初受注とコンサル生の話。(第489回)

※2016/2/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

ちょっと遅くなってしまったんですが、
先週水曜日、24日の夜に、今月から
個別コンサルに申し込んでくださったKさんから、

================================

エスノさん!!!

初受注きました。
あわわわわ、どうしようという感じです。
ちょっと、何からしていいのかわかりません!!

================================

というチャットワークが来まして、
めでたく初受注と相成りました^^

私もBUYMAを始めてそろそろ5年経ちますが、
いまだに初受注の衝撃というか、
受注確定メールに目が点になる感じというか、
あの嬉しいはずなのに血の気の引く感じは
よく覚えています笑

売れた商品は、Kさんがこれまで
ブランドとしても、カテゴリとしても、
ほとんど出品したことがなかった商品です。

サイズによってはライバルには
価格で歯が立たなかったのですが、
ちゃんと調べたところ、ライバルたちが
出品していなかったサイズがあり、
それをお客さんに分かりやすく出品したのが
結果的に良かったようで。

おそらく、他のライバルも
調べれば苦もなく見つけられる、
割とメジャーなショップからの買い付け。

しかし、そういう「隙」を
丁寧に突いて出品したことが
今回の初受注に結びついたわけです。

利益は5,000円いくかどうかですが、
「受注できた」という経験、あるいは、
今までに出品してこなかった、ブランド、
カテゴリで成果が出たというのも
今後の展望が拓ける材料になると思います。

ここからが本当のスタートなので、
引き続き一緒に頑張っていきたいところです。

さて、今回の受注は、
初回のスカイプコンサルから9日後、
その商品を出品してからは6日後のことでした。

実はKさんは昨年11月のBUYMA開始以来、
約3ヶ月掛かっての初受注で、しかも
他の方が運営するBUYMAのコミュニティに参加したり、
ツールを使って人気商品をリサーチしたりして、
割と苦しみながら活動してきたがゆえに、

================================

こんなに早く受注できるとは思っていなかったので本当にびっくりしました。
エスノさんのおかげです。
どうもありがとうございます!!

================================

という言葉もいただいたのですが、
これは私のおかげではありません笑

これは謙遜でも何でもなくて、
実際、何をやるべきなのかというのが、

“具体的に”分かっていなかっただけ

という話です。

今回で言えば、ブランド、カテゴリで
新しい場所に目を向けたこと、
サイズ違いで隙があればそれを突くこと、
そのための買い付け先の探し方など、
その程度の話です。

もちろん、それを直接伝えることができた
という意味では貢献できているんでしょうが、
その前提となる知識がすでにあったからこそ、
私が伝えたことをすんなり作業に移せているわけで、
そういう意味では現時点での私の貢献度は
たかが知れています。

時間は掛かったかもしれませんが、
Kさん自身は頭の回転も早く、
PCの作業にも慣れていて、
おまけに英語まで話せますから、
続けていれば間違いなく受注はしていたでしょう。

ただ、そうは言っても、

“具体的に”何をやるべきなのか

というのが分かっていないからこそ、
成果が出ない、伸びないと悩んでいる
そういう方はおそらく多いんだと思います。

私もそれは理解しているからこそ、
今まで個別コンサルという形式で、
スカイプの画面共有や、あるいは
対面でのコンサルを通して、目の前で
一緒に人気商品を選び、買い付け先を探し、
出品したあとのメンテンナンスをし、
問い合わせにどういう対応をすべきかを
考えたりしてきたわけです。

しかし、先日も書いたように、
現実的に個別コンサルという形式では、
私が受け入れられる許容量が
あまりにも限られています。

かと言って、大勢を集めて
セミナーのようなものを行うのも
個人的にはちょっと違う気がしています。

結局、同じ情報を発信しても、
受け取る側によって、その価値は
大きく変動してしまいます。

もしセミナーで伝えた内容が
すべての受講者に等しくインプットされるなら、
さまざまな受験予備校の東大クラスの生徒は、
もっと東大に合格していないとおかしいわけです。

