いろんなことを思い出しました。(第97回)

※2014/1/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

申し訳ないのですが、
もう今日はBUYMAと全然関係ない話です。

今「東京家族」という映画が
日曜洋画劇場でやっているのですが
完全に見入ってしまい
こんな時間になってしまいました。

東京に住んでいる子供たちを
年老いた両親が田舎から訪ね出てくる
というのがざっくりしたあらすじです。

子供たちは3人兄弟で、
一番上の兄は開業医、
二番目の姉は町の美容室を経営、
三番目の弟は舞台美術の修行中。

お父さんは元教師で、
昔ながらの頑固な亭主関白、
お母さんは気立ての良い、
いかにも大和撫子という家族構成です。

取り立てて大きな事件もなく
話は最後まで進んでいくんですが
最後の最後でお母さんが倒れてしまい、
そのまま帰らぬ人になってしまいます。

もうこれがいけない。

実は私も2年前に
母を癌で亡くしております。

2007年に子宮頸癌が見つかり、
そのときは手術して治ったのですが、
その後、やはり転移が見つかり、
半年近い闘病の末亡くなってしまいました。

そのときのことと映画のシチュエーションが
ちょっといろいろ被ってしまって、
まあなんとも言えない気持ちです。

当時はすでに会社を辞めていたので、
毎日見舞いに行っていたのを思い出します。

私は大学2年から一人暮らしをしていたので、
あれだけ毎日母親と顔を合わすのは
それこそ10年近くしていなかったことです。

さらに言えば、
毎日1時間程度の見舞いではありましたが、
たぶんあの時期が人生で一番母親と話をしたと思います。

会社を辞めてBUYMAで稼げるようになって
良かったなと思うことはたくさんあります。

仕事で言えば、
場所にも時間にも縛られなくなったこと。

毎日15時間近く働きつつ
ボーナスのない年俸制の会社だったので
給料は手取りで月25万もないくらいでしたが、
今では時間当たり約10倍の収入を得ています。

そのおかげで、
水樹奈々さんのツアーに全部行けるようになり、
競馬観戦だけのためにフランスにも行きました。

人間関係に悩まされることもなく、
付き合いたい人とだけ付き合うことができ、
また出会う人や訪れる場所の幅が広がって、
以前の自分からは考えられないような経験を
自ら得ることも出来るようになりました。

しかしながら、一番良かったのは、
あのとき毎日母の見舞いに行けたことです。

たぶん会社に勤めていたら、
周りがいくら気を遣ってくれても
おそらく毎日見舞いに行くのは難しかったと思います。

自分の人生において、自分の時間の使い方を
すべて自分で決められることの恩恵を
このときほど受けたことはありませんでした。

どうも、
いわゆる「ネットビジネス」というと
なんか時代錯誤のバブリーな姿だったり、
何もしなくてもコピペだけで億稼げたり、
そんなマネー至上主義的な捉え方をされがちです。

私は、そういうのは
あんまり好きではありません。

お金は大事だし大好きですが、
それは何かを成し遂げるための道具です。

自分の意志やアイディアを、
現実のものへと橋渡ししてくれる、
それだけのものだと思います。

だから多いほうがいいですが、
一番重要なものではありません。

私が読者さんに目指して欲しいのは
ネットを使ってまっとうにビジネスをして、
ある程度稼げるようになったら、
そのお金で自分の成したいことを
成せるようになって欲しいということです。

それは、
さらにビジネスを大きくすることでもいいと思いますし
全く別の、自分の趣味を仕事にするというようなことでも
本当になんでもいいと思います。

たぶんそのほうが、みんな幸せになるし
世の中楽しいと思うんですよね。

なんだかまとまりがないのですが、
そんなことを考えながらいつも生きております。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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東京オリンピック開催決定にあたって考えた。(第34回)

※2013/9/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はBUYMAの話はちょっとお休みです。

ちょっと遅いですが、
2020年の東京オリンピック開催が決まりましたね。

これを受けて、
「7年後の自分は何をしているだろう」
と多くの人が想像している様が、
さまざまなメディアで見受けられました。

自分もそれに漏れずちょっと考えてみたわけですが、
その際にもうひとつ考えたのが、
「7年前の自分は何をしていただろう」
ということです。

7年前というと僕は22歳で、大学3年生でした。

ほとんど大学には興味がなく、
塾講師のバイトに明け暮れる日々・・・。

差し迫ってきているはずの就活の足音も聴こえないフリをして、
とりあえず毎日楽しく生活していた気はします。

まあそんな調子でしたので、翌年の就活では惨敗続き、
運よく内定をいただいた会社も、苛烈を極めた忙しさでした笑

そこで3年勤める中で、自分なりに考え選択し、
今のように、自分でビジネスをして生活していくことになったわけです。

おかげさまで、その選択そこそこ上手くいったので、
今はまた大学生みたいな生活リズムで糸が切れた凧をやっています^^;

