※2016/11/11の記事です。
こんにちは、エスノです。
昨日のメルマガで、
トランプが大統領になったことに触れ、
「世界の枠組み、構造が大きく変わる。
普段の生活の中でその実感はあまりないが、
その変化を機敏に感じ、適切に対応したい。」
ということを書きました。
しかし、じゃあ
「具体的に何をすればいいのか」
という話ですが、実際にところ、
特にすべきことはありません。
むしろやってはいけないのは、
株式市場や為替の動き、あるいは、
アメリカや日本の今後の政策などを
憂いて思い悩むことです。
これらは、絶対的に、
自分のコントロール外ですから、
悩んでも何もいいことがありません。
そんなことをせずに、これまで通り
淡々と自分のビジネスに取り組むことにが、
引いては、不安解消のとっかかりになってくれます。
強いて言えば、
これまで“常識”とされていたことを、
一度疑ってフラットに考えてみる
という、このメルマガではお馴染みのことは、
これからさらに意識していくのがいいでしょう。
というか、規模の大小にかかわらず、
自分でビジネスをするという選択をしている人は、
すでに一度常識を疑った経験があるわけです。
なので、その中でも特に、
こんな小難しいメルマガを読むような(笑)
向上心強めの方は、すでに
スタートラインには立っているはずです。
ただ、今度はそれが自分の中での
新しい常識=思い込みにならないように
注意しなければいけませんね。
もちろん、「自分の力で稼ぐ」というのは、
常識を超えた大前提として考えて大丈夫です。
ひとつの収益源に頼らないことで、
人生に様々な選択肢が生まれ、
あらゆる場面で、多面的な判断を
下せるようになるのは間違いないからです。
しかし、自分で稼ぐという選択の根拠を、
2020年以降は景気が悪くなるから…
とか、
少子高齢化が進む日本では云々…
とか、
そういう、もはやステレオタイプと呼んで、
差し支えない論に求めてみたり、
(もちろん私も、会社辞めた頃は、
こういう意識が強かったですが。)
あるいは、その結論として、
雇われる人生なんて絶対ダメだ!
とか、
秒速で稼いでワイキキのプライベートビーチで
ピニャコラーダ片手にMacBook Airでノマドが至高だ!
(そもそもワイキキに厳密な意味での
プライベートビーチはありませんが…)
みたいなのも、当然良くありません。
肝心なのは、
選べるようになった様々な選択肢の中から、
“自分にとって”ベストな選択をすることです。
何がベストかは、その人の考え方、
目指すもの、生活環境、家族構成などなど
色んな要素でまったく変わってきます。
ある意味で、自分のベストを、
自分で考えて評価して選択して、そして
それが本当にベストかを確認する作業は、
「これがベストです」と提示されるよりも
よほど難易度は高いですし、しんどいです。
ただ、イギリスがEU脱退したり、
(確定ではありませんが)
トランプが大統領に選ばれるような、
不確実性がこれ以上ないほど高い
現在においては、そういうしんどさと
ちゃんと向き合っていくことこそが、
自分の人生の舵を自分で取ることに
つながっていくのだと思います。
さて、昨日はコンサル生高野さんと、
対面でコンサルしてきました。
先月は惜しくも月利30万に届かず、
27万円くらいでの着地だったのですが、
11月1日に3万円の商品が売れたので、
10月2日~11月1日という1ヶ月で見れば、
見事初めての月利30万円達成です笑
さて、これまで月利30万円を超えたコンサル生は、
56名中20名いるのですが、高野さんはその中でも
特筆すべき存在だったりします。
それは、月利30万円に達するまでに要した、
コンサル開始からの期間が最も長かったということです。
高野さんの最初のコンサル開始が昨年6月なので、
実に1年と5ヶ月目での月利30万円達成です。
(ちなみに、以前も書きましたが、
初めて月利10万円を超えたのは、
今年の4月、コンサル開始から
10ヶ月目のことでした。)
この話を聞いて、もしかすると、
ネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、私のような教える立場からすれば、
まったく逆の印象を持ちます。
これまで何度も書いてきたことですが、
結局、「続けること」が一番難しいわけです。
多少上手くいっている人でも、
本業が忙しくなったり、家庭の事情だったりで、
ずっと続けることはなかなか難しいものです。
それを、利益という、
一番分かりやすい発奮材料ほぼなしに、
忙しい本業の合間を縫って、ここまで
続けることが出来たというのは本当に凄い。
ちなみに今月は、昨日のコンサル時点で、
月利15万円を超えていて、その後2件で
約5万円の利益を積み上げ、今月すでに、
月利20万円を突破しています。
狙って在庫販売をして、1件で4万円の
利益を生み出している取引もありますし、
このまま今月こそはキレイに月利30万円、
いやそれ以上の利益を出して欲しいところです。
・先月と今月の高野さんの受注管理表
https://twitter.com/esno_biz/status/796749581862080513
成功に必要なのは努力か、才能か?という
人類普遍の問いに対して、ペンシルバニア大学の
アンジェラ・ダックワース教授は「GRIT(グリット)」という
概念の重要性を提唱しています。
最近日本でも出版された書籍があるので、
ご存じの方もいるかもしれません。
GRITとは、「やり抜く力」と訳されています。
詳しくはぜひ本を読んでいただきたいですが
高野さんはこのGRITが人より優れていたと言えるでしょう。
もちろん、GRITとは、
ただガムシャラにやればいい
という発想のものではありません。
当たり前ですが、
やり抜く過程で必要な努力には、
正しい努力と間違った努力があります。
以前、BUYMAアカデミアの
懇親会の席で、青木さんが高野さんに、
「成果が出るまでそれなりに時間がかかって、
途中で投げ出したり、あるいは、他の人に
師事しようと思ったりはしなかったのか」
ということを質問しました。
そのときに高野さんは、
「自分がエスノさんから言われたことを、
すべて完全にやり切って、それでも
成果が出なかったのなら考えたかもしれないが、
そうじゃなかったので、そうなるまでは
少なくともやろうと思っていた」
ということを仰っていました。
コンサル生が、成果を出すまでに
長く時間を要したということは、
教える側としては当然反省すべきことです。
ただ、その道中を一緒に歩く
道先案内人としては、正しい方向、
つまり正しい努力の仕方を伝えることは
出来ていたのではないかということを、
高野さんの回答と、先月、今月の成果から
思わずにはいられませんでした。
高野さんは、自分が望む人生を手に入れるために、
「やり抜く」という選択肢を選び、そしてその道を
前向きに一歩ずつ進んできています。
この姿勢は、ぜひ多くの方の
参考にしていただきたいですね。
ではではー。
P.S.
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