セールの時期だからこそ気を付けたいこと。(第421回)

※2015/6/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はBUYMAの今期第1四半期の
決算発表の日でした。

ざっと資料に目を通していたんですが、
BUYMAはコールセンターの開設を準備しているようです。

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/06/ir_20150612.pdf

※4ページ目中段

どこまで対応するのか不明なので
まだなんとも言えないですが、
新規のお客さんの増加に向けて
いろいろ準備しているということですね。

さてさて、いろんなショップから
夏のセール開始のお知らせが届く今日この頃。

メールボックスに届く件名が、
英語ばかりになっているかもしれません。

ただ、

それらが届いてざっと目を通し、
あれもこれも安くなっていることに喜び勇むも、

一体どれが売れるものかいまいちピンと来ずに、

ショップとBUYMAを往復するだけで目を回してしまい

結局買い付けはおろか出品もできず、

この状況を生かし切れないと頭を抱えていたりしませんか?

基本的にセールのお知らせが来てから
ショップの在庫を見て、その人気をBUYMAで確認して、
という流れで作業するのは、とてもとても効率が悪いので、
あまりオススメはしません。

逆に普段よくリサーチしている方は、
セールのお知らせが来た時に、

「このショップなら、
あの商品は安くなっていないかな?」

ということがパッと思いつくので、
効率的に出品、あるいは買い付けができます。

そうは言っても、
やっぱり目の前で何十%も安くなっていると
ついつい目がいってしまう…。

もしかしたらそう思うかもしれませんが、
よくよく考えていただきたい。

仮に、人気商品の知識があまりない方が
セールのショップでひとつ商品を選び、
その人気をBUYMAでチェックするとします。

買い付けに掛かる費用を計算しておいて
改めてBUYMAを確認してみると、まず
だいたいは人気が微妙だったりします。

もしほしいもの登録があっても、
実際に売れたかを確認するのにまた一手間かかり、
あるいはせっかく人気がありそうだと分かっても、
実はもっと安い出品者がいて、そもそも
今の買い付け先では価格で全く歯が立たなかったりで、
けっきょく“暖簾に腕押し”的な
手応えのないチェックに終始してしまい、
かなり時間を食ってしまうことが多いと思います。

売れる商品の知識がないと、
本当に1時間に1つでも見つかればいいほう
というようなのが普通ではないでしょうか。

ところがセールだからと言って、
ショップの在庫からリサーチを始めるのではなく、
まず確実に一つは受注のある、
「最近売れたアイテム」や「販売履歴」
の商品からリサーチを始めれば、
1時間で1つしか見つからないということは
まずありません。

リサーチするブランドや手順を
思いっきりハズしていなければ、
3,4件くらいは見つけられると思います。

それは、たまたま1つ売れたのでは?
というような商品も対象にするので、
もちろんすべてが売れるわけではありません。

ただ、1時間で1つ人気商品を見つけられるかどうか
というのと、最低でも1つは売れた商品を、
1時間で複数個見つけられるのとでは、
最終的にどちらが成果を出せるかは言うまでもないでしょう。

また、そうやって
出品にまで至るリサーチをこなすことによって、
BUYMAの中で売れる商品の知識や、
さまざまな買い付け先に当たった経験を得ることができます。

そうなってくると、今度は、
セールのお知らせが届いたとき、
ショップの在庫を確認すれば、
どれが売れる商品なのかというのが
少しずつ分かってくるようになります。

最初はこれまで自分が力を入れて
リサーチしたことのあるブランドの
特定のカテゴリくらいのものですが、
その範囲はBUYMAの中を見続ければ見続けるほど
どんどん広がっていき、やがて、
ショップの中を眺めるだけで、
売れると分かる商品の数が増えていきます。

このくらいの段階になると、
ショップからリサーチを始めても、
効率よく出品、買い付けすることが可能です。

目の前のものがすごく安くなっていて
そのチャンスを逃したくないあまりに、
そちらにばかり気を取られてしまうと、
逆に効率が悪くなってしまいます。

「どの商品がいくらでどのくらいの期間で売れるか」
ということをそれほど把握していないうちは、
地道にBUYMAで人気商品を選びリサーチをしていくのが、
最終的には良い成果につながっていきますね。

ではではー。

P.S.

