セルフコンサル出来るようになろう!(第506回)

※2016/6/7の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日から個別コンサルの
新規募集を受け付けています。

■個別コンサルティング詳細

http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

締切は8日(水)24時までとしていましたが、
現在の申込状況から本日7日(火)24時まで
に繰り上げさせていただきます。

また次回の募集から料金体系を見直し、
基本的には値段が上がります。

サービスの市場価値、コンサル生の
これまでの実績、直近の応募状況など
諸々を考慮して、より健全なサービスを提供し、
運営するために判断させていただきました。

現在の料金で申し込める最後の機会ですので、
興味のある方はぜひご検討くださいませ。

ちなみに、今日事前面談をした方に

「事前面談で落とされるんじゃないかとドキドキしていた」

と言われたんですが、そんな抜き打ちテスト
みたいなことはしないのでご安心ください^^;

さて、先日のメルマガで、

「どうしたらもっとスムーズに成果を
出してもらえるようになるのかと、
ぐるぐる考え続ける日々」

と書きましたが、最近改めて
結局これが出来ないといけないな
と思っていることがあります。

それは、

自分で自分のコンサルを出来るようになること

です。

例えば、先日コンサル生から、
「BUYMAに集中するために、
テレビを遠ざけてDVDをうっちゃりました」
という話を聴きました。

これ自体は素晴らしい心掛けですし、
時間がない方や、それらによって、
集中力が乱される方はぜひ真似した方がいいです。

ただ、こういう行動は多くの方が行う割に、
意外と成果に直結しなかったりもします。

なぜなら、実は問題なのは、

「BUYMAに向かう時間の確保」

ではなくて、

「BUYMAに向かっている時間に、
どんな行動をすべきなのか」

ということだったりするからです。

極端な話ですが、
BUYMAを始めたばかりで
まだ右も左も分かっていない方が、
BUYMAを毎日8時間やったところで、
すぐさま大きな成果が出るわけではありません。

もちろん成果が出るまでの期間は、
時間を確保すればするだけ早まるでしょうが、
じゃあ高い商品がいきなり売れるとか、
高利益の商品がすぐに見つかるかというと
そうではないわけです。

実は、優先すべきは「時間の確保」ではなく
「確保した時間の中身の吟味」だった
というのはありがちな話で、こういうことに
自分で気付いて、その対処を自分で考える。

これが出来るようになるべきだし、
そうならないと、大きな成果を
出すことはなかなか難しいと思っています。

私はコンサルティングの際に、

1.どこに問題があるのか

2.その問題に対してどんな解決策があるのか

3.そしてその解決策に、“その人自身が”
どうやったら辿り着けるようになるのか

という視点を持ちながら臨んでいます。

1と2の内容はコンサル生それぞれの、
知識、経験、環境などなど様々な要素で
まったく異なってきます。

本当に基礎的なBUYMAでのリサーチの仕方を
身に付けることが重要なケースもあれば、
BUYMAでのスキルなどにはそこまで問題はなく、
むしろビジネスに対するマインドの部分を
まずは変えたほうがいいこともあったり、
あるいは、そもそも活動環境がよくないので、
転職を勧め、その転職先の選び方を
一緒に考えたりするケースもあります。

こういったことは「コンサル」
と銘打っている以上当たり前のことなので、
あえて言うまでもないですが、特に重要なのは、
3の「コンサル生自身で辿り着けるようになる」
ということだと考えています。

最終的に、コンサル生が自分の力で、
自分の人生の舵取りを出来るようになって欲しい
というのが私のブログ開設当初からのテーマです。

ブログのタイトルにもなっている「自由の舵」の
意味するところは、なにも南の島のビーチで
のんびりしながら不労所得を得るというような
ステレオタイプな「自由」だけではありません。

人間が社会的な存在である以上、
一般的に私達が想像するような、
一切の束縛、服従、支配などがない
動物的な「自由」が達成され得ないのは
明白な事実です。

出来るだけそれらを極小化しても、
人と関わって生きている以上、
必ず何かしらの制約は残り、
ゼロにすることは不可能です。

それならば初めからゼロにするのではなく、
カントが言うような、自分の理性に基いて
選択することで得られる「自由」を求めるべき
だと私は考えています。

自分で考え、能動的に
人生を切り拓いていくことこそが、
真の意味での「自由」であって、
それこそが「自由の舵」という言葉に
込めた想いです。

ちょっとごちゃごちゃ書きましたが、
ものすごく簡単に言ってしまえば、
私はBUYMAでのビジネスを通じて、
そういうもっと大きなレベル、ステージでも
通用するような力を身に付けてもらいたい
と考えているわけです。

