「あらゆる選択肢を常に想定する習慣」(第251回)

※2014/8/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日今日と、BUYMAからお知らせが
いくつかありましたね。

まずは毎シーズン恒例の、
Stock clearance saleについて。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=18102

要するに在庫一掃処分セールというやつですね。

在庫になってしまっている商品がある方は、
確実に特集に乗れるようにしておきましょう。

それから、BUYMAのTVCMが打たれたようです。

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2014/08/press_20140814.pdf

なぜか関東圏ではやらないのですが、
以下から見ることが可能です。

https://www.youtube.com/user/BUYMACM

各エリアの主要局での放送なので、
それなりの反応が見込めるのではないでしょうか。

さらに、18日24時までに会員登録をした、
CM放送エリアの方限定でクーポンの配布もあるようなので、
それまでにちょっと出品を頑張っておきたいところですね。

さて、前回のメルマガで、
私がるろうに剣心の映画を観に行って、
最初の1時間くらいしか起きておらず
あとはほとんど寝てしまったという話を書きました。

それを受けて、

「1,000円ちょっと払って寝に行ったようなものですね」

と結んでこの話題は終わったのですが、
この発言の意味は正しく理解してもらえていますでしょうか?

私は150分の映画のうちの60分起きていて、
あとの90分は寝ていました。

それを時間割で計算すると、
映画の鑑賞には1800円掛かっているので、
90分に当たる料金は1,080円です。

その1,080円を指して

「1,000円ちょっと払って寝に行ったようなもの」

と表現したのですが、こういう意味だったということは
間違いなく伝わっていましたでしょうか?

もしかしたら中には、
映画代1,800円すべてのことを指して
「1,000円ちょっと」と表現した
と思っていた方もいるかもしれません。

確かに、日常生活において、
1,800円のことを「1,000円ちょっと」と
表現しないこともないでしょう。

1,800円は「1,000円ちょっと」と
表現するにはちょっと高いと思った方は、
もしかしたら、なにか割引を使って、
1200円くらいで映画を見たのかな?
と思ったかもしれませんね。

何が言いたいかというと、
ひとつの文章表現を見たときに、

その真意として考えられるすべてのことを、
常に洗い出そうとする習慣はありますか?

ということを今回はお伝えしたいのです。

繰り返しになりますが、
映画を観に行って寝てしまったときに、
「1,000円ちょっと支払って寝に行った」という表現は、

・映画上映時間全体に対して、
寝ていた時間を時間割で計算した数値なのか(私の真意はこれ)

・通常の鑑賞料金1,800円のことを指していたのか

・1,800円は「1,000円ちょっと」ではないので、
何らかの方法で割引された鑑賞料金が1,200円とか1,500円くらいで、
その料金を指していたのか

というような可能性が考えられます。

「いやいやそんな小話程度のことに、
そこまで頭使って読んでられないよ!」
と思うかもしれませんが、こういう習慣があるか
というのは非常に重要だと思っています。

例えば、先日お客さんから

「EU40サイズをお願いします」

というコメント付きで、
いきなり注文が入りました。

その靴はレディースだったのですが、
メンズも履けるデザインで、購入者も男性でした。

ここで普段からあらゆる可能性を考える習慣があると、
このコメントを見たときに当然の疑問が湧いてきます。

このEU40というのは、
レディースサイズなのかメンズサイズなのか
お客さんはどちらを意図しているのだろうかと。

そのブランドの公式サイトでは、
EU40は、レディースで27cmくらいで
メンズでは、25cmくらいということになっていました。

要するに、いずれも考えられるわけです。

ここでもし、
お客さんの意図するところが「メンズの」EU40だった場合、
そのままうっかりEU40サイズを注文してしまうと、
大きすぎて履くことができずトラブルになってしまいます。

この話は、比較的多くの方が、
「メンズとレディースのどっちなのかな?」
と思いつきやすい例だと思います。

しかしこういう「あらゆる選択肢を常に想定する習慣」は、
文章表現の解釈にかぎらず、買い付け先を探すときにも
有効だったりすることがよくあります。

先日メルマガで書いた、
farfetchは普通の商品とセール品が
サイト内で完全に分けられて掲載されている
というのに気付けたのも、まさにその習慣の賜物でした。

「ライバルの画像がfarfetchっぽいのに、
その画像がfarfetchで見つからない」
という状況に陥ったときに、
“なにも先入観を持たずに”考えれば、

・実はその画像はfarfetchではない

・farfetchでは在庫切れになってしまい、
すでに画像が取り下げられてしまった

・farfetchの中で、まだ探し切れていない

この3つの選択肢が得られるはずです。

このうち3番目の可能性について
ちょっと深堀りした結果、
先ほど挙げたfarfetchの特徴に気付けた
というわけです。

ちなみに、もう少し汎用性高く考えるなら、
まず以下の2つに分岐します。

1.実はfarfetchの画像ではない

2.farfetchの画像だが、何らかの理由で見当たらない

さらに2は以下のように分岐します。

2-1.過去には表示されていたが今は表示されていない

2-2.今も表示されているが探し切れていない

そして2-2は以下のように分岐するわけです。

2-2-1.自分の注意力不足で探し漏れている

2-2-2.サイトの構造的に見つけにくい部分にある

実際のところ、
2-2-2をいきなり思いついたというよりは、
最初は2-2-1が原因だと思いもう一度確認していたら、
セールシーズンにもかかわらず、自分の見ている範囲に
セール品がまったく出てこないことに気付き、
2-2-2という仮説を立てたら正解だったという感じです。

なんかものすごく長くなりましたが、

「あらゆる選択肢を常に想定する習慣」

というのを、ぜひ意識してみてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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BUYMA事務局から【重要】なご連絡がきました。(第250回)

※2014/8/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は珍しく早起きしたので、
るろうに剣心の映画を観てきました。

私が小学生の頃にアニメになった作品が、
20年近く経って実写映画になるのですから
まあなんだか不思議な感じがします。

というかドラゴンボールも
新しい映画をまたやるみたいですし、
単純に我々の世代がターゲットにされてるだけ
という気もしますが笑

肝心の映画は、
1時間経ったくらいですっかり寝入ってしまい、
目を覚ましたのは最後から15分前くらいでした^^;

1000円くらい使って寝に行ったようなもんですね…。

さて、映画を観終わってカフェでパソコンを開くと、

【重要】出品商品に関するご連絡【BUYMA】

というタイトルのメールがBUYMA事務局から。

嫌な予感がしつつ開封すると、

=============================================

商品の説明内容を拝見させていただきましたところ、
当該商品とは関係のない下記の記載を確認いたしました。

(中略)

そのため、商品は「中止ステイタス」とさせていただきました。
上記のような自己紹介文はすべてご自身で削除していただき
出品ステイタスに変更してください。

=============================================

とのことで、なんとすべての商品が
「出品停止中」のステータスに!

実は私は、以前から商品ページに、
自分の自己紹介みたいな内容を
ほんのちょっとだけ書いていました。

これは私がBUYMAで活動し始めた直後に考えたことで、
なにか効果的だったわけではないのですが、
商品コメントのテンプレートにずっと入っていたので、
いまだにすべての商品に書かれてしまっていたのです。

これが規約違反だということで、
今回このような措置が取られたというわけですね。

文句を言ってもしょうがないので、
該当の文言を全て消し、
ついでに出品商品の在庫確認しながら、
「出品中」のステータスに
ひとつずつ戻していきました。

幸い私は出品数が少ないので、
大して時間も掛からず復旧しましたが、
先日の通常出品価格に関する変更や、
タレントさんの画像利用の取り締まりなど、
やはり事務局は今、いろいろ細かい部分で
監視の目を強めている感じがします。

故意であろうとなかろうと
ルール違反はルール違反ですので、
規約に違反していないかどうかは
常に意識しておきましょう。

とりあえず、私と同じように、
商品コメントなどに無関係の内容を記入している場合は、
少しずつでも消していくのが良いと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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有名ショップの見逃しやすい特徴。(第249回)

※2014/8/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はスカイプで、
お二方とコンサルを実施しました。

お一人は今日が初回だったので、
人気商品の見極め方や、
参考にしやすいパーソナルショッパー(PS)を
効率よく探す方法について、
スカイプの画面共有機能を利用して、
具体的に見ていきました。

このあとは、今日お伝えしたことを、
改めて一人で実践していただきます。

そして、実際にやってみた結果、
上手くいかなかったことの改善方法や、
成果を出すためにさらに必要なことを
最低でも1週間に1回程度はスカイプなり対面なりで、
お伝えしていく機会を設けます。

やはり一人でやっていると
なかなか気付けないこととか、
注力すべきではない部分の判断が
最初はなかなか上手くできないので、
そういうことを私がガイドしていく感じですね。

ということで、今日は
一人だとちょっと見逃しがちなことについてです。

お馴染みのfarfetchなのですが、
ここは普通のカテゴリとSALEカテゴリが、
完全に分けられているということはご存知でしょうか?

例えば、BRANDSから「バレンシアガ」を選択し、
バッグや財布などのカテゴリに行って商品を探しても、
そこにはバレンシアガのセール品は掲載されていません。

バレンシアガのセール品は、
最初に「SALE」をクリックしてからでないと、
探すことが出来ないような仕組みになっているのです。

これを知らないと、
ライバルのPSの出品写真が
どう見てもfarfetchの画像なのに、
どれだけfarfetch内を探してみても、
該当するページを見つけられない
ということになりかねません。

このように、普通の商品とセール品が、
サイト内で完全に分かれてしまっているショップは
他にもいくつかあったりします。

もちろん、
farfetchもずっと同じシステムではないので、
いつかは普通のカテゴリの方にも、
セール品が掲載されるかもしれませんが
そもそもこういう特徴を持つショップがあることは
頭に入れておくと良いですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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