発信された内容を、いかに
今の自分の状況に落とし込んで、
生かしていくかという作業は
意外とハードルが高いです。

発信されたものは一緒でも、
それは各々が実践する中でしか、
自分のものとして身に付かないために、
結果には大きな差が生まれてしまいます。

セミナーを本当に上手く出来る人は、
セミナーで伝えた内容を、受講者が
それぞれ個別の状況に合わせて活用するところまで
伝えることも、おそらく可能なんだと思うんですが、
少なくとも今の私にはハードルが高いです。

ちょっと逸れましたが、大事なのは、

「今の自分にとって“具体的に”必要なもの」

です。

これは、BUYMAで言えば、
買い付け先の探し方について、
通り一遍の「画像検索しましょう」
「キーワード検索しましょう」とかではなく、

「どのライバルのどの画像を使って検索すべきなのか」

「どのショップのどのキーワードを拾って検索するのか、
あるいは、必要なキーワード自体はどうすれば探せるのか」

というレベルの「具体性」です。

要するに、

「利益を出せる人がどんな考え方の元で、
どのレベルまで丁寧に作業をしているのか」

というのを、受け取る人それぞれの
ステージに応じて伝える必要があるということです。

それにはやはり、
一人ひとりに個別に対応していくのが
最も効率がいいと思います。

しかし、個別コンサルでは限界がある。

じゃあどうしたらいいか。

ということで考えた結果、

一つの場所に集まってもらって、
作業してもらいながらコンサルをする

という、まったく斬新さの欠片もないところに落ち着きました。

斬新さはないですが、これなら
一度に見ることが出来る人数は増やしつつ
やりたいこともやれます。

今回重視しているのは、「コンサルの頻度」や
「継続的かつ細やかなフォロー」ではなく、

「自分は今、何をどのくらいまでやればいいのか」

というのを伝えることです。

おそらく多くの方は、
それまでの作業がどれだけ盲目的で、
不完全なものだったか分かると思います。

時間や手間に換算すれば、
ほんの少しのことなのですが、
「ちゃんとやり切れている人」というのは
これまでの経験上、けして多くはないです。

ということで、ざっくりですが、
来週からそういうのがメインのサービスの
新規募集を行います。

今までより多く見ることが出来る
とはいっても、100人とかは無理なので、
数十人という規模です。

あと、その上位プランとして、月1回の
個別コンサル付きのコースも開設しますが、
こちらは、まずはこれまで個別コンサルを
受けたことがある方向けに募集します。

個別コンサル終了後のフォロープラン
という感じですね。

今までも結構ご要望いただいていたので
今回ちょうどいいタイミングということで作ります。

だいぶ話がゴチャゴチャしていますが、
来週ちゃんとまとめてお伝えするので
興味がある方はしばしお待ちくださいませ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

上手くいかないときの心構え2つ。(第488回)

※2016/2/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

少しばかりお久しぶり、というか、
すっかり週間発行の様相を呈していますが、
別にそういうつもりは一切ございません^^;