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BUYMAのCM出演者がすべて公表されましたね。(第420回)

※2015/6/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のBUYMA事務局からのメールで
TVCMに出演するキャストが全員発表されましたね。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=25499

20代女性のキャストは予想通りだったのですが、
お笑い芸人はピースの綾部かなと思っていたので
微妙にハズレてしまいました笑

ピース綾部はセリーヌの
スリッポンをコレクションしていたり、
バレンシアガのTシャツを着ていたり、
けっこうブランド物を身に付けている姿が目につくので、
そうかなと思っていました。

(いずれもレディースなのでオシャレというか、
まあ変な人ですね…。)

テレビでパッと映っているのを見ただけで
それが分かる自分もどうなんだと思いますが、
こんな風に、詳しくなりすぎると
何でもリサーチの材料になってしまいます。

さて、昨日のお知らせのように、
最近はCM放送開始に向けて
事務局からいろんな要求が出てきます。

やれ新規のお客さんのフォローを入念にしろだの、
やれこの機会に出品をとにかく増やしてほしいだの。

もちろん出品者であるこちらとしても
それらは重要な行動には違いありません。

違いありませんが、そのすべてを
事務局の言うとおりにやる必要もありません。

出品者ひとりひとり置かれている環境が違うわけですから
自分がどれを優先して行うべきなのかということは
事務局の優先順位とは合致しないこともあるわけです。

特に、

「お客さんがたくさん来るから
とにかく出品しなきゃ!」

という発想で行動してしまうのは、
無駄な時間を過ごしてしまう可能性が高いです。

いつも言っていることですが、
売れないものは、お客さんが
どれだけたくさん来ても売れません。

すでに毎月ある程度成果が出ている方は、
この機会に出品数をいつもより増やせば、
その分成果になって現れるでしょう。

しかしそうではないのであれば、
数を闇雲に増やす前に、まずは、
なぜ売れないのかという部分を改善しないと
どれだけ出品しても仕方がないわけです。

事務局からの情報は重要なものもありますが
その情報の重要度の優先順位は、ちゃんと
自分で付けなければ振り回されるばかりになってしまいます。

これはBUYMAに限ったことでもないので
ぜひ気を付けてくださいね。

ではではー。

P.S.

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ちょっとしたことが利益につながることもある。(第419回)

※2015/6/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

さっきまでガイアの夜明けで
経営危機に陥っているシャープの特集を観ていました。

私が社会人になったほんの7年前、
誰がシャープのこんな苦境を想像したでしょう。

特集の内容自体は
明るい未来をイメージさせるものでしたが
これから3,000名規模のリストラの実施
などを控えており、現時点では、けして
何かが良くなったわけではありません。

友人も何人か勤めているので
ぜひ頑張って欲しいのですが、正直
なかなか厳しい戦いだろうなと思っています。

こういう先行き不透明な時代だからこそ、
収入源は複数持っておくべきだと
改めて思うのでした。

さて、先日のメルマガで紹介した
大阪在住のコンサル生の方から
昨日30万円を超える受注をいただいたと
嬉しい報告が届きました。

しかしながら、直近の急激な円安で
設定していた価格では利益が取れるかどうかギリギリ
という状況になってしまっていたそうです。

そこでショップに、

「円安のせいで値段が上がり過ぎなので、
 キャンセルしようかどうか迷っている」

と伝えたところ、なんと
約6%分の値引きをしてくれたそうです。

今回のケースは、別件で発生した問題で、
注文確定前にショップとやりとりしていたために
上手いタイミングで交渉できたちょっと特殊な例ではあります。

ただ、このように、ちょっとしたことで
お得な待遇を受けられることは意外とあります。

私も先日とあるショップで
確実に売れる人気商品を2つ注文したあと、
そのショップから

「確認したらちょっとした傷があった。

 5%分返金してそのまま送るか、

 あるいはキャンセルにするかどうする?」

という連絡が来ました。

写真も添付されていたのですが、
そんなに気にならない程度の傷だったので、
5%返金してもらうのはもちろんのこと、
その商品を私が注文した後に、
送料無料のキャンペーンを始めていたので、

「5%OFFに加えて送料無料もやってくれたらそのまま買います」

と伝えたところ、それも承諾してもらうことが出来ました。

送料は30ユーロだったので、
それだけで4000円以上利益が増えたわけですから
遠慮せずに伝えてよかったです。

前者のケースも後者のケースも
ショップの「多少利益が減ってもとりあえず売りたい」
というメリットと、こちらの「出来るだけ安く
買い付けたい」というメリットがマッチしたので、
結局どちらにとっても有益な取引になったわけです。

似たような場面に出くわしたら、
ぜひ真似してみてくださいね。

ではではー。

P.S.

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