もし7年前の自分に今の自分の話をしたら
とても信じてはもらえないと思います。

あの頃の自分は、まさに
敷かれたレールの上を歩いていただけでした。

当時は、嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、
普通にどこかに就職し、そのなかで頑張って、
お金とか時間の面で多少我慢することもありながらも、
それなりに満たされた人生を歩んでいくんだろうなと
ぼんやりと思っていました。

そして実際に働き出し、途中まではまさにその通りでした。

しかし今は、特に我慢することもなく、
それなりというかかなり満たされた生活をしています。

好きなアーティストの全国ツアーに2年連続で全部参加でき、
趣味の競馬のために、フランスに行くこともできました。
(ちなみに今年も10月の頭に行きます^^;)

別にあちこち旅行に行くことが、
とにかく素晴らしいことだとは思っていません。

ただ、7年前の自分と今の自分は、
同じレールの上にはいないなと思ったわけです。

結局、今の自分を創るのは、過去の自分です。

僕の場合で言えば、2年前に決断した
「自分でビジネスを始める」ということが
大きな転機になりました。

実は僕は、別に自分でビジネスをすることが、
何より素晴らしいとも思ってはいません。

個人的には、自力で稼ぐ能力というのは、
これから間違いなく重要なスキルだと思いますが、
それだけに拘らなくてもいいとも思っています。

ただ、7年後、自分がどうなっているかというのは、
はっきり言ってしまえば、7年前から今に続くレールの延長で
なんとなく分かってしまいます。

その想定される7年後が、
本当に自分の望ましいものでなければ、
どこかで決断し、行動を変えていくしかないわけです。

それは、社会人であれば、転職することかもしれないし、
会社を辞めて本当にやりたかった道に進むことかもしれないし、
自分でビジネスをすることかもしれません。

会社の中でだって、決断し行動していけることは
きっと数多く存在するでしょう。

また、学生でも、そのほかの立場の人でも、
何をどう決断するかは違っても、本質的には同じはずです

7年後の華やかな未来に思いを馳せ、
「自分はどうなっているか」と考えるのは素敵なことです。

ただ、その華やかな未来が自分の元に訪れてくれるかは
間違いなく自分のこれからの7年間の生き方次第です。

説教くさいですが、自戒の意味も込めて書いてみました。

ではではー。

エスノ

p.s.
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ご意見・ご感想など送っていただけると嬉しいです^^

ノウハウは知ってるだけじゃ意味がない(第23回)

※2013/6/27の記事です。

おはようございます、エスノです。

もはやな時間なので、
今日は量少なめでお届けします。

これまで22回に渡って、
どうすればBUYMAで稼げるか、
ということについて書いてきました。

まあ中には全然関係ない話も含まれていますが、
量・質ともにそれなりの内容であると自負しています。

しかしながら、このブログを読んだ人が
一様に同じような早さで同じような実績を出すかというと、
それは絶対に有り得ないことです。

この理由は、同じ教科書や参考書を使っているのに、
テストの点数が必ず同じにはならないのとよく似ています。

同じ教科書、参考書を持っていても、
それをどれだけスムーズに深く理解できるか、
そしてそれを土台にどう実践していくかというところで、
人それぞれの差が生まれてきます。

結局、BUYMAを攻略するためのノウハウという「教科書」の内容を
「ただ知っているだけ」では何も意味がありません。

それを理解し、実践し、また理解しと繰り返す中で、
次第に我が物となっていき、初めて実績として表に現れてきます。

別にこれはBUYMAに限ったことではないことは、
ここまで読んでもらえればお気づきのことだと思います。

私は大学生のときに塾の先生をやっていましたが、
自分が塾の生徒だったときの経験も踏まえて、
生徒にはことあるごとにいつもこう言っていました。

「僕は、何とかして君たちを志望校に合格させてあげたい。
 そのために出来る限りのことをするつもりだ。

 ただ、残念ながら、どんなに僕が頑張ったところで、
 志望校の合格可能性は50%にまでしかならない。

 なぜなら、受験をするのは僕ではなく、
 他ならぬ君たちだからだ。

 僕の、君たちの合格に対する影響力は、
 本当に残念だが、どうやってもその半分にしかならない。 

 だから、今この瞬間から、最終的に周りが何とかしてくれるとか、
 運良くなんとかなるという考えは捨てて、自分で自分を高める
 ということを意識してやっていって欲しい。」

一見良いことを言ってるようで、
ぶっちゃけ何を言ってるのかよく分からないのですが、
要するに、知識を授けることは出来るけど、
それを自分のものにして使えるようにするには、
ちゃんと自分で努力しないとダメだよと言いたかったわけです。

分かってる人には当たり前のことなのですが、
意外と分かっていない人も多い真理のひとつだと思うので、
説教くさい話ではありますが、取り上げてみました。

ではではー。

エスノ