受注管理表の画像と成功に必要なたったひとつの要素(第539回)

※2016/11/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のメルマガで、
トランプが大統領になったことに触れ、

「世界の枠組み、構造が大きく変わる。

普段の生活の中でその実感はあまりないが、
その変化を機敏に感じ、適切に対応したい。」

ということを書きました。

しかし、じゃあ

「具体的に何をすればいいのか」

という話ですが、実際にところ、
特にすべきことはありません。

むしろやってはいけないのは、
株式市場や為替の動き、あるいは、
アメリカや日本の今後の政策などを
憂いて思い悩むことです。

これらは、絶対的に、
自分のコントロール外ですから、
悩んでも何もいいことがありません。

そんなことをせずに、これまで通り
淡々と自分のビジネスに取り組むことにが、
引いては、不安解消のとっかかりになってくれます。

強いて言えば、

これまで“常識”とされていたことを、
一度疑ってフラットに考えてみる

という、このメルマガではお馴染みのことは、
これからさらに意識していくのがいいでしょう。

というか、規模の大小にかかわらず、
自分でビジネスをするという選択をしている人は、
すでに一度常識を疑った経験があるわけです。

なので、その中でも特に、
こんな小難しいメルマガを読むような(笑)
向上心強めの方は、すでに
スタートラインには立っているはずです。

ただ、今度はそれが自分の中での
新しい常識=思い込みにならないように
注意しなければいけませんね。

もちろん、「自分の力で稼ぐ」というのは、
常識を超えた大前提として考えて大丈夫です。

ひとつの収益源に頼らないことで、
人生に様々な選択肢が生まれ、
あらゆる場面で、多面的な判断を
下せるようになるのは間違いないからです。

しかし、自分で稼ぐという選択の根拠を、

2020年以降は景気が悪くなるから…

とか、

少子高齢化が進む日本では云々…

とか、

そういう、もはやステレオタイプと呼んで、
差し支えない論に求めてみたり、

(もちろん私も、会社辞めた頃は、
こういう意識が強かったですが。)

あるいは、その結論として、

雇われる人生なんて絶対ダメだ!

とか、

秒速で稼いでワイキキのプライベートビーチで
ピニャコラーダ片手にMacBook Airでノマドが至高だ!

(そもそもワイキキに厳密な意味での
プライベートビーチはありませんが…)

みたいなのも、当然良くありません。

肝心なのは、
選べるようになった様々な選択肢の中から、
“自分にとって”ベストな選択をすることです。

何がベストかは、その人の考え方、
目指すもの、生活環境、家族構成などなど
色んな要素でまったく変わってきます。

ある意味で、自分のベストを、
自分で考えて評価して選択して、そして
それが本当にベストかを確認する作業は、
「これがベストです」と提示されるよりも
よほど難易度は高いですし、しんどいです。

ただ、イギリスがEU脱退したり、
(確定ではありませんが)
トランプが大統領に選ばれるような、
不確実性がこれ以上ないほど高い
現在においては、そういうしんどさと
ちゃんと向き合っていくことこそが、
自分の人生の舵を自分で取ることに
つながっていくのだと思います。

さて、昨日はコンサル生高野さんと、
対面でコンサルしてきました。

先月は惜しくも月利30万に届かず、
27万円くらいでの着地だったのですが、
11月1日に3万円の商品が売れたので、
10月2日~11月1日という1ヶ月で見れば、
見事初めての月利30万円達成です笑

さて、これまで月利30万円を超えたコンサル生は、
56名中20名いるのですが、高野さんはその中でも
特筆すべき存在だったりします。

それは、月利30万円に達するまでに要した、
コンサル開始からの期間が最も長かったということです。

高野さんの最初のコンサル開始が昨年6月なので、
実に1年と5ヶ月目での月利30万円達成です。

(ちなみに、以前も書きましたが、
初めて月利10万円を超えたのは、
今年の4月、コンサル開始から
10ヶ月目のことでした。)