そういった前提があるので、
コンサルの際には、受講者が
「自分で辿り着けるようになるか」
という視点が重要だと思っています。

それこそ私の経験上、

「このライバルの出品している商品なら、
きっと買い付け先はあそこだな」

と一瞥しただけで分かる商品なんて
正直、山のようにあります。

ただ、それを最初からそのまま伝えるのは、
「自分の力で辿り着けるようになる」
という観点から考えたときには、最悪の
処方箋だということはご理解いただけるでしょう。

こういう状況のときは、
そのすでに分かり切った買い付け先から逆算して、

「こういう点に注意してライバルをチェックし、
その上で、こういう検索の仕方をすることで、
ライバルの買い付け先に辿り着ける可能性が高い」

という内容を伝えて、それを実践してもらい、
ちゃんと買い付け先に辿りつけたという
「成功体験」を少しずつ積んでもらいます。

もちろんこの場合に伝える内容というのは、
一定以上に抽象化された普遍性の高いもので、
他の似たような場面でもちゃんと使えるものです。

コンサル期間が終わると同時に、
自分で考えて、自分で適切な
選択肢を見つけ出せなくなるのでは
まったく意味がありません。

もちろん、たかだか数ヶ月で
マスター出来るほど容易な話ではない
というのも事実だったりします。

先程も書いた通り、
これはもうBUYMAだけに留まらず、
別のビジネスや、あるいは、
日常生活のあらゆる場面でも
十分使える技術です。

先日コンサル生の高野さんが、
以下のようなメッセージをくださいました。

===================================

本日は個別コンサル最終日であり、
1年間たいへんお世話になりました。

11、12ヶ月で続けて10万利益を出せたこともあり
数字の面でも自信になり、物事に対しての思考
といいますか、BUYMA以外のことでも個人的には
一歩成長できたかなと実感できた1年でした。

続けて、今月からパーソナルコースに参加という形で、
これまで目標としてきた方々のような利益を目指し、
また1歩2歩とステージを上がっていきたいと思っています。

===================================

これに対して私は、

===================================

11、12ヶ月「目」ですよ!

===================================

と日本語のダメ出しをするという
鬼のような対応をしたわけですが、
それにもちゃんと意味があります。

(もちろん返信したのはそれだけじゃないです笑)

小手先のテクニックではなく、
汎用性が高いスキルほど、
地味で習得するのが難しいものです。

なぜならそれは、意識的に
自分で使い続けていくことでしか、
身に付かないものだからです。

ただ、それには、BUYMAで利益を出す
という範疇には収まらない価値がある
ということも同時に言えるわけです。

それを実感してくださったからこそ、
高野さんのような感想をくださる方がいたり、
あるいは、すでに今年1月に月利100万
を達成しているにもかかわらず、年明けから
満足いく成果に届いていなかったために、
三度コンサルを申し込んでくださった
Tさんのような方がいるのではないかと思っています。

長くなりましたが、ぜひ冒頭の

「自分で自分のコンサルを出来るようになること」

を意識して日々の作業にあたってもらえればと思います。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

セールの時期に気を付けたいいつものやつ。(第505回)

※2016/6/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

気付けば6月になってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は今日も今日とて、
どうしたらもっとスムーズに成果を
出してもらえるようになるのかと、
コンサルをしながら
ぐるぐる考え続ける日々でございます。

