ちょっと捻った買い付け先の探し方。(第551回)

※2017/1/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は、ちょっと捻った発想で、
買い付け先を見つけたという話です。

先日コンサル生Mさんから
「受注したけど在庫切れでした!」
というメッセージをいただいたので、
早速探してみたのですが、残念ながら
shopstyleやlyst、polyvoreを使っても、
さらに品番やキーワードでGoogle検索しても、
見つかりません。

しかも厄介なことに、同じ商品を
出品しているライバルもほぼいません。

そこまでメジャーなブランドではなかったので
ライバルの数は元々多くはないのですが、
それでも数名しかおらず、しかも、
彼らの画像を使ってGoogle画像検索をしても、
すでに見つけていたショップしか出てきません。

これはちょっと無理かなと思ったのですが、
ひとりだけ、画像検索しても、
どこの画像を使っているか分からないショッパーさんがいました。

価格的にもそこそこ安かったので、
なんとかその人の画像を利用しているショップを
見つけようとちょっとだけ頭を捻って、
次のように検索してみたところ、
最後の1点が、なんと大幅な割引になっている
ショップを見つけることが出来て、結果的に
想定以上の利益を取ることが出来ました。

どんな方法だったか知りたい方は
以下のURLをクリック!

なんて面倒くさいことはせずに普通に書きます。

その方の商品ページの買い付け地が
仮に「フランス」だったとしましょう。

普通は「買い付け地」はそこまで気にしないのですが、
今回に限っては他のショッパーと違う国になっていたことと
単純に見つけられなかったのが悔しかったので、
ちょっとその点に注目してみたわけです。

そこで私はFarfetchの以下のページで、
フランスのセレクトショップを表示させました。

https://www.farfetch.com/jp/boutiques-all.aspx?ffref=ftr

ここにはFarfetchに出品している、
世界中のセレクトショップの名前と、
そのショップのちょっとした紹介文と、
扱っているブランド名が書かれています。

このページでフランスのショップのみを表示して、
あとは「Ctrl+F」を使って、その探していた商品の
ブランドの名前をページ内でキーワード検索しました。

そうしたところ、フランスのセレクトショップで、
そのブランドを扱っているショップは
(Farfetchで確認できるのは)2件だけだと
分かりました。

あとはそのショップのウェブサイトを、
Google検索で探して、直接行ってみたら、
たまたま50%OFFのセールをやっていた
というわけです。

ちなみに、Farfetchに出品しているショップは
そのすべての商品をFarfetchには掲載していません。

今回の商品も、そのショップは
Farfecthには出ていませんでした。

(確か完売になっていました)

けっこう偶然が重なって得られた成果
であることは間違いないですが、
ちょっといつもと違った角度から考えてみると、
思わぬところに辿り着けたりするよという話でした。

もちろん買い付け先を探すたびに
毎回こんな捻りを見せていると
時間がいくらあっても足りません。

手間を掛けるべきかどうかというのを
ちゃんと見極めて実践してみてください。

ちなみに、ライバルの「買い付け地」は
正しく設定されていないことも多いです。

「買い付け地」はあとから変更できないので、
予定していたショップから別のショップに
買い付け先が変わることが日常茶飯事の
BUYMAにおいては、仕方なく、実際とは違う
「買い付け地」が設定されていることも普通です。

その点も注意してくださいね。

ではではー。

P.S.

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BUYMAで「幸運」を掴むためのメカニズム(第548回)

※2016/12/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

ツイッターでも書いたんですが、
先日、青木さんと青木さんの奥様と
クエ鍋を食べに行ってきました。

青木さんは今月すでに、
今年二度目の月利200万超えを達成しています。

今回の販売件数は約100件だそうですが、
一度目のときと比べて大きく減った、つまり
利益単価が改善されたため、より余裕をもって
生み出すことが出来た成果だと言えます。

昨年の2月に個別コンサルを始めたときから、
この人はちゃんとやれば普通に稼げるだろう
とは思っていましたが、まさかほぼ一人で、
ここまで利益を出せるようになるショッパーが
現れるとは夢にも思っていませんでした。

もちろん、BUYMA全体としてお客さんが
増え続けていることなどもありますが、
それにしても凄いの一言ですね。

今年の1月に初めて海外買い付けに行ったときは
私が色々アテンドしながらだったのですが、
次に機会があれば完全にこちらが教わる立場です笑

少し話はそれますが、コンサル生の中には
青木さんのように「上手くいくだろう」と思って
実際に上手くいく人もいれば、一方で、
一緒に試行錯誤しながらやってきた方もいます。