この話を聞いて、もしかすると、
ネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし、私のような教える立場からすれば、
まったく逆の印象を持ちます。

これまで何度も書いてきたことですが、
結局、「続けること」が一番難しいわけです。

多少上手くいっている人でも、
本業が忙しくなったり、家庭の事情だったりで、
ずっと続けることはなかなか難しいものです。

それを、利益という、
一番分かりやすい発奮材料ほぼなしに、
忙しい本業の合間を縫って、ここまで
続けることが出来たというのは本当に凄い。

ちなみに今月は、昨日のコンサル時点で、
月利15万円を超えていて、その後2件で
約5万円の利益を積み上げ、今月すでに、
月利20万円を突破しています。

狙って在庫販売をして、1件で4万円の
利益を生み出している取引もありますし、
このまま今月こそはキレイに月利30万円、
いやそれ以上の利益を出して欲しいところです。

・先月と今月の高野さんの受注管理表

https://twitter.com/esno_biz/status/796749581862080513

成功に必要なのは努力か、才能か?という
人類普遍の問いに対して、ペンシルバニア大学の
アンジェラ・ダックワース教授は「GRIT(グリット)」という
概念の重要性を提唱しています。

最近日本でも出版された書籍があるので、
ご存じの方もいるかもしれません。

GRITとは、「やり抜く力」と訳されています。

詳しくはぜひ本を読んでいただきたいですが
高野さんはこのGRITが人より優れていたと言えるでしょう。

もちろん、GRITとは、
ただガムシャラにやればいい
という発想のものではありません。

当たり前ですが、
やり抜く過程で必要な努力には、
正しい努力と間違った努力があります。

以前、BUYMAアカデミアの
懇親会の席で、青木さんが高野さんに、

「成果が出るまでそれなりに時間がかかって、
途中で投げ出したり、あるいは、他の人に
師事しようと思ったりはしなかったのか」

ということを質問しました。

そのときに高野さんは、

「自分がエスノさんから言われたことを、
すべて完全にやり切って、それでも
成果が出なかったのなら考えたかもしれないが、
そうじゃなかったので、そうなるまでは
少なくともやろうと思っていた」

ということを仰っていました。

コンサル生が、成果を出すまでに
長く時間を要したということは、
教える側としては当然反省すべきことです。

ただ、その道中を一緒に歩く
道先案内人としては、正しい方向、
つまり正しい努力の仕方を伝えることは
出来ていたのではないかということを、
高野さんの回答と、先月、今月の成果から
思わずにはいられませんでした。

高野さんは、自分が望む人生を手に入れるために、
「やり抜く」という選択肢を選び、そしてその道を
前向きに一歩ずつ進んできています。

この姿勢は、ぜひ多くの方の
参考にしていただきたいですね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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エスノのコンサル生は作業を外注しているのか。(第537回)

※2016/11/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日メルマガで書いたコンサル生Yさんですが、
一昨日も1件で利益8万円の商品が売れたそうです。

先月2件で18万円の利益を出してしまったせいで、
逆に今月は、そんな上手くいくことは早々ないと
身構えていたようですが、フタを開けてみれば、
利益単価の高い商品が同じように売れました。

これは、けしてまぐれというわけではなく、
揃わないといけない必要な条件はありますが、
そのピースさえハマれば何度でも再現可能です。

こういう商品を繰り返し買い付けできると、
とても楽に利益を増やすことが出来ますね。

ここまでの利益単価のものではなくても、
「買い付けさえ出来れば●円の利益確定!」
みたいな商品を把握できていればいるほど、
効率のよい活動が可能になります。

さて、前回のメルマガでそんな話を書いたところ、
コンサル生のAさんから質問をいただきました。

どんな質問かというと、青木さんやYさんをはじめ、
私のコンサル生で大きな成果を出している方は、
作業を外注しているんですか?というものです。

結論から言えば、完全に人それぞれです。

青木さんと、青木さんと同じように、安定して
月利100万円以上を生み出しているTさんは、
ほぼすべての作業をおひとりで行っていますし、
Yさんやノンさんは、出品作業については
外注しています。