引っ越しやら個別コンサルの
新規募集やらのいつもと違うことに
完全にペースを乱されておりました…。

さて、前置きは短く本題ですが、
今日はちょっと毛色の違う話です。

BUYMAに限らず、
なにかに取り組んでいると
上手くいかないことというのは
当然起こります。

取り組んでいることに一生懸命で
あればあるほど、上手くいかないと
がっかりしてしまうのは自然なことです。

ただそうなったときに、
将来的に成果を出せるようになる人と、
そうではない人とでは、その上手く
いかなかったことに対する向き合い方が
ちょっと違ったりします。

私は、成果を出せる人になりたいなら、

「こんな風には考えてはいけない」

ということが、2つあると思っています。

ひとつは、

「上手くいかない理由を
自分以外に求めてはいけない」

ということです。

自分以外というのは、BUYMAで言えば、
ライバル、買い付け先のショップ、
BUYMA事務局、あるいはお客さんなどの
「自分以外のすべて」です。

たとえば、よく物販ビジネスでは、
「2月と8月は売上が落ちる」という言説が、
もっともらしい理由をつけて広まっていたりします。

確かに2月は営業日が少ないですし、
さらにセール後でお客さんの購買意欲も落ち着き、
なんとなく売上も下がりそうな気がします。

こういう「大きな流れ」には、
なんとなく逆らえない気がするので
仕方のないことだと片付けてしまいがちです。

しかし、少なくともBUYMAにおいて、
月間売上100万円とか200万円という規模なら
季節による影響というのはまったく関係ない
と言い切ることが出来ます。

たとえBUYMA全体の取引量が
「2月」の影響を受けていたとしても、
その中で自分の占める割合が小さければ、
その影響も微々たるものです。

実際に、以前もメルマガで書いた
月利100万円超えの元コンサル生青木さんは、
1月より2月のほうが良いペースで、
利益を伸ばしているそうです。

彼の月間の売上は、当然
100万、200万の規模ではありませんから、
2月だろうと何月だろうと、自分の施策次第で
ちゃんと成果は出るわけです。

「自分ができる最善の手を、
常に打ち尽くせているのか?」
と徹底して考え抜けるかどうかは、
多くの人が出来ていないこともあり、
とてもとても重要なことです。

で、この

「上手くいかない理由を
自分以外に求めてはいけない」

というのは割とよく聞く話だと思います。

ただ、今回伝えたいのは、
どちらかというとふたつめの

「『今出来ない』という理由で、
自分の未来(可能性)を否定してはいけない」

という考え方です。

取り組んでいることに対して、
なにか上手くいかないことがあると

「自分はこれをやるのに『潜在能力』が足りていない」

という発想をしてしまう方がけっこういます。

文字にすると「そんな馬鹿な」というくらい
おかしなことだと分かると思うんですが、
実際多いのです。

当たり前ですが、「今出来ない」からと言って、
「将来出来るようになる可能性がゼロ」
なわけがありません。

アホみたいな言い方ですが、
未来の可能性は誰にとっても無限大です。

もちろんそれまでに歩んできた道のりによって、
習得してきた知識、経験などが人それぞれ異なり、
上手くいくまでに時間がかかるものと、
あっさりできるようになるものとはあります。

あるいは、「上手くいく」のレベルが高すぎて、
人生をまっとうするまでに間に合わなかったり、
物理的に不可能だったりすることはあるでしょう。

今から私が宇宙の仕組みをすべて解き明かそうと
どんなに勉強しても、おそらく死ぬまでに
その地点には到達できませんし、80歳の
お年寄りがプロサッカー選手にはなれませんし、
人間は身体の構造上、鳥のように空を飛ぶことは出来ません。

しかしながら、「BUYMAで成果を出す」とか
「ビジネスで月に何十万、何百万の利益を出す」
というのは、けして実現不可能な話ではないわけです。

繰り返しますが、人によっては、
上手くいくまでに時間がもの凄く掛かります。

ただ、「今出来ない」から、
「この先も出来るようにならないのでは?」
と考えるのは、ただただ純粋に、
「論理的に間違っている」わけです。

上手くいく人はその「今出来ないこと」を
「出来るようにする」ことにだけ注力します。

出来ないものは出来るようにすればいい。

実にシンプルですが、上手くいくためには
これはとても重要な考え方です。

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を見つけただけだ。」

と言ったのは、かのエジソンさんですが、
この言葉を踏まえて考えるならば、
「今上手く出来ないこと」は上手くいくための
道標ですらあると言えるでしょう。

とりあえず自分で自分の可能性に蓋をするのは
なにも楽しいことがないので止めたほうが良いです。

心当たりがある方、
特にBUYMAを始めたばかりだったり、
成果が伸び悩んでいたりする方は、
ぜひ気を付けてくださいませ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

BUYMAで一番売上に繋がる作業とは?(第487回)

※2016/2/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は引っ越しでした。

と言っても、同一県市区内での
極めて近距離の引っ越しだったので
住み慣れない街に移り住むストレス
みたいなのは一切ないんですが、
やっぱり居を移すのはそれなりに大変ですね。