先日もメルマガで書いた高野さんは、
まさにそんな感じでした。

改めて、高野さんがコンサル開始とほぼ同時に
BUYMAを始めた頃の実績を振り返ったのですが、
昨年6月にBUYMAを始めて、7月に初受注、
返す刀で2件目の受注も7月だったのですが、
なんとそのあと、9月まで受注はありませんでした…。

そのあともちょこちょこ受注はあったものの、
月利10万円を初めて超えたのは今年の4月です。

しかし、先日も書いたように、10月、11月と
惜しくも月利30万には届かなかったものの、
あと一歩というところまで迫り、そして今月はついに、
月利30万を超えるどころか、昨日時点で、
月利約48万円を超えるところまでやってきました。

これから年末にかけて少しずつ
売れ行きが落ち着いては行きますが、
これも先日書いたように、すでに
ほぼ間違いなく利益が読める在庫を
複数確保しているので、月利50万を
達成する可能性は十分にあります。

Kさんも販売数は22件で約48万なので、
利益単価は2万円オーバーとなかなかいい水準です。

このくらいの販売数で、
しかも在庫販売が多いため、
すべての作業を一人で行っていても、
1日平均2時間くらいで、ちゃんと
回すことが出来るわけです。

ただ、すべての利益が在庫販売から
というわけでもありません。

たとえば先日は、無在庫で出品していた商品を
Farfetchから買い付けして、1点で5万円近い
利益を出したりしています。

当初はFarfetchから買い付けする予定ではなく、
問い合わせがあってから改めて他の買い付け先を
探したところ、Farfetchに辿り着き、たまたま
セールになっていたというのがその経緯でした。

ラッキーと言えばラッキーですが、
ラッキーを掴めたのは間違いなく、
これまでずっと「続けてきたこと」と、
「先入観なく買い付け先を探してみたこと」
という、「成功のための普遍的な条件」
を高野さんが満たす行動をしていたからです。

人それぞれ「幸運」に出会うタイミングがあり、
それは早かったり、遅かったりします。

そのタイミングをコントロールすることは、
残念ながら出来ません。

しかしながら、当たり前のことですが、
幸運は打席に立った人にしか訪れません。

そしてもう一つ言えるのは、
打席に立った回数が多い人のほうが
より多くの幸運に出会えるということです。

私が常々「続けることが重要」と言っているのは、
続けてさえいれば打席に立っていることになり、
それはつまり、幸運に出会う回数を高めることに
なるからに他なりません。

もちろん出会った幸運を「活かし切る」のは、
人それぞれの技量によって上手い下手があります。

大きな成功を早めに出す方は、
ここが違うわけですが、その力も、
結局打席に立ち続けないと伸びません。

打席に立つというのは、BUYMAで言えば、

・売れる可能性が高い商品を選び、

・ライバルより優位に販売できる買い付け先を探し、

・お客さんに見てもらえるように出品して、

・出品したあとも放置せずに振り返ること

です。

この過程で、どんな商品が人気なのか、
それはいくらで、どのくらいの期間で何個売れるのか、
どんなライバルがいるのか、買い付け先は?
その買い付け先には他にどんなブランドが?
ライバルではなく自分が選んでもらえるように
どういう風に出品すればいいのか?

などなど、様々な仮説と検証を経ることで、
多くの経験と知識を得られます。

それを活かしてまた同じ作業を続けていくと、
少しずつ作業の質が向上していくわけです。

その先に、利益単価の平均が2万円だったり、
1件で5万円の利益が生まれる受注があったりします。

言われてみれば当たり前のメカニズムですが、
多くの人が理解していなかったり、あるいは、
分かっている人でもうっかりすると疎かになる
重要な法則です。

「その他大勢」の人たちより少し先に行くために、
あらゆる場面でぜひ意識してみてくださいね。

クリスマスなのに、まったく浮かれた感じのない
堅い内容ですいません笑

ではではー。

P.S.