みなさん、ご自身の活動環境を鑑みて、
必要なら外注しているという感じです。

ただ、一つだけ言えるのは、いずれの方も、

「“利益の源泉”が作業の外注化には“ない”
という本質を理解している」

ということです。

ここで言う作業の外注化というのは、
基本的には、「単純に数を増やす」
ことにしか作用しません。

BUYMAで成果を出すために必要なことは、

・人気がある(=売れる可能性の高い)商品を

・ライバルと比較して優位性のある条件で、

・お客さんに見てもらえるように適切に出品し、

・出品したあとの振り返りもちゃんとする

削ぎ落としてしまえばこれだけです。

これらをしっかりと踏まえた上で、
作業を外注して数を増やせば、
増やした分だけ、利益という
成果になって返ってきます。

しかし、その基礎が未熟なまま、
闇雲にただ数を増やすだけでは、
残念ながら成果には結びつきません。

先日メルマガ読者のMさんから、
以下のような問い合わせをいただきました。

==========================

(中略)

とにかくASOSを1ヶ月に1000品出品すれば、
50件の受注あり、10万の利益が出るというものです。

必死にやりましたが、結果は850品出して7件の受注でした。

まだ1ヶ月しか実践しておらず、1000品出品できていないのに、
結果が出ない!というべきではないのはわかっていますが、
自分のなかで何かこの先が本当にあるのか?という疑問をもっているんです。

(中略)

==========================

Mさんは、現在師事している別の方に
上記のように言われたそうなのですが、
この文章が、ただ数を増やすだけでは
なかなか成果につながらないことを
如実に表しています。

勘違いしてほしくないのは、
私は別に「外注してはいけない」とか、
「外注すべきではない」と言ってるわけ
ではないということです。

むしろ、事業として、物販を
拡大させていくという選択をするなら、
外注化は必須だとすら思っています。

ちなみに、いまだに私が外注化せず
自分ですべての作業をしているのは、
物販事業を拡大する気がないからです。

(あと、意外と驚かれるんですが、
私もまだちゃんとBUYMAで販売してます^^;)

ただ、それは、「月商」で数千万とか億とか、
そういうレベルの世界を目指す段階での話。

そこまでの規模でないならば、
必要に応じて判断すればOKです。

Yさんもノンさんも、本業が忙しかったり、
小さいお子さんがいたり、あるいは
その両方だったり、人の手を借りないと、
さすがにちょっと厳しいという状況があって、
出品作業を外注したという経緯があります。

それによって生まれた時間を、

・売れる可能性が高い商品を探すこと

・ライバルに優位な条件で出品できる買い付け先を探すこと

・お客さんの目に留まるように出品すること

・出品したあともちゃんと振り返りをすること

などに丁寧に注いできた結果、
今のような成果があるわけです。

作業の外注化などのオプションは、
こういう原理・原則を活かすための
「手段」であって、それ自体は「目的」
ではないということを、忘れないように
しないといけませんね。

ではではー。

P.S.

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利益を効率良く伸ばし続けるために必要なたった2つのこと(第536回)

※2016/11/2の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日、BUYMA管理画面の出品リストに、
ちょっとした変化がありましたね。

気付いている方も多いと思いますが、
「アクセス数」「ほしいもの登録数」の他に、
「カートに入れている数」も確認できるようになりました。

日曜日の大阪ワークショップの時点では、
間違いなく表示されていませんでしたから、
月曜の朝に搭載された機能のようです。

「カートに入れている数」は、当然
多いほど「近々売れる可能性が高い」
と言えるわけです。

先日から配信され始めている

「カート追加 または ほしいもの登録された商品があります」

というタイトルのBUYMA事務局からのメール、
そして今回の変更から、事務局としては、

「キャンセル率をもっと下げていきたい」

と考えていることが分かると思います。

(実際、配信されるメールにも、
そのような注意書きがありますね。)

