メルマガ:BUYMA(バイマ)ハイブリッド販売戦略

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BUYMAの機能変更を悪用する方法を考えました。(第687回)

※2019/5/17の記事です。

こんにちは、エスノです。

元号が令和になって、
一回目のメルマガです、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

気付いたらまただいぶ間が空いていました…。

最近また個別コンサルの問い合わせが多いので、
近いうちに新規で若干名募集したいと思います。

また、ブログ経由でいただいた
お問い合わせに返信すると、
たまにエラーで返ってきてしまうことがあります。

ブログから送っていただく際は、
メールアドレスが間違っていないかは、
ぜひしっかりご確認くださいませ。

(このメルマガに返信する形でも
問い合わせは届きます。)

さて、久々なので前置きは短く、
早速本題に行きましょう。

最近(と言っていいかはちょっと微妙…)
BUYMAであった機能変更に、
出品メモの入力上限数が大幅に増えた
というものがありました。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=79181
(つい先日受注メモのほうも、
同じように入力上限が増えましたね)

今までは全角30文字までだったのが、
全角500文字までに変更されたので、
これまでとは全然違う活用の仕方が
考えられると思います。

たとえば、アクセス数の推移を日々メモったり。

特に、人気順がある程度上がったあと、
価格を上げたいけど、上げた結果、
人気順が下がってしまっては元も子もない
みたいな状況のとき。

こういうときは、アクセス数を日々記録して、
価格アップ前後の推移をチェックすることで、
人気順が実際に下がってしまう前に、
その兆候に気付くことが出来ます。

ちなみに、価格アップするまでの
アクセスは毎日集計していなくても、
商品の編集画面の上部に、
「過去7日のアクセス」という項目があるので、
この数値から1日あたりの平均アクセス数を
算出することが可能です。

たとえば、価格アップした日の
「過去7日のアクセス」が140件だった場合、
直近1週間のアクセス数の平均は20件です。

そのため、もし価格を上げたあとの3日間で、
アクセスが5件、10件、7件みたいに下がったら、
このあと人気順が大きく下がってしまう可能性が
とても高いので、価格を戻したほうがいいわけです。

もし価格を上げても、アクセス数が、
20件前後、あるいはそれ以上来ているなら、
その価格アップによって人気順が下がる
可能性は低くなってきます。

(もちろん人気順は相対的に決まるものなので、
他のショッパーさん次第ではありますが)

ちなみに、繰り返しますが、
こういう面倒くさいことは、

「人気順がある程度上がったあと、
価格を上げたいけど、上げた結果、
人気順が下がってしまっては元も子もない」

みたいな「限られた状況」にある
「限られた商品」について、
「一時的に」実施すればOKです。

間違っても、全部の商品に対して、
常にチェックしないといけないのかみたいな、
非効率の極みみたいな発想からは
一刻も早く脱却しましょう。

ただ上記のようなアクセス数の記入は、
これまでの文字数でもなんとかなる
範囲ではありました。

やはり、ここまで文字数が増えたときに
一番利用可能性が高いのは、
買い付け先のURLをメモする
ということかなと思います。

出品数が増えてくると、
この商品の買い付け先どこだっけ、
あるいは、メインはあそこだったけど、
他の買い付け先どこだっけ、みたいな
ことはよくあるわけです。

それをおそらく多くの方はエクセルとか、
Googleスプレッドシートとかで、
管理しているのだと思います。

(私も無在庫が多かった、
BUYMA始めたての頃はそうでした)

ただ私は悪い人間なので、
ちょっと思ったんですよね。

「もしBUYMAがそのURLから買い付け先を把握して、
先に在庫を全部買い占めちゃったら?」

なんせ、BUYMA事務局は、
BUYMAで売れる商品のデータは
当然バッチリ把握しているわけです。

その上で、昨期末時点で
現預金を64億円も持っているというのは、
先日の決算発表でも記憶にあたらしいところ。

「買い付け先が分かっても、
自分はVIP待遇の割引をもらっているから、
同じ条件では買えないので大丈夫!」

と意気込んだとしても、冷静に考えて、
64億の購入力があるお客さんが来たら、
ほとんどのショップは、そちらにも
それなりに良い条件を提示すると思います。

他にも、単に買い付け先が割れたくらいなら
防ぐ策はいくつか考えられますが、情報と
資金をこれだけ持った相手が対象だとすれば、
その多くはあまり意味を成さないものになってしまうでしょう。

ただ、これだけ脅かすようなことを書いてなんですが、
さすがにそんなことはしないと思います。

もしそういうことをする気があるなら、
もっと早くからやっている可能性が非常に高いです。

ここでいう「そういうこと」というのは、
買い付け先の情報を横取りすること
というよりは、BUYMAが「いち販売者」として、
能動的に活動することです。

改めて考えれば、これまでもBUYMAは、
たまにランダムで実施される、「出品商品の
買い付け先確認」などによって、膨大な
買い付け先のデータをストックできる立場にいます。

(社員が足りておらず、その情報を
きちんと取りまとめられていないなどの
現実的すぎる状況は考えないものとします)

そういう立場にありながら、BUYMAは
とにかく「C to C」、つまり、個人間の
取引を仲介するプラットフォームである
ということにこだわってやってきました。

(もちろん個人規模を超えた
パーソナルショッパーも多数いますが、
サイトとしてのコンセプトの話です)

なぜそうしているのか明確には分かりませんが、
「そういう方針でやっていこう」というのは、
実際に8年以上BUYMAに関わっていると、
所々で強く感じられます。

それを今から大きく覆すというのは、
ちょっと考えにくいです。

しかし、買い付け先の情報というのは、
パーソナルショッパーにとっては、
まさに文字通りの生命線です。

法人としての方針は一貫していても、
どこでどう情報が出回ってしまうかは、
誰にも分かりません。

穿った見方をしすぎて疑心暗鬼にまで
なる必要はないですが、その取扱については、
細心の注意を払って損はないですね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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