってみたらありました。

すでにBUYMAを5年以上やっていますが、
そういう直感はあんまり当たりません^^;

根拠のない先入観に頼らず、とりあえず
毎回やってみることを習慣にしてみてください。

ではではー。

P.S.

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成功したいなら成功確率の高い行動を取りましょう。(第541回)

※2016/11/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は東京で、本日は福岡で
BUYMAアカデミアのワークショップでした。

いきなり話が逸れるのですが、
福岡の会場として当初予約していた会議室が、
なんと先日の博多駅前で陥没した道路のすぐ近くで、
直前になって会場変更せざるをえなくなりました。

こんな事故自体珍しいのに、まさか
その余波が遠く離れた場所に住む自分に
なんて夢にも思っていませんでしたが、
人生いろいろありますね^^;

話を戻しまして、東京のワークショップで、
参加者のYさんからこんな話が出ました。

・ある商品が、最安値より高い金額で売れていた。

・最安値で出品できる買い付け先は
見つけられなかったが、その売れた金額でなら
出品できる買い付け先を見つけることができた。

・見たところ最安値で出品された商品には
アクセスも集まっていないし、多少高い金額でも
売れる可能性がありそうだが出品するのはどうか。

ここでまず論点となってくるのは、

「最安値で出品しなくても売れるのでは?」

ということです。

これはもうその通りで、実際に
BUYMAをちゃんと見ている方なら、
そういう現象は何度も見たことがあると思います。

また自分自身が、最安値じゃないのに
買ってもらったり、あるいは逆に、
最安値なのに買ってもらえなかったり、
という経験をしたこともあるかもしれません。

特定の条件を揃える必要はありますが、
私も過去に何度か書いているように、
カラーやサイズなどもまったく同じ商品を
最安値より20%以上高い価格で、
狙って販売したことは何度もあります。

ということで、

「最安値で出品しなくても売れる」

という命題は間違いなく「真」です。

しかし、

「出品価格にこだわらなくても、長期的に
安定して利益を出し続けることが出来るのでは?」

という話になってくると、
ちょっと様子が変わってきます。

確かに最安値、あるいは、
それに近い価格でなくても、
売れることはあります。

ですが、仮に同じ商品を、同じタイミングで、
同じような評価のショッパーが、
同じような商品ページを作成して、
価格にだけ差をつけて出品したら、
どうなるでしょうか。

実は、これ、以前にほぼ同じ条件で
実際に実験したことがあります。

もの凄くバカ売れした商品で、
おそらく私ともう一人のショッパーの2名で、
合計150個くらいは売ったのですが、
その際に、私はあえて、ライバルよりも
5%ほど高い価格で出品しました。

その結果、どうなったかというと、
だいたいお客さんの70~80%が
安いライバルの方を選びました。

私がBUYMAを始めた年の話なので、
今のお客さんの傾向は、
多少変わっているかもしれません。

販売価格は4万前後の商品なので、
もっと安い商品や高い商品の場合も、
ちょっと違った傾向になる可能性はある思います。

ただ、価格以外の条件が
ほぼ一緒という条件下で、
より多くのお客さん(少なくとも
半数以上の)に選ばれるのは、
価格が安い方だということに
異論がある人はいないでしょう。

重要なのは、

「価格を重視するお客さんが“多数派”である」

ということです。

確かに、価格が相当高くても
買ってくれるお客さんはいますが、
それは少数派、つまり例外です。

高い方を買ってくれたのは、
潜在的にいたお客さんのうち、
たまたまそのひとり目が、少数派の、
金額にこだわりすぎない人だった
というだけの話です。

成果を上げたいなら、
その確率の高い選択肢を
常に取り続けるのが重要です。

例外のお客さんを狙っていくということは、
あえて困難を選ぶ!と言えば
聞こえはいいですが、要するに、
確率の低い方を狙う大変な道です。

先程書いたように、最安値じゃなくても
狙って販売することは可能ですが、
それは、その例外的なお客さんを
あえて狙ったほうがいい条件、状況下での話です。

(人気順はかなり上位であるのが前提で、
たとえば、在庫を持っているとかですね。)

もちろんBUYMAでは価格以外にも、
ショッパーの評価・印象や配送期間、
あるいは、微々たるものながら、
商品の写真やコメントなどなど、
お客さんの購入の決め手に
影響を与える要素はたくさんあります。

なので、必ずしも
「一番安い価格」にする必要はない
というのは、私もこれまで
何度も書いている通りです。

最安値“付近”の価格に設定することで、
お客さんの多数派に、まず選択の
“土俵”には上げてもらえます。

ただ価格以外の要素を強烈に意識するのは、
そこまで出来てからで十分と言ってもいいでしょう。

(最低限のお客さん対応などは出来ている前提です。)

価格にこだわらないで出品することは、

「買い付け先を探すことにこだわらない」

と言い換えることも出来ます。

結局、ライバルの価格に勝てないのは、
「買い付け力」が弱いからです。

ここを伸ばすのは一朝一夕で
出来る話ではないので、
これはこれで大変です。

ただ、そこを最初から放棄していては、
長期的に利益を伸ばし続けるのは、
根本的に不可能です。

ということで、結論としては、

効率よく安定して利益を出したいなら、
最安値で出品できる買い付け先を、
頑張って探し続けましょう。

といういつもの結論に落ち着きます。

それこそが、成功確率の高い行動です。

最安値で出品できる買い付け先を見つけたら、
実際に本当に一番安く出品しなければいけない
ということではないです。

また、最安値より高く売ることも十分可能です。

ですがそれは、一番基礎の部分を
踏まえた上での話というわけです。

どっちの道を行っても大変なら、
積み上げていけば楽になる道を行くのがいいですね。

ではではー。

P.S.

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