そんなどうでもいい小話はともかく、
為替がちょっとすごいことになってます。

ドルが一時期111円台と、
2月頭からもう10円近く動いています。

そして同じくらい激しいのがポンドです。

こちらも2月頭の175円から、
現在は161円台まで下がっています。

輸入ビジネスであるBUYMAにとって
買い付け費用が下がる、円高は
基本的に歓迎すべき現象です。

とは言え、黙っているだけだと、
素早く価格を下げてお客さんを掴んだ
ライバルに水をあけられてしまいかねません。

いつも通りライバルの様子を
ちゃんとチェックして、その変化には
適切に対応していきましょう。

さて、先日は、個別コンサルの募集を、
予定より大幅に早く締め切ってしまい
申し訳ございませんでした。

前倒しはいつものことなのですが、
ここまで勢い良く申し込んでいただくのは、
初めてのことでちょっと慌ててしまいました。

実は締め切りのあとも3名の方から、
問い合わせをいただいて、ちょっと
どうしたもんかなと思いつつ、
「個別コンサル」というサービスの
弱い部分を改めて認識した次第です。

その弱い部分というのは、

「一度に受けられる人数が少なすぎること」

です。

こればかりは私のリソースの問題で、
もうどうにもなりません。

もちろん
今までも分かっていたことなんですが、
今回堰を切ったように多くの方から
応募していただいたことで、
はっきり自覚した感じです。

なので、そのへんについて
ちょっといろいろ考えた結果、
近々もう少し違う形式で、
今の個別コンサルほどではないにせよ、
なるべく近い距離、多い頻度で、
いろいろお伝えできる機会を設けようと思います。

今月中には詳細をお伝えするので、
興味ある方はちょっとお待ちくださいませ。

で、ここまでが相変わらず長い前置きです。

本題は「一番大事なことを
間違えないようにしよう」という話です。

突然ですが質問です。

BUYMAの作業の中で、
最も売上に繋がる作業は何でしょうか?








考えましたか?

まあそんな難しい話ではなくて、
「出品」することです。

どんなに人気の商品を知っていても、
どんなに有力なショップを知っていても、
出品しなければ売れません。

当たり前過ぎますね。

ただ、何も考えずに出品するだけでは
まったく意味がない、というのは、
これまで何度も書いている通りです。

売れる可能性が高い商品(=人気商品)を、
ライバルに何かしら勝てる要素を持たせつつ、
お客さんにちゃんと見てもらえるように、
出品することが大事です。

言われてみれば当たり前。

しかしながら、意外とこの当たり前を
うっかり忘れてしまうことがあります。

例えば、強力なライバルの
「買い付け先を探すこと」に躍起になって、
結果的に出品ができない、とか。

例えば、ライバルと比較して、
一応利益が取れる買い付け先は
すでに見つけているのに、
もっと安い買い付け先を探しすぎてしまう、とか。

こういうのはいずれも、
「買い付けの力を伸ばす」という意味では、
重要な作業であることは間違いありません。

そして、「買い付けの力を伸ばす」ことが
ショッパーとしての優位性を高めるのも
間違いありません。

でも、そればっかりやってしまい、
出品しないと、売上には繋がらないわけです。

極端なことを言えば、そんな
強いライバルとぶつかる商品は避けて、
もっと分かりやすい、farfetchとか、
matchesfashionとかから売れている商品を
すぐ探して見つけて出品したほうが、
売上には繋がるわけです。

こういう感じで、目的に対する「手段」が
目的そのものになってしまうという
落とし穴はBUYMAに限らず、
結構そこら中にあります。

会社で給料上げるためには、
「成長」する必要があると思って
ビジネス書をめっちゃ読んで資格取って、
頑張ってる人ってちらほらいると思うんですが、
だいたいそれで給料は上がりません。

(資格取得で保証される給与は別ですが)

なぜなら、会社での給料の上げ方というのは、
だいたい会社ごとに独自のルールがあるからです。

営業成績がいい、上司に気に入られる、
ここぞというプレゼンで結果を出せる、etc…。

その会社ごとの昇給のルールに沿って、
成果を出していかなければいけないんですが、
その成果を出すために必要なはずの
「勉強」そのものが目的化していると、
いつまでたっても給料は上がらないわけです。

そうして「なんで自分は給料上がらないんだろう」
と言いながら、「上司に気に入られる」という
「その会社での成果」を出した人を横目に、
同じような内容のビジネス書を読み続けたりします。

最後のほうは余談ですが、
「目的」と「手段」を間違えないように
気を付けていただければと思います。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから