※2014/6/8の記事です。
こんにちは、エスノです。
昨日から個別コンサルの募集を再開していますが、
すでに事前面談の申し込みを2名の方からいただいたので、
ちょっと急ですが今回は期限を繰り上げて、
明日9日(月)の24時までとさせていただきます。
このお二人で決まるかどうかは
事前面談でお話してみないと分かりませんが、
10日まで引っ張る必要もなさそうなので、
興味のある方は今日中に確認しておいてくださいね。
■個別コンサルティングの詳細
http://
※こちらはメルマガでのみ募集しました。
次回募集は未定ですが、枠が空き次第メルマガにてお知らせします。
事前面談を申し込んでいただければ、
今回は枠に漏れてしまった場合も、
枠が空き次第優先的にご案内します。
さて、昨日はBUYMAのクーポンの話をしましたが、
すぐに出来るバイヤーからのお知らせへの反映は
もう完了していますでしょうか?
こういうのをすぐに行動に移せるかどうかって
小さい話ですが本当に重要です。
まだの方は、BUYMAのトップページから
クーポンコードを確認して、ぜひやってくださいね!
今日は、仮説と検証の
良い具体例があったので、
それをご紹介しようと思います。
昨日新宿で個別コンサルを実施してきたのですが、
その中で
「人気商品を出品したのに、
アクセス数も、ほしいもの登録数も
まったくライバルに及ばない」
という話が出たので詳しく見てみました。
参考にしたライバルの商品は
・ランキング30位以内の人気ブランド
・2万円台のお手頃価格
・夏の季節アイテム
・アクセス数5000以上、ほしいもの登録数250以上
・お問い合わせの数、約20件
ざっとチェックしたときには
こういう情報を得ることが出来ました。
それに対してコンサル受講生のTさんは
出品後1週間以上経過してもアクセス数は10ちょっと、
ほしいもの登録数も2という状況です。
私がまずライバルの商品を見て気になったのは、
ほしいもの登録数250以上に対して、
お問い合わせの数が20件程度というのは
ちょっと少なすぎるということです。
お問い合わせの数は、
バイヤーからの返信分も含まれるので、
最大でも10名ちょっとのお客さんからしか
お問い合わせが来ていないことになります。
実際にお問い合わせの日時を見ても、
そこまで頻繁に来ているわけではなく、
4月の半ば以降、6名のお客さんから、
お問い合わせが来ているというような状況でした。
本当に今まさに旬で、
しかも2万円台のアイテムなら、
こんなのんびりしたペースにはなりえません。
ということで、理由は分かりませんが、
このアクセス数とほしいもの登録数は
「見せかけのものである可能性が高い」
という仮説を立てました。
それを検証するために、
販売履歴をチェックしたところ、
やはり4月以降数件しか売れておらず、
実際の売れ行きとアクセスほしいもの登録に
かなり乖離があることが確認できたわけです。
これだけだと確実とはいえないので、
同じ商品を扱っている他のバイヤーさんの
販売履歴なども確認したのですが、
結論としては同じような状況でした。
ということで、Tさんの出品したアイテムは
売れるかどうかというところまできっちり見ると
実はそんなにイケてないアイテムだったために、
アクセスとほしいもの登録がそんなに伸びなかったのでは
という結論になったという話です。
結局、なぜ実際の売れ行きと
「人気の指標」が、これほど乖離しているか
というところまでは確認しませんでした。
考えられるのは以下の様なことなので、
・楽天などでもっと安く買える
・BUYMAの何らかの特集でアクセスがすごく集まって
ほしいもの登録もそれにつられて伸びた。
・この商品の売れるピークがまだなだけで、
実はこれから一気に販売が加速していく
・実はもっと安ければもっと売れる
こういう仮説を検証していく必要がありますね。
ただ、今回お伝えしたかったのは、
こういうことを地道にやれるかどうかが
重要だということ。
そして、実は検証をすることは出来ても、
意外と「仮説を立てられない」ということ
を知って欲しかったのです。
コンサル募集のページでもお伝えしましたが、
仮説を立てられないということにも
・仮説を立てちゃうと面倒な課題が増えるから立てない
・そもそも気付かないから仮説を立てられない
という2つのパターンがあります。
さっきのライバルの商品だと、
ほしいもの登録と問い合わせの数を見たときに
少なくともある程度経験を積んだバイヤーであれば、
「ちょっとおかしいな」と思う方は、
一定以上存在すると思います。
しかし、そこから突っ込んで検証するのは
ちょっと面倒臭いわけです。
そのため、検証まではやらない。
「数撃ちゃ当たる」という戦術で
BUYMAを実践しているバイヤーが散見される以上、
その手間を惜しむバイヤーは結構いると思っています。
また、そもそも経験不足などの理由によって、
ほしいもの登録と問い合わせの数を見ても、
特に違和感を感じないでそのまま突き進んでしまう
ということもあるでしょう。
ここを改善するには経験と知識が重要なので、
今回の事例を頭に入れて、同じように生かせる場面がないか
常に意識していただければと思います。
私は、こういうチマチマしたことを
可能な限りやり続けているだけです。
こういう態度でバイヤー活動をする方が増えて、
結果として、もっと効率よく成果を出せる方が
どんどん増えればいいなと思います。
ではではー。
★☆★ エスノ ★☆★
P.S.
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