特にこれからのシーズンは
お客さんの購買意欲が高まり、
問い合わせや受注が今まで以上に
増えやすくなります。

今日から始まった「バッグ」特集などのように、
キャンペーンとともに大きな金額のクーポンも発行され、
そのお客さんの勢いはさらに後押しされていきます。

そのときに、売上を伸ばすことは、
もちろん重要です。

重要なんですが、それによって、
出品商品の在庫管理が甘くなってしまい、
キャンセルが増えるばかりでは、
パーソナルショッパー評価が下がるどころか、
BUYMA全体の印象も悪くなってしまう。

事務局としてはそれは避けたいわけです。

ということで、ここは事務局の方針に
素直に従い、少なくとも、欲しいもの登録や
カートに入れた数が、直近で増え続けている
人気商品くらいは在庫管理にも力を入れたいところです。

また、人気の出品商品の在庫をチェックして、
予定の買い付け先で在庫がなくなっていても、
そこですぐに諦めないことも重要です。

買い付け先を、
出品時点でかなり探したならともかく、
そうでないなら、今一度丁寧に
他の買い付け先を探してみるべきです。

同じ商品を出品するライバルは、
まだ買い付け可能なのか、あるいは、
商品ページの出品状況や問い合わせから
買い付け先に辿り着けるヒントがないか、
ちゃんと確認すべきです。

そういう小さな積み重ねが出来る人は、
少しずつ買い付け先の幅が広がり、
扱うブランドの幅も広がり、その結果、
他のショッパーとの差別化が出来ていきます。

そして、その差別化具合が顕著であるほど、
特にこれからのセールシーズンで大きな利益を
生み出せるようになっていきます。

たとえば、コンサル生のYさんは、
10月に自己最高となる月利60万円
を突破しましたが、この成果は、
まさにそういう小さい積み重ねによって、
生み出されたものです。

Yさんは、もともと一昨年の冬に
コンサルを受講してくださったのですが、
諸事情でその際は1ヶ月のみの受講でした。

ただ翌年の夏前に、
「効率よく利益を出す」という点にこだわって、
改めてじっくり取り組みたいということで
3ヶ月間受講してくださり、その期間中に
初めて月利30万円を突破します。

そしてその後もしばらくは、
その水準を維持されていたのですが、
小さいお子さんを抱えながら、
日中はフルタイムで仕事をされる忙しさから、
少しずつ調子を落としていってしまいました、

そのタイミングで改めてBUYMAアカデミアに
参加してくださり、状況を詳細に確認したところ、

・買い付け先の幅の狭さ

・取り扱いブランドの幅の狭さ

が、まさに一番のネックになっている
という状況が分かりました。

買い付け先が多くのショッパーと被り、
かつ、扱っている商品も被っているので、
必然的に、価格競争になってしまい、
とにかくいくら売っても利益が伸びない
“ジリ貧状態”に陥ってしまっていたわけです。

これは一朝一夕で改善できる問題ではなかったので、
とにかく少しずつでも、問い合わせが来たり、
受注した商品を中心に、その商品の、
新しい買い付け先を探すという切り口から、
買い付け先の幅を広げることを意識してもらいました。

その端的な成功事例として、先月は、
1点で利益が9万円という商品を
2点販売することが出来ています。

これだけで、数ヶ月前の、
少し不調だった時期の1ヶ月分の利益を
軽く上回ってしまいました。

もちろんこれは、利益額的には
極端に上手くいった例ですが、
それ以外の取引でも、この積み重ねが
利益全体を押し上げることに貢献しています。

それが引いては、8月の
久々の月利30万円達成というところからの、
9月に月利50万、そして10月には自己最高の
月利60万円という右肩上がりの成果に
つながっているということです。

一度はそれなりに利益を出せたことがあるのに、
それを伸ばすどころか、なかなか続けられない
という方は、

・買い付け先の幅

・取り扱いブランドの幅

を常に広げようとする意識を持って
活動していくのが特に重要なので、
ぜひ参考にしてくださいね。

ではではー。

P.S.

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