さて、そんな季節の移ろいの中、
もうすでにセールが始まったりしていて
驚いていた方も多いかもしれません。

そこで、
毎シーズン書いていることではあるんですが、
特に初心者の方は気を付けるべき、
「セールシーズンの落とし穴」についてです。

この時期、というか少し前からですが、
あちこちのショップから「SALE」という文字が
タイトルに入ったメールがたくさん届きます。

SALEと書いてあったら見てしまうのが
人の性というものだと思いますが、
ここで気を付けたいのが、

「安い」という理由だけで
出品する商品を選んではいけない

ということです。

すでにお分かりのように、
基本的には

1.人気商品を選ぶ

2.その商品を出品している
他のライバルの状況をチェックする

3.その買い付け先探す

4.出品する

という流れで作業をするのが
効率よく成果を出す秘訣です。

「人気商品の選び方」

「買い付け先の探し方」

「適切な出品の仕方」

などなど、
各論はもちろんあるのですが、
今回は割愛します。

しかし、この流れを

「ショップでの価格が安い」

という商品選びから始めると、
結局効率が悪いです。

例えば、

1.人気商品を選ぶ

2.その商品を出品している
他のライバルの状況をチェックする

3.その買い付け先探す

4.出品する

この流れなら、
実は最初の人気商品を選ぶのは
自分で基準を決めてしまえば、
まず間違いなくスタートさせることが出来ます。

しかし「安いから」という理由で
商品を選ぶところから始めると、

自分で決めた人気商品の基準に
当てはまるものに出会うまでに手間がかかり、

あるいは、その都度あやふやな基準で選んだりして、

結局スムーズに、その次の
「買い付け先を探す」までいけません。

そして、「安い」と思っていた価格も
実は他のライバルと比較すると安くない
ということがあって、振り出しに戻ったりします。

時間が有り余ってるいるなら、
このように攻めるのもナシではありません。

しかし多くの方は、
けしてそうではないはずです。

また、この出品までの一連の流れには、
出品したものを「販売する」以外に
その流れの中で、

「人気商品」

「ライバル」

「買い付け先」

について“詳しくなっていく”

という重要な目的もあります。

BUYMAの中をたくさん見て、
人気商品を把握していって、
またそれらを扱っているライバルたちの
価格の付け方、出品方法、あるいは
買い付け先がどこなのかということまで
少しずつ把握していくことで、
パーソナルショッパーとしての優位性が磨かれます。

その習熟度合いが高い人たちは、
セールのお知らせが届いた段階で、
ショップの中をざっと見ただけで、
どの商品がどのくらいの期間で、
いくらくらいで売れるかが分かっているので
躊躇なく在庫を持ってしまいます。

あるいは、ざっと商品見るまでもなく、

「このショップには、確かあの人気商品があった、
それがいくら以下になっていれば買い付けてしまおう」

ということさえ想定しながらメールを開くような
達人レベルの人間すら存在します。

(ここまで出来ている方はごく少数ですが。)

もちろんこの結果、大きな利益を
効率良く生み出せるのは言うまでもないでしょう。

こういった知識と経験を伴う能力は
先程の流れでの作業を
どれだけ丁寧に回数を重ねられたか
ということでしか磨かれません。

しかし、この作業を
「ショップでの価格が安い」ところから始めると、
どうしても時間あたりの、この作業の
トライの回数が減ってしまい、
成長の度合いが遅くなってしまうわけです。

効率も悪いし幅も広がらないので、
よほど暇な人か、あるいは、外注さんの手が
かなり余ってる方以外はやらないのが無難だと思います。

目の前を流れる大きなセールの波に、
自分だけ乗り切れず取り残されるような気がして
焦るかもしれませんが、結局セールというのは
半年に一回あります。

もし現時点で、売れ行きを把握している
人気商品がないという場合は、
今回の波には乗れなくても、
次回上手く乗りこなせるように
牙を研ぐことに集中しておきましょう。

あ、自分が出品している商品の
価格を調整するくらいのことは
もちろんやっておいたほうがいいですよ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

そこは泥臭く頑張らなくてもいいのに…。(第504回)

※2016/5/21の記事です。

こんにちは、エスノです。

前回のメルマガで紹介した
BUYMA事務局作成のセリーヌの
商品リストがけっこう好評でした。

http://buyersinfo.buyma.com/eg-content/themes/buyersinfo/images/upload_img/2016/02/celine_list.jpg