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選択肢は少ないほうが良いこともある。(第546回)

※2016/12/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

あっと言う間に12月も半分終わりそうで、
もういくつ寝るとなんとやらです。

セール真っ只中ですが、
早くも春夏の新作がぽつぽつ入荷
してきていて、毎年のことながら、
いまいち季節感がないのが12月ですね。

さて先週末は、土曜は東京で、
日曜は福岡でワークショップでした。

東京のほうに参加している高野さんは、
昨日時点で月利約18万円で、
ここ2ヶ月とも、あとほんの数百円で
月利30万円を達成できなかったのを、
今月こそは超えられそうな雰囲気です。

(先月もそんな感じでしたが…笑)

近いうちに間違いなく売れて、しかも
1点あたり2~4万円の利益が出る在庫を
すでに10点以上買い付けて確保しているので、
あとはいつ売れるか、というだけなんですが、
どうせならキリの良い目標を達成して、
気持ちよく年を越したいところですね。

ちなみに、「間違いなく売れる」というのは、
BUYMA内でもう何ヶ月間にも渡って、
安定して売れ続けているから言えることです。

それだけ聞くと、「すごいな」と
思うかもしれませんが、

「BUYMA内で安定して売れ続けている商品を探すこと」

は、実はそんなに難しいことではありません。

それは人気ブランドの人気上位の商品などを
ちゃんとチェックしていけばすぐ見つかります。

(そういう商品を見つけることが難しい
と感じる方は、BUYMAの「基礎的な知識」が
まだ不足していると思ったほうが良いですね。)

本当に難しいのは、そういう売れる商品を、

「利益が取れる価格で購入できる
“買い付け先”を探すこと」

です。

高野さんは昨年6月に、個別コンサル受講と
ほぼ同時に副業でBUYMAを始めたわけですが、
そこから地道にコツコツ作業を続けてきた結果が、
プレミアムショッパーをはじめ、自分より実績が
圧倒的に上のライバルを相手にしても、
1点で数万円の利益を取り続けている今です。

もちろん、そうは言っても、
まだ月利30万円です。

強いライバルにも勝てている場所は
今もまだまだ非常に局地的です。

ただ、始めはまったく歯が立たなかったところから、
少しずつ勝てるところを増やしてきたわけです。

たとえば、今回であれば、
あらかじめ目星をつけておいた人気商品が
セールなったタイミングや、あるいは、
安く買えるショップに在庫が再入荷したのを
見逃さないように、日々チェックしていました。

どんな商品が売れるのか、それは、
いくらで、どのくらいの期間で売れるのか、
ライバルはどんなショッパーがいるのか。

それが高い価格のまま在庫が残っている
ショップはどこなのか、あるいは、以前
在庫があったショップはどこなのか。

そういうことを地道に積み上げてきたわけです。

そしてこれからも少しずつ積み増していき、
成果につなげていくでしょう。

この積み上げるサイクルが早ければ早いほど、
早く大きな成果を出せるようになります。

たとえば、昨年11月のコンサル開始から
ちょうど1年経った先月、初めて
月利100万円を超えたYさんは、
自分の得意なブランドを早い段階で
作り上げることで、その好循環を
生み出すことに成功しました。

自分の得意なブランドというのは、
狙って生まれるというよりは、何かの拍子に、
たまたま縁があって出くわすことが多いです。

出品して、たまたまその翌日に売れて、
そのすぐあとにまた売れたりすると、
なんとなく相性が良いような気がして、
積極的に色んな買い付け先を探したり、
他のショッパーではなく自分から買って
もらえるように試行錯誤したりします。

その結果、
ショッパーとしての自力の底上げにつながり、
「なんとなく相性が良かったブランド」から
「得意なブランド」になっていったりするわけです。

私も参加した10月のイタリア買い付けツアーに
Yさんもたまたま参加していたのですが、
最終的には、そこで、自分の得意なブランドの、
他の同行者が見向きもしなかった商品を数点買い付けて、
それだけで大きな利益を生み出せるようになったりしています。

当たり前ですが、Yさんも最初から
得意なブランドがあったわけではありません。

くどいようですが、これも
これまで積み上げたものがあってこそです。

ちなみに、高野さんもYさんも、例によって
外注さんはいませんし、基本的に買い付けは
海外のオンラインからです。

別にいないことが良いというわけではなく、
それが必須ではないということです。

結構多いのが、海外で買い付けを
手伝ってくれるパートナーもいるし、
出品などを手伝ってくれる人もいる。

けれど、どこに注力していいのかが散漫で
結局成果に繋がりきらないというケースです。

選択肢が広がりすぎることが、
逆に中途半端な行動に繋がってしまい、
それどころか、その選択肢に縛られる
という不自由さを生み出してしまったりします。

そうはならないように、
ぜひ気を付けてくださいね。

ではではー。

P.S.

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