国内定価は、
公式にも税抜で書いてあるのですが
こちらは税込が一覧で載っているので、
取り扱っていない方も後学のために
保存しておくといいと思いますよ。

さて、今週末はBUYMAアカデミアの
ワークショップを名古屋と大阪で開催します。

ちなみに先週は東京で開催したのですが、
ワークショップのあとの懇親会に参加出来るのが、
青木さんだけだったので、二人でお寿司を食べてきました。

青木さんは相変わらず、
自身のBUYMAの売上が絶好調で、
先月も月利100万を超えて、
さらに今月はGW明けの段階で、
過去最高益を叩き出すペースで
推移しているとのことでした。

そんな彼は最近、知人から紹介された方を対象に、
BUYMAの個別コンサルを行っているとのことです。

すでに数ヶ月受講している方もいるそうですが、

「結局地道な泥臭い作業が一番大事」

という結論に落ち着いたそうです。

ただ、けっこう多くの方が、

「泥臭く頑張るべきところ」と、
「そうすべきではないところ」を

上手く区別できていない気もします。

たとえば、先日から始まった
円高還元セールの特集に、
自分の商品が載るようにするためには、

・二重価格表記

・テーマを「円高還元セール特集!」に設定

この2つの条件を満たさないといけません。

(海外買い付け商品というのもありますが、
これは出品時の設定から変更できないので割愛)

で、出品時にテーマを設定していない
もしくは別のテーマで設定していた場合には、
「円高還元セール特集!」に変更したいわけです。

テーマ設定は、BUYMAの編集ページで
一括で変更できるんですが、それを知らないと、
1件ずつ編集してしまってえらい時間を食ってしまいます。

こういうときに
「そういう機能があるのでは?」
という可能性を考えられる人と、
「ええい、とりあえずやってしまえ!」
といきなり手を動かしてしまう人とでは、
いろんな場面で差がついてしまいます。

これは泥臭く頑張らなくてもいいことを
頑張ってしまった例。

一方で、先日のメルマガで書いた

「最安値より20~30%高くても得る方法」

に関しては、その逆の行動をしてしまう人を
コンサル生を含めて何名か見てきました。

これはそもそもどんな話だったかというと、

・購入の決め手が「価格が安いことではない」

・最安値の商品ページまで辿りつけない

という2つの特徴を持つお客さんを狙って、
以下のような作戦を立てて販売したという内容でした。

1.最安値付近で出品してすぐに人気順を上げる。

2.人気順が上がって来たら少しずつ価格を上げて、
アクセスやほしいもの登録の反応の変化をチェックする。

3.お客さんの反応が極端に悪くならないラインより
少し下の価格でさらに人気順を上げる。

4.同じ商品を人気順で見ていったときに、
上位5番目に入るようになった時点で、
さらに価格を上げてアクセスなどの反応を確認する。

5.その結果反応が落ちなければ価格は維持、
もしくはさらに上げていく。

※前提として、BUYMAで短期間に
複数売れている人気商品であることが重要です。

この作戦に従って販売を進めていくときに、
もっとも重要なのは

・人気順を上げていくこと

です。

人気順が上がっていくことで、
多くのお客さんの目に止まりやすくなって、
その中には、先述の

・購入の決め手が「価格が安いことではない」

・最安値の商品ページまで辿りつけない

こういうお客さんが増えてくるために、
(人気順で下位の探しにくい)最安値より
かなり高い価格でも売れることが起こるわけです。

しかし、その本質を取り違えて、

・ひとつ売れたら価格を上げる

と、だいぶ省略して
覚えている人が結構多かったのです。

ひとつ売れれば確かに人気順はけっこう上がります。

しかし、「どこまで上がったか」を確認してから
価格を調整しないと、まったく意味がありません。

仮に受注しても、120件表示で、
まだ1ページ目に来れないという状況で
値段を上げてしまうと、そこから
アクセスもほしいもの登録も伸びず、
そのまま埋もれていってしまいます。

さらに言えば、価格を上げたあとも、
ちゃんとアクセスとほしいもの登録が、
値上げ以前と変わらないか、あるいは、
それ以上にちゃんと付き続けているか
というのも確認しないといけません。

これが、本質的に重要な部分を勘違いして、
地道に頑張るべきことをやらなかった例です。

まずは、目の前のやろうとしている作業を、

・なぜやるのか

・どういう方法でやるのか

という視点を常に持ちながらやってみると
よりベターな選択肢を自然と選べるようになると思います。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから